2009年3月19日木曜日

虎耳状斑

野生のネコ科動物はアジアやアフリカにたくさんいます。
日本でもイリオモテヤマネコなどは野生のネコ。
野生のネコなのかどうなのかを見分けるには、耳がポイントなのだそうです。
虎耳状班というのがあります。
白い班紋が見えるのです。
イエネコやそれが野生化したノネコにはこれがないのです。
では、順番に見ていくことにしましょう。
まずは本家のトラ。

たしかに縞々ではなく、白い斑状のものが見えます。
次がユキヒョウ。

たしかにこれにもありますね。
雪原を歩くこともあるユキヒョウの足は埋もれてしまわないように大きくなっています。
雪男の足跡だ・・・などといわれるものは、このユキヒョウの足跡なのだそうです。
次はチーター。世界最速のほ乳類。
なかなか精悍な顔つきです。でもやっぱりついています。

名前はネコっぽいサーバルキャット。
これにも鮮やかな斑紋が見えています。

最後はライオン。
予想外。これにもありますね。

今度はその辺のネコで見てみようと思います。
ネコ飼っている人たち・・・ありませんか(笑)
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キアゲハが羽化した

小学校の子ども達が観察していたキアゲハの幼虫が蛹になって春を待っていました。
その時の蛹化のコマ送り映像がこちらです。

さて、この蛹、保管状態があまりよろしくないなと心配していました。
しかし、無事に昨日羽化したようです。
子ども達が教えに来てくれました。

この部分だけを見ていると、うまく羽化したように見えるのですが、残念ながら、こちらの画像を見ると失敗だと言うことがわかります。
残念ながら下の方の羽が伸びきれないで終わってしまったのです。

蛹の中では溶けていたのだと言うことがよくわかります。
伸びきれなかった羽が黒いしずくのようになって見えています。
何だかかわいそうです。
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高尾山

動物学者の今泉忠明さんに案内していただいて高尾山のムササビ観察をしてきました。
[#PARTS|USER|3890#]
先ほどのエントリーの写真は景信山で撮影したものです。
電車で高尾山口までいってバスで小仏まで移動し、この山を経由。高尾山山頂まで移動したのです。
ムササビ観察のために、薬王院のところで夕食。そこの太子堂ではこれだけ色々な顔が・・・
一番整っていそうなものにピントを合わせてみました。

暗くなって飛ぶムササビを見られたのはたくさんの参加者のうちわずか3名。自分は見られました、ラッキー(笑)
で、一番しんどかったのはそこから、夜の暗い道を高尾山口まで降りていくことでした。
それでも、山の下の夜景はこんな感じで美しく見えていました。

先ほどまでは霧や小雨でひどかったのですから、まあ、良かったことになりそうです。

帰りは真っ暗な道。100円ショップのLEDを持っている子がいましたので、撮影させてもらいました。なんだか不思議な感じです。
電源は乾電池なので、半導体であるLEDでも常時点灯していそうなものですが、なぜか点滅しています。
どうしてだろう・・・?
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2009年3月18日水曜日

美しいコケたち

北海道はまだまだ地面を雪が覆っていますが、東京ではウメが満開でした。
山の中を歩きましたが、もの凄いガスの中でしたので、写真もまともに写らない感じでした。
遠景はすべて「白」なのです。
まあそれによってまた違った意味で綺麗な風景もつくりだされているわけなのですが、すっきりと富士山が見えた方が良いのになというのは、頻繁に富士山を見ることができない北海道人の気持ちです。

でも、もっとくっきり撮影するにはどうすればいいのか・・・もちろん近くを撮るしかありません。
光量が不足していますから、なかなかそれも大変なのですが、Blogで知り合った(と勝手に自分が決めつけている・・・(汗))、画栞堂さんが、色々と教えてくれるかもしれないよな・・・と勝手にイメージして、コケを撮影している自分がいるのでした。
そんな魅力がコケにはあるのです。
水滴を抱え込んで、なかなかかわいらしいコケを発見。

そしてスギの樹皮にもうっそうと茂る生き生きしたコケが・・・

一時中学校の理科の教科書から消滅していたコケやシダの学習が本格的に復活します。
これを機に、コケのことをもう少し勉強しなければいけないなと思いました。
だって、名前がわからないのですから・・・
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「ウソ」の全身骨格標本

先日「ウソ」の話を紹介しました。
せっかくの激突死体ですから、有効活用しなければということで、骨格標本にしました。
まだ足の固定をしていないので、どうしようもありません。なので針で支えている感じです。
そしてわざと逆光にして撮影したのでさらにモノクロにしてみました。

こう見てみると、鳥の進化って凄いなと思います。
手羽先部分・・・こんな小さな骨なのに、羽がつくとこんなに凄いことになるのです。
とてもこんな骨についているとは思えない大きさですね。
この巧みな構造によってあの飛翔力を生み出すわけです。
感心せずにはいられません。
これで何とかこのサイズの骨格標本もつくれるのだと言うことがわかった気がします。
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2009年3月17日火曜日

ラップを破る

真空ポンプを新しいものに変えました。
コンパクトでなかなか使い勝手の良いものです。
ポリカーボネート製のデシケーターに塩化ビニリデンのラップをはり、空気を抜いていきます。
もちろん大気圧で押されて内側に凹んでいきます。
やがて色が白っぽく変化し爆発音とともに破れてしまいます。
その様子をカシオの高速度撮影可能なデジカメで撮影しました。

非常に細かく裂けてしまいます。
蛍光灯の下で撮影しましたから、その点滅もわかります。1/50のサインにもなりますね。
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大丈夫かな・・・千歳空港

鳥を吸い込んでしまった飛行機のエンジンが停止し、ハドソン川に着水した事故の記憶はまだみんな鮮明に残っているはずです。
先日からマガンの渡りの様子が見られているのですが、どうも今年は異変があるようです。
マガン達はラムサール条約登録湿地であるウトナイ湖から、飛びたち長都沼という近くの沼までの間で餌をとったりして本格的な渡りまでのエネルギーを蓄積しています。
その途中なので、よく学校の前の畑に現れていたのですが、どうも今年の飛行コースが違うのです。
近くには北海道の空の玄関、千歳空港があるので心配です。
今日の夕方、学校の上をたくさんのマガンが通過していきました。
カメラを持って定点観測場所に行ったつもりだったのですが全然来る気配なし。
おかしいな・・・と思って空港の前の道路に出るとビックリ。
大量のマガンが空港の上を飛んでいます。
これはもう大問題。かなり心配なのです。マガンと同じ方向から飛行機が入ってくるからです。
金網のすぐそこが滑走路。見えているのがターミナルビルです。

こんな感じの群れが何度も何度も押し寄せていました。
千歳空港の隣に、航空自衛隊の基地があります。
彼らの機動力でマガンを追い払えばいいのではないか・・・
と考えるのはどうも同じなのかと思いました。実際にそのためかどうかわかりませんが、本当にいつもと違った感じでF15が飛んでいます。
マガン達はもの凄い勢いでバラバラになるのです。効果覿面・・・と思いきや幹線国道がすぐ横を走っていますから、その上に来ると激走するトラックの音に驚いてまた空港の方に戻っていくのです・・・
もう早くシベリアに行ってくれないかな〜本当に心配なので・・・

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...