2020年12月6日日曜日

オリオン座大星雲

月とか星がきれいだって話がメールで届いたので、速攻で行ってきました。まあ、それは準備が甘かったと言うことになるわけで、裸足にクロックス、Tシャツにちょっと上に羽織っていっただけですので、案外冷えていた北海道では完全にアウトな奴でした。

行くときは何も気にしていませんでしたが、「寒い」と認識して乗った帰りの車で温度計を見ると−2℃でしたからね・・・

まずは月。登ってきてそれほど時間が経っていないので、若干黄色っぽい感じです。たくさんの渡り鳥が鳴きながら上を通過するのでなんとなく気持ちが良くないです。通過してくれたら面白い写真ができそうでしたが残念ながらダメでした。

やっぱり冬のオリオン座。一応

これだけクリアなので、オリオン座大星雲を狙ってみました。初めてでしたがこれはなかなか綺麗ですね。

ちょうど飛行機が離陸してオリオン座を横切る感じで進んでいきました。それもSkymarkの機体です。なんだか偶然ですが良い感じでした。



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2020年12月1日火曜日

ホットケーキが膨らむわけ

これは教科書的には実に簡単に書かれていますが、何にも考えていない状態で成分表を見て、原因は何だろう?そしてその物質が原因になっていると言うことを証明するにはどんな実験をすれば良いのだろうと言うことでやってみるとめちゃくちゃ面白かったです。

必要な物を購入にいったのですが、アルミカップを購入して満足していたら目に飛び込んできたのが「たこ焼き器」。これは面白いことになりそうだと言うことで、即購入。

原因になっている物質は色々と考えるようで、「水」という説まで出ました。水蒸気の状態変化で体積が1700倍になるというのが印象的なのでしょう。それなら小麦粉でできているうどんだって膨らまないかというような話にもなりましたがやらなきゃわからないということになって採用。空気を混ぜるだけで膨らむはずと言うことで良くかき混ぜたり・・・選択肢がもの凄くありましたが、そこは18分割のたこ焼き器は無敵。

残念ながら時間の関係で投入する量を合わせることができませんでしたの、感覚的ではありましたが、結果は一目瞭然。

結局「ベーキングパウダーやばい」ということになって、で、「ベーキングパウダーって化学式何なの?」となりました。これはもう次から楽しみです。

じっくり考えてみるのって大切だなと思いました。


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2020年11月28日土曜日

樹氷のちょっと拡大

今日の朝の冷え込みは非常に強かったです。
でも、昨日はなかなか高温でしたから、空気中の水蒸気量はかなりのもの。
それが一気に冷やされるので、空気中の水蒸気が凍り付き樹氷を形成するのです。

こんな感じです。
もっとよれば良かったのですが、時間切れになりました。

2008/01/31/Thu の投稿です。

飛行機の窓から岩手山

過去のデータを移植実験

東京の研究会に参加しました。
その時、窓外ではなかなか良い感じの風景が見られました。
そのうちのいくつかを紹介しておきます。

左側(南側)のスキー場は雫石スキー場。
V字にゲレンデがありますが、左が高倉山、右が小高倉山のようです。
北上川上空、山の東から写した風景です。

もう少し拡大したのがこちらです。

さらにこの日はブロッケン現象も見られました。
こんな感じです。

大変条件が良かったということになりますね。

ちなみにこの便は、JAL502便です。
つい最近、管制官の指示を聞き誤って、前機が滑走路にいるのに加速したというあれ。

ちなみに当初、マスコミの報道で焦りの原因と言われていたのが、着雪などを防ぐこの作業です。本当は違ったようですが・・・
その時は747だったと思いますが、今回は違いました。

ちなみに、海上自衛隊が見逃したらしい、漁船のライトは飛行機にもついています。こんな感じです。わかりますぁ?

2008/02/26/Tueの投稿です。全然記憶にないけど何か色々あったんでしょうね。

2020年11月8日日曜日

念願のショットを!

ヤドリギの実を食べ、糞をする野鳥。ヤドリギの果実には、粘着質と言われるがむしろ長い糸のようなものが入っていて、それで枝にまとわりついてそこから発芽する。ちょうど糞をしている・・・というか出てぶら下がっているショット。ヒレンジャクも可愛いし最高でした。


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2020年10月31日土曜日

尿素が最高ですね

溶解度の実験を色々な試薬でやると思いますが、オススメは「尿素」です。一年生で利用しておけば二年生の動物のところでも尿素が出てきますし、最初に合成された有機物ってところでも話をできますし、なんと言っても驚異的な溶解度で「え??何これ」ってなりますので。

最初はこんな球状です。これでは結晶と呼べないのでその辺も。

そして最も素晴らしい理由が安いしすぐに入手できることです。ホームセンターの肥料コーナーに綺麗なパッケージで300円とかで売られています。

机にこぼれてしまった物もあっという間にこんな結晶になります。かっこいいーって声が出ます。なんだか本当にかっこいいのです。

加熱して散々溶かした物は、冷やすとあっという間にこんな感じです。

もちろん、これを加熱すればまた溶けてしまいます。ホントに猛烈な溶解度です。

そして加熱をやめればすぐにこんな感じで結晶が現れます。


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2020年10月30日金曜日

ピーナッツ vs T-Fal

学校に実験室用の感染防止対策パネルを導入しました。これで今までよりは少し安心して実験できるようになりそうです、まあ、感染者数増加の傾向にあるわけですがね。
ただこのパネル厚いアクリル板でできているので一枚一枚の重さがそれなりにあり、ちょうつがいの部分が心許ないことになっています。すでに一枚のジョイント部分が壊れていてがっかりしています。COVID-19対策ですから緊急的に予算された物ですし、作る側も急造した感じは否めないです。

電気の単元で熱量の実験をしますが、ただ電熱線でやっても面白くありません。いつもやっているピーナッツで実験をしました。温度変化をジュールで表せるんだって話や、それこそSociety 3.0時代だったらこんな燃料だったんだけど、今は電気だからなという話から、電熱線にしますが、なんだか思ったように温度が上がりません。

そしてT-Falの電気ポットと実験室の物との違いや、電気をエネルギーにすることとピーナッツを使うことの大きな違いなどを確認して、色々考えて貰いました。

ですから、ピーナッツ→ロウソク→短い電熱線→T-Falって具合です。色々な気づきがあります。なんと言ってもピーナッツは黒煙が凄いですし匂いもなかなかです。でもT-Falだと場合によってはブレーカーが落ちたり、割とブラックアウト化されていてヒーター部分がよく見えなかったりで。

いつかピーナッツで沸かした風呂に入ってみたいと言い出したり、Society 5.0時代の湯沸かしはどうなるんだろうと言うことで、単純にJ(ジュール)の計算をしたり、「でしょうね」って感じのグラフを書くよりも面白いはずです。

まず出だして「画鋲にピーナッツを刺す」っていうところから色々面白いですからね。

今度は「ピーナッツ栽培」からやってみたいですね、あ、次はないですがw


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...