2013年10月23日水曜日

植物の進化

植物は地球上のあらゆるところに生活しているといっても過言ではないはずです。
もちろん、光が当たるところであるという必要はありますが・・・
そして、乾燥に弱いはずの植物ですから、せっかくの水分をできるだけ逃さないようにする必要があります。
葉は光合成をするために大きく広げて日光を受け取りたいのですが、蒸散もここで行うので水分確保との関連を考えるとなかなか厄介なことになります。
ですから、乾燥地帯で生活している植物の代表株であるサボテンはこんな感じの葉に進化したのです。

そうなんです、サボテンの棘って葉が進化してできたものなのです。
なかなか深いですよね、植物の世界も。


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2013年10月21日月曜日

カナダの国旗

メープルシロップをとるためのサトウカエデ。
この葉はカナダの国旗のデザインに使われています。
カエデの仲間なので紅葉しています。
秋になって変色するのは、紅葉と黄葉がありますが、これは両方の色を出している感じがしますよね。
きっと本当は紅葉なんでしょうね。

これがしばらく落ちないで、ずっと付いていたら綺麗なんでしょうねぇ。
風が吹かなきゃまだ良いのでしょうが、この時期はなかなか難しいでしょうね。
台風だもんな・・・


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2013年10月20日日曜日

なんとこんなスポットが

ちょっと上から見ていると、高くて怖いなーと思っていた弁慶岬の灯台。
その理由は、夜とかにしかいっていないからなんだと認識w
下まで降りてみましたw

こんな程度の高さでした。
そして夕陽をうけて見事に赤くなっています。こりゃ綺麗だわ・・・
で、ここ周辺の岩石はこんな感じです。

火山活動の成果でしょうね。
で、ここからの夕陽が間違いなく最高だと思って待っていました。

なに?怪しい・・これはひょっとして岩に隠れて見えないのか???
できるだけ岩の突端までダッシュ・・・

がーーーーーん、やっぱりこういう感じにしかなりませんでした〜でも綺麗で満足。
でも、一気に薄暗くなるのでちょっと不気味。ヒグマも恐いし、半袖はちょっともう厳しいし。


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ナガバモウセンゴケ

食虫植物はなかなか面白いですね。
そして、機能的にできているので、何とも美しいのです。

この水玉のような液が粘ります。
そこに足を取られたコンチュウは、ゆっくり消化されてしまうということで・・・恐ろしい。
それにしても、この色合い・・・綺麗ですよね。
湿地のような肥料分の少ないところに生息していて、不足分をここで補うわけです。
樽前山の一部にもあることを確認しました。あの集落はこの後どのように変化していくのか気になります。


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2013年10月19日土曜日

実りの秋4〜ヨウシュヤマゴボウ

ブルーベリーにも似た色合いでポリフェノールも多そうなヨウシュヤマゴボウの実。
実に美味しそうですが、これは全草が毒なので食べられません。
おまけにさわるとこの色がなかなかとれないことでも有名です(よね?)。

北アメリカ原産ですが、どうしてこんなものが入ってきてしまったんでしょうね?
小さい子は、果汁を間違って飲んだだけでも命に関わることがあるほどらしいので、本当に注意して欲しいですよね。
これだけ綺麗な果実なのでままごと遊びなんかじゃ最高の「素材」になりそうですから。


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実りの秋3〜ハス

ハスの池にはもう夏の頃の勢いは何もなく、ハスの実だけが何となくさみしげに残っていました。
それをのぞくと、まだまだこんな感じで未熟なものもありますから、残りわずかな期間でしっかりとした種子を作り上げていくのだろうと思います。

一部不完全なものがありますが、これは受粉がうまく行かなかったということなのでしょうかね?ハスの受粉の様子をじっくり観察したことがないので、これはまた次の課題として残しておこうと思います。
熟して種子もしっかりでき上がっているものは、下の写真のようになっています。
種子が落ちたところに雨水が溜まっています。これを見ると、なんとしっかり撥水していることが分かります。ハスの葉の表面は、微細な構造によって撥水するようになっています。
ここに水滴が転がる様子を動画で置いてあります。
この種子が抜けたあとはどうなっているのか見てみたいなと思います・・・顕微鏡で。


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2013年10月17日木曜日

これもまた秋ですね・・・

植物たちは最後の力を振り絞る形で、花を咲かせています。
北海道では初雪のたよりが聞こえてきていますから、コンチュウたちも越冬するものはその準備。
それ以外は日向を探し、体温が上がるのを待っている感じです。

トンボたちは本当に最後の力を振り絞っている感じです・・・。
ところが・・・産卵などで散々お世話になってきたこの水辺・・・
お墓になってしまうのですね。

でも、これがまた分解されて栄養分になり・・・という物質循環ですね、自然の世界は。


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実りの秋1〜オオウバユリ

落葉が進みはじめた林床には、オオウバユリが目立ちはじめています。
他の草本類は寒さにやられてどんどん枯れていくのです。
もちろんオオウバユリの葉も枯れるのですが、立派に成長した果実の中には写真に様に大量の種子が散布されるのを待っています。

この果実に風が当たると、小さな翼を持った種子が飛び出します。
これによって生息範囲が多少は広がるのです。
色々な方法で種子散布をする植物の巧みさがよくわかります。
ここに画像は良くないですが動画を置いてみました。
実りの秋は人間中心に考えると「食欲の秋」に直結しそうですが、植物にとっては全然違う繁殖の準備期間ということですね。


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実りの秋2〜チョウセンアサガオ

チョウセンアサガオの果実を久しぶりに見ました。
朝鮮半島出身でもなく、アサガオの仲間でもないこのチョウセンアサガオの花は確かにアサガオに似ているかもしれませんが、南アジア出身のナス科の植物です。
見るからに悪そうなこの果実・・・

小さいのなら良いですが、案外でかいので種子の量も当然大量です。
この植物には毒があって、食べると吐き気や眠気、幻覚などが起こるようです。
この実だと食べようとは思いませんけどね・・・そうでもありませんか??
小学校の頃、住んでいたところにこれがたくさんあったのを良く覚えています。
食べませんでしたねw


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2013年10月16日水曜日

これで種子を飛ばす

ゲンノショウコというフウロソウ科の植物があります。
胃腸に良いといわれる生薬です。
花が咲き、種子を飛ばしたあとはこんな形になるので、神輿草とも言われます。

ところが、この若葉が、猛毒のトリカブトに似ているのだそうで、間違えて食べる人もいるそうです。
間違えたくないですね。
これも低速度撮影をして、見てみたいです、どうやって飛ばすのか・・・


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2013年10月15日火曜日

ピーナツのエネルギー

エネルギーのまとめのところで、こんな実験をしてみようと思い、予備実験完了。
植物が太陽のエネルギーを利用して光合成し、種子に蓄えた脂肪分がピーナツに閉じ込められています。それを燃やしてみると、どのくらいのエネルギーを取りだせるのか?

実際にナスフラスコに水を入れ、ピーナツに点火。

実験の時間も計測すると、約4分で鎮火。

これはなかなか面白い実験だね。
落花生の実り方、光合成、有機物、エネルギー・・・色々な切り口で総まとめ的にできそうだ。
でも電卓いりますねwww
測定前の水温が20度。最終的に何度まで上昇したと思いますか?
実験用に購入したピーナツをボリボリ食べていたのですが、こりゃヤバい食品だと痛感しましたw
予想温度はコメントで。あ、水は50mL入れました。ジュールで計算しやすいように。

2013年10月14日月曜日

こんなになるんですね(写真追加)

毎年この時期東京に遊びにいくと、ある人のお母さんが銀杏を集めていてくれて、たくさん持たせてくれます。
なかなか今年はいくタイミングがありませんが、11月にはある人が寿都に来るようですが持ってきてくれるのかな?

銀杏ってこんなに大量になるんですね。
今度はこの木が花を咲かせている時に撮りにきたいな・・・
でもこれもう少したったらめっちゃ臭いんでしょうね。
拡大して撮影したものもありました。


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2013年10月12日土曜日

雷なかなかすごくて寝れず

いつもの悪い癖で、雷が鳴ると嬉しくなって寝れません。
カメラを持って外で撮影。
近くの屋根がある場所・・・漁港ですねこんなときは。
70枚のインターバル撮影を4周りだけと決めていったのですが、どうもタイミングや方角が合わず、一番綺麗だったのがこれです。
海に落ちてますね。

あとはどうも残念な感じです。
真っ暗のものがほとんどですが、こんな感じに写っているのも数枚。

なかなかいい感じなのですが、ちょっとうまく撮れるように練習したいのですが、どうもね・・・
いつもある現象じゃないし。


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距離が近いキタキツネ

今年の子育てもうまく行ったのか、毛がフサフサのキツネたちが登場しはじめています。
アスファルトの路面には、食べたものがしっかり分かる糞が残されています。
コンチュウや木の実を食べているのが分かります。
こうやって、芝の上を歩いて、飛び出すコンチュウを捉まえて食べています。

ちょっと距離が近すぎるなといつも思っています。
教室の窓から見ていると、なんともほのぼのとしているのですが、キツネは色々ありますからね。

なんだか生き生きとして獲物を探している感じでした。
こちらに向って歩いてきていますが、餌付けされているふうではなく、勝手気まま、こちらには目をくれずという感じでした。

それにしても尻尾が立派ですね。
これから冬にむけて結構大変な時期になりますね、キツネも。
こちらは観察しやすくなりますので、うまく撮影できるチャンスが廻ってくることを期待しているところです・・・。


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2013年10月11日金曜日

コーンスターチを取るコーン

スターチってデンプンですが、コーンから取ったデンプンがコーンスターチ。
普段食べているコーンとは違って、飼料用に育てているデントコーンがその原料です。
実際にもらってきて茹でて食べてみましたが・・・

美味しくはないですね。
最近のトウモロコシは甘いですもんね。
下のコーンは白色と黄色が混じっています。
風媒花なのでどちらかの花粉が混じって・・・というオチなんでしょうね?
真っ白な、その名もpure whiteという品種は、ちょっとでも黄色の粒が入ると困るらしいです。
どのくらいの距離を離して栽培するのでしょうね?


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2013年10月9日水曜日

実りの秋

台風が連続して接近しています。
農家の方達は気が気じゃないはず。
まさに実りの秋を直撃するからです。
たわわに実ったリンゴなどが、強風に煽られてボトボトと落ちていく姿は見たくないですよね。
今回の24号は青森県などを通過しそうで、心配です。
これは余市の果樹園の写真です。
ブドウ・ナシ・リンゴ・・・見事です。

全部美味しそうです。
今回はさんさ踊りに語源を持つ「さんさ」という種類の美味しいリンゴを買ってきました。
安かったですwww
写真を大きく表示できるテンプレートに変更してみました。


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2013年10月8日火曜日

窓の外にクモ

学校の渡り廊下の窓外にあまり見たことがないクモが。

そしてその隣には複雑に糸を絡めて守っているような卵嚢。

糸の絡め方が本当に見事です。
どのくらいの時間で絡めたのか、どんな子グモがいつ出てくるのか楽しみです。
せっかくなので拡大してみました。
ただ、ガラスが間にあるのでピントの甘さは抜群ですw
それでも雰囲気は分かるので・・・

クモってやっぱり綺麗ですよね。これって冬眠モードなんですかね?


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2013年10月5日土曜日

ピンク色

今日ではありませんが、投稿していなかった写真があったので。

雲と太陽と空気中の塵などの関係で、こんな美しいピンク色になります。
何とも美しかったです。

別な場所からのショット。
こんな感じのところです・・・寿都町。
今日は午後家で仕事をしていたら生徒たちが「チカ釣りに行きましょう!」とお誘い。
一緒にいったらまさかの誰も釣り竿持っていないという・・・つまり遊びましょうでした。
まあ、男女入り乱れて7人。楽しかったのでOKです。


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2013年10月2日水曜日

クルミはこんな感じに

知恵を生かして収穫の秋を満喫しているカラスたちの様子はここで紹介しました。
このカラスたちの作業途中の様子がこれです。
こんな風に割れたクルミの種子をついばむんですね。
なかなか面白いなと思いました。

カラスも考えたもんですね・・・


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今日一日の空

今日は会議があって札幌でした。
昨日のうちに移動する余力もなく、朝6時に出発。
札幌に着いた時、いや、着く直前に気になりだしたのが、彩雲。
バスレーンはあるし、時間は迫っているので、窓から撮るしかありませんでした。
ピントもなんだか微妙・・・

駐車場に到着して、建物に太陽を隠し、雲の明るさをうまく切り出してみました。
彩雲の様子が見事でした。

その間はずっと会議でした。空をみる時間がない感じというか建物の中。
窓もない・・・緊迫した空気でした。
夕方、朝里を経由して帰ります。
朝里では、海におりて、東と西の空を確認。
まず東の方をみるとこんな感じです。

当然夕陽ではないので空は青いまま・・・

北西側の空はこんな感じです・・・若干夕陽の赤さが見えています。

拡大するとこんな感じ・・・モコモコした感じが見えてきます。
これは時間が経ったらきっといい感じかなという予感。

ほら、こんな感じです。見事な凸凹感。そして、このビンク色の濃さ。
予想どおりの展開だっていうことと、季節が確実に進んでいますね。
今日はなんだか綺麗な空でした。


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2013年10月1日火曜日

秋ですね、なんだか紫の花の季節

秋になるとシオンなど紫色の花が目立つような気がします。
こんな花も最後の力を振り絞って咲いている感じです。

水面への写り具合なども、夏の強い太陽と違ってなんだか心細くなっています。
高度も低いので、反射して撮りにくい時間が随分長いですしね・・・
ちょっと紫色の花を集めたんです。

トリカブトって猛毒ですね。
でも、この根は色々な漢方薬に処方されています。
そして花や実は何とも可愛らしいです。

ツンとした感じの実。この中に種子がいっぱいつまっているんですね。
はじけるところが見たいです。
花の正面を見てみるとこんな感じで雄しべ雌しべが配置されています。

なかなか正面から見るチャンスはないとおもうので、あえてこの角度から。
キンポウゲ科というのを実感させられる配置です。

紫色の花の代表株はこのシオンでは?
たくさんの花を咲かせていましたが、そこには最後の力を振り絞っているのか、ヒラタアブが来ていました。
腹部が本当に平たく凹んでいて羨ましい限りですw

この腹部の中はどんな感じになっているのでしょうかね?
興味はありますが、こんなに頑張ってるのに解剖はちょっとね。

学校の理科室にも置いてありますが、特に何の加工をすることなく、気孔の観察ができる最高のサンプル。
ハカタカラクサといいますが、シマムラサキツユクサとも言うようです。確かに露草ですね。

なんとも綺麗な花です。
これで雄しべで原形質流動まで見れると最高なのですがね・・・花が一度にたくさん咲かないので、やったことがないです。どうなんでしょうか??


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カラス・・・一部が白いです

こんなカラスを発見しました。
上野動物園などでは「アルビノ」の真っ白カラスがいますが、これは一部分です。
ここに新潟の記事があります。
同じような感じです。この記事によれば、このカラスはアルビノよりも珍しいのですね。

歩道側をみていると、なんだか妙な色調のカラスが見えた気がしました。
意外なほど動体視力はいいので・・・いや、よそ見ばかりしているのでこういうのが目に入るのです。
こんなカラスははじめてみました。
そうそう、カラスは黒以外にも色々いるのですが、自分のコレクションはこんな感じ。
オーストラリアのパースのカラス。

こちらはインドのイエカラス。
ツートーンです。

こう考えると、カラスってなかなか深いですよね・・・
日本にも色々なカラスがいます。
今度写真を集めたいな・・・

今日はついに割と近距離で撮影できた「クルミ割りカラス」。
クルミの時期なので、それを道路に落下させ、車に轢かせる。
堅い殻でも車ならわれますからね。
割れるまで何度も挑戦して、やっと割れたらこんな感じで食べています。

これもなかなか面白い現象です。学習するんですよね。
何世代で文化として根付くんでしょうかね・・・?気になります。


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...