ジグソー法という話し合い活動を取り入れながら授業を展開するのにはまっています。
なかなか生徒たちにも好評で、「またやりたい!」という感想が多いです。
今回はジェットコースターはどこまで成立するのかという話。
わくわく感のためにはよりダイナミックである必要があるので・・・という事からスタートです。
そもそもジェットコースターにエンジンないからねって話を前置きとしたら「私そんな恐ろしい乗り物に乗ってたんだ」とかいう生徒もいて超面白かったです。
ジグソーパズルのピースのように一つの生活班から最低1人を1つの分野に送り込みます。
今回のピースは
1エネルギーとは〜色々なエネルギーがある話、位置エネルギー、運動エネルギーも
2慣性と摩擦力〜慣性がはたらくけど摩擦もはたらくので教科書のような綺麗なデータなんかとれないね
3エネルギーの保存と転換〜エネルギーって相互に変換できるけどその都度ロスが出るよね
という小読み物(A4一枚)を各班のピースが集まって読み合わせをし、重要事項やポイントをマスターして戻ってくるのです。
それぞれの生活班に、しっかり3分野の専門家がいることになります。
そして、次は生活班で「で、じゃあジェットコースターのループはどの線までいけるのか」それぞれの理屈をつなぎ合わせて説明、結論をということになります。
まあ、クラスの色が出てめちゃくちゃ面白いです。
それでも素朴概念の影響などもあるのか、個人では黄色という生徒が何人かでます。班の論議で納得できなかったりするようです。
次の時間には全員に「3つのピースのプリント」を配布して実験前の再討議をします。説明不足だったり誤解を修正し、いざ実験。もちろん青になります。
アンケートで「もう二度とやりたくない」と答えるのは居眠りばかりしている人だけです、2名。
なんだかネットが普通に入り込んで、検索の達人になってわかった気になっている人たちにはもの凄く刺激になるようで、こんな感じのハイブリッドめっちゃ大切って思ってくれたようです。そういうことだよね。
あーでもないこーでもないって論議するのってめっちゃ楽しいからね。
それが学校の始まりなんだしさ、なんと言っても。”学問や芸術に専念し、幸福を実現するための自由で満ち足りた時間”ってのが。専念できたんじゃないかなと思います。
まあ、最後にこんな写真も紹介して、ついつい逆噴射してるよねってことになりましたw
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