2010年2月24日水曜日

アルジュナの苦行@マハーバリプラム・インド

チェンナイのホテルの前で、オートリキシャーのおっちゃんとなぜか友達になりました。
まあ、お互いの利害関係がちょうど一致した感じです。
チェンナイから観光でマハーバリプラムに行こうとして、たまたまホテル前のリキシャーにのって、観光案内まで行っただけだったのです。
ところが自分らの希望ツアーはまさかのFull。しょうがないな、バスで行くかなと思っていたら、「そんならリキシャーでいこう。バスより早く行けるから」とか言い出す始末。そして金額も大幅ディスカウント。二日間拘束でRs1000。
ガソリン代を先にくれとかいって、面倒だなと思いましたが、まあ、良かったです。次の日も頼みたいことがあったのですが、「あとRs100ちょうだい」とか行ったので、「は?なにそれ、もういいさよーなら」で終了した後味の悪さもあったのですが。
たしかにバスよりも短い時間で、到着はしました。

まずはアルジュナの苦行。世界最大のレリーフだそうです。
これも結局神話の世界を全く理解していない自分にとっては、「うわ、ゾウでかいな」位なもので、もったいなさ過ぎます。
幅29m、高さは13mもあるので、確かにインパクトは強烈です。写真にもなかなかうまく収まりませんでした。
近くには有名なクリシュナのバターボール。これがまた不思議。巨大なのです。そしてどう考えても一押しで下に落っこちそうなのですが。ゾウで引っ張っても落ちなかったのだそうです。ここにもいるヤギで大きさをイメージしてください。

下から見るとまん丸ですが、上から見るとすっぱり切り取ったような形なのです。
その近くの岩山にのぼります。こんな建物もあって、やっぱり歴史を感じます。古い灯台もあります。ここも多くの観光客が来ていました。

そして、灯台の建物にはチェーンがかけてあって、隙間からは子犬。前回親犬に追いかけられているので反省を込めて遠巻きに見ましたが、どうも親犬はいないようです。フラフラと出歩いていました。自由だな・・・。

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肉球3種盛り

肉球は何ともいえない触感をもっていて、見た目もかわいらしいです。
この前、動物園にいったとき、3種類の肉球が写っていました。ラッキーです。
掌球が中心にある一番大きな肉球。そして指には指球。
ホッキョクグマの肉球は大きくて触りごたえがありそうです。

掌の大きさを実感できますよね。
これで兄弟はバシバシたたき合っています。
人間が間に入ったらおしまいという感じです。
そしてこちらはライオンのもの。

ツメを出すともっと格好がよいのでしょうが、信じられないほどだらりとしていましたので、こんな状況の写真しか撮影できませんでした。
最後はオオカミ。500mmのレンズですが、なかなか良い環境に恵まれませんでしたが、今回は良い感じ。檻もうつらないですね。
先日のトラも同じレンズです。今度はこのレンズに三脚で撮影に行きたいなと思います。手持ちでもこれだけ行くならなかなか面白そう。

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2010年2月23日火曜日

クリスマスローズ@百合が原公園・札幌

クリスマスローズも、ビオラとおなじように「種子から育てると同じ花が咲くことはない」そうです。
そして、この花がまた何とも美しいのです。
何というのでしょうか・・・決して派手ではないのですが、気品があるというか・・・まあ、美しいのです。
そして、それが萼片だというのがまたすごいですね。以前も紹介しましたが、花弁は内側にある筒状になったものだそうです。そこから蜜が出ているのとか。
しかし、これだけ色々なバリエーションが出れば、色々と工夫して栽培してみようという気持ちにはなりますよね。
何ともいえないこの花の味わいをどうぞ・・・

上品な色の入り方・・・
そして花弁がはっきりわかるこちらの花

こんな形の「萼」もあります。何ともいえない形状です。おまけにスポット状の色づきがまた綺麗。

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ミカンにありがとう・・・(号泣)

こちらの記事から。
+++引用
 ミカンに「ありがとう」「死ね」と話し掛け、変化の有無を観察する「言霊(ことだま)大実験」が昨秋、県南地域の中学校であった。言葉の大切さを考える道徳学習だという。
+++ここまで
文部科学省は道徳の指導をしっかりやるようにと指導してきています。
むしろこういうのをさせないような指導をしていただきたいものだと思います。
これはずっと前から大問題になっている「水からの伝言」という本からの派生でしょう。
Wikipediaで「水からの伝言」を検索してみると解りますが・・・
え〜
+++引用
しかし、最近になってこの分野の研究者も増え、科学的な実験結果からそれをうらずけるものも寄せられるようになってきており、批判の意見と肯定する実験結果が存在する状態になっている。 今後の科学の進展と検証を待ちたい分野である。
+++ここまで
これなので、Wikipediaはといわれそうな展開になっています。
真剣にやる中学生がいるのでしょうか?
信じてしまうのかなぁ・・・
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夕方六時のビーチ@チェンナイ

チェンナイの海岸。何時頃だったのか記憶もなかったのですが、時計を見るとどうやら夕方の6時頃。
日の沈み方はこんな感じです。日曜日だったはず。それでもこんな感じで随分活気があるのです。まだまだみなさん帰る様子もありません。
色々な物が売られていました。食べ物もそうですが、遊ぶものも随分多いです。
北インドの時もそうでしたが、凧揚げは大人気のようで、この写真にも写っています。
後驚いたのは手回しのメリーゴーランドや観覧車。小規模なだけに、なんだか随分速いのです。観覧車なんかものすごい勢いですから、遠心力ですごかったです。

駅に向かう途中の何かの像です・・しっかり見なかったのですが、格好は良かったです。おそらく何か由緒あるものなのでしょう。時計がここに写っています。
このあと大きめな道路を横断するのですが、驚いたのは女性警官のスタイルのすばらしさです。足長過ぎ。本当にアニメの世界から飛び出してきたかのようなバランスでした。
「え?ながすぎない?」と思わずいってしまうほどでした。でもちょっと怖そうだったので、道路渡るのは躊躇してしまいました。まあ、誰も信号なんか守ってないから良いのですがね・・・(ホントか)

そして駅。
こんなに格好の良い駅なのです。そしてインドの割にはかなり綺麗。
閑散としています。このあと、ビーチからのお客さんがたくさん来ると混むのでしょうね。
電車の中でごっついお兄さんが話しかけてきました。どっから来たんだとか、どこに泊まってるのかという話からはじまって、日本のこと知ってるということになり、話をしていくと、空手を習ってたのだそうです。
そして名刺までくれて・・・でも似たような体型ではありましたが自分空手はやってませんので、ご挨拶に「押忍」といって分かれました。
ごっつい体型に似合わずずっと手をふっていたのが何とも印象的。やっぱりインドの人はいい人が多いんだよ。

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2010年2月22日月曜日

割り箸を観察すると

「居酒屋で生物学」という特集を2年間にわたって連載させていただきました。当初1年間の予定でしたから、後半結構厳しいことになってしまいましたが、居酒屋さんは生物のネタだらけです。その一部分はマニアックに紹介することができたなと思っています。
そんな連載の最終号は「爪楊枝と割り箸」にしました。居酒屋さんの場合は今でも割り箸のところが多いでしょうから、なかなか面白い素材だと以前から気になっていたものを紹介できたかなと思います。
その時に撮影したスギの割り箸の表面がこれです。
顕微鏡で観察するために切片を作るのはなかなか大変なのですが、普通の光学顕微鏡を反射光で観察するというおよそセオリー違反の観察方法です。
年輪の部分の濃淡もわかりますし、その間を橋渡ししてくれている管の様子もよくわかります。まるで絣(かすり)模様のようですが、こんなのを見ながら食事をしている人なんかいませんよね(笑)
でも、竹箸と比べたりするとなかなか面白いのです。臭いを嗅ぐとシラカバやアスペンの違いもわかるようになりますし・・・
で、問題は「だからどうなの?」というところですが、「それだけです」けどね。
その「それだけ」がもの凄く面白いわけですよ、気がつくと。
是非今度割り箸を見てください。
今度の記事もそろそろ出版になる3月号に出るのだと思います。
理科の探検という月刊誌です。

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チェンナイのビーチ

チェンナイに無事に到着し、MRTS(都市高速交通)という電車を使ってビーチに行きました。夕暮れです。
ビーチの外れから入ったためか、その砂浜は恐ろしい数の排泄物。がっかりです。まあ、向こうにはもの凄い数の人が見えていますから、トイレなどがない現実を考えると仕方がないのかもしれませんがずっこけました。本当に泳ぐ元気も無くなってしまいました。
でもこんな感じで椰子の実も漂着していて、南の海岸・・・という雰囲気です。
なかなか良い雰囲気なのですがねえ・・・

現地の人には遊びの場所、デートの場所という感じです。
それにしても海からの風はかなり強かったです。
何となく潮を浴びた雰囲気になります。
きっと青空の下だと気持ちがよいのでしょうが、夕暮れだし、嫌のものも見てしまいテンション下がり目なのが大きな理由なのかもしれません。

しばらく進むと、見えてきたのはこんな風景。
遊び場としている多くの人と、このように漁師さんの活動の場所が混じり合っているのです。
日本ではなかなかない風景です。
港などもなく、砂浜にとめた船をみんなで海に引き入れて荒波に向かっていく姿は逞しいです。

道具はなんだか心配になってしまいそうなくらいなものですが、漁の成果はこんな感じです。
なかなかすごいなと思います。

この人達の船はエンジンもなし。手こぎです。
すごい波なのに、へっちゃらなのですね。
まあ、それでも引き上げるのには大変苦労していました。
みんな見ているのでなおさらです。
この魚じっくり見たかったです。
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...