2010年3月31日水曜日

冬の林で見えるもの

真冬の林の中に入っていくと色々な物が見えてきます。
オンシーズンであれば、葉などに紛れてしまって見えないような世界が見えてくるのです。
樹皮についているコケ。もの凄く小さな固まりなのですが、この時期だと随分目立ちます。足場も安定しないので手ぶれしてしまいますが、こんな感じです。1円玉の面積くらいのコケ玉です。

冬芽は本当にこの時期にしか見ることができません。
このオオカメノキは先日も紹介しましたが、本当にかわいらしい形ですね。
クリオネにも見えるし、ウルトラマンにも見えるし・・・何に見えますか?

そして発見したのがこれ。

自己完結している感じです。伸ばした先には何もなく、結局自分に巻き付いて戻っていったのですね。これ、葉を伸ばすためにツルを伸ばしているのですが、最終的に自分に巻き付いたのであれば、本来の目的には適していないことになるのですが・・・難しいですね。自然の世界は・・・
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スピードでエネルギーは2乗倍に

オロフレ峠に行くとき、登別まで高速道路を使いました。
南に行くほど道路脇の雪もなくなります。
千歳より南は本当に雪の少ない地区なのです。
高速の流れはそれなりでした。で、流れに乗ってスイスイ進んでいると、第一通行帯に銀色のクラウン。ルームミラーは2段。二人乗っていますので、あっさり自分は第一通行帯に。TVのアンテナのような物もついているのでちょっと??って感じでしたが、かなりの確率でやめた方がよい雰囲気。
自分の前のベンツはそれを知らずに120km/h位で抜き去りました。
すると、前のシルバーのクラウンは、一気に加速。赤色灯を出して追跡・・・と思ったら、ベンツのおじさんは即ブレーキで、そのまま微妙な速度で巡航。すると、覆面パトカーは追跡をやめました。120位なら許してくれるのですね。
でも、このベンツのおじさん、携帯電話で話をしていたのですが・・・抜くとき。自分は「あ〜あ、抜いちゃダメなのに」と思って見ていたので。

そんなことをしているときに、そうだ、カメラ持ってたなということで撮影しておきました。この覆面パトカーは、この先の緑色の看板で外に出て行きました。
きっと、管轄外になりそうなのでベンツのおじさんを深追いしなかったのでしょう。
スピード違反には十分注意しましょう。北海道は、冬よりも夏の方がずっと大きな事故がが多いのです。やはりその原因はスピードでしょうね。エネルギーの増え方がひどいのです。
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2010年3月30日火曜日

今度はAppleStore

今朝メールを見たらAppleStoreからだった。
昨日、iMacいいな〜とか思って、かなりの時間見て、支払いシュミレーションもした。
そこにこんなメール。

アレ?ワンクリックしたっけ?払えないぞ・・・と思ってオーダーを確認しそうになりましたが、ちょっと待てよと思って、メールのヘッダーを確認するとこの有様。
危ないですね。
ここにもここにも詳しく出ています。
まったく腹立たしいですね。
みなさん、有名企業から(風)のメールには十分以上にご注意を!
AppleStoreにアクセスしたからこのメールが来たのだとしたら、かなりたちがわるいですね。
そんなこと、ないですよね・・・
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この時期なら見やすい

流水によって山が削られるという感覚は、授業をしていてもなかなか理解してもらえないことの一つです。そのようなことを見るチャンスがないのかもしれませんが、それはチャンスがないのではなく、そういう目で見ていないと言うことなのだろうと思います。

先日、キタキツネを撮影したのは、この谷の写真を撮影しようと思って車から降りたときの出来事でした。
今の時期はほとんどの樹が葉を落として草も枯れていますから、このような風景を見ることができます。案外深い谷に細い川が流れ、おそらくかなりの勢いで削られているのではないかと思います。時期を逃しましたから今すぐこの斜面を降りるのは無謀です。春にでも降りる機会があればなと思いましたが、なかなかハードそうです。沢を登っていくという方法が安全なのかもしれません。
[#PARTS|USER|19150#]
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2010年3月29日月曜日

たこまんま

ヤナギダコという種類のタコの卵巣がこの時期大変安価で売られます(北海道では)。
これは「たこまんま」と呼ばれているのですが、随分大きく、確かに加熱するとご飯粒のようになるのです。
卵巣膜に包まれている段階ではこんな感じ。テニスボールとソフトボールの間くらいの大きさで、けっこう大きいです。

一粒ずつに栄養分を送らなければいけませんから、全てつながっている必要があります。こうやって開いてみるとその様子がわかります。
そして、血管の部分が青っぽく写っているので、血液の色なのだろうと思います。

それぞれの粒にはこのような微妙なもようが付いています。
これを見ると、食欲が減退してしまう人もいるようですが、味的にはなかなかです。
2個で200円でした。お得です。

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2010年3月28日日曜日

逞しい北国の木々やコケ・シダ

先日登った同じ場所に再び登ったのには理由があります。
カメラのレンズです。
前回は標準レンズしか持っていなかったため、納得いくような写真が撮れなかったのです。
ところが今回は、朝からの曇り。なんとも不運な感じです。前日はめちゃくちゃ良い天気で、本当なら2時過ぎに登っているはずだったのですが、諸般の事情でそれがかなわなかったのです。
それでも、雪の中で植物たちはいつものように寒さに耐えている感じです。
世代交代を感じるようなものもありました。
まずはこれです。去年の残り。それでも、確実に新しく芽生える準備をしているようです。

カサカサと乾いた音を立てて風に揺られています。
そんな音が一番大きく聞こえるのです。
樹皮にはこんな感じ。
頑張っています。世代交代というよりは、新しい仲間をここから増やす感じでしょうか。


このシダの仲間は、春にはまた復活するのでしょうか?見に来なければいけないな・・・

2010年3月27日土曜日

毛がフサフサのキタキツネ

北海道で生活している人間にとってあまり珍しくはないキタキツネではありますが、ほとんど警戒心がなく、むしろ餌をねだりにやってきているのだろうかと思わされるような個体に出会いました。
オロフレ峠から洞爺方面に下りていく途中、写真を撮ろうとおもって車を降りたところ、ふと気がついたら一匹のキタキツネがこちらを見ているのです。
カメラを向けてもあまり動きません。
最近は疥癬というダニにやられた個体をよく見かけるのですが、これはフサフサの毛に覆われていて、極寒の北海道仕様という感じの綺麗なものでした。

それでも、道路に車が止まった途端にこちらにすり寄ってくるあたり、賢いというか情け無いというか、何ともいえない気持ちにさせられてしまいました。
こういう生活習慣は、個体として修得していく物なのでしょうか?それとも、成長の過程で親から教えられるものなのでしょうか?
いずれにしても、エキノコックスだ何だと北海道では好まれない傾向のあるこのキタキツネ。元気で生活していって欲しいなと思わざるをえませんでした。
そしてこの毛の動きでわかるように、頭が痛くなるほどの体感温度でした。風が強いのです・・・
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2010年3月26日金曜日

また朝は雪

どうもやっぱり今年の天気は変な気がしてきました。
昨日の夜も雪。昼は曇天で気温も上がっていませんでしたが、オロフレ峠にいって登ってきました。
[#PARTS|USER|19044#]
駐車場の時点で、氷点下2℃。誰もいませんでしたし、風の音しか聞こえないのです。それがなかなか良い感じで、写真を撮ったり寝ころんだりしていれば、あっという間に時間は過ぎますが、身体も確実に冷え込みます。
 さすがに冷え切って動き始めればまた汗ばんでくるのです。
無事に帰宅して、夜。また冷え込みが厳しくなってきて、空気中の水蒸気は白い霧になり雪も降っています。
街は動きを止めて静かになっています。音を立てずに降る雪だけです。
それを2色の光が照らし出しているのですが、色調が正反対に近いので、綺麗なグラデーションになっています。
昼の日差しはさすがにたくさんの雪を溶かすのですが、こう毎日降るとこまってしまいます。

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2010年3月23日火曜日

イカの解剖で感じたこと

「最後はやっぱり解剖が良い」ということで、最後の授業を考えなければいけないことになりました。まあ、やるべき事は終わったので、解剖の素材として何が良いのか・・・それを考えると「イカ」が適当かと思い、実習することにしました。
先週の例会では「ヘモシアニン」というイカの血液に含まれる色素をどうやって見せようかという話になりました。
その中で、エラの部分を過酸化水素水につけたり、酸素を入れた袋に入れて放置したりと色々やってみましたが、いずれの方法でもしっかり見えることがわかりました。
ただ、冷凍された物であれば、そのままでも見えますよという証拠写真がこちら。
ヘモシアニンの色は、タコでも冷凍のものだと非常にわかりやすいのです。
今の子どもは、イカを捌いたこともないようで、きゃーきゃー言いながらやっていましたし、その手つきは悲惨です。
さらに驚いたのは目があることに驚いたり、中にある背骨のような軟甲に驚いたりで、こちらの方が随分驚かされました。
まあ、どこかでこういう体験をしておかなければいけないのでしょうが、それが学校で、さらに理科の授業である必要はあるのだろうかという疑問を感じながらではありますが、「へ〜口ってここにあったんだ」とか「スミってどこに入ってるんですか?」とか聞いている子どもらを見ていると、これで良いのかもなと思ったりする複雑な感じでした。

ZOOLOGY COLORING BOO (HarperCollins Coloring Books (Not Childrens))この本はめちゃくちゃ良いですよ。愛用しております。
子ブタの解剖もこの本に詳しく出ています。
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最新理科授業完全マニュアル

最新中2理科授業完全マニュアル

学研から上記の本がでました。間に合うかどうか超キツイ日程になってしまいましたが、何とかみなさんの協力で完成にこぎ着けることができました。
最新中2理科授業完全マニュアルアマゾンはこちらから・・・
自分のところに実物が届いていないのでまだ見ておりませんが、きっと素晴らしい授業の一助になることと思います。
是非ご活用下さい!
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3日間の空の激変ぶり

金曜日の夕方、綺麗な彩雲がみえていました。
体育館でレクをしていたのですが、それが終了して、掃除も終了してホッとしたところで、「せんせーはやくー」というので覗きに行くとこれ。ダッシュで写真撮影ですが、ピーク時よりも色が出ていないです。
2階から撮影しましたが、それを覗いていた別な生徒が「何ですか?」と見に来て「あぁ彩雲ですか」と冷静な中学2年生でした。まあ、知っているというのがすごいです。

そして土曜日は天気予報的にもひどいという話。
風がすごくて、車を見てみるとがっかりする状態に。
黄砂です。
空を見てみると、こんな感じで、全く見通しがきいていません。
透明感ナシです。
この元である中国は悲惨な状態だろうなと思います。

そして、翌日。
車は綺麗になっていました。なぜなら・・・この時期にしては予想外の積雪。
20cmできかない程の雪ですが、隣の札幌市はないそうで・・・がっかりな展開です。
まあ、空は綺麗に透明感があり、地面は真っ白です。
除雪・・・とけるからいいや・・・でも車の前には40cmほど除雪された重たい雪がありました。もちろん突破しましたが、残念ながら綺麗にとけきれないで終わりました。
結局明日まで残るでしょうね。
春はまたまだ先です・・・北海道では・・・

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2010年3月22日月曜日

光るカレー

今日はWisdom96の3月例会です。
色々なネタが持ち込まれましたが、最初に以前小学校でやることになった「カレーの植物学」の標本づくりをしました。
 結局大人もはまります。一生懸命作ってくれていました。
くせ者はターメリックなのです。インドから購入してきたカチンコチンのターメリックは一度水で戻せばよいのですが、残念ながら今回はその準備を忘れていて、ちょっと失敗。ニッパーで割ったのですが、それで新しいことに気がつきました。
UVビーズの紹介があって、その実験用のブラックライトに手を出したところ、何と手が光るのです。
ターメリックをさわった後にもちろん手は洗っているのですが、光ります。

ターメリックにはクルクミンという色素が入っていますから、それをエタノールで抽出してブラックライトに当てるとこんな感じの蛍光が。

「じゃあカレーライスも光るんだろうな」とか「そんなレストラン面白そう」という話が出ましたが、蛍光のカレーはどんな味に感じるでしょうね(笑)
と、今月の例会も結局日付変更になるまで盛り上がりました。面白かったです。
ウコンの色素はここが詳しかったです。
カラー図鑑 ハーブの楽しみ方・育て方―ハーブとスパイスのある生活
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2010年3月19日金曜日

何の羽根?

なんだかまた立て込んでおりました。
それでも、なぜかネタは降ってくるもので、車に移動したところ、なぜかこんな羽根が2枚落ちていました。まわりを見渡しても、これ2枚しかありません。
血痕なども見あたらないのです。
そしてこれがまた何だかわからない。何の羽根なのでしょう?
羽根の図鑑を買うしかないのか・・・高いんだよね。
でも知りたくて仕方がありません。

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野鳥の羽ハンドブック
こんな本が出てました。速攻で購入ですね(笑)

2010年3月16日火曜日

パパイアのパパイン

パパインという酵素があります。
タンパク質分解酵素で、一時綺麗な骨格標本を作るときに利用していました。どうしても価格が上がってしまうので、よほど綺麗にやるときにしか使わないようにしているのですが、先日なぜか果物として売られているパパイアを買ってしまったのですが、この酵素でうまくやる方法を考えればよいのかもしれませんね。1個98円でしたから、これでうまくいくのであればばっちりなのです。
でも、日本ではなかなか緑色のパパイヤを見かけることはありませんよね。そんな緑色のパパイヤでパパインの活性が高いようなのです。
以前Wisdom96の例会の中で、鶏卵の卵黄膜をどんな酵素が溶かすのかを実験してみたことがありました。生のパイナップルやキウイフルーツなどと一緒に、精製されたパパインを使いました。その結果はキウイフルーツが断トツでした。この生のパパイヤでどんな結果が出るのかを試してみる価値はありそうです。まあ、卵黄膜はタンパク質よりもリン脂質がメインでしょうから、実験として妥当かどうかはわかりませんが、手軽にできるという観点ではなかなか面白かったです。
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こちらはまだまだ

千歳ではもうフキノトウやフクジュソウが・・・という話なので、代休で時間があるはずだった昨日、やっと夕方の4時に自由な時間ができて、そんなのを見つけることができそうな場所にいってみました。
高速道路の側道で、積雪時以外は色々な物がみられるのです。ところが今日いってみたときの天気はまさかの雪。そして、驚くのはこの積雪の様子。
積もった雪はこのように縞状になります。地層と同じです。
車のウォッシャー液などをこの切断面にスプレーすると、その縞模様はくっきり見ることができます。
このように枝を伸ばした樹は、除雪車によって情け容赦なく枝を払われてしまっています。でもこれは春からまた伸びて、また来年の今頃は・・・と繰り返してはいくのでしょうね。
同じ北海道、そして50km程度しか離れていなくても、これほどまでに積雪状況は変わるのです。恐ろしい天気の違いです。
夕方以降気温は上がるということで、新しく積もった雪はまた少しとけたようです。今見てみると、道路はでています。

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チャート

こんな物が送られてきました。
なんだか妙だなと思って袋を空けてみたら良い匂い。
食べたらチョコレートでした。
送ってきてくれたのは、別な理科のサークルの人。もう60歳過ぎてます。
面白い人だなぁ・・・。

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大量のカラス

夕方になると、カラスがねぐらに移動します。
学校の近くの駅の横にある林には尋常ではない数のカラスが溜まっていることをはじめて知りました。
昨日、学校のグランドの方を見てみると大量のカラスがフェンスの向こうにいるのです。
ここはデントコーン畑なのですが、少しでも雪を早く溶かすために、スノーモビルで黒っぽい融雪剤を撒いています。
まあ、それが食べられる訳ではありませんから、何か溜まるには理由があるのでしょうが、よくわかりませんでした。
餌になるような物がないとこんなに長時間、大量に溜まることはないだろうと思うのです。数えてみると、画面に見えているもので66羽。そんなにいるんですね・・・
手前のグランドの雪解けの様子と比較してみたいなと思います。
でも、なぜかこんな時期なのに今また外は雪。せっかくの黒っぽい融雪剤は真っ白な雪の下です。
今年の天気は全然おかしいなと思います。

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2010年3月15日月曜日

切り花

卒業式シーズンです。
ウチの学校では土曜日に終了しました。
昨日学校に来ると、会場にあった花が職員室に移動されていました。
良い香りです。
冷静に見ると、可哀想にもなってきます。
人間主体で考えると、「綺麗だね」「良い香りだね」ですが、植物にとっては災難です。種子をつくって生息範囲を拡散させるための花が、何の役割を果たすこともなくきられて、こんな姿です。
そんなことを考えてちゃいけないのでしょうがね。


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札幌ふんよう亭

先週の会議の後・・・その場所はちょっと街から外れていたし、自分も車だったので、何かお勧めの場所はないものかと、会場を貸してくださった人に確認したところ、近所に中華料理店があるということで紹介された。
自分は、札幌では東北飯店が一番うまいんじゃないかと思っていたが、そんなこともないようで、ここも激うまでした。
札幌ふんよう亭。
マスターは4つの宴会と飛び入りで勝手気ままな注文をする自分らに切れ気味でしたが、まあ、おいしかったです。
どんなに混んでいても、客を入れてしまったのですから、ニコニコ対応しなきゃ失格ということになりますが、おいしかったのでよいことにします。
もし次回行って同じ対応だったら二度と行きませんがね・・・だって、客商売でそりゃ失格でしょうから。そんな客、来なくて言いといわれるかもしれませんが、今の世の中、そんなもんでもないでしょうしね・・・
それでも本当においしかったです。もう一回行きたいです。

[#PARTS|USER|18806#]
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なんだかお腹が空いてきた・・・やばいな

2010年3月14日日曜日

空気の質量を比較的正確に測る

空気の質量をはかる・・・その前に空気をつかまえてみる・・・という実験で色々と苦労します。空気を集めるのに、ゴミ袋で集めて「空気は集められるんだね」と人馬鹿にしたような取り組みが出ていましたが、そういうのではなく、少し定量的にできないかと色々な工夫がされています。
この前の例会で決定版ともいえそうな装置が・・・
ペットボトルのキャップに自転車のチューブ(もちろん廃品)からとったプラグをつけます。そして、そのキャップに針で穴を空け、極細のチューブを差し込みます。
これ、ドリルの穴ではダメなのです。断面のなめらかさが必要なのですね。
この滑らかさと、キャップにかかる空気の圧力でもれは一切ありません。
やる前から「密封度をどのように高めようか」などと考えていたのはじつにナンセンスでした。まずはやってみるというのが大切。
そして、もう一方の2Lペットボトルにおなじようにチューブだけ差し込んだキャップをつけます。これにはドリルで適当な大きさの穴をあけてあります。排水用になるのです。
チューブにはピンチコック。これもどうやって強烈な圧力を止めればいいのか・・・などと考えてしまいますが、何のことはないピンチコックで全く問題なしでした。これで思いっきり500mLのボトルに空気を閉じこめられるのです。
ピンチコックを閉めて自転車の空気入れで空気を詰め込みます。
2Lのペットボトルには水を満タンに入れ、キャップをつけて水の入った水槽にたてます。
ピンチコックを空けると、500mLのボトルから勢いよく空気が流れ込み、2Lのボトル内の水が、キャップの穴から出てきます。空気が2L溜まったところでピンチコックを閉め、最初の500mLのボトルの質量と比較すれば、放出された空気の質量を簡単に計算できるのです。
空気が漏れてしまうということが案外多かったのですが、これだとばっちり。
勝手にいろいろと決めつけてしまっていたなと反省させられました。
まずはやってみる。その後不具合があれば修正していけばよいという良い例になりそうです。もちろん、当初の計画も重要になるのは当然なのですがね。
このチューブは内径1mm外径2mmのものです。このチューブがポイントなのかもしれません。

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イバラモエビ

イバラモエビを入手しました。まだ生きていましたが写真を撮影した後、生きたまま食べちゃいました。

モエビ科であまり流通しません。おいしいのですが、殻が堅く棘もたくさん。丁寧に剥かないと怪我をしますが(実際に流血しました)、それもまた醍醐味ということで良しとしましょう。
頭胸甲の部分は特徴的なので保管してあります。本当は時間と精神的余裕があれば全身骨格標本にしたのですが、どうもそういう時間がありませんでした。残念ですが、次の機会にしたいと思います。
 こういうのって、タイミングなのはわかっていますが、なかなかそのタイミングが合わないです。
エビの標本はうまく軌道に乗せようと思っています。見た目もインパクトがあり、さらに身近な素材なので・・・
写真を見ると、尾を上にあげているように見えますが、生きているときもこんな格好なのです。その写真をいつか撮りたいと思います。もちろん水族館で(笑)
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本日もよろしくお願いいたします!

ニンジンの葉

こういうのを見ると、生命力を感じます。
ちょっと色々な奴でやってみようかなと思いました。
場所がいるな、場所が・・・
でも、このコントラストはすごいですよね。他の植物じゃでないよな・・・

35mmのマクロが欲しくてしょうがなくなってきます・・・
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tenki.jp

授業で、地震のところを学習しています(いました)。
昨日、家庭学習をしましたと提出したノートに感動。
tenki.jpを紹介したのですが、そこの、3月に日本で起こった地震を一覧表にして、様々な解析をしています。
彼女が感動しているのは、地震発生後の平均情報発信の速さ。すごい観測網だと感心しています。また、平均マグニチュードを出して、震度との関係を考察しているのです。
あのデータで様々な解析を中学生がするというのはなかなか良いなぁと思いました。
授業でやれない部分を自分で補完しているという感じです。
こういう感性の子どもをうまく育てたいなと感心しました。
どうしても塾などで得点を取ることばかりに目がいきがちな子が多い中、すごい奴だと思います。
この月は、沖縄と岩手に震源が多かったそうです。沖縄は何となく意外だったです。
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未だ厳冬の北海道6

オロフレ峠では綺麗な霧氷が見られた。
大きくカーブした峠なので、車を止めることができなかったので、残念ながら山に登ったときの写真しかありませんが、何ともいえない世界です。
水墨画のような感じです。モノトーン。
で、上に登ったときに背景を青空にして撮影した霧氷がこれです。
これを元にして、同行した中学生に、風はどちらから吹いているでしょうか?というような質問をしてみました。
 こう言うのを色々と考えることができるかどうかというのも、大切だなと思っています。
 霧氷は風が吹いてきた方向に伸びます。過冷却になった水滴などが衝突して伸びていくのです。これもマクロで撮影できていないのが大失敗です。
それでも、霧氷の伸びる方向が見えているのではないでしょうか。なかなか美しいものです。本州勢はみんな大感動でした。
そりゃそうですよね。こんなもの見る機会はそうあることではないでしょうから・・・。

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今日も応援よろしくお願いいたします。
#まさかの外は吹雪・・・参るなぁ

2010年3月13日土曜日

未だ厳冬の北海道5

スノーシューで次に向かったのは洞爺と登別を繋ぐオロフレ峠。
標高は800mを超えますから、この時期でも余裕のパウダースノーです。
はじめは曇り空でしたが、だんだん日も差してきて、良い感じになってきました。
微妙な曲線を描く雪原に写る影はもうすばらしい造形です。

今回のメインの目的は、動物学者の今泉忠明さんといっしょに、雪原に残る動物の足跡を探そうというものです。
滅多にないチャンスですし、今泉さんですからもの凄い知識量。次から次へと色々な情報を教えてくれました。今まで何も知らないでウロウロしていたということを認識させられます。
ウサギの足跡ですが、どっちに進んでいるは良いとしても、どんな行動をしているか、何頭(何羽)いるのかなどを色々解説してくれました。そして、食痕も教えてくれましたが、マクロレンズなくまともに写ってませんでした。近日中にリベンジです。

そうこうしているうちに抜けるような青空に。そして、白樺がじつに良く映えます。嘘のような綺麗な空でした。でも寒いのです。
霧氷が付いてさらに美しかったです。

ウサギの足跡をみて何だか企んでいる中学生二人。
なんだかわかります?

朝日と夕陽

 寝不足に決まっているのですが、なぜかiPodの快適起床ソフトで設定時間よりも30分も早く起こされることがあります。それは睡眠が浅くなったときにアラームが鳴るからです。それでも、その時に起きればなぜか本当に快適な気がします。
 睡眠の深さはきっと関係あるのでしょうね。
さて、そして窓から外を見たら、日の出後比較的早い時間帯でした。ラッキーと言うことで窓を開けて写真撮影。あまりの寒さにますます目がさめます。
なかなか良い感じでうつりました。綺麗ですね・・・

そして同じ日の夕方。
西の空に沈む太陽です。同じような高度ですが雲の立ちこめ方でこれほど空の見え方が違うのだと言うことがわかりますね。
なかなかこういう時間に夕陽を見ることはないのでちょっと感動的。今年は少しこういう写真も撮れたらいいのにと思いました。

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2010年3月12日金曜日

未だ厳冬の北海道4

ニョロニョロを見に行くために歩いた雪の上ですが、途中には写真のような昆虫ももう観察することができました。今回は参加者も非常に多かったので、列を止めるわけにも行かず、さらっと見ただけで終了。こんな程度の写真しか撮影できませんでした。
最大の問題は、マクロレンズを車に置き忘れたと言うことなのですが・・・

そしてこんな冬芽もありました。このアングルで見ると、ウルトラマンが空に飛び上がる時みたいに見えませんか?オオカメノキの冬芽です。なかなかかわいらしいですね。

そして、開けたところに出た頃にはこんなに綺麗な空を見ることになりました。
何ともいえない空のようですです。
でも、確実にこの頃には気温が下がっていたのです。でもみなさん興奮状態なのであまり感じないのでしょうね。

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2010年3月10日水曜日

未だ厳冬の北海道3

久しぶりにウトナイ湖に行ってきました。
洞爺からオロフレ峠を通って登別に抜けたので、そちらを通ることができたのです。
さて、ここには道の駅ができていました。千歳にいた頃は良く来ていたのですが、久しぶりに来て大きな様変わりでビックリです。
 そして、猛烈な風で体感温度はすさまじかったです。ここまで楽しんできた本州勢の一部は本当に驚いていました。自分は普段あまり寒さを感じませんが、さすがに寒いなと思いました。
湖岸ではカモ類やハクチョウが溜まっているのですが、「餌やり禁止」と「2袋百円」という看板の混在が笑えました。

そしてハクチョウの中には、こんなのが居ます。翼が折れているのです。
これ、非合法で餌の販売をしているおじさんの話では「夜寝ている間にキツネにやられたもの」なのだそうで、現実の厳しさを思い知りました。

 おじさんはおそらくそんなハクチョウを不憫に思って餌を販売しているのでしょうが、何だか微妙だなとも思いました。
 そしてカモにはそんな個体がいないのは、おそらくキツネにそのまま食われてしまっているからなのでしょうね。これもまた厳しい野生の世界だということです。
だって、キツネだって必死に生きているのですからね。
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今晩は吹雪の予報・・・

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...