学校に実験室用の感染防止対策パネルを導入しました。これで今までよりは少し安心して実験できるようになりそうです、まあ、感染者数増加の傾向にあるわけですがね。
ただこのパネル厚いアクリル板でできているので一枚一枚の重さがそれなりにあり、ちょうつがいの部分が心許ないことになっています。すでに一枚のジョイント部分が壊れていてがっかりしています。COVID-19対策ですから緊急的に予算された物ですし、作る側も急造した感じは否めないです。
電気の単元で熱量の実験をしますが、ただ電熱線でやっても面白くありません。いつもやっているピーナッツで実験をしました。温度変化をジュールで表せるんだって話や、それこそSociety 3.0時代だったらこんな燃料だったんだけど、今は電気だからなという話から、電熱線にしますが、なんだか思ったように温度が上がりません。
そしてT-Falの電気ポットと実験室の物との違いや、電気をエネルギーにすることとピーナッツを使うことの大きな違いなどを確認して、色々考えて貰いました。
ですから、ピーナッツ→ロウソク→短い電熱線→T-Falって具合です。色々な気づきがあります。なんと言ってもピーナッツは黒煙が凄いですし匂いもなかなかです。でもT-Falだと場合によってはブレーカーが落ちたり、割とブラックアウト化されていてヒーター部分がよく見えなかったりで。
いつかピーナッツで沸かした風呂に入ってみたいと言い出したり、Society 5.0時代の湯沸かしはどうなるんだろうと言うことで、単純にJ(ジュール)の計算をしたり、「でしょうね」って感じのグラフを書くよりも面白いはずです。
まず出だして「画鋲にピーナッツを刺す」っていうところから色々面白いですからね。
今度は「ピーナッツ栽培」からやってみたいですね、あ、次はないですがw
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