2022年8月14日日曜日

新日本海フェリー

良いんですよねぇ

これいつだったかの朝陽。秋田港に入る前です。きっとこの時期だと海上でも暑いでしょうが、独特の空気感で最高なんですよね、船旅。

このときの船旅では、海上から見る北斗七星のデカさにビックリしました。また乗りたい!

でも、こういうときにも全く空気読めず、「えーここで横切っちゃったりするんだ」って人もいるんですがね。

そして無賃乗船の奴もいます。これ、苫小牧ー秋田ー新潟を移動しながらどこかのタイミングできっと下船して産卵してるのかな?メスだしね。

コオロギの声なんかも聞こえて、めっちゃ面白かった記憶があります。

とにかく「旅」は色々な発見があるから面白いですよね。海外にはまだ行けない感じですが、国内でいいや。


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北海道の火山

日本は火山国であり、地震国でもあります。活火山が100個くらい有って、今も活発に活動している火山がたくんさん有ります。北海道にもたくさんの活火山がありますが、その一つの羊蹄山は、見事な成層火山です。蝦夷富士とも呼ばれますが、本当にこのようにシルエットにして見ると見事に富士山ですw

山頂の左側にはうしかい座のアークトゥルス、右側にはおおぐま座の一部、北斗七星の一部だけがみえています。

これが朝になるとこんな感じなります。

雲のシルエットが映り込んだりして綺麗に写りますが、フルサイズの解像度を活かせるレンズで撮影するとこんな感じです

生の写真だと表面の礫などもみえてきます。この美しさなので100名山の一つですが、こんな感じの山ですから下からひたすら5時間ほど登るイメージです。標高は1898mですが、こんな感じであれば良いですが、なかなか山頂まで綺麗に晴れているっていうのは見ないかも知れません。

この山の眺望にあわせて、ViewPointが設定されていますが、電線があったりで微妙なんですよねぇ。

綺麗な空の下で星景写真撮ってみたいなと思わされます。


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アーネスト・トンプソン・シートン生誕(1860年8月14日)

今日は何の日なんだろうと調べるのが楽しいようで割と苦痛だったりもします。わー書きにくそうってなる日が多いので。

実は今日もそんな日でした。NTTが携帯会社をスタートした日らしいのですが、NTT関連にお世話になったことは一度もありませんし、そもそも固定電話時代に存在した「電話加入権」って一体何だったのって気分ですっかり相手にしたくない対照だったからです。ちなみにカメラも経団連会長になった御手洗氏の数々の発言に頭にきて、全レンズ・ボディーを放棄して、Pentaxに乗り換えたんでした。ちょっと変なんですw。トヨタ車もランドクルーザーしか乗ったことないし、その時も本当は日産サファリ探してたしw。

ってことで、調べていたら、なんとあのシートンの誕生日じゃないですか!8月14日!

小学生時代の自分を考えると、読んだ本は「シートン動物記」「ファーブル昆虫記」「椋鳩十の動物関連」位で、その後も「文学作品」は不思議なくらい読めませんでした。だから、この3人に育てられたようなものです。

シートンさんはイギリス出身の博物学者で作家、画家でもあります。

ということで、翻訳者の方の技量も大きかったのでしょうが、その本の世界に完全に埋没していました。

Wikipediaによると、「幼い頃のシートンは活発な少年であったと伝えられている。学校が終わるとよく森に行って探検をしていた。高校を卒業したシートンは博物学者を志すが、厳しい父親の反対にあい、父親の薦める画家の道を歩み始める。」とあります。自分の幼少期を思い出すと、博物学とはいいませんが、この3名の影響で、動物関連の道に進まなかったのは一体何故なんだろうと今でも不思議です。あ、まあ、教員も「動物関連」で有ると言えばそうなのですがねw

ところが、今調べてみてわかったのですが、自分が愛読していたのは厚さ10cmくらいのもので、中に何話有ったかなぁとわからなくなっています。すべてで55話有るようなのですが、絶対に55話は読んでいない自信があります。なので、これを機にちょっともう一度読んでみようかなという気分です。子ども向け以外のあると思うので。ファーブルも読み直すかな。

ってことで、今日は朝からこんなものに見とれてしまっていました。

どうも石の裏などに蠢いて生活しているイメージがあるワラジムシですが、背丈が1m以上もあるこのマツヨイグサの花にたどり着いて何かやっていました。そうなんです「何かやっていた」けど、何をしていたのかはわからないのです。そこが大問題なのに。

シートンさんやファーブルさんが絶対的に凄いのは、きっとこういう所でも納得いくまで観察するんですよね。そうそう、今や大人気の今泉忠明さんと動物園に行くと、どんなに広い動物園でも一カ所に1時間とか平気でいます。だから全部見て回るということは不可能なのですが、その分みえてくることが沢山あるんです。そういうことなんだよなぁと思いながら、今朝もまさかの腕をブユに刺されて速攻で退散してしまうのでしたw

だからこんなことやってるでしょうね、仕事。


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2022年8月13日土曜日

桂田富士郎が日本住血吸虫を発見(1904年8月13日)

昔から原因がわからず、それでも発症する地域が限定的な限定的なしっぽ英を「風土病」と呼んでいた。
それは感染症であったり、栄養障害だったり、風習によって起こっている場合などもあった。

日本住血吸虫症は、日本住血吸虫がヒトに寄生して起こる疾病の事で、国内での発生地域は山梨県の甲府盆地、千葉県の利根川流域の一部、福岡県や佐賀県の筑後川中下流域などで発生していた。
現岡山大学の桂田富士郎は、1904年に山梨県から連れて帰ったネコから吸虫を発見し「日本住血吸虫」と名付けた。
その後1913年に九州大学の宮入慶之助が中間宿主がミヤイリガイであることを特定し、感染ルートが解明されたのだ。実はこの吸虫、東アジアや東南アジアにも存在していた。

日本住血吸虫のライフサイクル(C)Wikipediaより

紐状の細長い吸虫で雌雄異体。ほ乳類の血管内に寄生して赤血球を栄養分にして生活する。

最終宿主の糞便から排出した卵は水中で孵化し、ミラシジウム幼生という繊毛を持つ幼生になる。これがミヤイリガイの体表に侵入し、スポロシスト幼生になる。この幼生の中にある未分化の胚は幼生から出てセルカリア幼生になる。貝の体中から泳ぎだす。そんな水中に、宿主となる生物が皮膚をつけると、なんとセルカリアが皮膚の分解酵素を分泌して体内に侵入するのだ。いやもうここまで書いていても萎えるレベルで狡猾な方法。

侵入された場所は皮膚炎を起こすが、やがて急性期。腹痛や血便が生じる。放置すると慢性期。そうなると肝硬変や腹水がたまるなどの症状を起こし、やがててんかん、それでも放置すると衰弱死だ。こわ…

ブラジカンテルという特効薬があるものの、副作用で肝臓が破壊されるためにそこは矛盾。そこで、「水田に素足で入らない」ことと「ミヤイリガイの撲滅」で解決に向かわせた。
色々な地区でほぼミヤイリガイは撲滅できたものの、絶滅はしていないので何かのタイミングで「復活」する可能性もあるので今後も要注意だ。

ミヤイリガイ(c)Wikipediaより

ちなみにこのミヤイリガイは環境省レッドリストに載っていて絶滅危惧1類だ。


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2022年8月12日金曜日

画像を蓄えてく必要に迫られて

ちょっと地学に関することで作業をしなければいけなくなりました。

地学に関する画像を過去のものから掘り出してこちらにストックしておこうと思います。

地層の様子や山、エネルギー関連などの写真になりそうです。

原稿も進めないとな…

八雲町
屈斜路湖@津別峠から
根室車石@根室
湯ノ島@青森県浅虫
岩木山@青森県
岩木山@青森県
富士山@ANA機窓
中央アルプスと富士山@ANA機窓
風力発電所@寿都町

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太陽熱発電の日(1981年8月6日)

香川県三豊郡仁尾町の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われました。
これは太陽電池ではなく「熱発電」ですから、日本で今盛んに設置している太陽電池発電である太陽光発電とはまったくの別物です。

1973年に起こった第一次オイルショックによって、エネルギー資源が乏しい日本として1992年まで行われたのがサンシャイン計画。日本の新エネルギーに関する技術研究は開発を主眼に4400億円を投じた長期計画です。

地熱の利用や太陽熱発電、水素エネルギーの技術開発に重点を置いていたので、この太陽熱発電は多くの期待を集めていました。
香川県の仁尾町(現在は三豊市(みとよし)仁尾町)に平面ミラーを使ったタワー集光型太陽熱発電装置と曲面・パラボラ型ミラーを使った集光型太陽熱発電装置を設置しました。太陽を自動追尾して鏡を動かして、タワーのてっぺんにある太陽炉に集光して、水蒸気を作り出してタービンを回す発電装置です。

仁尾町は日照時間の長さなどから選ばれた場所だったのですが、残念ながら想定した計画出力を大きく下回り、最大出力が2000kW程度となってしまいと、実用になる大規模な発電ができなかったため、1985年に中止されてしまいました。

ただ、ニューサンシャイン計画の成果として公開されている文書には
「1981年度にタワー集光方式、曲面集光方式共に世界に先駆け、定格出力1000kWの発電に成功。その後、世界最長期間の連続運転を達成すると共に、各種条件会における運転データを取得」と書かれています。
ん?「ニューサンシャイン計画?」ってなりますよね。「サンシャイン計画」のあとにすぐ「ニューサンシャイン計画」がスタートしていて、この発電の報告は「ニューサンシャイン計画」に書いてありました。謎です。

太陽光発電の効率がどんどん上がっていく中、日本では太陽熱発電はもう頓挫なのでしょうね?


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電気式信号機設置(1914年8月5日)

最近は信号機がLED化されて、おそらく随分省エネに貢献していると思われますが、そもそも電気信号機というのはいつ誕生したのでしょうか?

信号機自体は1868年、馬車の交通整理のためロンドンに設置されたのが世界初とされています。その光源はガスです。しかし、予想できそうな展開で、設置後間もなくガス爆発が発生したため撤去されてしまったのです。
この信号機は、赤と緑が点灯するタイプ。馬車の交通量が増えて信号機がないと事故が起こるような状況というのはなかなか凄そうですよね。だって、馬は排気ガスではなく脱糞ですからね。

今でも停電になると警察官が交通整理をしますが、まあ、24時間動く町では現実的ではないですもんね。馬車でも信号機が必要だったのでしょう。

さて、次に登場したのが1914年8月5日です。アメリカ・オハイオ州クリーブランドに電気式信号機が設置されました。
やはりこれも赤と緑の2色での運用。それでも爆発などせず安全に運用できるのが交通安全のためには必要だったのですね。


なんども行ったインドの大きな町ではほとんど信号機なんてなくてもみんなが絶妙な空気感でなんとか生活していますが、その分クラクションの音が酷かったりしますので、一定の交通ルールを構築していくのには、信号機の存在は欠かすことができないと言えそうです。

1914年から2022年までの時間が経過しても、その根本的なしくみが大きく変わらず、光の量や表示の仕方(カウントダウンしたり)、省エネ化くらいしか変化していないというのは「完成したシステム」と考えるのか「手詰まり感」として考えるのかは人それぞれですね。

ってことで、今日、近くの信号機を撮影してみました。

これが従来の電球タイプです。この信号部分はボーリングのボールよりもでかいらしいですよね。この信号機は一基70Wらしいです。なかなかですよね。

そして新しいタイプのLED。消費電力は10W前後らしいですから圧倒的な省エネルギーです。

必然的に発熱量が少ないので、透明な着雪防止カバーがついているのわかりますか?それでも場合によっては雪がついて見えにくかったりします。

そして、偶然全部が消えている瞬間が写っていました。やっぱり写真撮ってみると色々面白いことが起こりますよね。


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...