鳥を吸い込んでしまった飛行機のエンジンが停止し、ハドソン川に着水した事故の記憶はまだみんな鮮明に残っているはずです。
先日からマガンの渡りの様子が見られているのですが、どうも今年は異変があるようです。
マガン達はラムサール条約登録湿地であるウトナイ湖から、飛びたち長都沼という近くの沼までの間で餌をとったりして本格的な渡りまでのエネルギーを蓄積しています。
その途中なので、よく学校の前の畑に現れていたのですが、どうも今年の飛行コースが違うのです。
近くには北海道の空の玄関、千歳空港があるので心配です。
今日の夕方、学校の上をたくさんのマガンが通過していきました。
カメラを持って定点観測場所に行ったつもりだったのですが全然来る気配なし。
おかしいな・・・と思って空港の前の道路に出るとビックリ。
大量のマガンが空港の上を飛んでいます。
これはもう大問題。かなり心配なのです。マガンと同じ方向から飛行機が入ってくるからです。
金網のすぐそこが滑走路。見えているのがターミナルビルです。
こんな感じの群れが何度も何度も押し寄せていました。
千歳空港の隣に、航空自衛隊の基地があります。
彼らの機動力でマガンを追い払えばいいのではないか・・・
と考えるのはどうも同じなのかと思いました。実際にそのためかどうかわかりませんが、本当にいつもと違った感じでF15が飛んでいます。
マガン達はもの凄い勢いでバラバラになるのです。効果覿面・・・と思いきや幹線国道がすぐ横を走っていますから、その上に来ると激走するトラックの音に驚いてまた空港の方に戻っていくのです・・・
もう早くシベリアに行ってくれないかな〜本当に心配なので・・・
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2009年3月17日火曜日
大丈夫かな・・・千歳空港
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