2009年3月22日日曜日

華奢な身体のフラミンゴ

室内で飼育しているところでは、臭いが嫌なのであまり近づかないようにしていますが、多摩動物公園のものは屋外飼育で色も何だかおとなしめ。

それにしても本当に細い足です。
普段は羽を折りたたんでいて、黒い部分は見えていませんが、こうやってディスプレーしている個体もいました。

この羽の色は野生のものも飼育のものも餌に由来しています。
動物園では人工的に加えているのです。
ずっと与えなかったら白くなるのでしょうかね?気になるところです。
網の隙間からスズメが入り込んで行ったり来たりしています。
それが気になるのでしょう。
長い首を振り回し、不思議なくらいの大騒ぎ。
みんながバラバラの方を向きますから、本当におもしろい動きでした。
ムービーで撮らなかったのが大失敗でした。


クチバシの隙間には餌を濾し取る構造が隠されています。
それが見たかったのですが、写っていませんでした。
残念です。
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チーター

動物園ではネコ科の動物には「格好が良いな」という印象を持っている人が多いようです。
まあ、寝ているシーンが多いのかもしれませんが、最近は行動展示が主流になって、随分「生き生きとした」シーンを目にします。
北海道にはいないチーターの写真を撮ってきました(いや、別なのももちろん撮ってますが(笑))、本当に格好が良いのです。

スマートで足も長く、世界最速で走るというイメージがわきます。
まあ、それでも本気で走っているシーンは見たことがありませんから、甘いイメージなのですが。

でも、なんだかおっとりしたイメージの顔でもあります。

ネコ科の動物はあの鋭い爪を出し入れできるのですが、チーターはいつも出しっぱなしです。
これが瞬発的にスピードを上げることができる秘訣なのかもしれません。
そして、大切な足ですから、絶対に怪我をしないように、捕った獲物でもハイエナなどに奪われる事も多いようです。無用な戦いを避けるからです。
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2009年3月19日木曜日

虎耳状斑

野生のネコ科動物はアジアやアフリカにたくさんいます。
日本でもイリオモテヤマネコなどは野生のネコ。
野生のネコなのかどうなのかを見分けるには、耳がポイントなのだそうです。
虎耳状班というのがあります。
白い班紋が見えるのです。
イエネコやそれが野生化したノネコにはこれがないのです。
では、順番に見ていくことにしましょう。
まずは本家のトラ。

たしかに縞々ではなく、白い斑状のものが見えます。
次がユキヒョウ。

たしかにこれにもありますね。
雪原を歩くこともあるユキヒョウの足は埋もれてしまわないように大きくなっています。
雪男の足跡だ・・・などといわれるものは、このユキヒョウの足跡なのだそうです。
次はチーター。世界最速のほ乳類。
なかなか精悍な顔つきです。でもやっぱりついています。

名前はネコっぽいサーバルキャット。
これにも鮮やかな斑紋が見えています。

最後はライオン。
予想外。これにもありますね。

今度はその辺のネコで見てみようと思います。
ネコ飼っている人たち・・・ありませんか(笑)
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キアゲハが羽化した

小学校の子ども達が観察していたキアゲハの幼虫が蛹になって春を待っていました。
その時の蛹化のコマ送り映像がこちらです。

さて、この蛹、保管状態があまりよろしくないなと心配していました。
しかし、無事に昨日羽化したようです。
子ども達が教えに来てくれました。

この部分だけを見ていると、うまく羽化したように見えるのですが、残念ながら、こちらの画像を見ると失敗だと言うことがわかります。
残念ながら下の方の羽が伸びきれないで終わってしまったのです。

蛹の中では溶けていたのだと言うことがよくわかります。
伸びきれなかった羽が黒いしずくのようになって見えています。
何だかかわいそうです。
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高尾山

動物学者の今泉忠明さんに案内していただいて高尾山のムササビ観察をしてきました。
[#PARTS|USER|3890#]
先ほどのエントリーの写真は景信山で撮影したものです。
電車で高尾山口までいってバスで小仏まで移動し、この山を経由。高尾山山頂まで移動したのです。
ムササビ観察のために、薬王院のところで夕食。そこの太子堂ではこれだけ色々な顔が・・・
一番整っていそうなものにピントを合わせてみました。

暗くなって飛ぶムササビを見られたのはたくさんの参加者のうちわずか3名。自分は見られました、ラッキー(笑)
で、一番しんどかったのはそこから、夜の暗い道を高尾山口まで降りていくことでした。
それでも、山の下の夜景はこんな感じで美しく見えていました。

先ほどまでは霧や小雨でひどかったのですから、まあ、良かったことになりそうです。

帰りは真っ暗な道。100円ショップのLEDを持っている子がいましたので、撮影させてもらいました。なんだか不思議な感じです。
電源は乾電池なので、半導体であるLEDでも常時点灯していそうなものですが、なぜか点滅しています。
どうしてだろう・・・?
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2009年3月18日水曜日

美しいコケたち

北海道はまだまだ地面を雪が覆っていますが、東京ではウメが満開でした。
山の中を歩きましたが、もの凄いガスの中でしたので、写真もまともに写らない感じでした。
遠景はすべて「白」なのです。
まあそれによってまた違った意味で綺麗な風景もつくりだされているわけなのですが、すっきりと富士山が見えた方が良いのになというのは、頻繁に富士山を見ることができない北海道人の気持ちです。

でも、もっとくっきり撮影するにはどうすればいいのか・・・もちろん近くを撮るしかありません。
光量が不足していますから、なかなかそれも大変なのですが、Blogで知り合った(と勝手に自分が決めつけている・・・(汗))、画栞堂さんが、色々と教えてくれるかもしれないよな・・・と勝手にイメージして、コケを撮影している自分がいるのでした。
そんな魅力がコケにはあるのです。
水滴を抱え込んで、なかなかかわいらしいコケを発見。

そしてスギの樹皮にもうっそうと茂る生き生きしたコケが・・・

一時中学校の理科の教科書から消滅していたコケやシダの学習が本格的に復活します。
これを機に、コケのことをもう少し勉強しなければいけないなと思いました。
だって、名前がわからないのですから・・・
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「ウソ」の全身骨格標本

先日「ウソ」の話を紹介しました。
せっかくの激突死体ですから、有効活用しなければということで、骨格標本にしました。
まだ足の固定をしていないので、どうしようもありません。なので針で支えている感じです。
そしてわざと逆光にして撮影したのでさらにモノクロにしてみました。

こう見てみると、鳥の進化って凄いなと思います。
手羽先部分・・・こんな小さな骨なのに、羽がつくとこんなに凄いことになるのです。
とてもこんな骨についているとは思えない大きさですね。
この巧みな構造によってあの飛翔力を生み出すわけです。
感心せずにはいられません。
これで何とかこのサイズの骨格標本もつくれるのだと言うことがわかった気がします。
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...