2022年2月17日木曜日

フレミング左手の法則

磁界の中で電流を流した電線がどのような力を受けるのかを、簡便に理解する方法として「フレミング左手の法則」があります。

自分は、磁界の向き・磁力・導線の周りに生じる磁界の向きの関係で十分理解できると思っているし、フレミング左手の法則でしか理解できないのであれば、それはもう「理解していない」のではないかと思っています。

なので、フレミング左手の法則はすべて説明した後にやっているのですが、面白いのはこの手の形をなかなか再現できなかったり、回転させると混乱してしまったりして面白すぎると言うことですね。

今はもうそれ系の大学に進学して、芸術作品を作り出しまくっている天才卒業生の一人が、中学校2年生の時に作ってくれたのがこの模型です。

もちろんスタートはただの「イラスト」だったのですが、こんな感じのキモキャラになったのです!素晴らしい。

そして、今日、今の2年生の女子が、こんな感じでしたw

やっぱりこんな感じで取り組んじゃうんですね!面白すぎる!

ってことで、別にフレミング左手の法則を排除しているわけではないのでこれもOKです。

いずれにしてもこうやって工夫してく人たちは、きっとこの先も色々な事をやってくれるのではないだろうかと思っている今日この頃だったりします。


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2022年2月16日水曜日

雪ってなかなか粘るねぇ

私立高校のA日程受験当日、「うわこれ絶対にマクロレンズで撮ったら凄いやつやん」って感じの結晶バリッバリの雪でした。

ところが残念ながら完全なる日の出前から勤務によって、暗闇&街灯の反射光&スマホっていう残念な「記録」です。一つの結晶が5mm以上もあったでしょうからホントに残念です。

今見ても悔しいです。

さて、こんな雪が屋根の上に積もって、それが下からの熱や圧力で融けて、外気温が低いと氷柱になります。なんとか工夫でもして届きそうな高さの氷柱であれば安全のためにもなんとかしたいところですが、学校の体育館のような高さだとどうにもなりません。

あまり酷くならないうちに落ちてくれたら良いのですが、この雪の量などの関係で、氷柱も雪庇もとんでもないことになっています。この氷柱、2m以上あると思います。

雪庇部分も1m以上ですね。まあ湾曲具合も凄いですが、この「粘り強さ」がもの凄いですね。

もし真下に行っているときに落下したら完全に命がないでしょう。もちろんこの下には行けないようになっています。早く落ちれば良いなと思いますが、どこまで粘るのかも気になりますw。

ちなみに北海道はこんな感じです。

ほらね?「すぐに値段が下がるなんて事はない」どころか、着々と値上がりしています。やっぱりね。小手先じゃ駄目って言う典型的な現象が起こっています。

電車は止まる、バスは動かない、歩道の除雪は進まない、ガソリンは上がる。家にいれば良いのですがねぇ。灯油も上がってますからね。萩生田さんも北海道に来て現実見たら良いのにね。「流石にまずいね」ってなるんじゃないでしょうかね?

「だから電気自動車にしろよ」って声も聞こえてきそうですが…厳冬期バッテリー問題はないんでしょうかね?ヒーター類も窓の曇りも外の解氷も全部電気ですからねぇ。


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2022年2月13日日曜日

全然プラスにならない一日

金曜日、建国記念の日。見事に冷えていましたが、ちょっと用事があってせっかくなので恵庭のあたりをうろついてみました。

景色の中にこういう鉄塔が入るともの凄く残念な感じしかしないのですが、鉄塔を撮ったらそれはそれで面白いなというところです。

電線を見てわかると思うのですが、向こうの真っ直ぐ並んでいるシリーズと、一番手前のものは別系統です。吹雪いているときは見えないのかも知れませんが、たわんでいる電線の揺れ方とか見てみたいような気はしますね。

新雪に残るキツネの足跡。反射する光を抑えるとこんな感じになってしまいましたが、まぶしいなと思って目を細めたときの見え方ってこんな感じですよね。家の近くにも沢山のキツネの足跡があるのですが,今年は彼ら絶対に大変だろうなと思います。

一方、この反対側ではこんな感じでした。人間が頑張っています。

除雪機フル稼働状態です。農家の方達が持っている除雪機はでかそうですよね。もう少し経ったら、畑にスノーモビルで黒っぽい肥料などを撒いて融雪を促します。残念ながら今年はまだそれには早いようで、実際今日も結構な雪が降って除雪でした。

金曜日の昼過ぎでも氷点下で、結局真冬日です。この氷柱を見てもわかるでしょうが、水滴が落ちてきていません。太陽の光が当たっても全然融けていませんでした。

ま、それでもセイコーマートのカツ丼は安定のおいしさだったので良いんですがね、寒くてもw。


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ワクチン3回目

Pfizer製を二回打ってオミクロンの大流行によってブースター接種。

国挙げてもたもたしている感じしかしませんが、この仕事をしていると必須なイメージのワクチン。本当に色々な経路で持ち込まれます。まあ、それにあわせてどんどん基準を変えていくのは実に日本的。何だこれって感じ。許容される放射線量も変えるんだから、そりゃコロナ対応なんてポンポンかえるよね。

ってことで、年齢制限がある高齢者向け接種に割り込む形で、この職業の人たちへの優先接種ができるそうで、早速申し込み。ただし超不人気のModerna製。予約も随分スカスカでした。

Pfizer製の時以上に副反応がしんどいらしいですが、とにかく8ヶ月も待っていたら3月過ぎてしまいますからさっさと済ませることにしました。

なんか、高齢者の方達に囲まれて接種という感じでしたがトホホな感じもありました。10分刻みの呼び込みをしてくれるのですが、その人に対して「おい、声が小さくて聞こえないんだよ」とか文句付けるじじいがいてげっそり。お前聞こえないなと思ったら受付の近くに座れよ。運営側の人たち絶対にストレスですね。にしても民度低すぎて萎えました。

まあでも、接種自体はスムーズで、職場に来ているALTも来ていて、少し話をして終了。

ちょっとせっかくなのでこれ行ってきました。

もうなんか凄かったです。それこそ観客の年齢層も高めでしたが、これが50年前のLiveかよって感じ。日本語字幕の訳がちょっと盛りすぎな感じはしましたが,見たかった映画が見られて良かったです。

Bowieは色々なスタイルでLiveやってますから、すべてをこんな感じで見せて欲しいなと思いました。そして久々Live行きたいなと思いました。

まだなんとなく大雪の影響が残っている札幌周辺ですが、この除雪の様子を見るとよくわかりますね。ヨドバシカメラの看板の近くなんて凄い高さの雪です。これきっと手でやってますよね。本当にご苦労様です。

この旭川行きもきっと久しぶりに走る感じなのだろうなと思いました。

今回の大雪は、千歳市内がそれなりの雪だったので空港は通常運行。これが良かったのか悪かったのか、とてつもない大混乱が起こったのです。

札幌市内の交通網は悲惨な状況です。それはダンプカー不足などといわれていたようですが、実は「排雪場問題」があるようです。騒音などのクレームも多そうですし、なんでこんな感じになって待ったんだろうと悲しくなってしまいますね。

東京消防庁によると、同庁の管内に2021年、救急車などのサイレンに対する苦情や要望が402件(速報値)寄せられた。このうち約190件は同一人物によるものだった。

っていうニュースすら流れてくる時代です。でもきっとこういう感じで執拗に電話してくるような人に限って自分の時には「何で遅いんだよ」とかいうんだろうな。

結局、Ziggy Stardustの最後の方で響き渡っていたChangesが耳に残っています。

なんか結局変われなかった奴等がグダグダになっている気がするんですよね。年齢に関係なく…。


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あ、そういえばシアターキノでドライブ マイ カーやってましたが、きっと満席で見れないような勢いでした。見る人は前売りでチケット確保を!

再びストレス解消

北海道も日の出の時間が早くなり、外の気温も「昼間」はそれなりに上がるようになってきました。そうなると、パンチェッタやサルシッチャの熟成に気を遣うようになってしまいます。

この先1ヶ月くらいが安心して放置できる時期かも知れません。

ってことでウィンナーとパンチェッタの仕込みをしました。もちろん「ストレス解消」のためなので夜中にですw。

肉1kgに塩60g。これで4日間くらいつけ込みます。これは冷蔵庫ですね。その後2週間程度外気に晒して熟成。3月の初めにはパンチェッタが完成です。おそらく気温も問題なし。楽しみです。

そしてもう一つの保存食が「サルシッチャ」です。ソーセージですね。

今回は豚ではなく羊の腸に詰めていきます。

合計4m…の腸ですが、隙間を考えるとおそらく全長350cm分くらいのサルシッチャです。

食感のために脂身を補充しながら力業で詰めていきます。これが意外と強烈に力を必要とします。きっともっと楽な機械があるのでしょうが、それ買うとろくな事にならない気がしているので・・・。

ってことで、できたものは外で乾燥・熟成していきます。

ちょっと腸に入れられなかった余った肉をソテーして味見を兼ねます。ついでに「塩」を買いに行った店に売られていたメカブ(ワカメの生殖細胞の集合体にあたります)を少しだけ湯がいてフードプロセッサで粉砕して準備。

この二つがあるともう酒が必要になりますよね。

秋田県の男鹿市の新しい醸造所、「稲とアガベ醸造所」のどぶろく。強烈でした。美味しかったです。裏のラベルに作り手の悩みが書かれていて面白かったです。米をあまり潰すと清酒だし…って本当にそうですよね。千歳市の隣に長沼町という町があって、「どぶろく」という看板が出ています。今度よってみようかなと思いますが、今日も「農醸」というお酒が二本届くので、完全に消費が追いつかなくて、冷蔵庫の中が「酒蔵」になっています。専用のが欲しくなりますが流石に駄目ですよね、そんなことしてちゃ。

ってことで、こんな作業を終わった夜中には「アレ?ストレスってなんだっけ?」ってなると言うことはたかが知れていると言うことで良いですよねw

そうそう、こういう作業をしていると「保存」のための発酵とか塩蔵とか乾燥って言うのは実に深いなと思います。本当は「ピータン」作ってみたいですが、失敗したら地獄見そうですよね。アヒルの卵で作るのに、最近はウズラの卵で作ったのもあったりします。鶏卵で自作できたらいいのにね。


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2022年2月10日木曜日

雪を融かすと…

体調チェックと一緒に毎日身のまわりのちょっとしたことでアンケートをしています。ここ数日は「雪」とか「氷柱」について質問していました。

活発な男子にとっては氷柱は恰好のおもちゃです。チャンバラにもってこいですからね。ところが「え〜」ってイメージになってしまう女子も「氷柱で戦った!」的な記述をしていたので面白かったです。敵は誰だったのでしょうか?
「氷柱の成長を記録している」という人も案外沢山いて、「あーやってそう、たしかに」というイメージ通りの人が多かったですw。

そしてみんな納得してくれるのが「氷柱をとったときの震動で先端が折れるよね」って話でした。これ、スローモーションで撮影したら面白そうです。

今朝は学校の駐車場に到着したらまさかの氷点下18度。めっちゃさらっさらの雪が降っていました。でも、その雪の厚さはごくわずかでしたので、それを使った実験ができませんでしたが、残っている少し固まった雪を使って質問です。
「ビーカーの1000mLのところまで雪を押しつぶさない状態で入れました。すべて融けたとき、水はどこまでたまりますか」
入試等で欠席している人も多いのですが、結果はこんな感じでした。

1▶100mL   10▶1000mLです

2階の窓から、手の届く範囲の雪を1Lのビーカーにとります。

頑張ってくれました。融けるー凍るを繰り返していますので、堅くしまっていますから、定規で崩して入れました。

最初はここです。

うちの学校のホールが寒いというのもありますが、簡単に融けるわけではありません。一応日向においてはあるのですが、4時間後でこれです。

このくらい融けると、「あー全然違ったわ」というため息モードです。そして朝の8時に実験をスタートして、6時間後。完全に融けました。
そしてたまった水はこんな感じです。

そうなんですよね。雪ってフワフワしているのでわかるように、水だらけではなくてむしろ空気だらけです。あの雪の結晶の写真見てもわかりますよね。

窓にたまった雪がこれですからね。

ってことで「何かの役に立ちますか?」って受験を目の前にピリピリしている人たちには突っ込まれそうですが、こういうのもしっかり考えて予想したり、日常の観察眼が問われるかも知れませんね。

まあ、今回の雪は「何度も融けるー凍る」を繰り返したものなので、フワフワの新雪でやったらもっともっと水は少ないです。そして、かまくら作って泊まってみたらわかりますが、「暖かい」んですよね。意外と。


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日本の文化はどんどん変化

先日、節分の日に、毎日学校でやっている「体調チェック」のシートでアンケートを実施しました。

大人の感覚だと、節分は豆まき、北海道では殻付きの落花生。そんなイメージでした。店にはこの時期になると「鬼のお面つき」でそんな豆が売られています。なかなかうまくやるもんで、小さなプラスチックの袋に入れられた豆菓子も売られているので、「合理的!後から物陰で発見された落花生を食べる北海道人」以上に合理的だったりします。

そんな合理性と商業主義が入り交じって、元来あった文化が変化したり、ひょっとしたら消滅までしてしまうんだろうなと思ったりするのです。

いつからなのか明確にはわかりませんが、北海道にも「恵方巻き」という文化が浸透しはじめ、なにも自分で作れば良いものを「買ってくるか、作るの大変だから」ということで売られている「巻もの」を購入するのが浸透。

結果、需要と供給のバランスがおかしくなり、大量の食品廃棄に直結しているという社会問題にまで発展してしまったりもしています。

そんな恵方巻きですが、じわりじわりと浸透しきったようで、何と今回のアンケート結果はこれでした。

豆まきをしているうちは恵方巻きも食べていて、約3割。もう完全なるイベントになっています。

ところが、恵方巻きを食べただけというのが45%。約半分が「豆まきはしない」ということです。

なんだか「うまくいったな!」とほくそ笑んでいる人もいそうですが、そもそも豆まきの起源もどんな感じなのか気になってきます。

Wikipediaで「恵方巻き」を調べてみると、仕掛けをうまく作ったのがセブンイレブン。

そしてやっぱり

「実際に恵方巻を食べるか」についての地域差は大きく、2008年12月後半にアイシェアが行った調査では、関西・中国・四国にて「実際に食べる」が半数以上占めたのに対し、関東では6割が「食べない」などの結果が出ている

ということなので、北海道で本格化してきたのはこの後。

2011年の調査結果:節分行事で何をしたか聞いたところ、「恵方巻きを食べた」との答えが48%、「豆まきをした」との答えが44%となり、恵方巻を食べたと答えた人が豆まきをした人を上回り、全国規模の行事として定着したことを示した。

ということで、この辺から圧倒的に浸透してきたんでしょうね。

そして自分の勤務先がこれ。ここから10年経過して完全に逆転現象。そうなると、豆に付いている鬼のお面はどうしてるのかが気になりますね(爆笑)。

そして気になっていた「ロールケーキ」

2007年にはセブン-イレブンから「丸かぶりロールケーキ」を発売。2011年には「不二家」も恵方巻きロールを発売。

またセブンイレブンかよ。


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...