2021年10月21日木曜日

通勤路の一風景。

朝の気温によって臭いが違うのがよくわかります。北海道では毎朝一桁の気温になって暖房器具の利用をはじめた家があるんだなとわかります。
それは暖房のしくみにもよりますが、「臭い」なんです。灯油を燃やした後の排気ガスの臭いを色々な場所で感じるようになりました。
数年前の北海道胆振東部地震でのブラックアウト以降、灯油ストーブの効果が見直されたりしたこともありましたが、電気暖房の家もあるようで、全然臭いを感じない「ゾーン」もありますが。
そもそも、多くの北海道人にとって暖房は必要不可欠で、現在のような灯油消費期に入っての大幅な値上げは「あり得ないな」としかいえません。今灯油は1L100円を超えていますからね。そして北海道では移動に自動車が欠かせないのに、ハイオクガソリンに至っては180円/Lです。酷すぎ・・・。

 それなのに室内で呑気に生活しているし、寒くなってきたら人の布団に入ってきたりと言うことで、面白いもんだよなとか思うのと同時に、外のノネコ達は厳しい季節に入ってきたよなと思ってしまいます。その分、自由なんだからという考えもあるでしょうがそれを自由と捉えているかどうかはまた別問題ですよね。なんと言っても、人間との距離を縮めて生活してきた生き物ですから。

 さて、通勤路の話に戻します。自宅からほぼ直線になるようなコースどりを発見してから、通勤時間は5分以上短縮されました。勤務地までの4/5位のところに、外で飼われているイヌがいます。結構年齢もいっていそうで、この先厳しいよねぇ何と思っているのですが、毎日毎日そのイヌは玄関の中をのぞき込んでいるのです。自分が横を通過しても吠えることもなくこっちを見ることもありません。つまり外飼いのメリットの一つだろう「番犬機能」は果たしていません。自由に動き回っているわけでもないのでもう一つの機能だろう「勝手気まま生活」でもないようです。

 むしろ入りたがっているようなので、いいのかなぁなんて思っていましたが、なんと玄関の中には「室内犬」としてもう一頭いることがわかってしまいました。小型犬であればそれはありでしょう。イヌーイヌ間での嫉妬心のような物は感じられるのかも知れませんが…

 ところが室内のイヌはこの外飼いのイヌよりもずっと大きく(見える)イヌでした。Toyじゃないでかい方のプードルです。ふわっふわでメンテナンスに相当時間とお金をつぎ込んでいそうなので「外で飼育」という選択肢はほぼなしとして理解しますが、何だかなぁと感じてしまいます。もし、室内側が室外側と一緒に散歩に行っているとしたら、散歩後ってどんな気持ちなんだろうとか、車でどっかに連れて行ってもらう場面なんかを想像すると、この室内のは留守番だろうな・・・とか、残りの1/5位の距離で考え込んでしまいます。

 朝は早いのでそんなシーンに出くわしませんが、帰りだとついそんなシーンをも目撃してしまう可能性もありますので、この最短ルートは避けて通っています。

 まあ、他の人の家のことですし、室内犬だって本当は外がいいのかも知れませんが、千歳市はでかい音をだしてF15が飛び回っていたりするストレス源も多い町ですから、外イヌたちは辛いかも知れないななんて思ってしまいます…という話でした。

今日も渡り鳥はいませんでしたが、まるっまるになったスズメたちが沢山いました。伏見稲荷神社だとこれ串になって売ってるよなとか思っている自己矛盾があったりします。あ、自分は車のトランクに「小鳥の餌」ってのをいれてあって、この時期から春までは、車で来たら学校の生け垣とかの下にまいて餌あげてますからね。獲って喰おうなんて思っていませんよ。あくまでも「売っている」という客観的事実を記述したまでですw

そういや、別な通路に3年くらい前には野良犬風の完全自由イヌがいて、何人かの生徒が「あーハチでしょ」とかいってたな。風貌のイメージが「ハチ」だったらしいです。「蜂」ではなくうっかり八兵衛とかの「ハチ」ですが、思わず「わかるわ〜」って感想になりました。全然見なくなったけど捕まったのか死んじゃったのかどっちかな。


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2021年10月20日水曜日

ジグソー法でジェットコースター

ジグソー法という話し合い活動を取り入れながら授業を展開するのにはまっています。

なかなか生徒たちにも好評で、「またやりたい!」という感想が多いです。

今回はジェットコースターはどこまで成立するのかという話。

わくわく感のためにはよりダイナミックである必要があるので・・・という事からスタートです。

そもそもジェットコースターにエンジンないからねって話を前置きとしたら「私そんな恐ろしい乗り物に乗ってたんだ」とかいう生徒もいて超面白かったです。

ジグソーパズルのピースのように一つの生活班から最低1人を1つの分野に送り込みます。

今回のピースは

1エネルギーとは〜色々なエネルギーがある話、位置エネルギー、運動エネルギーも

2慣性と摩擦力〜慣性がはたらくけど摩擦もはたらくので教科書のような綺麗なデータなんかとれないね

3エネルギーの保存と転換〜エネルギーって相互に変換できるけどその都度ロスが出るよね

という小読み物(A4一枚)を各班のピースが集まって読み合わせをし、重要事項やポイントをマスターして戻ってくるのです。

それぞれの生活班に、しっかり3分野の専門家がいることになります。

そして、次は生活班で「で、じゃあジェットコースターのループはどの線までいけるのか」それぞれの理屈をつなぎ合わせて説明、結論をということになります。

まあ、クラスの色が出てめちゃくちゃ面白いです。

それでも素朴概念の影響などもあるのか、個人では黄色という生徒が何人かでます。班の論議で納得できなかったりするようです。

次の時間には全員に「3つのピースのプリント」を配布して実験前の再討議をします。説明不足だったり誤解を修正し、いざ実験。もちろん青になります。

アンケートで「もう二度とやりたくない」と答えるのは居眠りばかりしている人だけです、2名。

なんだかネットが普通に入り込んで、検索の達人になってわかった気になっている人たちにはもの凄く刺激になるようで、こんな感じのハイブリッドめっちゃ大切って思ってくれたようです。そういうことだよね。

あーでもないこーでもないって論議するのってめっちゃ楽しいからね。

それが学校の始まりなんだしさ、なんと言っても。”学問や芸術に専念し、幸福を実現するための自由で満ち足りた時間”ってのが。専念できたんじゃないかなと思います。

まあ、最後にこんな写真も紹介して、ついつい逆噴射してるよねってことになりましたw


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2021年10月19日火曜日

北海道では「油子」

金曜日に会議がありました。コロナの関係で一年間開催されなかった理科の教員の会です。

ちょっと衝撃を受けました。マグネシウムリボンを導火線にして、テルミット反応をしたのです。酸化鉄とアルミニウム粉の混合物で、酸化アルミニウムと鉄ができるという反応です。還元ですね。

室内でも量と場所を考えて注意して行うと安全にできるのですが、問題はそこではありませんでした。

今回はライターで点火してもらったのですが、まさかの「火を付けられない」という人が続出でした。

「外炎」の温度が高く、そこをマグネシウムに当てなければいけないのですが、それがわかっていないのですね。これある意味衝撃でした・・・等言うか、膝から崩れ落ちるレベルでした・・・年齢層も色々だったので・・・

「最近タバコ吸う人減ったからですかね・・・」って言う言葉か慰めにも何もなりません。もうガックリです。

ICTだなんだで忙しくなっている学校ですが、なんかやっぱり色々と違うことがありますね。事務局サイドでは「色々考えないと大変なことになるな・・・嫌もうなってるけど」ってことになりました。これひょっとしたら全国的傾向なのかも知れませんね。理科教員の実験離れです・・・まずすぎる・・・

たき火とかして色々考えたら良いですね。なんか「便利な世の中」になったせいで色々な事ができない人間が増えてきているのはおそらく間違いない事実でしょうね・・・

そんなことから、帰りは回り道をしていつも絶対的に鮮度の良い魚をそろえている店に寄ってみました。

そこには大きなアイナメが3匹、ヘタすりゃそれよりも大きなサバが数匹売られていました。今回はアイナメをゲット。刺身にもできるって表示なのでそうなりますよね。北海道弁ではこれは「油子」と呼ばれています。

カサゴ目アイナメ科の魚なので、顔は見事な唇と頭でっかちな魚体です。今回もなかなか新鮮で、捌いていても気持ちよくできました。

まず、包丁をしっかり研いでから、魚や取ってきてくれた漁師さんなんかに感謝して捌きはじめます。
腹からは大量の卵が出てきて、「こんなタイミングで捕まるなよなぁ」とか思いましたが、遡上数が少なくて大変といっている鮭の卵巣や卵を喜んで確保しているのが世の中ですから仕方ないですよねw。

途中気になったのはこの「鱗」です。小さな四角形の鱗に覆われていました。ちょっとビックリしました。
実は一緒に購入したニシンは、魚体の割に大きな薄い鱗でしたが、その形は円形に近いです。
自分は耳石を集めているのですが、今更ですが鱗も集めたら良かったな・・という感じ。
そして、耳石を取ってそれを置いておいたティッシュを間違いなく昨日捨ててしまったので今がっかりしていますw

あ、めっちゃ美味しかったです・・・今も熟成中のがありますがw


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2021年10月18日月曜日

ごめんよ、開けちゃったよ・・・

通勤路にクリが落ちているという話は以前紹介しました。

FBの方ではその落下して公道にあるクリのみの所有権についても教えていただきましたw

まあそれでも、あまりにも「拾ってよ」と言っているに違いないクリは拾ってしまいます。

大小のクリのうち、小さい方には小さな穴が空いていました。絶対にクリシギゾウムシの産卵痕なんですよね。そのまま放置しておこうと思ったんですが、でかい方のクリを食べようと思ったついでに、ついつい開けてしまいました、小さい方をw

あーごめんよ・・・やっぱりこんなにでかくなってたんだねw

サイトで調べると、この幼虫自体もクリの味で美味しいって書いてるけど我慢するよ・・・だって一匹しかいないからね。良かったな、一匹だけで。

ってことで、申し訳ないので、少し水分歩補充して、このままペットボトルのキャップにいれて飼育してみることにしました。最終的には土中で蛹化するようなので、きっとそのうち死んでしまうんだろうなとは思うのですが。

まあ、クリにとっては害虫なんで仕方ないと言えば仕方ないですよね。

今日の朝は氷が張っていましたから、この仲間達も大急ぎで土中に潜る感じなのかも知れませんね。

ってことで、新MacBookProまで起きてられないなぁ。今回は購入だな、もう今のは瀕死なんで、いくらまで値段跳ね上がるかね?


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2021年10月12日火曜日

そうなの?変だな・・・

最近パッタリ見なくなったバキュームカー。

たまたま目の前を走っていたので「積載物」を見たらもちろん「糞尿」でした。

気になるのは最大積載量と最大積載容積です。

3000kgで3000L。

どちらか一方なのかも知れませんが、これ、「密度」によって結構大変なことになりそうですよね。

統計的にはどうでしょうかね?個人差というか体調、食べたものにもよるのでしょうが、少なくても尿は密度1.0g/cm3以上ですよね?

調べてみると、正常な比重は1.005~1.030だそうです。

問題は状況によって水の密度1をまたいでいると思われる「うんこ」の方ですね。

密度が1以下であれば水に浮きますし、以上であれば沈みます。

変な話、ネコのウンコは乾燥していなければ確実に沈んでいますが、ヒトの場合どうでしょうか?

なんだか変な話に取られそうですが、インドに行ったときのウンコって空気の含有量が凄そうで、絶対に浮いているだろうなと思うんです。食物繊維の圧倒的な量がそうさせているのだろうと思いますが、食の西洋化によって日本人のウンコはおそらく高密度になっているんじゃないかなと思います。

で、調べてみると・・・1.06だそうです、ウンコの密度。

ってことは、このバキュームカーの表示はさほど問題がないんですね。

なんか、自分はウンコの密度もっと高いだろうなと思っていたので意外でしたとさ・・・って話でしたw。


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2021年10月8日金曜日

渡りのシーズン

暑い暑いといっていたのもいつのことかを忘れてしまうほど、一気に季節が進んでしまったように思います。

夕陽が綺麗だったり、紅葉黄葉したり、クリの実が落ちていたりと色々なのですが、ピリッとした朝の楽しみは渡り鳥の頑張る様子を見ることです。

編隊飛行をしていますが、それを見ていると常に少しずつ形が変わっています。飛んでいる高度も違うのですが、同じような高度の群れはいつの間にか合体したりしています。

先頭が大変なのは当然ですが、湯力を得たりするために、色々形を変えながら進んでいるのが凄いなと思ってみています。これ、ずっと見ていると色々な発見がありそうですが、こっちも常に歩いているのでなかなかそうもいきません。

この群れはそのうち合体して巨大なV字になって飛んでいきました。

同じ群れを作っても、このムクドリたちはちょっとね・・・糞害が。

そして無秩序に飛んでいるように思いますが、きっと彼らなりの空気抵抗を回避したり、揚力を上手く活用するために、しっかりしたしくみで飛んでいるのでしょうが、なんせ身体が小さいですから、なんだかごちゃっとして見えるんでしょうね。

人工物のこれも良い感じで美しいです。

今日あたりから日没後に細い月が見られそうですがどうなるかな・・・天気。


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2021年10月5日火曜日

朝からクロスする飛行機雲

今朝は天気予報も微妙でしたが新しくPacerでシドニーを歩き始めた関係で徒歩できました。

家を出てすぐ雲が酷かったのですが、ふと見上げると飛行機雲が伸びていました。

しかも二本です。

一本はKalittaAirのCincinnati▶Seoulのもの。貨物便です。こちらはB747。

そしてもう一本はAirFranceのParis▶Tokyo便。B777何ですが何人乗っていたのかはもちろんわかりません。どうなんでしょううね?

これが上空でクロスしていきました。この時間に歩くことがあまりなかったからなのか、いつもは飛行機雲を引くことがなかったからなのかはわかりませんが、ぐんぐん伸びていくのを見ているのは寒い雰囲気の中ではありましたが気持ちよかったです。

飛行機雲ができるのも重要ですが、少し長い時間消えないというのも重要ですね。

そして、飛行機雲ができると天気が下り坂という観天望気はやはりあたっているのでしょう。どんよりとした空気が厚い雲を作っています。嫌な感じです・・・


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...