2008年11月17日月曜日

月暈

11月13日、夜中に月を見てみると、こんな感じになっていました。

月暈です。
残念ながら全体像を一枚に収めることが出来ませんでした。
月が明るいので露出などがやっかいですが、まあ、見える程度には写ったので良かったです。
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2008年11月14日金曜日

サラセニア

食虫植物はやはりおもしろいですね。
室内で飼育していたサラセニアを夏の間窓の外に出しておきました。
アリマキの仲間が大量に発生して瀕死だったのですが、随分元気になりました。
小さな葉がたくさん出来てきて、この冬もおそらく無事に乗り越えてくれるのではないかと期待しています。
こんな感じになりました。

一番大きな葉の拡大写真はこんな感じです。

細かな毛が密生しています。この葉がツボのような構造になっていて、コンチュウが落下してしまえば餌食になるということなのです。
この毛がおそらくよじ登ってくるのを阻害し、そしてスリップしてしまうようになっているわけでしょう。それにしてもすごいしくみになっているものです。
一番大きなものの中にどのくらいコンチュウが落ちているのか、失礼して出してみました。

液が赤っぽくなっています。消化の関係でしょうか。そして、pHは6でした。
本格的に調べたらおもしろそうだなと思いました。
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食虫植物育て方ノート
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きっとこの種子

昨日、マユミの花の中で発見した、種子はどこから来たんだろうかということで、普段風が吹いてくる方向を探すことにしました。
今、学校周辺では道路工事がおこなわれていて、立ち入り禁止区域があるのですが、その手前でこれを発見しました。
夕陽を浴びて綺麗に光っています。
おそらくこの種子なのだろうなと思います。
これだけ大量に出来ているのですが、飛んでいかないのはなぜでしょう?不思議な感じです。

そして、早く学校を出ることが出来たので足を伸ばしてみました。数Kmだけなのですが、夕陽が沈んでしまって、寒いのですが絶妙な光かたでした。
それにしても北海道の高速道路はすいています。10秒間シャッターが開いているのですが、このくらいしか車が通っていないのです。
それなのに、高速道路網を完備しようとしています。無駄なような気がするのですがね。
都心部のように道路が混むということもありません。たかがしれているのです。
車の量が少ないうえに道路も広いのですから・・・

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日本海の夕陽

2008年11月13日木曜日

巨大コンニャクイモ(追記)

10月のWisdom96例会で地元のコンニャクイモからコンニャクをつくという実践を検討しました。
以前も生コンニャクイモの被害に遭っているのですが、やはり何事も経験ということで、前回参加していなかった人たちと前回もやったのに再挑戦という人が生イモの「ひどさ」を体感しました。
どうしてこれを食べようと思ったのかという先人達の「意欲」と、これを食べられるようにしてしまった「技術や知恵」に感動しながらの実習になりました。
その時いただいた生コンニャクイモはソフトボールの大きさにも満たない程度の物です。それでも参加者全員が持って帰ることが出来るほどの量のコンニャクが出来ました。
その時、こちらを持って行くようにといわれたのが写真のコンニャクイモです。
この大きさを考えると、ホントにとてつもない量のコンニャクが出来るのは容易に想像できます。
隣のペットボトルが500mLの物ですから・・・

さて、このイモ、どうしたものか・・・もちろんコンニャクにするのはもうマスターしたのでOKとしても、このまますべてを切り分けて、カロリーゼロのコンニャクをつくりだす生産性の低さに首をかしげてしまうのです。
中心からは来年育つべき芽が元気に出てきているのもわかります。
周辺には、「これを植えるときっと芽になって伸びるのだろうな」というような物も多数見られます。となると、もったいなくて刃をいれる勇気がわかないわけです。
以前浅草の仲見世の一本外れの店で、これとおなじくらいの大きなイモを見せていただいたことがあります。その時もっと詳しく聞いておくべきだったと今更ながら思います。
ただ、その店では「これは観賞用にこんなに大きくしたんだ」という話をしていたのです。
となると、やはりこれはそのまま来年も植えるべきなのではないだろうかと思ってしまいます。
そうすればコンニャクの花も見ることが出来るかもしれないのです。
コンニャクの花はまだ実物を見たことがありません。
サトイモ科のコンニャクは、どんな花でどんな臭いでどんな大きさなのか。花粉はどんな形なのか。そんなことを考えていると、ますます決心が鈍ります。
どなたか、このコンニャクの最も適当と思われる処理方法をご教示いただけないでしょうか?
そう長期保存も出来ないのだろうなと思うのです。
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コンニャクの絵本 (そだててあそぼう)
+++そうだ、この本があったな+++
この本で調べてみたところ、どうもこのイモはやはりもう一度植えた方が良さそうです。うまくいけば花が咲くかもしれません。
何を目的にするかでしょうね・・・コンニャクも出来るようですが、もったいない。
花もばかでかい花になるのだそうです。
日本コンニャク協会というのもありました。くわしく出ています。
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2008年11月12日水曜日

そろそろこんな季節ですね

北海道の天気予報では、雪だるまが登場しはじめています。
日が沈むのも随分早くなって本当に「寒い〜」という毎日です。
ところが雪が降るとこれまはた違うんですよね。
楽しみが増えるのです。
特に子ども達は今から実は楽しみなのではないでしょうか?

ということで、こんな本が出ます!
あと2週間以内かな〜!楽しみです。
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もう少し詳しく決まったら追加情報を流します。
で、それが決まるまではTopに固定しておきますね!
本日現物が届きました。
なかなか良い感じに仕上がっています!
ISBN978-4-87051-244-3-C0037
でした。
いかだ社 1600円+Taxです。
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雪遊び達人ブック―遊び造形実験・観察

拾ったエゾシカの頭骨

ずっと前になってしまいましたが、「何かの頭の骨が落ちている」という連絡が来て、ヤブこぎに行ってきました。そこに落ちていたのはこんなエゾシカの頭骨でした。
角のサイズや臼歯の様子から判断してもまだまだ幼いエゾシカのようでした。
なぜここに頭骨だけが落ちているのか謎でした。
バラバラになればたしかにキツネなどには運ばれやすいのかもしれませんが、周囲を探せば他にも見つけられるはずと思いざっと観察してみると、やはり頸骨や下顎骨が見つかりました。とりあえず「1分ほど」捜索して発見したのがこの写真にある「あるエゾシカ」の骨です。

それぞれに見所があってうれしくなってしまいます。
まずは角の部分。シカの角は毎年落ちるのですが、これは残っている時期に亡くなったのがわかります。そして角の形で年齢がわかったりしますが、随分小さな角ですし、おそらく枝分かれもしていないようですから、若いものであろうという想像できます。
サミットが行われた(懐かしい・・・)洞爺湖の中島では(中島が会場だったわけではありません(笑))大量のシカが生息していて、あまりの生息密度で個体が小さくなっているというような話も聞きます。
そんなにたくさんいるなら、シカの角だってたくさんあるだろうということで、カヌーで島に渡ったことがあります。
すると見事に角が無いのです。ガックリ。
落ちた角は齧歯類などの貴重なカルシウム源になっているのだという話でした。すごい物ですね。まさに食物連鎖です。
たしかにこの頭骨についている角の先端部もかじり取られたような痕跡があります。そして他の部分と比べると「サクサク感」があるように見えるのです。

齧歯類は、固い物をかじることが出来ますが、それと引き替えにその歯をすり減らすことになります。そうなると、補充が必要になってきて、カルシウム分も必要なわけです。こちらにフクロウのペリットから取りだしたものを載せてあります。歯の鋭さがわかります。

このエゾシカの歯に注目してみましょう。臼歯の部分を見てみると、まだ出て来ていない永久歯が見えますからやっぱり子どもです。
小中学校の教科書的には、「草食動物の臼歯は平ら」というイメージを「言葉で植え付け」てしまっていますが、この実物を見れば、そんなことはないというのがわかるはずです。「すりつぶすのに適している」のは正しいですが「平ら」ではありません。
こういうのは、現物を見て感じてもらうのが一番です。イラストだってダメなのです。ここまでの凹凸感を表すことが出来ないでしょうから。

そしてこの縫合線。身体のつくりの巧みさがよくわかります。
これも本当にうまくできているのがわかります。
実物の力というのがよくわかります。
これもまた貴重なコレクションになりました。
なんだか報告をするのが遅くなってしまいましたが、こんなふうに活用されています。
ありがとうございました。
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エゾシカの足あとを追って (自然観察ものがたり 2)
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植物の繁殖はやっぱり大変

毎年この時期は綺麗なマユミの実が楽しみの一つでしたが、今年はすっかり取り忘れてしいまいました。
どんな雰囲気かというと、これです。

こんな美しい実ですから、やっぱり見てみたいなと思うのが普通の感覚ではないかなと思うのです。
もちろん、それを逃した悔しさも格別です。(笑)(日本語おかしい)。
で、そのまま終わるのは悔しいので、いつもの観察場所へ・・・
そこにあったのはこれです。

まあ、空の色は綺麗でしたから、良いとして・・・と思ってよく見ると、マユミの果皮の中に、何か風で飛ばされてきた種子がついていますね。
きっとこんな所に着地するとは思わなかったでしょう。
これが来春に発芽できるかどうかはわかりませんが、やっぱり現実の厳しさを目の当たりにすると、色々と考えてしまいます。
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...