2017年5月27日土曜日

多分カラス

理科の探検(RikaTan)という雑誌に、フクロウのペリットの記事を書きました。
今までの手持ちの写真を使って書いたのですが、マーフィーの法則がモロ当たり。

夕方にちょっとカメラを持って定点に行ってみました。
そこは樽前山に飛行機、夕日、そして電車の良いスポットで、案外有名らしく、いろいろな人が来ています。
その日は太陽もはっきり出ていないし、山も曇って見えていません。
きっと誰もいないよな・・・と思って坂の下から見ると、やはり空席w

車を止めてカメラも持たずに一応降りて見ました。
電車も来そうにないし、山もよく見えないので、やっぱりダメだな・・・と思ってふと手すりを見ると。
車に戻ってレンズをマクロに付け替えて撮影開始。

きっと吐き出したのは「カラス」ですね。
自分たちの目では、そんなに昆虫の動きがあるように思わないのですが、そればかり見つけ出して食べているのがよくわかります。
それにしても運良く残っていたなと感動しました。

(きっと)ニヤニヤしながら車に戻って、レンズをバッグにしまってエンジンをかけ・・・
やっぱり回収だな・・・ということで、ジップロックを持って回収し帰宅。
また、謎のコレクションが増えましたw

IMGP3157


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2017年5月26日金曜日

2017年、初の蝶

ゾウムシを撮影してすぐ、地面の近くを飛び回っている昆虫を発見。
蝶ですね。しばらく見ていると、地面に止まりました。

逃げないように静かに接近しました。
何枚か撮影している間に、だんだん羽が閉じてしまいましたが、ピントが合った状態で撮れたのがこれです。

IMGP3030

ミヤマセセリです。全体的に地味なイメージの蝶ですが、春の早い時期にだけ活発に飛び回る蝶です。
若干派手なこれはメスです。

地面の砂利につかまっているのではなく、落ちている小さな枝につかまっているようです。
横からも撮影したかったのですが、残念ながらその前に飛び立ってしまいました。
まあ、今期はマクロも活用できたら良いなと思います。


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2017年5月25日木曜日

オオゾウムシ

近くの木道にマクロレンズをつけて行ってみました。

昆虫はまだちょっと早いかと思いましたが、こちらの動きを察知してフリーズしている奴がいました。
オオゾウムシです。

ゾウムシの中では国内最大種のオオゾウムシ。撮影にはもってこいです。
おまけにこのゾウムシは、死んだふりもするような奴なので、最高です。

まずはちょっと離れた状態で保険的な撮影をしてから、できるだけ接近していきます。
まずは横から一枚。

IMGP3040

外骨格の頑丈さや、それでいて関節の繊細な構造なども見られて、ちょっと感動です。
そしてそのまま前に回ります。
ゾウムシと呼ばれる理由にもなる口吻の部分を撮影に。
深度を生み出すために絞ります。今回は動きもあまりないので、F11まで。

IMGP3035

触覚の様子も複眼の様子もよく分かります。

結構納得のオオゾウムシになりました。


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2017年5月10日水曜日

サクラサク

北海道もGW中は大変気温も高くなり、桜の花も一気に咲いた感じです。

GW始めの若干標高のある場所の桜はこんな感じでした。花の周辺をクロアリが這いずり回り、蜜でも探しているような状況でした。
他の昆虫たちは目につきませんでしたので、パトロールだとしたらちょっと楽な感じでしょうか。

IMGP2479

それがGW終盤になるとこんな感じで満開です。
この日は残念ながら天気も悪く、どんよりした曇りでしたが、それが逆に周辺の桜色を反射させているような感じでした。

IMGP2537

マクロもあったのですが、あえて距離のあるところをマクロ的な感じで撮影したらどうなるのかというのをやってみたかっただけです。
これはこれでなかなか面白い写真になるのだと思いました。
もう少し昆虫たちが活発になると、きっと普通のマクロだけではない面白い写真が撮れるような予感がします。
ただし、自分の技量の問題で歩留まりが大変悪いのです。重くて手ブレです。
三脚や一脚が常時必要なのでしょうかね・・・


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2017年5月7日日曜日

オオジシギやっと

恵庭の中学校の壁に、オオジシギのレリーフがあります。
そこに勤務していた時には、オオジシギは見たことがありませんでした。
そこからずっと興味を持っていて、いつか綺麗に撮影したいと思っているのですが、なかなかうまくいきません。

千歳市でも、明らかに営巣している場所があって、特徴的なディスプレー飛行を見ることができるのです。
ところが、近くで撮影することができないのです。
動きは早いし基本地面でしょうし、いる場所が。

土曜日、フィルターを外したレンズを装着し、どんよりした曇り空のもと、ウトナイ湖まで足を伸ばしました。
前回行った時に、すでに鳴き声を確認していたので、居るだろう場所は予測できているのです。
ただし、入っていけるような場所ではないので厳しいのですが。

湖面が見えるテラスに到着し、曇ってるなぁと絶望していると、ディスプレー飛行が始まりました。
雲は低く、飛行機も全く見えません。
重たいな・・と思いながらディスプレー飛行を追いかけても全然ダメです。

IMGP2574

こんな感じですwww

諦めきれず、しばらく見て居ると、随分近くに急降下してくるのです。威嚇でもしてる気なのかもしれません。
すると、近くの木の梢に接近、なんと止まりました。

自分の場所からはかなり遠いので、バレないようにダッシュで接近。

林のはるか奥に止まっていて、邪魔な枝だらけですし、光が弱くISOも1600まで上げないとどうにもなりません。
でも、ちょうど隙間から見える場所を発見して数枚。

IMGP2584

囀っている様子もこうやって撮影できましたし、

IMGP2585

様子を伺っているところも撮影できました。

IMGP2589

そして飛んでいきました。この間シャッターを押せたのはわずか11回。まともに撮れたのは数枚ですが、長年狙っていたのでちょっと嬉しかったです。

枝があれだけあると、オートフォーカス全く無理ですねw


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2017年5月6日土曜日

キジバト交尾中

今日は昼間の天気が最悪でした。
GW中初めてこんな天気だったように思います。

午後は雨も上がり、フィルター元凶説を確かめに行ってきましたが、明るさが足りなくてちょっと残念。

でも、黙っているのもアレなんで出かけてきました。
その結果いくつかの成果がありました。

まず一つ目はキジバト。
デーデーポーポーという鳴き声で有名な鳩です。

電線に止まっているなと思っていましたが、林の方を見るとそこにも止まっていました。
さらにその辺を見ているとこんん瞬間でした。
カメラを持っている時にはなかなか出会わない鳥類の交尾です。

田舎道なのですが、たまたまそこを通過した車の兄ちゃんがクラクションを鳴らしやがったので、次の瞬間の写真を撮影できずです。
車寄せてるし、ウインカー出してるのに鳴らす必要あるか?
全くイラっとしますわ。クラクションなんかインドで鳴らせよな。


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2017年5月4日木曜日

月を5日連続で撮影

GW後半に入って北海道も一気に気温が上がり、今日は置戸町で日本最高気温だったそうでよくわかりませんね。
昼だけでなく夜も晴れていて、月が綺麗に輝いています。

まずは今日の写真です。
月齢7.6。

そして2日前。月齢5.6。

この二日間は撮影の時間帯も異なるので、カメラの向きも若干違うので、模様がずれているのがわかります。
問題はこのあいだの一枚。

IMGP2366

昨日(5/3)の月です。
これ、月面Xと呼ばれる現象が見えています。
2004年にカナダのChapman氏らによって報告されたことにより、広く知られるようになりました。
いつの上弦の月でも見られるわけではなく、もちろん天候にも左右されるので、今回写真に収められてラッキーです。
光っている面と光っていない面の境界を下から上がっていきます。そして1/3くらいのところにXが見えています。

次回は7月の1日です。
晴れると良いのですが・・・その前に覚えていれば良いのですが。

ここから追記です。今日(5/5)も晴れていたので撮影できました。

IMGP2512

これ、月齢8.6。昨日までと同じように撮影しています。
今日、鳥の撮影をしていて気がついたのですが、どうしてもtele端でのピントが甘いのです。
手ブレか?レンズの微調整が必要なのか?2kgもあるからか??と思っていたのですが、ふと気になってもう一枚。

IMGP2515

月ならあまり変わらないのかもしれませんが、よりくっきりしたように思います。
結論はどうやらフィルターのようです。

昼間は全然ダメでしたが、夜になって復活。
無事に5連続で撮影成功です。
さて、これは何日続くでしょうか・・明日にも期待です。

IMGP2644


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...