酸性の水溶液には酸性の性質を示す水素イオン(H+)が、アルカリ性の水溶液にはアルカリ性の性質を示す水酸化物イオン(OH-)が含まれています。これらのイオンが、リトマス紙やBTB溶液の色を変化させる元になっています。
酸性水溶液とアルカリ性水溶液を混合すると、水溶液中の水素イオンと水酸化物イオンが結びついて水が、酸性水溶液の陰イオンとアルカリ性水溶液の陽イオンが結びついて
「塩(えん)」ができます。このことを中和と呼んでいます。水溶液は中性になります。
塩酸と水酸化ナトリウムという誰でも知っているような危険な薬品同士の中和では、水と塩化ナトリウムができます。つまり食塩水になるのです。
中和によって水が生成するというのを目で確かめることはできるでしょうか。写真
は純粋な酢酸(氷酢酸)です。その中に無水硫酸銅という白色粉末を入れます。
白色の無水硫酸銅は、水分があるとそれを取り込み、きれいな水色になります。
その性質を利用すると、酢酸を中和したときにできる水を、確認できそうです。酢酸の中に水酸化ナトリウムを入れると写真のようになります。
水酸化ナトリウムが酢酸と反応し、中和が起こって水が生成し、無水硫酸銅が水色に変化してきているのがわかります。この反応では酢酸ナトリウムという塩が生成します。
最後の写真は、アルカリ性から中性、そして酸性へと変化する水溶液の様子をムラサキ
キャベツから抽出した色素を指示薬として観察したものです。炭酸ナトリウムというアルカリ性を示す物質に、ムラサキキャベツ抽出液を入れ、そこに酸性の塩酸を入れていきます。すると境界では中和が起こり、アルカリ性側、酸性側それぞれが、上下端それぞれをピークにしてだんだん中性に近づいてきている様子がわかります。
この二つの物質を混合すると、二酸化炭素が発生します。徐々に反応して、その気泡
が上にあがっている様子も見られます。
#RikaTanに載せた記事より
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2011年2月28日月曜日
メスシリンダーに虹色を
2011年2月23日水曜日
今日の夕陽は綺麗だったな
といいながらもう昨日の夕陽なのですが、なかなか綺麗でした。
会議で校外だったので、日没をみられたというか、日没がどんどん遅くなっている。
強烈なコントラストだった。
観天望気を信じれば、明日は晴れだな。
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眠たいな・・・応援よろしく。がっくり下がってます(笑)
2011年2月22日火曜日
空から見る流水のはたらき
小学5年生の理科で、「流れる水のはたらき」と
いう単元があります。雨水や雪解け水などが川をつ
くり、傾斜にそって流れるとき、浸食・運搬・堆積
というさまざまな作用をしているということを学習
する単元です。
どの流域でどの作用が最も活発に起こるかという
ことは難しい問題です。それは、場所によって地質
が異なり、水の流量がいつも変化しているからです。
飛行機から外を見ると、流水によって作られた様
々な地形がみられます。日本の川は急峻で、他の国
の川と比べて「滝のように流れる」と表現されるこ
ともあるほどです。ですから、山は深く鋭く削られ
ているのです。
写真はロシアのゴビ川周辺の川です。白く見え
ている部分が流水です。このあたりは傾斜の小さな
土地で、ゆったりとした流れで土砂の運搬や堆積作
用がおこなわれています。カーブした川の内側に大
量の土砂が堆積している様子がわかります。カ
ーブの外側は浸食され、内側に堆積するので、この
カーブはどんどん強くなっていくことになります。
現在はGoogleマップなどでこのような地形を見るこ
ともできますが、飛行機の窓から直接自分の目で見
るとその感動も格別です。機会があったら是非機外
に目を向けてみてはいかがでしょうか。
台風などで突然川の水量が増えた場合、川は氾濫
します。水は傾斜に沿って直線的に流れるのが最も
短距離になるからです。去年(2009年)の10
月に大きな台風17号が台湾を襲いました。道路は
寸断され、多くの家も流されるという惨状がTVなど
でも報道されましたから、映像を見た方も多いかも
しれません。
それを上から見るとどうなっているのでしょうか。
氾濫した数日後に偶然その上空を通過しました。
大変なことになっているのを知らずに飛行機になりま
したから、機外の様子には衝撃を受けました。川が
氾濫し、大量の土砂が流域に取り残されているのが
わかります。そして、流量が減った川幅は以前のよ
うに収束していきます。現在のように人間の手が加
えられない場合、今まで湾曲していた部分は、堆積
した土砂などで遮られ、本流から外れてしまうこと
になります。
すると、今までの湾曲部は写真のような三日月湖と
して残ります。三日月湖は北海道の石狩平野に今で
もたくさん見られます。写真1のロシアの川の周辺
にもおなじように三日月湖が見られます。突然の増
水がない場合でも、カーブの外側が浸食され、湾曲
が強まりやがてつながってしまうこともあるからです。
雨降りのあと、地面が出ている場所をよく観察す
ると、極小規模ではありますが、このような地形の
ミニチュア版が色々なところに見られます。自分の
足下に目を向けると新しい世界が広がっているので
すね。
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さ、再開しました。一応出すものは出したんで・・・
でも、まだあるんだな
2011年2月14日月曜日
氷柱がとける・・・けどまた積もる
今日は昼に随分気温が上がったようです。
ちょっと外出して戻るとかなりの勢いで氷柱から水が落ちています。
屋根の雪がとけている証拠でしょう。
結局太陽の光が最強です。
ポタポタと落ちる水滴を見ていると中々面白いものです。
綺麗な球ではなかったりして・・・でもしっかり内部で光が屈折していて、虚像が見えるのです。
こうやって、一本の氷柱だと暢気に綺麗だねとかいう話になるのですが、そんなはずもなく、絞りをかなり絞り気味にして撮影するとこんな感じ。
氷柱の本数もそうですが、向こうの家の屋根の上。
まだまだ大量の雪が積もっています。
このような新しいタイプの無落雪建築は、屋根の上の雪どけ水はうまく排水していくようになっています。
ですから、雪下ろしなんかしません。
春か・・・融けるな〜と思っていたってそんなのはまだまだ幻想です。
まだ二月半ば・・・日は長くなってきたなと実感しますが、こうやってまた雪がふってきています。
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さて、この後最低二本の原稿を・・・
ラストジャンボ
東京からの帰り。
JALであるという事以外は何も気にしていなかったのですが、搭乗口に行ったらジャンボでした。
大失敗です。
搭乗券しかなかったので、座席指定を直前にしたのですが、空きがあったので身体のサイズ的にいつものようにClassJへ。
ジャンボなのを知っていたら二階にしたのにな。
もうあまり乗る機会もないだろうから。
あの独特の空間が好きだったのですが。
ClassJは前の方ですから、写真はこんな感じ。
自分の前は飛行機マニアが。
ベルトサインが消えてからは動き回りすぎ。
まあ、狙って乗って写真撮影なのでしょうから仕方がないとも言えそうですが、なら通路側にしておけばいいのにという感じ。
通路側の人がかわいそうすぎました。
機内放送でパイロットがジャンボの話をして居たのが印象的です。
一つの歴史が変わるんですものね。
国際線はまだジャンボがあるでしょうが、この辺りに庶民が乗る事はないでしょう。
ファーストクラスですものね。
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2011年2月13日日曜日
東京へ
研究会参加のために東京へ。
授業を終えてダッシュで移動開始です。綱渡り状態でやっと飛行機に間にあいました。
こういう時に限って、電車が遅れるんですよね〜。だいたいそんな物です。
イライラしながら待ってもしょうがないので、ちょっと旭川行きのスーパーカムイを撮影してみました。ところがシャッター速度を調整しておらず、流し撮りもしなかったので、まさかのこんな写真。まあ、面白いと言えば面白いショットです。
今回は珍しく国内のパック旅行。窓側の席をJRの旅行センターがとってくれていました。
ラッキーです。
ところが、気づいたらもう上に上がっています。寝てました。
で、面白いくらい煙がまっすぐ上がっていました。
本当に無風です。
途中、雲の間からチラチラ見える風景を何枚か撮ったりしているうちにあっという間についてしまいます。
成田か茨城から飛び立ったと思われる飛行機も見つけられました。
長めのレンズがあれば結構面白かったのですが、残念です。
そう言えば久しぶりの777でした。
シート配列などを考えても、やっぱりでかいですね。
これで単発なので747が退役してしまうのは仕方がないのかもしれないなと思いました。
到着後です。
こうやってみると、本当にいろいろな種類がありますね。
操縦免許は航路、機種ごとっていうのはかなり大変だろうし、運行調整も大変そうですね。
747退役すると機長さん達どうなるんだろうか?
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2011年2月11日金曜日
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...