2011年12月29日木曜日

結局これはなんだろう?

昨日は巨大クロソイを購入。
昨日の夜と今日で全て食しましたw
耳石は採取しました。
今朝、「鯛の鯛」も回収しました。
頭部を見てみると、喉の奥にこのようなものがあります。
咽頭歯なのでしょうかね?
気になります・・・かなり。

それほど堅くはないのですがね・・・
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今日は大漁

今日は店の鮮魚コーナーは大量の魚であふれていました。
昨日のぞいた時にはまさに「ゼロ」だったのですが・・・
何日かぶりに青い空が雲の隙間から見えていたくらい天気が悪かったのです。
当然海もひどい時化で、久しぶりに漁があったらしいです。
マスが美味しそうでした。
ところが、前回の美味さに釣られてクロソイの巨大なものを買ってしまいました。
その写真は置いておき、今日は美味そうなマス。
しかもマニアックに側線鱗のもの。
以前も撮影済みですが、今日のものは網の中ですられたためか、結構はがれてしまっていました。それでも綺麗なんですよね。

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もう冬至も過ぎ、日がだんだん長くなっては行くのですが、寒さはこれからが厳しくなります。
そんな中ですが、エレカシの野音・秋なんてのを思い出すと、象徴的秋の風景を過去の写真から掘り出したくなってしまいます。
きっとこんな感じなのではないだろうかと思います。


北海道では竹がレアアイテムなので嬉しくなってしまいますが、秋のイメージはやはり下の写真でしょうかね。
北海道では本当に短い期間だけに見られる風景です。
こんな事を考えているうちに、今日が仕事納め。
冬季講習会も終了して今学期が終わってしまいました。
冬期講習は授業とまた違った楽しさがありますね。
50分なんかあっという間です。
1月6日に渋谷公会堂でいつものように新春ライブがあるのですが、残念ながら行けません。
「行きますか?」って声もかかったのにな・・・ちょっと残念です。
セットリストを楽しみにしておきます。
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2011年12月28日水曜日

着々と作業

11ヶ月で30個の骨格標本をつくるのは、かなり計画的にやらなければいけないようです。
とりあえず今日で4つの骨を準備できました。
冷凍してあるものを購入。圧力鍋で肉を柔らかくして食べる。
骨をある薬品で処理して、表面のタンパク質を溶かす。
水洗してより丁寧にタンパク質を除去して乾燥。
いまここ

この後より乾燥させて、パッケージ。
でも保管期間が長いので乾燥剤でも入れなきゃダメかな?
と考えるとかなり大変だよね・・・
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冷えるね・・・

なんだか毎日吹雪いています。
でも、おもしろいのは昼に気温が上がって融けたり、室内の気温によって屋根の雪が融けたりしています。これがつららの元になる訳です。
おもしろいのはタイミングによって、つららが落ちたり落ちなかったりです。
今日は学校の中から見たつららは1m超えています。身長すら超えているかもしれません。
太陽は雲と雪に隠されているのでおもしろい風景になっていました。


朝なのでまだつららが伸びる気配はありません。
うまく行けば、先端に水滴があって太陽が映る綺麗なシーンが撮れそうなのですがね。
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2011年12月27日火曜日

謎の集会

こちらは昨日も一時吹雪。
まあきっとずっとこういう日が続くのだろうなと思います。
今朝も同じような感じなので。
ただ、雪はあまり積もらないよ、風で飛ばされるからと聞いていたのですが、そんな事はありません。雪が多いのか風が少ないのか・・・いずれも勘弁だな・・・・
と思っていて、打ち合わせでもしているのか、猛烈な数のカラスがグラウンドで集会をしていました。
写真を見てわかるように、自分は当然半袖しかもっていませんでしたから外には行きませんでしたが、うちの職員の一名は外までいって撮影。
それほどレアなシーンと言う事のようです。

で、90mmで撮影するとこんな感じです。

雪に飛び込んで雪浴びをしているのもいるのですが、ほとんどはなぜかそこにいるだけ。
一体なんでしょうね。
で、風がどちらから向っているのかわかりますか?
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大量のコラーゲン

豚足を煮た鍋の中から本日分の豚足を取りだしました。
それがそう簡単には行きません。
猛烈なコラーゲンの中に埋もれているのです。
今日はどうしても加熱したく無かったので、冷えて「ぷるんぷるん」の域を超えて「かちんかちん」になったコラーゲンの中から取りだしました。
意を決して手でつかみ出しましたw
もう一本残っているのですが、それは加熱して取りだして別にパッケージです。
これは明日処理します。
で、取りだした豚足にコラーゲンが大量に付いています。
こんな感じです。

どう?このプルプル感。金払ってコラーゲンボールとかかってる場合じゃないですよ。
どうしてもこれは食べる気がしなかったので、結局熱湯かけて流してしまいました。
鍋のそこに5cmほどできているのはどうしましょうかね・・・
いらないな。
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2011年12月26日月曜日

今度は豚足

豚足の骨格標本を来年11月までに30個つくらなければいけない事になりました。
手羽先だと前々問題なくできそうですが、相手が豚足となるとけっこう手強いものがあります。
なんと言ってもでかいですし、一気に30個というのはとても無理な話ですからね。
昨日、5つ隣の町で豚足にありつきました。この辺にはないのです(たぶん)。

目的が骨ですから、肉付きなんか別にどうでも良いのですが、何だか随分ふっくらとして大量のコラーゲンがある予感。
絶妙な時間圧力鍋で煮て、取りだします。
あとはひたすら骨を取りこぼさないように回収。

指の関節部分がこうやって小さな骨の組み合わせでできていたり

副蹄にもこんな立派な腱が直結していたり

腱の通りみちはこうやって鞘になっているというのもよくわかるのです。
そしてさすがに一個食べると胸が悪くなりますね。トホホです。
鍋にあと二個入っているな。でもこれをやっつければ1割終了。
冷凍庫に以前保管している骨が1セットあったしな。
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タイミング

なかなかおもしろかったです。
こういうのって見逃しだったので、ちょっと嬉しい。

色々な意味でタイミングですね。
オイル交換しないとな・・・
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2011年12月24日土曜日

クシロエゾバイ

昨日は忘年会。勤務終了後にニセコに移動。二時間かかるので宴会は7時スタート。
なんだかんだで部活動のため7時に帰りスタート。現地滞在12時間でした。
しかも何だかわからんトラブルの関係で布団がないという残念な結果。
まあ、結局飲んで終わりなんだから近くの居酒屋でやったって同じという落ちですね。
部活動から戻っていつもの店へ。魚屋さんがいなかったので残念ながら売っているものをただ買うだけ。
今日は久しぶりにツブ貝。エビ篭に入るのだそうです。
おそらくクシロバイガイだと思います。
エゾボラ系と違って唾液腺に毒であるテトラミンがないのでそのまま食べられます。
1パック30個入って330円。安すぎ。一気に全て刺身で食べましたw
それでもせっかくなので写真撮影はしました。顕微鏡でも観察です。
このツブ、殻がもろく取られて売っています。だから楽という話もあります。
まずは外観。
こうやってみるのが標準的でしょうね。カタツムリなんかと同じで、目が付いているのわかりますか?

尖った部分が触角で、その元の部分にちょっと突起になっている部分が。その先端に黒い眼。
はっきりわかりませんが、双眼実態顕微鏡で撮影。

実はこの貝、肉食です。獲物に口を差し込んで体液を吸うんですね。
その時の口が横から見ると何とも間抜けな感じになっています。
赤っぽい部分です。

本来的な位置になるように強引に撮影するとこうなります。

口の先端から何か針のようなものが出ているのはわかりますか?
これを獲物に差し込んで唾液腺から毒を注入して麻痺させると考えられています。
まあ、この種は唾液腺を取らなくても良いのですが、基本は同じでしょう。
で、せっかくなのでこの針を顕微鏡で観察。
ちょっとすごい事になっています。

こんな武器になっているのですね。恐ろしい・・・
でも美味しかったですw
人間が一番恐ろしいですね。
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2011年12月22日木曜日

イシガレイ

北海道では「イシモチ」といわれていますが、イシモチというのはこちらに出ているような奴の事をいいますね、一般的には。
このカレイはこちらですね。
さて、今日のネタはこのイシガレイ。思い切り生きていました。
まずはいつものように頭部です。

稚魚の時は普通の魚と同じ形なのですが、こんな風になってしまうのです。
すごいですよね。稚魚からの段階を透明標本にしたいです。
目を拡大するとこんな感じです。
これも透明感があって鮮度の良さがよくわかります。
グンと大きく張り出しています。
体を砂に潜らせても目だけは出ているのですよね。

カレイの特徴は周辺に張り巡らされたヒレですね。
その内部には発達した筋肉があります。
皮の部分をはがせばそれが目立ちます。

この骨の部分についているのが「えんがわ」です。
正式な筋肉名は立鰭筋です。
カレイの仲間は浮き袋をもちませんから、水面にあがるには猛烈に体を動かします。
そのために筋肉が良く発達しています。
これね、エンガワ、手前側ですよ。うまそ・・・もう全部食べちゃいましたけどね。

卵巣は猛烈に発達していました。
やはり血管が取り巻いていて栄養を運んでいるのがよくわかります。

茹でてから頭部を割ってみると脳が見えています。

で、お決まりの耳石です。

はっきりと縞模様が見えています。
本家イシモチにはかないませんが、それなりの耳石が穫れてラッキーです。
ちょっと多めに写真を撮りました。
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あ、うまかったですw

2011年12月21日水曜日

今日はシマゾイ

今日は会議などで部活動もなく、早めに帰宅。
下の店の魚屋さんと随分立ち話。
色々な事を教えてくれます。
まだ生きている魚が何種類か・・・
美味そうでした。というかでかいシマゾイとイシモチというカレイを買ってしまいました。
どうやって処理しようと思いましたが、結局まずは両方刺身で。
昨日イカを買って塩辛にしてあったんで、食い過ぎ度Max。
前回クロソイでしたが、今回は良く似ています。
ここに詳しく出ています。

目のようで生きの良さがわかりますよね。
トゲが見事です。
目の部分を拡大してみましょう。本当に美しいです。

多くの部分は鍋にぶち込んで骨を取る予定。なぜか耳石が片方しかありません。
今日、技術室で耳石をいれたサンプル瓶をたてるケースを作成しました。
サンプル瓶も新しく購入したんで標本をつくりなおします。
何種類集まるかな〜
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イカ

数学の応用問題でイカ・タコ算というのをやりました。
わざと4本足のイラストをつかって「イラストは絶対に参考にしないで下さい」という話を書いてからスタートしたのですが、「あれ?足って何本でしたっけ?」という質問からスタートでおもしろかったです。
家の下にある店にいってみると新鮮なイカが売られていました。
そういえばこっちに来てから一度もイカを購入していない事に気がつきました。
もらって食べているばかり。
せっかくなので購入決定。超生きが良かったです。

目玉が何とも美しいです。
血液も最高の状況です。
内臓・・・残念ながら手が汚すぎて、シャッターを押す事はできませんでした。
でも、「血液は青」というのがわかりそうな色調でした。

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2011年12月15日木曜日

もちろん精巣にも

昨日魚を購入した時に、美味しそうな「たち」が。
色々買ったんで別の良かったのですが「甘くて美味いよね」という魚屋のおじさんの一言で購入。
「この後いくらでも食べれるけどね」とは言われたのですが・・・
「お湯に通してからじゃないとダメだよ」と言われました。完全に生で食べる気満々だったのが見透かされていたようです。一応そうしました。
その前に一枚。

卵巣がそうだったように、精巣にも細かな血管が行き届いています。
丼一杯分程度の量で300円。
ん〜まずいな〜この食生活
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ウサギを鞣す

ウサギを拾ってきたのですが、その皮を鞣しました。
ミョウバンと食塩の混合液につけて一週間。
写真のようにして貼付けて乾燥です。

翌日はすっかり乾燥しています。
毛は何となく固まった感じですが、指でしごいてやると完全にふわふわに。
何とも言えない温かさ。
他の車に踏まれてぐちゃぐちゃになるよりは、こうやって毛皮として静電気の実験にでも活用された方が良いですよね。

今回のは真っ白なウサギで、子ども達がもう欲しがって大変。
ちぎれた毛皮は「もらっていいですか・・・」のラッシュで、随分もらわれていきました。
まあ、良かったです。
裏の血管がすげ〜とか言ってましたが、そんな事は新しく何かを発見するチャンスかも知れませんね。子ども達の観察眼に期待です。
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2011年12月14日水曜日

本日購入「鍋壊し」

今日は研究会などもあって帰宅が早かったです。
なので、魚屋のおじさんと少しお話。
時化のためほとんど魚が入っておりません。
それでもあったのがこのトゲカジカ。
こんな感じの魚です。
数が少ないからみんなでシェアという事なのか、それとも昨日穫れたものなのでもう鍋用に加工してしまったのか、半身になっていました。
耳石がうまく回収できるのかを考えて、選んだのですが、残念ながら今回のものでは回収できなかったようです。
それでも、カジカの「鯛の鯛」はこんな感じです。

全体が柔らかく、軟骨でできているような感じです。
で、頭部の写真。
これ見てわかるようにレンズが曇っています。
昨日のものでしょうね。
まあ、美味くてよかったです!

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削る削る!

あまり雪がないと聞いていたのですが、案外多いなぁと思います。
それもどうやら風の関係らしく、昨日なんかは恐ろしい程の風が吹いていました。
車の上の雪はその風で飛ばされて全く積もっていませんでした。
それでも、道路には雪が積もっています。
朝の様子・・・見事な削りっぷりです。
これ、こんなに火花出してちゃ、路面もグレーダーの刃も痛むよねぇ。

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2011年12月10日土曜日

クロソイの「鯛の鯛」

まあ、タイトルからしてうさんくさいのですが、昨日のクロソイの「鯛の鯛」です。
つまり、肩甲骨と烏口骨。
今まで色々なのを見てきましたが、「基本に忠実」という感じです。
写真に撮るのもなとおもい、スキャンです。
この方が綺麗ですよね。

こちらにフグ
こちらにサケ
こちらにタラ
ということで、タイの写真はないみたいw
変だな。
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2011年12月9日金曜日

クロソイって言ったかな

今日一旦帰宅して、別な会議にいく前に、魚屋によりました。
すると、でかい魚が口をパクパクして生きています。
今日の午後にあがったものらしいのですが、気温も低く氷の上に保管されていたのでまだ生きているのだろうと思います。
魚屋のおじさんの話だと、どうも寄生虫がはいりやすく、肉に見た目の影響がでるのであまり買ってこないんだけど、今日は魚種が少なかったからさ・・・ということです。
寄生虫がはいっているものは刺身は無理。ダメなら鍋でという事です。
会議の時間もあったので、捌いてもらう事にしました。
いつもは自分でやるんですがね・・・
頭部はこうです。

さっきまで生きていたのですから新鮮に決まっています。

目がすごいですよね。
頭部は割られましたが、さすがプロ。
まっ二つなので耳石ばっちり!

ちらっと見えているのが爪楊枝です。
キラキラとしているのは破壊された脳ですね。

この模様。年輪と同じです。毎日毎日積み重ねられるのです。
刺身も鍋も最高に美味しかったです!
40cmはあったと思いますがたったの600円。
十分楽しめました。明日の分もありますw
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2011年12月8日木曜日

ウサギ

交通事故のウサギを回収した話はここでも紹介しました。
当初生徒達は「ありえん」的な反応でしたが、前任校でも前々任校でも同じ反応だったように、それがいつか当然になり、何となく理解してくれるようになるものです。
「なんか逆に勉強になるかも」と早速言い出している「ぎゃーぎゃー」言ってた女子もいますw
で、「ちょっとウサギの足見せて下さいよ」といってきたのですが、すでに薬品につけてあります。
写真はこれ。

前肢ですが、見事な腱の様子が見てわかります。
長い爪も予想外だったようです。
これ、まああと二週間もたったら立派な標本にできるのではないかと思っています。
実物を見せるのが一番なんです、動物のからだのしくみを知るには。
瓶に入れておいてあったウサギの心臓もどうしても触りたいというのもいたし、良い傾向です。
そして何よりおもしろかったのが「せっかくなんで毛皮つくって下さいね」って子がいた事です。
もちろん今なめし作業をしておりますw
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教科通信No.71・・・フィボナッチ数列

フボナッチ数列が反映された形の野菜と言われるロマネスコ。
フボナッチ数列は、きっと聞き慣れない数列でしょうが、理屈は簡単です。
で、自然界には随分見られますね。

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ごっこ

「ごっご」と呼ばれている魚がいます。
本名ホテイウオ(漢字だったら布袋魚)です。ダンゴウオ科です。
なんというか・・・何とも言えないグロテスクさです。
ところが猛烈に美味なのです。
血中コレステロール、それも悪玉を考えると、この魚卵や肝臓は問題なのですが、ついつい食べてしまいます。
まあ、仕方がありません。
もう買わないかもしれませんから、写真を撮っておきました(笑)
まずは頭部。
これは新鮮でしたから目の生き生き感が違いますよね。

模様は何とも言えない感じの模様ですが、海底で生活しているのですがしっかりツートーンになっています。
正面から見たら、こんな感じです。

体のつくりというかバランスからいくと、目の小ささが際立ちます。
見て雰囲気はわかると思いますが、鱗は全く見当たりません。
ヌメヌメです。筋肉をまったく感じないのです。
腹部には吸盤が見られます。これで海底面にへばりついたりするようです。

新鮮な個体でしたので、このまま吸盤としても機能しそうです。
大変堅く、食べる時には切り落としています。食べれるのかもしれませんが、美味しそうではないと思います。
さて、内部を見てみましょう。この個体はメスです。
この時期しか店頭には並びません。そして人気はメス。
当然みんなのねらいは、この豊富な魚卵です。猛烈に発達した卵巣が美味しい訳です。
栄養分を送り込むには血液が必要ですから、こんな風に細かく血管が枝分かれして包み込んでいます。


幽門垂という魚類に特徴的な器官も透明感があって綺麗です。
ここで色々な消化酵素をつくって分泌しているのですね。
そして心臓部分。卵巣を取り除けばそこにはもう何もありませんという感じに近いのです。
それほど卵巣が他の器官を圧迫しているイメージ。
体を動かすための筋肉、つまり他の魚で言う「身」の部分なんかはごくわずか。
それでも比較的立派な心臓が見えています。

取りだすとこんな感じ。

内臓を色々と見ていると、何か白っぽいものが。
やったぜ!寄生虫。

取りだしてキッチンばさみの上において撮影。
条虫の仲間ではないかと思います。
吻が4本見えていたので・・・
とまあ、食べる前にこれだけやると、普通は食欲も減退しますが美味しいです
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...