2010年10月14日木曜日

砂鉄

学校から一時間ほど走った所の海岸で物凄い密度で砂鉄が堆積している砂浜があります。
そこの砂鉄を2Lのペットボトルに回収してきて色々な実験に使っています。
例えば堆積。
ホームセンターで買った真っ白な砂と混ぜて流水で流すと見事な層になります。
その装置も先月作ってそれなりに満足な結果になっています。
その辺もWeb化しなければいけないなと思っている所です。
そして磁石の授業。
砂鉄って小学校でもやっていると思うのですが、どうしてあれほどはまるのでしょう。
今日は砂鉄でーーーと言うとどのクラスでもやった〜となり、磁石で動かして遊んだり、誰かの頭髪に似ているといったりして盛り上がります。
もちろん磁界の様子なども観察しますが、砂鉄の魅力っていうのがなんなのか本当に気になります。
昔の人たちは「たたら製鉄」にも活用してきたのだし。
もう少し色々な使い方ができないか考えたいと思います。
あれほど喜ぶのですから。

2010年10月13日水曜日

週末に雪?

連休中の一枚の写真です。

トンボがまだ元気そうに飛んでいました。
まあ、ピーク時と比較すると、その数はかなり減りました。
朝晩の気温は随分低く、ユキムシ・・・と呼ばれる虫たちを見たという話も耳にする季節へ。
天気予報で「雪」という言葉が出てきました。
今週末はそんな事になるようです。
信じられないほどの夏の暑さでしたが、あっという間に季節が移り変わります。
いつもそう思うのですが、北海道では「過ごしやすい」という気温はほとんどないのでは?と。
北海道は涼しい・・・というのがもうあまり当てはまらなくなっている気もします。
それなのに、恐ろしい速さで冬に向かうのですから・・・
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2010年10月12日火曜日

高速電気分解装置

先週行われたWisdom96の例会で実験した、水の電気分解装置です。
この装置の目的はただ一つ・・・水の電気分解を高速で行うというものです。
高速で行うためには、大きな装置、高い電圧、広い電極・・・ということになりますが
バランスが重要になります。
といっても、学校にあった物で間に合わせで作ったものです。

円筒形の塩ビ管に穴が3個あいた蓋を接着しただけのものです。
蓋にはゴム栓。
ゴム栓の2つにはステンレス針金の電極を。
面積を広げるために、二重螺旋にしてあります。
残りの一つには、発生した気体を取り出すためにガラス管をつけてあります。
これに電流を流すと、かなりの勢いで気体が発生します。
発生した気体は水の電気分解によって得られるものですから水素2:酸素1の体積比です。
発生の速度はこんな感じです。
Youtubeにアップしました。
そして、それを一つのゴム栓から回収し、洗剤入りの水につけると、爆鳴気入りのシャボン玉ができます。
それに火をつけると当然大きな音とともに爆発。元の水に戻ります。
その様子はこちらです。
こちらもYoutubeです。
この実験は、分解装置から離れたところでやりましょう!
さて、この気体を速く出したい理由の一つが、次にあります。

先日公開したこの画像です。
これ、今までは随分溜めるのに時間がかかり、一時間の授業の中で複数回やることは無理だったのですが、これで5分ほどで可能になったのです。
一回やればいいジャンという意見もあるでしょうが、必ずアンコールがかかるわけです。
こちら
点火した様子です。一瞬ですが、わかっていても悲鳴を上げてしまいます。
#これ、何回か再生しないと爆発の瞬間がみられないかもしれません。悲鳴のみ(笑)
この点火装置がこちらです。

発生装置からチューブをはずし、このアクリルパイプに繋ぎます。
ネジが付いていますから、そこに圧電素子(電子ライターのあれ・・・)をつなぎ押すだけです。
すると、上のような反応になるわけですね。
以前の書き込みがこちらです。画像も動画から切り出したものです。
このチューブの長さは10m。
透明な気体がたまったのかどうなのかわかりません。
そんな時は、着火側と逆を先ほどのように洗剤入り水につけ、できた泡に点火してみればよいわけです。乾いたパンッという爆発音が出ていればチューブ内全てが爆鳴気で満たされたことが確認できます。
このチェック、掌の上でやっています(笑)
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2010年10月11日月曜日

Hover

ホバークラフトという乗り物なら知っている人も多いと思います。
調べてみると騒音や燃費など様々な問題で日本では営業運行はしていないようです。
ところが好きな人はいるものでこんなところがありました。
乗ってみたいです!
で、なぜHoverかというと・・・

これです。
こんなに脚をピンと伸ばして飛んでいるのですね。
そしてこれは見事にホバリング中です。
ヒラタアブの仲間。
こんなハナアブの仲間をhoverflyと呼んでいます。
なかなかナイスな命名ですよね。
こんなコンチュウしか目にしなくなりました。
すっかり秋も深まっています。
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さようなら・・・

4月の家庭訪問での出来事
「今、『はい』っていってくれないと、この子の命がなくなるのです」という話。
それは小さな子猫でした。
成り行き上当然答えは「ハイ」
今まで実に色々な生物を飼育してきたのですが、ネコははじめて。
連れて帰ってほぼ半年。
何とも言えないネコの世界にすっかりとりつかれています(笑)
いつも夜中に寝るとき、窓を開けて外を眺めるのが日課になっています。
ある時、窓外にノネコがいました。
あ〜自立(というのもおかしな表現ですが)して生活しているネコもいるんだよねと思っていました。
日本全国で殺処分されているネコがもの凄い数だということを知りました。
そして、それと同じくらいの数のネコが交通事故で死んでいるというのも知りました。
飼育していると何ともかわいらしい生物なのですが、全てを飼育下におくというのは現実問題としてあり得ないだろうなとも思っていますが、何とか改善できればよいのにとも思います。
そして、先日近所に写真を撮りに行ったとき、家のすぐ前で、夜中に目撃したネコらしき個体にあうことができました。その近くには茶碗のようなものもおいてありましたから、どうやら半ノネコ状態なのでしょう。
話しかけると、こちらを見てそのまま居眠り状態でした。人慣れしているのでしょう。

先週の水曜日。
朝家を出ました。
車で車道に出るとき、右を確認、左を確認・・・え?
20m程先の道路上にネコが横たわっているのです。
あ〜
一瞬しか見ていませんが、その場所は、このネコを見たところからまっすぐ進んだ路上。
50mも進まないところです。
特徴的な白い足とこの模様。
どうやらこの子なのではないでしょうか?
なんだか大変残念です。
ペットショップでは随分高価なネコたちが人気です。
でも里親を待っているネコたちがたくさんいるのです。
そして、そのネコたちに残された時間はかなり少ないのです。
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ペットについてちょっと考えさせられました・・・
うちのは元気です・・・

むしろ特徴がない方が・・・

先ほど、ノボリリュウタケというなんともおどろおどろしいキノコの写真と、それを食べた話を紹介しました。
今、ある原稿の関係で手持ちのキノコの写真を探していたのですが、こんな感じの極標準的キノコの写真を撮っていたのでした。

さて、このキノコ、食べますか?と聞かれたらどうでしょう?
あまりにも標準的なキノコのモデルのようなキノコです。
色といい大きさといい、何の特徴もないと言っても良いくらいの没個性。標準的キノコ。
図鑑で調べたとしても、素人はなかなか判断できないに違いないです。
もちろん自分もです。
例会でも「ちょっと囓って苦ければ毒」などという話が出ていましたが、「オイオイ、ホントかよ」的な判断方法が、ヘタをすると大惨事ですね。
ということで、素人は、スーパーで買うか、絶対に間違えようのないキノコだけにすべきだなと思いました。
その点、ノボリリュウタケはいいのですね(笑)
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うえ・・・こんなの食べられるのか

Wisdom96の例会に持ち込まれた実物の一つが今回はこれ。

大きなキノコです。
そして何とも不気味な形。
さらに不気味な名前
ノボリリュウタケ
でもなかなか良い香り。
そして「絶対に間違えようがないこの形」という話と「食適」と書かれた図鑑。
さらに準備された「味噌」。
参加者は、以前も「絶対やめた方がよい」といっているにもかかわらず、次々生のコンニャクイモを口にして悲惨な目にあった面々(が何人か(笑))。
そして、なんとも言えない時間の関係で壊れ気味。
はい、食べました。
たしかに食適でした。
しかし翌日のMLの書き込みがない・・・普段は「昨日はありがとうございました」的なものもあるはずなのですが・・・まさか・・・
全員生きていたようです。無事です。
これであまり多くの人が採りそうもない新しいキノコを知ることになりました。
でも、調理前に洗うとき、まるで煙のように胞子が出ていました。
ちょいとビックリ・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...