「最後はやっぱり解剖が良い」ということで、最後の授業を考えなければいけないことになりました。まあ、やるべき事は終わったので、解剖の素材として何が良いのか・・・それを考えると「イカ」が適当かと思い、実習することにしました。
先週の例会では「ヘモシアニン」というイカの血液に含まれる色素をどうやって見せようかという話になりました。
その中で、エラの部分を過酸化水素水につけたり、酸素を入れた袋に入れて放置したりと色々やってみましたが、いずれの方法でもしっかり見えることがわかりました。
ただ、冷凍された物であれば、そのままでも見えますよという証拠写真がこちら。
ヘモシアニンの色は、タコでも冷凍のものだと非常にわかりやすいのです。
今の子どもは、イカを捌いたこともないようで、きゃーきゃー言いながらやっていましたし、その手つきは悲惨です。
さらに驚いたのは目があることに驚いたり、中にある背骨のような軟甲に驚いたりで、こちらの方が随分驚かされました。
まあ、どこかでこういう体験をしておかなければいけないのでしょうが、それが学校で、さらに理科の授業である必要はあるのだろうかという疑問を感じながらではありますが、「へ〜口ってここにあったんだ」とか「スミってどこに入ってるんですか?」とか聞いている子どもらを見ていると、これで良いのかもなと思ったりする複雑な感じでした。
ZOOLOGY COLORING BOO (HarperCollins Coloring Books (Not Childrens))この本はめちゃくちゃ良いですよ。愛用しております。
子ブタの解剖もこの本に詳しく出ています。
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2010年3月23日火曜日
イカの解剖で感じたこと
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...