春になってシラカバの樹液取りをするのは非常に面白い。
以前、そのサイトを作っていたのですが、今探してみるとない(笑)
どこに作ったんだったかな?
中学生達とやったのですが、時期さえ間違わなければすごい量の樹液がとれます。
そして一度例会でそれを煮詰めたことがありますが、まあ甘みはもちろん濃くなりますが、メープルシロップのようにはならないのです。
イタヤカエデの樹液を煮詰めたものを舐めさせてもらったこともありますが、これはさすがに甘かった。メープルに近いものを感じました。
でも収量が合わないのでしょうね。
シラカバの樹液はこちらにでています。
さて、葉が落ちたシラカバを見に行ったら、こんな感じでした。
カメムシです。
カメムシは、セミと同じ仲間で、この針のような口を樹に刺して樹液を吸うのです。
樹皮は固いと思うのですが、そんなのはものともせずです。
実際にカメムシをつかまえて顕微鏡で見たいですが、さすがにあの臭いをかぎながらはイヤなので、干からびたセミの標本で見てみました。
セミの標本は何年も前のでぱりぱりに乾燥しています。
口器だけ取るのは不可能だったので、残念ながら破壊しました。
その口器の外観がこちらです。
この内部に何か隠されているはずです。これではいくら何でも樹皮に刺さるところまではいかないでしょうから。
で、割ってみました。
すると内部にはこんな針状のものが隠されています。
なかなか鋭いです。
これはやっぱりカメムシも見て見なきゃいけないですね。
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