体調チェックと一緒に毎日身のまわりのちょっとしたことでアンケートをしています。ここ数日は「雪」とか「氷柱」について質問していました。
活発な男子にとっては氷柱は恰好のおもちゃです。チャンバラにもってこいですからね。ところが「え〜」ってイメージになってしまう女子も「氷柱で戦った!」的な記述をしていたので面白かったです。敵は誰だったのでしょうか?
「氷柱の成長を記録している」という人も案外沢山いて、「あーやってそう、たしかに」というイメージ通りの人が多かったですw。
そしてみんな納得してくれるのが「氷柱をとったときの震動で先端が折れるよね」って話でした。これ、スローモーションで撮影したら面白そうです。
今朝は学校の駐車場に到着したらまさかの氷点下18度。めっちゃさらっさらの雪が降っていました。でも、その雪の厚さはごくわずかでしたので、それを使った実験ができませんでしたが、残っている少し固まった雪を使って質問です。
「ビーカーの1000mLのところまで雪を押しつぶさない状態で入れました。すべて融けたとき、水はどこまでたまりますか」
入試等で欠席している人も多いのですが、結果はこんな感じでした。
2階の窓から、手の届く範囲の雪を1Lのビーカーにとります。
頑張ってくれました。融けるー凍るを繰り返していますので、堅くしまっていますから、定規で崩して入れました。
最初はここです。
うちの学校のホールが寒いというのもありますが、簡単に融けるわけではありません。一応日向においてはあるのですが、4時間後でこれです。
このくらい融けると、「あー全然違ったわ」というため息モードです。そして朝の8時に実験をスタートして、6時間後。完全に融けました。
そしてたまった水はこんな感じです。
そうなんですよね。雪ってフワフワしているのでわかるように、水だらけではなくてむしろ空気だらけです。あの雪の結晶の写真見てもわかりますよね。
窓にたまった雪がこれですからね。
ってことで「何かの役に立ちますか?」って受験を目の前にピリピリしている人たちには突っ込まれそうですが、こういうのもしっかり考えて予想したり、日常の観察眼が問われるかも知れませんね。
まあ、今回の雪は「何度も融けるー凍る」を繰り返したものなので、フワフワの新雪でやったらもっともっと水は少ないです。そして、かまくら作って泊まってみたらわかりますが、「暖かい」んですよね。意外と。
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