2010年2月28日日曜日

野生のエゾフクロウ

先月のWisdom96例会では、フクロウのペリットを分解してみるという実習を黙々と夜中までやってしまいました。大変興味深い内容です。
そんな縁なのかは別として、今日行った千歳の家で、「エゾフクロウ」を見ることができました。
野生のものをこうやって昼に見たのは初めてです。
カラスに追い回されて、その辺の木を飛び回っていたようですが、それほど長い間飛ぶことはなく、無事に発見することができました。春に小学生になる子が一生懸命探してくれていて嬉しかったです。
一緒に見て歩きました。小学校では色々なことに興味を持って頑張って欲しいなと思いました。
で、このエゾフクロウ、夜までこの木にとまっているのだとしたら、きっとペリットをはき出すのだろうなと思います。そうなるとその敷地内を探すときっと色々発見できるのでしょう。今は一面雪ですから。大変探しやすいです。
往復100kmが邪魔をするな・・・。もっと近いときに色々挑戦しておくんだった・・・というのはいつもの反省で、じゃあ今は全力なのかと問われるとまた微妙だったりするわけで・・・

人気ブログランキングへ

見納めになりませんように・・・

解剖実習用の子ブタをもらいに千歳まで入ってきました。
#ところが、昨日からどう考えても風邪。ヤバイです・・・
回収し、早々に撤退しましたが、途中でもうあまり撮影できなくなりそうなものが。
路肩に車を止め、マクロレンズで(笑)撮影しておきました。
自分はJAL派なので悲しい現実ですが、史上最大の赤字を出したらしいです。
どちらにしてもこの747は撤退です。
それまでに一度は乗っておこうと思います。
燃費が悪いに決まっていますよね。エンジン4発ですから。
こちらにたくさん写真が出ています。下からじゃない奴(笑)

人気ブログランキングへ

2010年2月27日土曜日

ムンバイへ戻る飛行機

Chennnaiを発ち、Mumbaiに戻る日です。
国内線のターミナルは微妙な感じでした。ベンチに座った途端、がたんといって傾きます。下のクッション部分が外れていて、段差が10cm位あるのです。
自分は日本人の中では重たい方ですが、その隣に来た親子連れが座ったとき、面白いことが起こりました。まあ親子連れと言ってもおじいさんと自分くらいの年齢の女性なのですが、順番が自分(椅子は現在一番下がった状態)、おじいさん、その孫らしき女性。
すると、シーソーのように、そちらに傾くのです(笑)
自分はビックリしたのですが、おじいさんはニヤニヤ状態。
そして、彼女が何かを買いに行った途端、またガタンと音を立てて自分のほうに傾きました。
外国人が良くやる、肩をすぼめ、こりゃ参ったわ的なゼスチャーのあと笑っていました。
こちらも笑うしかありません。
 
そんなこんなで空港ビルで1時間ほど。

こうやって、キングフィッシャーの飛行機を撮りに席を立っても、お孫さんのほうは当然下がったままです(笑)
自分たちは、JetAirwaysで戻りました。狭く機内サービスは200mLの水のみという機内でした。

人気ブログランキングへ
タラップ設備はナシ。みんな歩きです。

Fort St.George @Chennai/India

一発の爆弾型の大きめの容器に、たくさんの子弾を含んでいる爆弾で、武器としては強烈、人道的には最悪の部類にはいる爆弾ですね。
残留した不発弾などが、まるで地雷のような効果を生み出すことから、2008年に様々な制約を加えたようです。全面的に禁止しないのは不思議な気がしますが。そして日本が持っていることもまた不思議でなりません。
詳しくはWikipediaでどうぞ。
で、このクラスター爆弾をインドで見ることになるとは思いませんでした。
ChennaiにあるFort St.Georgeの博物館に行ったとき発見したのです。
この城塞は、有名な東インド会社が建てた商館を守るために1643年に建築を始めたところのようです。
現在も政府機関がたくさん入っている地区にあるため、かなりガードがきつく、パスポートも要求されました。当日は要人が来るらしく、さらなるガードと入場制限で、博物館しか見ることができませんでした。ちょっと残念。
そして見たのがこれです。

当時からクラスター爆弾はあったのですね。子弾一個が砲丸投げの玉くらいありました。この効果は絶大だろうと思います。
このような殺人兵器をつくりだし、そしてそれを撃ち出す大砲などにはこんな綺麗な装飾を施すというバランス感覚は本当に不思議です。

昔の武器類を見ると確かに美しいのですよね・・・なんなのだろう。
こんなのもありましたよ・・・

そしてこの城塞の形は注目です。
GoogleMapでご覧下さい。
北海道にもありますよね。
人気ブログランキングへ

イカ2種・・・浅虫水族館・青森

浅虫の水族館に2種類のイカが泳いでいました。
ヤリイカ科の仲間であるアオリイカ。透明な感じで美しいです。これは福岡の居酒屋で食べたな〜。
コウイカに似ているのですが、中の甲は軟甲です。この甲、英語ではPenと言います。
結構活発に動いてはいましたが、撮影は可能でした。散々写した後に「ストロボ撮影はご遠慮下さい」と書いてありました。ごめんなさい・・・。
釣りの対象にもなるようですね。なかなか面白そうです。

もう一種類はコブシメ。コウイカの仲間です。
これは昔チョコエッグに良く入ってたな。食玩の走りですよね。大人買いをしていました。懐かしいです。
随分大きくなるイカのようです。食べたことはないのですがどんな感じなのでしょうか?
これが普通に手にはいるのでしたら是非解剖してみたいものの一つです。
甲がどのように入っているのかをしっかり見てみたいです。

イカってやっぱり不思議な生き物ですね・・・
人気ブログランキングへ

立鰭筋・・・

刺身でヒラメやカレイの「エンガワ」というのがあります。
これは、鰭の周辺に付いている筋肉で、立鰭筋と言われる筋肉です。
ヒラメやカレイの仲間は、海底で生活していて、浮き袋を持ちません。
浮力の調整ができませんから、身体を一生懸命動かすしかないのです。
「いったんもめん」のように身体をヒラヒラとくねらせるだけではなく、身体の周辺に付いている鰭を有効に活用しています。
そして、この写真をみても解るように、まるで足のように思いっきり活用し、まるで立ち上がるかのような動きもするのです。
これだけ活発に動かすことと、周辺部をとりまくように広範囲に付いているから、「エンガワ」として売られるのですね。
あのコリコリとした食感と、脂ののった感じはたまりませんよね・・・

人気ブログランキングへ

2010年2月26日金曜日

給油・・・・・・

インドには本当に野良ウシがいるんですか?って生徒に聞かれます。
そして説明してもなかなか理解してもらえません。
こんなガソリンスタンドの写真があれば少しは理解してもらえるかな。
IndianOil・・・Check&Fillで満腹のウシなのかもしれませんね。

人気ブログランキングへ
ガソリンは日本と同じ程度の価格設定でした。
ということはやはり車は贅沢なのでしょうね。

メキシコサラマンダー

その名前を聞いても、おそらくピンと来る人は少ないでしょう。でも「ウーパールーパー」だと俄然認知度が上がります。
そんな生物が、このメキシコサラマンダーです。
有尾両生類ですが、生涯水中生活者。幼形成熟と言われるように、幼生の形を残したまま成熟していきます。
エラは左右に3本づつ。何とも不思議な生物です。
名前の通り原産はメキシコですね。今は飼育種のみの流通。もらったのが孵化して泳ぎはじめています。基本は単独飼育なので、どうしよう・・・

人気ブログランキングへ
カメラぶっ壊れました。ガックリ。

2010年2月25日木曜日

世界遺産の海岸寺院@マハーバリプラム・インド

世界遺産の海岸寺院へ移動します。
ちょっとあまりにも暑いので、まずは椰子の実ジュースを。
自分は呑む気がなかったのですが、同行者が呑みたい、でも細かいお金がない、おじさんもおつりがない・・・じゃあ呑んでよという構図で呑まされたに近いのですが。そういやその時のお金はどうなったんだ?自分が小銭持ってたんだったかな?絶対に奢ってくれないはずなので・・・たとえこの椰子の実ジュースが20円だったとしても(笑)

まあ、椰子の実の成長具合もあるのでしょうが、自分のは「ジュースだけだわ」といって何もなかったのですが、同行者は中のナタデココになるべき部分を食べてました。いいな〜(笑)
#後ろのバターボールわかりますぅ?後ろはすっぱり切り落とされてますよね?
そのおじさんが使っているナイフ?もなかなか格好がよいのですが、写真を撮らせてと言うともの凄く自信ありそうな手さばきでサクサクと切ってくれました。技です。

そしてその後ろでは帽子などを売っている店が。もう帰りまで日数もないので、買いませんでしたが、すでに日焼けで一度脱皮しました(笑)
格好が良いなと思ったのは隣にある発電機。どう考えてもどこかの車から取ったエンジンですが、こう言うのを使っていくのはすごいです。環境には悪いでしょうが。
何にも捨てないのでしょうね。すごいすごい。

この海岸寺院は海岸寺院と言うだけあり、本当に海岸にあります。そして、当然圧倒的な風化作用を受けているのです。8世紀に建てられた寺院なのだそうですが、7つあったもののうち残っているのは今の一つだけ。
防風林も作ったようですが、ちょっと風化の激しさに対応できていないかなと思います。
今まで見てきた寺院は石窟寺院でした。彫っているのですね。しかしここは石積形式で建てられたものです。作るのは場所も選ばないですし、石積みのほうが効率はよいのでしょうね。

今写真を現像して気づいたのですが、先端部は石じゃないのかな?素材は違いますね。

そしてここにもゾウがいます。すごいです。でかい(同じ感想かい・・・)。
こちらは形が形だけにあまり風化を感じません。もちろんしているのですが。

この辺のショットも、風化を強く感じます。
この町、マハーバリプラム・・・正式名称はマーマッラプラムはきっとこの寺院を建てた頃には栄えていたのでしょうが、現在は随分小さな街。なんだかこの海岸寺院の風化と街の様子がなんとも重なって見えるのです。
人気ブログランキングへ
なぜか途中でブラウザのシャットダウン頻発。3回も消えました。
応援よろしくお願いいたします。

カクレクマノミ@浅虫水族館・青森

青森県、浅虫の水族館で撮影したカクレクマノミとイソギンチャクです。
イソギンチャクは刺胞生物で、触手の先端部から針のようなものを出し、獲物を捕らえます。
しかし、このカクレクマノミは、イソギンチャクの刺胞への耐性があって、この中に潜むことができるのです。うまく進化していますね。そしてイソギンチャクの食べ残しなどを食べて生活しているのです。
全然痛くないのでしょうかね?不思議です。

人気ブログランキングへ

2010年2月24日水曜日

アルジュナの苦行@マハーバリプラム・インド

チェンナイのホテルの前で、オートリキシャーのおっちゃんとなぜか友達になりました。
まあ、お互いの利害関係がちょうど一致した感じです。
チェンナイから観光でマハーバリプラムに行こうとして、たまたまホテル前のリキシャーにのって、観光案内まで行っただけだったのです。
ところが自分らの希望ツアーはまさかのFull。しょうがないな、バスで行くかなと思っていたら、「そんならリキシャーでいこう。バスより早く行けるから」とか言い出す始末。そして金額も大幅ディスカウント。二日間拘束でRs1000。
ガソリン代を先にくれとかいって、面倒だなと思いましたが、まあ、良かったです。次の日も頼みたいことがあったのですが、「あとRs100ちょうだい」とか行ったので、「は?なにそれ、もういいさよーなら」で終了した後味の悪さもあったのですが。
たしかにバスよりも短い時間で、到着はしました。

まずはアルジュナの苦行。世界最大のレリーフだそうです。
これも結局神話の世界を全く理解していない自分にとっては、「うわ、ゾウでかいな」位なもので、もったいなさ過ぎます。
幅29m、高さは13mもあるので、確かにインパクトは強烈です。写真にもなかなかうまく収まりませんでした。
近くには有名なクリシュナのバターボール。これがまた不思議。巨大なのです。そしてどう考えても一押しで下に落っこちそうなのですが。ゾウで引っ張っても落ちなかったのだそうです。ここにもいるヤギで大きさをイメージしてください。

下から見るとまん丸ですが、上から見るとすっぱり切り取ったような形なのです。
その近くの岩山にのぼります。こんな建物もあって、やっぱり歴史を感じます。古い灯台もあります。ここも多くの観光客が来ていました。

そして、灯台の建物にはチェーンがかけてあって、隙間からは子犬。前回親犬に追いかけられているので反省を込めて遠巻きに見ましたが、どうも親犬はいないようです。フラフラと出歩いていました。自由だな・・・。

人気ブログランキングへ
今日もこんな時間の更新ですが、応援よろしくお願いいたします

肉球3種盛り

肉球は何ともいえない触感をもっていて、見た目もかわいらしいです。
この前、動物園にいったとき、3種類の肉球が写っていました。ラッキーです。
掌球が中心にある一番大きな肉球。そして指には指球。
ホッキョクグマの肉球は大きくて触りごたえがありそうです。

掌の大きさを実感できますよね。
これで兄弟はバシバシたたき合っています。
人間が間に入ったらおしまいという感じです。
そしてこちらはライオンのもの。

ツメを出すともっと格好がよいのでしょうが、信じられないほどだらりとしていましたので、こんな状況の写真しか撮影できませんでした。
最後はオオカミ。500mmのレンズですが、なかなか良い環境に恵まれませんでしたが、今回は良い感じ。檻もうつらないですね。
先日のトラも同じレンズです。今度はこのレンズに三脚で撮影に行きたいなと思います。手持ちでもこれだけ行くならなかなか面白そう。

人気ブログランキングへ

2010年2月23日火曜日

クリスマスローズ@百合が原公園・札幌

クリスマスローズも、ビオラとおなじように「種子から育てると同じ花が咲くことはない」そうです。
そして、この花がまた何とも美しいのです。
何というのでしょうか・・・決して派手ではないのですが、気品があるというか・・・まあ、美しいのです。
そして、それが萼片だというのがまたすごいですね。以前も紹介しましたが、花弁は内側にある筒状になったものだそうです。そこから蜜が出ているのとか。
しかし、これだけ色々なバリエーションが出れば、色々と工夫して栽培してみようという気持ちにはなりますよね。
何ともいえないこの花の味わいをどうぞ・・・

上品な色の入り方・・・
そして花弁がはっきりわかるこちらの花

こんな形の「萼」もあります。何ともいえない形状です。おまけにスポット状の色づきがまた綺麗。

人気ブログランキングへ
今日も応援よろしくお願いいたします!

ミカンにありがとう・・・(号泣)

こちらの記事から。
+++引用
 ミカンに「ありがとう」「死ね」と話し掛け、変化の有無を観察する「言霊(ことだま)大実験」が昨秋、県南地域の中学校であった。言葉の大切さを考える道徳学習だという。
+++ここまで
文部科学省は道徳の指導をしっかりやるようにと指導してきています。
むしろこういうのをさせないような指導をしていただきたいものだと思います。
これはずっと前から大問題になっている「水からの伝言」という本からの派生でしょう。
Wikipediaで「水からの伝言」を検索してみると解りますが・・・
え〜
+++引用
しかし、最近になってこの分野の研究者も増え、科学的な実験結果からそれをうらずけるものも寄せられるようになってきており、批判の意見と肯定する実験結果が存在する状態になっている。 今後の科学の進展と検証を待ちたい分野である。
+++ここまで
これなので、Wikipediaはといわれそうな展開になっています。
真剣にやる中学生がいるのでしょうか?
信じてしまうのかなぁ・・・
人気ブログランキングへ

夕方六時のビーチ@チェンナイ

チェンナイの海岸。何時頃だったのか記憶もなかったのですが、時計を見るとどうやら夕方の6時頃。
日の沈み方はこんな感じです。日曜日だったはず。それでもこんな感じで随分活気があるのです。まだまだみなさん帰る様子もありません。
色々な物が売られていました。食べ物もそうですが、遊ぶものも随分多いです。
北インドの時もそうでしたが、凧揚げは大人気のようで、この写真にも写っています。
後驚いたのは手回しのメリーゴーランドや観覧車。小規模なだけに、なんだか随分速いのです。観覧車なんかものすごい勢いですから、遠心力ですごかったです。

駅に向かう途中の何かの像です・・しっかり見なかったのですが、格好は良かったです。おそらく何か由緒あるものなのでしょう。時計がここに写っています。
このあと大きめな道路を横断するのですが、驚いたのは女性警官のスタイルのすばらしさです。足長過ぎ。本当にアニメの世界から飛び出してきたかのようなバランスでした。
「え?ながすぎない?」と思わずいってしまうほどでした。でもちょっと怖そうだったので、道路渡るのは躊躇してしまいました。まあ、誰も信号なんか守ってないから良いのですがね・・・(ホントか)

そして駅。
こんなに格好の良い駅なのです。そしてインドの割にはかなり綺麗。
閑散としています。このあと、ビーチからのお客さんがたくさん来ると混むのでしょうね。
電車の中でごっついお兄さんが話しかけてきました。どっから来たんだとか、どこに泊まってるのかという話からはじまって、日本のこと知ってるということになり、話をしていくと、空手を習ってたのだそうです。
そして名刺までくれて・・・でも似たような体型ではありましたが自分空手はやってませんので、ご挨拶に「押忍」といって分かれました。
ごっつい体型に似合わずずっと手をふっていたのが何とも印象的。やっぱりインドの人はいい人が多いんだよ。

人気ブログランキングへ

2010年2月22日月曜日

割り箸を観察すると

「居酒屋で生物学」という特集を2年間にわたって連載させていただきました。当初1年間の予定でしたから、後半結構厳しいことになってしまいましたが、居酒屋さんは生物のネタだらけです。その一部分はマニアックに紹介することができたなと思っています。
そんな連載の最終号は「爪楊枝と割り箸」にしました。居酒屋さんの場合は今でも割り箸のところが多いでしょうから、なかなか面白い素材だと以前から気になっていたものを紹介できたかなと思います。
その時に撮影したスギの割り箸の表面がこれです。
顕微鏡で観察するために切片を作るのはなかなか大変なのですが、普通の光学顕微鏡を反射光で観察するというおよそセオリー違反の観察方法です。
年輪の部分の濃淡もわかりますし、その間を橋渡ししてくれている管の様子もよくわかります。まるで絣(かすり)模様のようですが、こんなのを見ながら食事をしている人なんかいませんよね(笑)
でも、竹箸と比べたりするとなかなか面白いのです。臭いを嗅ぐとシラカバやアスペンの違いもわかるようになりますし・・・
で、問題は「だからどうなの?」というところですが、「それだけです」けどね。
その「それだけ」がもの凄く面白いわけですよ、気がつくと。
是非今度割り箸を見てください。
今度の記事もそろそろ出版になる3月号に出るのだと思います。
理科の探検という月刊誌です。

人気ブログランキングへ

チェンナイのビーチ

チェンナイに無事に到着し、MRTS(都市高速交通)という電車を使ってビーチに行きました。夕暮れです。
ビーチの外れから入ったためか、その砂浜は恐ろしい数の排泄物。がっかりです。まあ、向こうにはもの凄い数の人が見えていますから、トイレなどがない現実を考えると仕方がないのかもしれませんがずっこけました。本当に泳ぐ元気も無くなってしまいました。
でもこんな感じで椰子の実も漂着していて、南の海岸・・・という雰囲気です。
なかなか良い雰囲気なのですがねえ・・・

現地の人には遊びの場所、デートの場所という感じです。
それにしても海からの風はかなり強かったです。
何となく潮を浴びた雰囲気になります。
きっと青空の下だと気持ちがよいのでしょうが、夕暮れだし、嫌のものも見てしまいテンション下がり目なのが大きな理由なのかもしれません。

しばらく進むと、見えてきたのはこんな風景。
遊び場としている多くの人と、このように漁師さんの活動の場所が混じり合っているのです。
日本ではなかなかない風景です。
港などもなく、砂浜にとめた船をみんなで海に引き入れて荒波に向かっていく姿は逞しいです。

道具はなんだか心配になってしまいそうなくらいなものですが、漁の成果はこんな感じです。
なかなかすごいなと思います。

この人達の船はエンジンもなし。手こぎです。
すごい波なのに、へっちゃらなのですね。
まあ、それでも引き上げるのには大変苦労していました。
みんな見ているのでなおさらです。
この魚じっくり見たかったです。
人気ブログランキングへ

2010年2月21日日曜日

ビオラ@百合が原公園温室・札幌

百合が原公園の温室はクリスマスローズやビオラを展示しています。
どうしてこの2種類なんだろうと思っていましたが、解説を読んでみると両方とも「個性」が大変出やすい種なのだと言うことがわかりました。
種子で繁殖させるので、親の掛け合わせによって色々な花ができるわけですね。
今見ている花からできる種子がどんなものになるのかが解らないというのは、随分楽しめそうです。
ちょっと興味をもって実際に育ててみたい気持ちになりました。
展示されていた種類ももの凄く多かったです。

こんなチョコレートのような色のものもありました。
なかなか良い色のもの。黄色と紫色の絶妙なバランスですね。

こちらは何かに驚いているような感じに見えますよね?

人気ブログランキングへ
もっとたくさん写真はあるのですが・・・

バナナの葉でお皿

南インドだな〜と思うのは、同じ時期に行った北インドと比較して夜の気温が圧倒的に高いことでしょうか?あとはやっぱり食べ物でしょう?
北インドの時はこんなにバナナ売られていたかな〜・?とあまり思い出せないのです。
こちらではこんな感じで大量のバナナが売られています。そしてそれが劇的においしいのです。一番驚いたのは赤い皮のバナナの甘さ。すごいです。何本かずつ買いに行って食べていました。おいしかったです。

宿に着いてからいったベジのカレー屋さん。嬉しくなるのはこの葉のお皿。
バナナの葉です。何ともいえない雰囲気が出ます。
手でいただきました。

そして、今までずっとバスとオートリキシャーでしか動いていなかった今回の旅最初の電車です。
これも、北インドと比較すると随分綺麗なイメージです。
それでも日本の感覚でいると驚くのですが。

自分たちが乗った駅、降りた駅は大変すいていました。
でも駅をでるとすぐに付いてくるんですよね・・・お金よこせって・・・
人気ブログランキングへ

2010年2月20日土曜日

密度勾配を作って

中学校でもプラスチックの勉強をすることになりました。
今年からです。
身近なプラスチックを取り上げて、色々と学習するのですが、その中で密度の話も出てきます。
数ヶ月前の例会の時には、飽和食塩水などを使った密度勾配を作って、その中でプラスチックがどのように振る舞うのかというのをやってみました。
もちろんそれでも十分解るし、へーPET樹脂は思ったよりずっと密度が高いのだということもわかるのです。
昨日の例会では、グリセリンーポリエチレングリコールー水ーメタノールという密度勾配を作ってその中に5大プラスチックを入れてみました。
なかなか面白い実験になりました。
これからここを学習させるという参加者もいて、大喜び。こうやって、授業がどんどん改善されていけばいいのだと思っています。
毎月一度ではありますが、色々と教材の交流があって面白いなと思っています。
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあります。それをうまく使かっていければいいのだなと・・・

人気ブログランキングへ

雪割草@百合が原公園・札幌

キンポウゲ科の特徴がしっかり出ている小さな花の雪割草。
園芸種では雪割草というそうですが、本名はミスミソウらしいです。
それにしても綺麗な花です。
なんだか今年は雪がいつもより多い気がする。
卒業式シーズンも道路は積雪多しだな、こりゃ。

こういうのをじっくり撮影に行ける時間が来年度は保証されればいいのだけれど・・・
まあ、それも自分次第なんですがね。

食物連鎖を観察〜 Barn Owl's Pellets

昨日はWisdom96の例会でした。
遠くは洞爺湖近くから、冬道を2時間近くかけて参加してくれる人もいます。その人は7時スタートの例会に到着できるのは9時。学校での仕事を終えてからやっている例会ですから仕方ないのですが・・・
昨日はBarnOwlのペリットを使って食物連鎖を教えたいという教材についてをメインでやりました。このフクロウは日本にはいないのですが、メンフクロウという有名なフクロウです。
肉食動物のフクロウは、獲物を食べた後、未消化の骨や歯、毛などをはき出します。これがペリットで、メンフクロウは一日に1〜2個はき出すということです。
その中に、何が入っているのかを見ようというものです。
吐瀉物ですから気持ち悪いという人もいるかもしれませんが、消毒もしてありますから、マスクをしていれば問題はありません。マスクはネズミの毛が飛ぶから必要です。
はじめはこんな感じの固まり。すっかり乾燥しているので、軽く堅いです。でも割ってみるとそこには宝がぎっしり詰まっている感じ。大きさは長径で4cm程。

これをまず竹串やピンセットなどでほぐし、骨のイラストを描いたチャートに並べていきます。それでVole(野ねずみ)のどのあたりの骨が何個含まれているということが解るのです。
最初にこれを始めたのですが、7:30から11時過ぎまで、黙々と・・・いや、オレのにはこれが入ってないとか、この骨はどこの部分ですかみたいな話をしながらやってしまいました。
結局、集中力がすごいのではなくこの教材がすごいのです。教材が持っている力ですね。大人を、しかも腹が減り、疲れ果てて眠たいなと思っている大人を、無条件で(いろんな年代、興味関心の人がそろっていましたから・・・)4時間以上引きつけられる教材というのがすごいなと思います。
それでも、次の実験もあるからと言うことで、途中でやめたのですが・・・

途中まで並べた様子が上の写真です。
見所満載で、下顎からはずれる門歯がもの凄く長く、「齧歯類はすごいな」とか、「骨盤はこうなっているんだ」とか、「掌の部分が丸ごとはいっていて組み立てなくてすむラッキー」とか、「これが環骨ですか、確かに環だとか」・・・。
そして1個の値段を発表。$2.5。送料入れるときっと一つ300円。これを生徒実験でやるのは安いのか高いのか。
これから生み出される魅力を全て体験させられればもちろん激安。食物連鎖を実感を持って感じることもできるのだし、実際に作業して生物界の奥深さを直接体感できるのだし。あとはやはり時間なのです。自分たちがやっても余裕で4時間使えるほど。雑な生徒もいるでしょうが、こだわり出す生徒ももちろんいます。そう考えると、自由に使える時間がもっともっとあればいいのにと思ってしまいます。
その後、ペリットを取ることができる秘密の場所を公開したりして、このコーナーは終了。今回は解説用のプリント、骨貼り付け用のチャート、格好の良い表紙、骨保管用のシャーレなどをプラケースにパッケージして、完璧な食物連鎖観察キットとして配付しました。100円(笑)!。
他の実験をして終了したら1時過ぎ。やっぱりこうなっちゃうのです。それでも面白いんですよね・・・それが。
このフクロウ、何と育雛期間には親子と雛で1000匹のVoleを食べるのだそうです。
ペリットは飼育したものから取るのかと思っていましたが、野生のものです。維持管理が無理です。
ペリットは海外のサイトで購入できます。輸入もOKでした。
人気ブログランキングへ
さすがに疲れてる・・・応援よろしくお願いいたします。部活だ・・・

2010年2月19日金曜日

エリカ@百合が原公園温室(札幌)

アザレアやツバキ、クリスマスローズのように花の目立つ樹木がたくさん展示されている百合が原ですが、そんな中に小さな花を咲かせているものも数種類見られました。
そんな種類の代表はこのエリカ。ツツジの仲間です。
透き通るような白い花弁でした。これだけたくさん咲いていると、どこかにはピントが合っているだろうという撮影方法ができるので面白いです。
もちろん手ぶれは回避できませんでしたが(笑)
かわいらしい花ですね。

小さな葉も見えています。これで光合成をし、たくさんの花を維持するエネルギーを生み出しているのでしょうが、なかなか大変そうですね。
人気ブログランキングへ

インドの神話を読んでから@ティルチラパッリ

建築物としてインドの建造物を見るのは実にもったいない話だなと今回ほど思ったことはありません。
巨大な建造物を建てるためには、圧倒的な数の人が動員されているはずなのですが、そのためには圧倒的な力が必要なはずです。
それは宗教であっても神話であってもすごいことで、その背景を知らないで建物だけを見ても何だか薄っぺらく感じてしまったのです。
それはDindigulのガイドが何度も何度も「こうやれ;ああやれ」そうすればあなたはもっと元気になる。インドではそう信じられてるんだという話あたりから思い始めたので、やっぱり感謝しなきゃダメなのか、あのガイドに(笑)
で、こんな何とも不思議な彫刻もあるのですが、何だか解らないで見たら良く彫ったなくらいで終わってしまいそうで・・・。そしてそのまま見たっておよそ何のことか解らないですし。
博物館でガネーシャのことを詳しく解ったら、何とも面白い話な訳なのです・・・それはこの後行くところなので、この時点では全然だめ。大きな反省点。
ただなんとなくの史跡めぐりももちろん楽しいのですが、じゃあ一体何をしにインドに行ったのかという本質的なところにもまた戻ったりするから面白いです、自分の中でですが。

で、宗教の世界ももちろん深く、およそ信心の心などを持ち合わせていない自分なんかの場合は、よくわからないわけです。
もちろん、こりゃただごとじゃないなという場面も多々ありましたから、そういうときはそっと遠くから見るだけにしています。

ここの寺院でも、ウシにこの黄色い花を供え、色々な儀式をやっていました。
最終的にウシに付いた黄色い粉のようなものをつけると何か良いことがあるよう。
解禁されると多くの人が子牛に殺到し、その黄色い粉のようなものを奪い合っていました。
自分の前にいた人が「つけたら?」みたいな感じでくれたのですが、反射的に「いやいや良いです」と断ってしまいました。
「え?なんで?’」的な反応でしたが、それはやはりその価値観が解らないからなのだろうなと反省させられました。もちろんなんでもやればよいとは思いませんが・・・
知らないのはダメですよね。
人気ブログランキングへ
でも、時間ないからな(笑)

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...