日本テレビのスッキリという情報番組で、残念な話があったようです。自分はもちろん見てはいないのですが、この時代ですからその動画もはじめ一気に情報がかけめぐることになるでしょう。
北海道新聞でももちろん取り上げられていました。
自分は室蘭市出身で、小学校の時には「私たちの郷土」という副読本にアイヌの人たちの話しがたくさん出ていて「そうなんだ」という認識を始めて持ちました。たぶん小学校4年生とかの時でしょう。
中学校は違う地区の学校に通ったのですが、そこの学校にはアイヌの人が通っていました。もちろん普通に仲良くしていました。
そして、この仕事に就いてからは、機会ある毎にアイヌの人たちの話をしたり、学習施設にお邪魔したりして、「色々な文化の伝承」ができるようにしてきました。文化には残念ながら「負」の面もありますから、反省を込めてそれもです。
今までその情報を知らないと、「そんなことがあったのか、この北海道で」となるはずで、それがまた続いていくのが大切だと思っています。そうです、「夕食時に話題になる授業」が大切だと思うのはそういう面もあるからなのです。
少なくても北海道の色々な地域でそのようなことが行われなければきっとこのような文化はいずれ消え去ります。
その象徴的なことが、アイヌ語がすでにユネスコの消滅危機言語に認定されていて、それを加速させる一端を行政がになっているのではないかと思うからです。市町村合併によって、北海道地区でも多くの街で市町村合併が行われました。
北海道ではアイヌ語を起源として漢字を当てた読みにくい地名が沢山ありました。そしかし、その由来には「なるほどな」とか
「そうだったのか」ということが沢山あるのです。土地の成り立ちや様子がわかるんですね。
今「大空町」と呼ばれている町は、東藻琴村と女満別町が合併してできました。
東藻琴村はアイヌ語の「モコト」または「モムト」(眠っている沼)から。女満別町はアイヌ語のメマンペッ」(泉池がある川)が語源。
それが大空町ですからね・・・まあ北海道はかなり色々な地域で大きな空を見ることができるのですが、ちょっとね。アイヌの人たちのセンスを感じますよね。
北海道の川の名称の看板にはほとんどの場合川の名前の由来が書かれています。もちろんアイヌ語の語源です。そんなのを意識して色々な人たちが意識を持って生活できたら良いのでは?と思います。
お互いを尊敬しあう姿勢って大切なんじゃないでしょうか?
人気ブログランキングへ 久しぶりです、クリックで応援よろしくお願いいたします!