長らく更新しておりませんでしたが、色々と文章を書いたりするときに、ここでの過去画像を利用することが大変多いことに気づき、やっぱりログとして残すことの重要性を痛感しましたので、アップしていくことにしました。
北海道ではないと言われていた梅雨ですが、先週の中盤あたりから明らかに「梅雨」です。北海道最大の河川が氾濫するほどです。年間の雨量のうち半分は雪で、それももちろん一気に溶けることがない北海道では、こんなに大量の雨が一気にくると色々ともろさが露呈しているようです。
水田や畑が冠水してしまったり、床上・床下浸水の被害に遭われた方達も多いようですから、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。
ところが、天気予報的にはこの先も雨が続きます。心配です。
学校の建物も、気温がそれほど上がらないうちに大気中の湿度が猛烈なことになっていて、結露しまくりです。校内のランニングなどはもちろん危険すぎてできず、歩くのも気をつけなければいけないレベル。
コンクリート面に結露が起こるのは想定できますが、木の手すりもじっとりレベルですから嫌になってしまいます。
このままだと、しばらくこの状況が続きそうです。
ということで、写真自体はすでに二週間経過したものですが、自分は初めて見たものなので保存用。それはテントウムシに寄生蜂が産卵しているところです。
アザミの花に来ていたヤマトアザミテントウ。そこに小さなハチがやって来ました。
テントウムシの上を徘徊して、どうやら産卵場所を探しているようです。
テントウハラボソコマユバチというハチのようです。
羽の部分は硬いですから、産卵もできそうにありません。
見ていると
このように裏側に回って産卵しようとしています。
担当虫だって飛ぶことができるのですから、逃げたら良いものを、せいぜいこんな程度の逃げ方でした。
完全に産卵されてしまったようです。
(この写真を撮影している間に、自分は今季初、蚊に刺されました。血を吸われただけでよかったです。これが産卵されたんならたまりません。)
このテントウムシの体内で、ハチの卵は孵化し、そして成長しながら内臓を食べていきます。そしてやがて体外に出て羽化するようです。
本来なら、そこまで観察するために回収してくるべきだったかもしれませんが、アザミがなぁとか考えて、回収するのを今回は断念しました。
年ですねwww
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