2008年10月31日金曜日

カイコの繁殖

カイコを飼っていました。
随分しんでしまって、がっかりしていたのですが、産卵してくれたので、あとは次世代に繋げればOKということになります。
繭から出てくると、メスは性誘因腺からフェロモンを出してオスを誘います。
写真の黄色い部分がその腺です。

身体の割には大きな腺です。
そしてオスはその情報を触角で捕らえ、2本を上手く使って方向を確定し出来るだけ早く交尾しようとします。
コンチュウたちは子孫繁栄を最優先しますから、自分の精子をいかに早くメスに受け入れてもらえるかが重要なのです。
オスはメスと交尾するとき、簡単に外れないような器官を持っています。
拡大してみるとこんな感じで、フック状になっているわけです。
長い尖ったフック部分が補握器、その上にある太めのフックが鈎器です。

このフック状のもので結合していますから、人為的にはずすにはひねってやらなければいけないのです。すごいしくみです。
結合すると本当に長時間続きますが、精子の移動は一時間もあれば十分なそうで、人為的にはずしても問題はないのです。
頭部を拡大してみるとこんな感じです。
なかなかかわいい顔ですよね。

立派な触角があります。
そうそう、こちらに色々なコンチュウの頭部がたくさん出ています。それそれ特徴がありますね。
交尾する前から、産卵してしまうものもあります。
これは繭からでて、交尾前に産卵してしまったタマゴです。
今回は、曜日の関係で、すべてバラバラにしておいたので、こうなってしまったのでしょう。

繭を分解すると、「幼虫→蛹」という抜け殻と「蛹→成虫」の抜け殻が入っています。
蛹の抜け殻は縮んでいませんから、気門の跡がよくわかります。
白い糸のような物が、気門の痕跡です。
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ゴジュウカラ激突

小学生が焼き芋をするということでしたので、外で手伝っていました。
すると休み時間に中学生がバタバタと降りてきて、「鳥が激突しましたよ」と教えに来てくれました。行ってみるとゴジュウカラです。
脳震盪のようです。まあ、死ぬことはなさそうです。
つかまえて写真を撮らせてもらいました(笑)

どんどん元気になってきましたので、放鳥するのですが、その前に気がついたのがこのおしりの部分の模様。
こんな感じだったんですね。なんだかモノトーンな印象しかなかったのですが、全然違いました。

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元気に飛んでいきました。そして焼き芋もばっちりでした。

2008年10月30日木曜日

RikaTan11月号〜電池づくり


RikaTan〜理科の探検の11月号が出ました。
電池づくりについて様々な記事が出ています。
面白かったです。
詳細はこちらに出ています。
このBlogで紹介した写真も解説とともに出ております!
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2008年10月29日水曜日

早くも春の準備

北海道では初雪が平地でも観測されています。
結構冷え込みも厳しく、学校でももう半袖はやめてくれと言われています(笑)
外の木の葉の色も悪くなり、もう冬へまっしぐらと言うところでしょうか。
クルミを拾って歩いているリスの姿もピークを越えたようです。
植物たちはというとこんな感じです。
もう春の準備がしっかりと進んでいるのですね。
この中に花芽などが隠されているのです。
すごいな〜と思います。

ツツジです。
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ミルククラウンのような花

ミルククラウンは、最近ならカシオのデジカメで実に簡単に撮影できるようになりました。工夫も無く・・・


なんだか、本当にミルククラウンのようじゃないでしょうか?
問題は、この花の名前がわからないことなのですけどね・・・
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自然界って、全然関係のないところでこういう収束があるのかもしれないなと思っています。

2008年10月27日月曜日

大気圧を体感する(追記・追実験)

ペットボトルにお湯を入れます。とけて変形しない程度の温度のお湯です。
そのまま蓋をしておくと、全体が冷やされて水蒸気だったボトル内の大部分が水に戻ります。
すると体積は1/1700になりますから、内部はほとんど真空状態です。
そうなると、大気圧によって押しつぶされます。
ビックリするほどの大気の力です。普段私たちはそれを全く感じないで生活していますが。
さて、それはキャップが丈夫だからです。
ではキャップも柔らかい物にするとどうなるのか。
たとえば風船。
やってみるとこんな感じになりました。

風船が内側に入り込んでしまいます。
これがペットボトルのように柔らかい物でなければ、大気圧分をすべて風船がかぶることになりますから、内側にがっちり入り込んでしまいます。
ペットボトル全体の柔らかさの関係で、残念ながらそこまではいないにということがわかりました。
これは炭酸用のボトルです。
非炭酸用ならどうなるのか?
野菜ジュースなどのような、断面が正方形に近いようなボトルでやるとかなり入ります。そして上手くやれば横は潰れないですみます。
これはなんだかいけそうな気がする〜

ここに別な方法で大気圧を体感する場合を載せてあります。
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応援よろしくお願いいたします。
追加で、本来こうやるべきという実験をしておきました。
理科室であればやはりフラスコでやるべきです。
実験の仕方は同じなのですが・・・

この辺まで思いっきりゴム風船が入っていきます。
動画はYoutubeにあげたのですが、今認証待ちですので、しばらくお待ち下さい。

2008年10月26日日曜日

シラカバの樹液

春になってシラカバの樹液取りをするのは非常に面白い。
以前、そのサイトを作っていたのですが、今探してみるとない(笑)
どこに作ったんだったかな?
中学生達とやったのですが、時期さえ間違わなければすごい量の樹液がとれます。
そして一度例会でそれを煮詰めたことがありますが、まあ甘みはもちろん濃くなりますが、メープルシロップのようにはならないのです。
イタヤカエデの樹液を煮詰めたものを舐めさせてもらったこともありますが、これはさすがに甘かった。メープルに近いものを感じました。
でも収量が合わないのでしょうね。
シラカバの樹液はこちらにでています。
さて、葉が落ちたシラカバを見に行ったら、こんな感じでした。


カメムシです。
カメムシは、セミと同じ仲間で、この針のような口を樹に刺して樹液を吸うのです。
樹皮は固いと思うのですが、そんなのはものともせずです。
実際にカメムシをつかまえて顕微鏡で見たいですが、さすがにあの臭いをかぎながらはイヤなので、干からびたセミの標本で見てみました。

スギゴケ

なにも撮影対象が無くなってきたな・・・
というのは勘違いで、今まで見えていなかったものが見え始めてきます。

近くの地面にこんなものが。

大元はこれ。
胞子を作るのです。
春だって夏だってあったのですが、なかなかそれに目が届かないのですね。
面白いなとおもいました。
こうやって色々と探してみたいなと思います。
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2008年10月24日金曜日

キノコの胞子を見る

裏山でとってきたキノコです。
不気味な感じですが、おそらくアミタケ。
文献ではおいしいことになっています。

あまりにも生き生きしていたので、胞子紋を見てみようと思いました。
簡単にできるのです。
ただそのままキノコを置いておくだけ。
翌日見るとこんな事になっています。

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いろいろなキノコでやってみると面白いデスよ!
見つけて楽しむきのこワンダーランド (森の休日)

オオウバユリ

裏の林にちょっと実験用の素材を確保しにいってきました。
カラマツがもの凄い勢いで葉を落としています。
急に風もついてきて大変な落葉でした。
そんな風を待っているのがこのオオウバユリ達です。

一つの果実にどのくらいの種子が入っているのでしょうか?
セイヨウタンポポではやったことがありますが、そういえばこれではやったことがないな。今、外はもの凄い嵐になっています。
今回発見した物の中にはおそらく種子はもう残っていないでしょう。
新しいのを見つけたらみんなでやってみようかな・・・

こんなに種子が詰まっています。
今日くらいの風だと、こんな小さな翼でも結構飛ぶのかもしれません。
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花からたねへ―種子散布を科学する種子散布の方法はなかなか巧みなのです。

2008年10月23日木曜日

リンクがまちがっていました(笑)

久しぶりに自分らのサークルのページを見てみると、最新情報のリンクが間違っていました。
全く気がつきませんでした。
これです。
二ヶ月ごとくらいに画像をまとめておこうと思っています・・・できるかな?
この空の写真集は、見ているとなんだかほっとします。
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2008年10月22日水曜日

ムラサキツユクサ

瀕死のムラサキツユクサを見つけました。
2年前にもらってきて観察用に栽培している物です。
今年はずっと咲いていたような気がします。

よく見ると、観察対象として有名なおしべの毛の細胞が一つづつ見えています。
なかなか綺麗な物ですね。
ちょっと感動的です。
顕微鏡での動画もアップしたいところです。
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コレクション対象・・・センチコガネ

こんな虫を見たことがある人も多いでしょう。
センチコガネというコンチュウです。
センチコガネのセンチの語源は雪隠。つまりトイレです。
このコンチュウ、綺麗な金属光沢がありますし、地域によって随分色調も違いますからコレクションの対象にもなっています。

このコンチュウは名前の通り、糞が大好き。
馬糞や牛糞に集まりますし、動物の遺骸などにもあつまります。
先週、パークゴルフの道具を片付けたのですが、カップの中に大量のこのセンチコガネの死骸がありました。寒さをしのぐのに、こちらに隠れるのでしょうね。
今日は壁を歩いているのを見つけました。
裏にはダニもついていたのですが、上手く撮影できませんでした。
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糞虫たちの博物誌
この本、面白そう・・・クリックしちゃいそうです!

2008年10月21日火曜日

ベニシジミ

ぐるっと校地内を歩いてみましたが、なかなかこれといった対象物が見つかりません。
気温の関係で、コンチュウたちはどんどん少なくなっています。
久しぶりに見つけたのがこれ。
完全にこちらに尻をむけています(笑)

触角の様子がなかなかかわいらしいです。
横に移動して見ると、こんな感じです。
内側の模様はよく見ますが、これはあまり見ることがないかもしれません。
残念ながら蜜を吸っているところを撮ることができませんでした。
残念です。

可愛いですよね。
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チョウ・ガ (ヤマケイポケットガイド)

これがガガンボです

こちらのBlogで、ハチの羽根が4枚だというのがなかなかわからないという話が出ていました。
羽根が2枚しかないのでガガンボではないかという展開にもなってきていました。
ガガンボとは頭部の様子も違うのですが、あまりじっくり見ることはないでしょうから、機会があったら載せたいなと思っていたのですが・・・
今日たまたまいたのがこのガガンボです。

羽根は2枚しかありません。
でも、コンチュウの身体の基本は頭部・胸部・腹部に分かれていて、胸部から2対の羽根と節のある3対の脚。
ガガンボには羽根は2枚しかないのでしょうか?
実は痕跡が残っています。

ここです。
この痕跡器官を平均棍とよんでいます。役に立たなそうに見えますが、案外そうでもないと言われています。アブやハエにもついています。今度見てみましょう(笑)
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2008年10月20日月曜日

Wisdom96の10月例会報告(写真などを追加)

金曜日(10月17日)はWisdom96の定例会でした。
普段とは違う会場でしたが、なかなか盛り上がりました。
開始時間も普段より早かったのですが、終了時間はやはり同じです。
この日は朝から義務的に参加しなければ行けない研修会でした。
一年に一度集まるものなのですが、内容的には残念ながら「トホホ」でした。
レポート集も出されるのですが、そのレポート集がとにかく恐ろしい・・・
正直環境破壊ではないかと思わされるようなものでした。紙の無駄遣いです。
現場の人間はもう少し真摯に研修をしなければいけないだろうと痛感させられました。
終わって、妙な虚脱感はありましたが、6時から会場を移動して例会に入りました。
今回は新しく小学校の方が来られたのですが、その前向きさに、自分らも考えさせられました。
やった内容は以下の通りです。
■コンニャクイモからコンニャク
 これは以前にもやっているのですが、色々と考えさせられます。
 とにかく、こんな物を食べようと思った先人達がすごい。
 ひどい目に合うよという話をしましたが、生イモを口にして、実感してもらいました。
 初めてという5人が、ひどい目に合っていました。
 でも、将来こんな事をする機会があったとき、それを実体験しているかどうかはとにかく大きな違いになるのですね。そんな観点から考えても非常に良い経験では?サトイモ科の植物ですから、本家サトイモも生でたべるとこうなのか、興味があるところです。(やってみます(笑))
 今回は地域の方にイモを譲っていただきました。感謝です。

■マイタケのプロティアーゼ
 市販されているマイタケのタンパク質分解酵素のパワーを実感する実験です。茶碗蒸し風に仕上げるのですが、見事に「固まらない」のです。これをうまく工夫して、ひょっとしたら骨格標本にまで応用できるのではないかと思っています。それにしてもとてつもないパワーです。

左から順に「マイタケ入り」「ノーマル」「タンパク質分解酵素入り」です。
固まっていない様子がわかります。
■ヤツメウナギの解剖
 ヤツメウナギは円口類という、原始的な魚類の仲間です。ヤツメと言うくらいで目の後ろの部分に7つのエラアナがあって、たしかに目が8つに見えます。解剖してみるとその妙な形態と合わせてその切りにくいこと。それでもかなり丁寧に解剖をして、色々なことを理解できました。
 血球のプレパラートも作成しました。いつも使っているギムザ液がありませんでしたから、メチレンブルーで染色。しっかり核を観察することが出来ました。歯をはずしてみたりして、非常に面白い時間でした。ヤツメウナギの赤血球には核が見られます。自分のものも提供しましたが、もちろんそちらにはありません。白血球が見えますが、それにはしっかり見えていました。

■アルギン酸ナトリウムで人工いくら
コンブなどのぬめり成分がアルギン酸です。それを利用してマイクロカプセルを作りました。人工いくらモドキです。これがなかなか面白いのです。一般的にはアルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウムの水溶液に滴下します。今回は、カルシウム分を多く含むミネラルウォーターに滴下して作りました。ベースのアルギン酸ナトリウムにはブドウジュースなどで味付けをしました。なかなかうまくいきませんでしたが、そこは粘りで何とか。最後は上手くいくようになりました。この素材はお持ち帰りでした。
■ギムネマ茶
 インド原産のツル植物、ギムネマ。これは甘みを感じさせなくして「甘い物を摂取しないように」としむける物なのだそうです。実際にお茶のようにして呑むよりももっと手っ取り早くさらに効果絶大な物として・・・直接葉を食べるというのを試してみました。たしかに効果絶大。ひどいです。砂糖は砂のように、チョコレートはロウのように、そしてひどいのはガラナ。これはもう妙な薬品です。だめですね。たしかにこれは使えるかもしれません。生徒実験は4時間目はだめでしょうね。給食がひどいことになりそうです。
■電球を浮かせる
 これは面白かったです。ベルヌーイの定理に関する実験を何種類かやった後、ブロアーで発泡スチロール球を浮かせます。垂直でなくても、OKです。どんどん傾けていくと面白いです。最後には、丸いブラックサイト(である必要はないのですが、それがあったのでしょう(笑))を浮かせるということに。たしかに浮きました。すごい。でもこのあと割れました(笑)落下してしまいましたので。やり方を工夫して安全確保が重要かもなと思います。

■ビデオデッキの分解
 ビデオデッキの中のモーターが、低電圧で抵抗も少なく動くので、逆に発電機として利用するには良いのだという話がありました。それでさっそくやってみたのですが・・・なんだか上手くいきませんでした。面白いモーターも入っているのですが、残念ながら今回は失敗。なんとか他のビデオデッキでできればよいなと思います。今回は6台のビデオデッキが持ち込まれました。みなさんお持ち帰りでした。
■シンプルモーター
 モーターは電線に電流が流れてそれが電磁石になり、外側や周辺にある磁石との関係で回転します。これはYouTubeにでていたモーターをそのまま再現した物です。素材は乾電池とアルミ線、それに丸いネオジム磁石です。たしかにまわります。面白い。

■斜面を転がる物体の運動
 よく、中学校の試験などに物体を斜面に沿って落下させる実験が出題されます。そこには必ず「球と斜面の間には摩擦がない物とします」などと書かれていますが、それ自体あり得ないことです(笑)その摩擦の大きさは、球とレールのサイズがどのような関係なのかというのは非常に大きい効果をもたらしますというのを実験しました。本当に驚くほどの違いでした。
ということで、夜の7時くらいから、このくらいの内容をやるとやっぱりその日のうちにおわりませんね。それでも面白いのです。
さて、来月も第三金曜日が予定です。参加したい人は是非連絡をください。
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とにかくやってみる


クサフジのツルを見てみました。
頑張ってるよな〜これをじっくり見ていると、からみつく物を探してグルグルとまわっているはずなのです。
よくよく見ると、それに糸をかけているクモもいるようですが、とにかく頑張ってますね。
行き詰まって、もういいやって思ってしまいそうなことってありますが、この雑草たちはそんなこともなく、一生懸命に伸びようとしています。
もう、寒くなって朝には霜に当たったりするのでしょうが、頑張っています。
だめだこりゃッて思って言い訳ばかりしているのはいるのは人間くらいなのかもしれないな・・・と思わされました。
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シンプルモーター

Wisdom96のMailingListで、面白いモーターがあるという情報を教えていただきました。
ちょうどその数日後に、例会がありましたので、作ってみました。

簡単に作ることができます。
乾電池、ネオジム磁石にアルミ線のみ。もちろん銅線でも出来ます。
面白いなと思います。
しくみわかりますか?
#これはYouTubeを貼れるようになったというのを確認するための試験投稿も兼ねてたりします(笑)
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野生フクロウのペリット

ここで、海外から輸入したフクロウのペリットの分解を紹介しました。
以前、野生フクロウのペリットを撮影した場所は鮮明に記憶しているので、彼らの習性を考えれば、おそらくその場所に行けば採取することが出来るのでしょう。タイミングさえ合えば。ただ、ちょっと離れているので、時間がなくいくことが出来ないでいます。
今日、学校に行って戻る途中、なぜかちょっと戻ってみようかなと思った場所がありました。全然理由はないのですが、なんと言うことはなく車で100m程Uターン。
そしてふと足元を見ると、あるじゃないですか〜こりゃ呼ばれたな。そんな気分です。

間違いなく1頭分のネズミは入っています。
自転車に踏まれたのか、時間がたったのかわかりませんがばらけてしまっています。
この場所も覚えておくことにしよう。この周辺では何度もフクロウを見ているので、楽しみが増えました。
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ムラサキツメクサも綺麗ですね

なかなかじっくり見ることがありませんでしたが、ムラサキツメクサの花をじっくり見てみました。
こんな感じの物しか見あたらないのです・・・なんだか寂しい季節です。

紅葉の季節なので、黄色から赤、緑から黄色など絶妙なグラデーションは各所で見られますが、ここにも美しいグラデーションがありますね。白からピンク、赤紫まで。
夏はこの花にたくさんのハチなどが来ています。今は残念ながら来客無し。
この花は美しく咲いていますが、もう茶色く枯れている物が随分目につきました。
これを写した近くで、別な面白い物を発見しました。
それは原稿を書いてから・・・今日はワイン工場の見学に行ってきましたので、それをまとめなければ・・・
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2008年10月19日日曜日

ススキの穂

ススキはもう完全にひらいてしまって、種子をどんどん飛ばしています。
なんだかもの悲しい感じです。
日の光を受けて、金色に見えてはいますが、全体像を見ると、もう秋も終わりかという気分になるのです。

昆虫類はもう瀕死という感じでしょうか・・・
元気なのはこんな連中です。

オツネントンボです。
彼らはこれから冬眠場所を探すのです。
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タンポポの綿毛

じっくり見てみると、なかなか面白いですね。
とにかくこうやってうまく広がるのが不思議です。
ぎっしり詰まっていた物が、こうやって広がるのですから・・・

飛び出す瞬間も、強風でないときには一気に飛んでいくことはありません。
少しずつ飛ばされていくのでしょうね。これで色々な範囲に飛ばされることになるのでしょう。
なかなか飛び立たない物もあって、見ていると飽きません。
でも、足がしびれます(笑)

こちらにも、つい最近載せておきました。
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こういう本に本質が書いているのでしょう
たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)

2008年10月17日金曜日

ミニトマトの花

今日はがっちり冷え込みました。学校に来てみると、ヤーコンの葉がしおれています。霜が降りたのです。周囲にはへっちゃらな奴らもたくさんあるのですが、ヤーコンは本当に敏感に反応して、本当にあっという間にダメになってしますので霜が降りた日がわかります。
その横で咲いていたのがこれです。

この後、授粉を手伝ってくれるコンチュウはほとんど来ないでしょうから、そのまましおれてしまうのかもしれません。
でも、せっかくこうやって咲き続けるのであれば、室内に入れようかな・・・という気分にもなります。
室内だとおそらくまだしばらくは行けるのではないでしょうか?
まあ、それは植物のためではなく、人間のためなのですけれども・・・(笑)
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小さなオニグモ

日没間近ですが、綺麗な蜘蛛の巣を見つけました。
さっそく手持ちで撮影したのですが、暗くて手ぶれ。
ちょっとヤバイかなと思いましたが、三脚を立てて撮影することにしました。

なぜ、この巣で粘ろうと思ったかというと、めいわくだとは思うのですが、どこからから飛んできた綿毛がくっついているのです。
なかなか綺麗な光でしたが、すべてにピントが合うようにカメラをセットすることが出来ませんでした。めちゃくちゃ残念です。一脚の方がいいのかな〜

巣の様子は少しは写すことが出来ました。
クモも種子も同じ高さにあるのですから、粘れば両方をピントの範囲内に納められたと思うのですが・・・悔しいな・・・
それを諦めさせたのは、怒濤の蚊です。半端な数ではありませんでした。
車のエンジンは切ってあるのですが、とにかくひどい。
彼女らも必死ですからね・・・
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日本のクモ (ネイチャーガイド)

2008年10月16日木曜日

ノシメトンボ

なぜか昨日は暖かい日でした。こんな時期に20度を超えるなんて・・・という感じの気温です。
コンチュウたちも比較的元気に活動をしていました。ただ、やはりもう羽根などが痛んでいて、可愛そうな感じですが、残りの数日を頑張って生きていくといった雰囲気を醸し出しています。
そんな中、1ペアのノシメトンボが外の水道管に止まっていました。
交尾中です。

こうやって接近してみることが今までなかったのですが、なかなか面白いですね。
トンボの交尾はこのようにおこなわれていると言うことですね。
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マンナンライフとChinaFree

先日、あるスーパーマーケットにいったら、マンナンライフの蒟蒻畑が安売り中でした。TVCMで現在の在庫がなくなったら終わりデスのようなことも言われていますし、自分は基本的にマンナンライフはしっかり対応をしてきていて、それに関わる事故が起こるのは、極端に言えばユーザー側の問題が大きいのではないかと思っています。
しかし、「他の国では禁止になっている」らしく、国として製造を禁止させるような動きが出てきているのですね。どうなのでしょうか?
聞くところによると、食品の喉つまりによる死亡事故において、コンニャクゼリー系のものは第9位だそうです。となると、それより上位を禁止しなければ行けないのではないでしょうか?餅やお米です(トホホ)。
極論を言えば、「自動車の交通事故死亡者がこんなに多いんだから、もう車の販売は禁止だ」というのに近い気がします。
それなのに、反対にだれもが「何をやってるんだ!!」という怒りを覚えているのが、おそらく中国製の食品関連事故ですね。
他の国ではChinaFreeの標示がある物もでているようです。どうしてこう言うのには横並びせず、国民に対して失礼としか思えないような、微妙な幕引きをはかるのでしょうか?信じられません。
前回の餃子の幕引きは、どう考えてもおかしいです。今回のメタミドホスインゲンやトルエン餡にどのような対応をする気でしょうか?
中国が優先なのか、国民が優先なのか?
その辺を、マンナンライフとのバランスで見てみたいなと思っています。
マンナンライフのサイトを見ると、社員は76名。その人達の生活は大丈夫のでしょうかね?
もちろん、喉つまりでなくなった方達のご冥福はお祈りいたします。
それとは全く別問題です。
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2008年10月15日水曜日

アオジのメス

学校の裏の林に、観察対象を見に行ってきました。
その途中、道具をしまってある小屋の前を通過したとき、なんだか中でバタバタ音がします。
変だな?と思って覗くと、鳥が迷い込んでいました。
小さな明かり取りの窓の方にいって飛び出したいようですが、当然無理です。
仕方ないので、棚をよじ登って、つかまえました。
そして数枚撮らせてもらったのがこれです。

アオジのメスですね。
アイヌ語では「ムるルンチカプ」。
意味は「ハマニンニクの藪・にいる・鳥」という意味なのだそうです。
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拡大してみてわかること

そうか・・・こんな風になっていたんですね。

F15が戻ってきたな・・・でもちょうど一時間って怪しいか?
訓練???
この花わかりますか?
普段はこんな感じでは見ることがなかったので、予想もしませんでした。
今日は妙に気温が高かったですが、確実に被写体が減ってきています。
それでもこの花はまだ元気。数少ない被写体の一つです。
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大人の塗り絵 秋の花編
塗り絵をしたい・・・って気持ちはわかるよね。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...