2020年9月29日火曜日

裸子植物の種子

マツやスギ、イチョウなどの裸子植物は、種子を作りますが果実は作りません。でも、例えばサクランボと銀杏の見た目が似ているように、なんだかよくわからなくなったりしてしまいます。

北海道にはイチイの木が沢山あります。これも裸子植物なので果実はできません。でも、「実を食べる」という感触に近いものがあります。

こんな感じですからね。この赤い部分が「果肉」だと思われそうです。果肉は花の時代で考えると「子房」です。子房がなくて種子になる胚珠がむき出しになっているのが裸子植物と考えると、この赤い部分って何だろうという話になりそうです。

ではこの前段階を見てみると、こんな感じになるのです。

ちょっと赤っぽくなってきていますが、確かに内側に種子があってむき出しになっているように見えますね。そのさらに前を見てみるとこんな感じです。

なるほど、これが雌花だと考えると、確かに胚珠がむき出しになっていないなとわかります。残念ながらこの前段階の「花が満開の時の写真」を撮れていないので、これは次のシーズンに持ち越しですが、ここまで来るとなんとなくわかりそうです。

この赤い部分は仮種皮と呼ばれています。種皮が肥大してできたものです。確かに食べてみるとどろっとして甘い感じです。

でもこの種子は有毒。仮種皮は問題ありませんが注意しなければいけないですね。今まで随分沢山食べましたが、種子は食べていなくて良かったです。

ってことで、来年の課題ができました。


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2020年9月28日月曜日

朝から笑いました

理科室の私物の在庫整理で、プラスチックのサンプル瓶を欲しいという何名かにあげました。

まあ、何かに使うかも知れないと思って持って帰ってもあんまり使わないというのがありがちな展開です。

ところが今朝驚きのパターン発展しました。

彼らは軽いタッチで自転車で支笏湖に行くメンバーなのですが、予想外に天気が良くなったこの土日で、やはりまた支笏湖方面へ出かけたようです。そして、「何かのために持って行った」というサンプル瓶にお土産を持ってきてくれたのです。

それがこれです・・・

なんと言うことでしょう・・・カナヘビの尻尾の自切した奴です。

カナヘビは?と聞いてみると、急に動いてびっくりして逃がしたそうで、まだまだ修行はこれからですね。それでも確実にマニアックになっています。

まあこの男、宿泊研修ではこれでしたからね・・・夜、宿から出て「ガを探す」という落ちです。

こういう感性はなくさないで欲しいなと思います。身の回りにいくらでも面白いものありますからね。

ちなみに今日はこの尻尾返却忘れで自分の机の上にありますw


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2020年9月27日日曜日

セイヨウオオマルハナバチ

トマトの受粉などのために導入されて逃げ出したものが野生化して大問題。もう完全に無理な状態になっているようですね。どこにでもいます。そしてなんとなく優占種的な感じです。

問題だと言われていたのが盗蜜です。受粉を手伝わずに花弁の横に穴を開けて受粉をしないで蜜を持って行くと言うことでした。

今回、ムクゲの花にこれが来ていたので見ていると、確かに花に入っていかないので本当にそうなのかなと思っていました。

良く見ていると、花外蜜腺の蜜を吸っているんですね。まあこれでも植物の戦略的には微妙ではあるのですが、別に悪くはないなと思いました。あくまでも蜜と受粉を巡る戦略として考えるとです。

吸蜜シーンは撮れていませんが、羽ばたく様子をどうぞ。

そして、いないかなぁと思って探すとこんな感じです。ちゃんと自分の身体の色がわかっている感じです。

きっと油断して蜜を吸いに来たものをがぶっと行くんでしょうね。このマルハナバチもやられるんでしょうかね?


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2020年9月26日土曜日

結局土を売る

天気が悪い予定だったと思うのですが、なぜか良い天気でした。ガソリンが週明けから上がるというメールが来たので入れてきて、ついでに洗車もしてもらいました。さらに調子に乗ってコーティング材があったんでそれもかけました。雨が降らないかドキドキしていますw

ついでにちょっと見てみると、こんな風景がありました。芝生が青々としていて、完成したものはロール状に巻かれて出荷されます。

これ絶対に土を売っていることになると思うんですよね。限界が来るような気がするのです。じゃあどうするんだよって言われそうですがね。コストなんでしょうね、問題になるのは。種子を蒔いて自分で管理してなんてできないですよね。

でも、なんだか色々違うように感じてしまうのです。

同じ場所で反対側を見るとこうです。何が植えられていたのかわかりませんが・・・デントコーンかな?・・・刈り取った後にカラスが大量にいるのです。きっと刈り取り時にほじくり出されたりした小動物をついばんでいるのだろうと思います。

同時刻、道路の左右でこんなに違うんです。芝の方には一羽もいませんからね。色々考えさせられませんか?きっと何にもいないんですよ。


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2020年9月25日金曜日

ニラの花

近くの道にニラの花が咲いています。毎年勢力が広がっていますがきっと誰も気がついていません。綺麗なのですがなんと言っても小さいです。まとまっているのでそれなりに目立つのですがなかなか注目されないのかも知れません。

一つの花から6個の種子がばらまかれます。そりゃ増えますよね。

黒い小さな種子なのでそれこそ誰も見向きもしません。

ヒマワリの花だと野鳥がバンバン食べていくのですが、パラパラと地面に落ちて紛れていくだけです。

なんて言ってないで栽培してみれば良いのかも知れませんが、これからのシーズンもしやるとしたら必然的に室内になるわけで、もしそれをネコが食べると問題になるので絶対にやめるべきだろうしねぇ。

なんて思ってたのですが、今日の朝、歩いて通勤する途中、これ。

もう、なんだかすっかり寒くて、半袖は世間の目も冷たい感じだったりするのですが、モンシロチョウが休憩していました。気温が低くて全然動けない感じですが、こいつはいつから止まっているのか気になりました。

面白いですね、やっぱり世の中。


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2020年9月23日水曜日

ネコは

液体だって話を色々なところで見かけます。うちにはそんな入れ物を置いていないのであまり液体感はないのですが、どうしてそんなところに入るかなというのはよくあります。

書類用のケースを置いておくと必ず入ってきたので、タオルなどを敷いておくと、どう考えても体の大きさが全くマッチしていないのにこんな感じです。

今までは首もはみ出していたので、枕のようにタオルを巻いて入れてあげたのですが、残念ながらそれに頭を乗せることなく、90度以上曲げています。

入らないのに無理矢理入るので前足は完全なる場外。血液が止まりそう。

尾に至っては300度位折り曲げて、やめれば良いのにへそ天です。

香箱座りなら入るのにです。

このまま寝るのは休まらないのでしょうかね?野生だとこんな感じじゃないかと思うのですがね。

まぶしいと感じるとこうやって丸くなって、目を隠すんですね。いずれにしても、うちのは液体ではないよなと思います。

もう一匹は

完全に邪魔ばかりです。enter押しにくい・・・

まあでもかわいいから良いですよね。無視されるより良いですw


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2020年9月22日火曜日

やっぱり生き物たち凄い

以前木の先端にある葉にマイマイが付いていて,そこに明らかに分もあったのでどうやって来て、この後どうするんだろうと心配になったことがありました。もっと地面の近くに沢山の葉があるのにですからね・・・何かの拍子でとんできたってこともあるのでしょうかね?ちょっとわからないのですがね。

最近やたらと目に付くのがオオケタデ。うまく成長したものは2m程もあるのですが、そこからたわんで花が付いています。この花の先端は地面から延べ3m程進んでこないとこのアリは蜜を吸うことができないのです。となると、このアリはきっとここで蜜を吸うのに5mは歩いてきたって感じですね。そこにあることを最初誰かが気づいて仲間に教えるのでしょうが、なんだか凄い世界だなと思ってしまいます。

近くの地面に蜜を置いてあげたくなります。

うちのアリの巣はなんだか全然大きくなりません。ワーカーが増えないのです・・・トホホです。


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2020年9月21日月曜日

変わりやすい空模様

稲刈りを進めている地区が結構ありました。黄金色になったイネを機械でガンガン行くわけですが、天気が悪いとダメですよね?

刈ったイネから精米しているのでしょう、籾殻が大量に噴出されていました。なかなか面白かったです。これ集めて、霜対策の燻煙用ですよね。霜燻べ。

これも雨降ったらきっと困るんだろうな。

帰り道、急に雲がわいてきて、無効では明らかに降っています。

家に入る直前に雨に当たりました。反対は晴れているのに・・・ってことはこれでした。

ってことですよね。全景を取りに行く気力がありませんでした。


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2020年9月20日日曜日

よしきた!この季節。

初めて見たら全く何かわからないと思います。北海道人でもわからない人も多いかも知れません。

一個80円って上段みたいな値段で売られていました。まあきっと通風には良くない気がしますが、この時期じゃなきゃ食べられませんから即購入です。

袋を破るとこんな感じです。綺麗です。でもよく考えると本当に申し訳ないのですが、まあ、魚卵を始め、人間の食生活っていうのは全てそうですよね。

お酒と醤油に漬け込んで翌日から。もちろんそのままでも食べられるのですが、ちょっとつけ込んだ方が美味しいです。

甘いというか・・・濃いというか・・・美味しいです。

これヤナギダコの卵です。タコまんまと呼ばれています。

最高ですわ。

タコさん、ごめんなさいね。


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2020年9月19日土曜日

新しいコレクション始めようかな・・・

米とニホンコウジカビの力で作り出される「日本酒」。一時遠ざかって、ハイボールやらなにやらを飲んでいましたが、ここ最近は随分この米とニホンコウジカビにお世話になっていますw。

通い詰めている店のマスターに紹介されて行くようになったお店の品揃えが猛烈に凄いというのがそのきっかけの一つです。

先週お邪魔したときにはこのなんとも「どっちなの?」と聞きたくなるようなラベルの日本酒。これ、ラベルコレクション開始したくなるんですけど。

今はできるだけボトル毎の写真を撮影させてもらうようにしていて、

こんな感じなんですよね。年内200種を目指す感じかな?

例えば、秋田県の新政酒造さんが造っている、こんなお酒が入手できましたよって言われたらいってしまうじゃないですか?

飲みたいっていうから取りましたよっていわれたらもちろんすぐ行きますよねw

そして飲む約束をしている人が2時間遅れになるとしたらその前まで飲んでしまうじゃないですか・・・って感じで、写真の数が増えていくのです。リアルラベルコレクション、本当に始めてみようかな・・・っていうのはどうでしょうかね?

秀逸なラベルが沢山ありますよね。

この腹は自分じゃないですよ!

もちろん紹介してくれた店にだって仁義を感じて顔出してます。


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2020年9月17日木曜日

天気が悪すぎて捌くしかない

宿泊研修が終わって、同じタイミングで夏も終わったような感じです。日没時間も早くなり、気温の上がり方も小さいです。北海道らしく急に秋。でも、秋雨的な感じで毎日毎日雨が降っています。

そうなると、ストック写真もないので、「魚を捌く」という手法に出てしまいます。魚を捌く楽しみもありますが、半分は解剖・生態学的な楽しみ方になっていて、耳石コレクションを増強したり、胃の中をチェックして何を食べているのか確かめてニヤニヤしています。

そして、近隣の漁港だけでは飽き足らず、送料をかけて、兵庫県の日本海側の漁港から魚箱を取り寄せてしまいました。

中にはカンパチ・マダイ・ベランスカレイ・シロバイガイが入っていました。まあ、価格的にも3000円ですから妥当な料金かなとは思います(送料900円)。そもそも全て天然物の魚なので、最近は養殖物が多いスーパーマーケットのものとはやはり違います。

見たことがなかったのはこのカレイです。

山カレイと呼ばれたり、ベランスカレイと呼ばれたりするようです。

鰭黒ともよばれるそうで、まあ納得の命名ですね。どれも美味しかったのですが、このカレイは本当に美味しかったです。

捌くのもかなり上達してきたように思います。練習あるのみですね。Youtubeで漁師さんのチャンネルなども見ていますが、余りやすく買いたたくのはまずいよなと思います。消費者としては安い方が良いのですが。

そもそも、魚が捕れないという問題も抱えている訳なのですがね・・・まずいよね、色々。温暖化、乱獲、無秩序さですから・・・全ては。


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...