2010年2月1日月曜日

半球型シャボン玉で遊ぶ

シャボン膜はある程度の厚さになると光の干渉によって様々な色を見せてくれます。

そして案外あっさり割れてしまうのですが、それはおそらく大気中にシャボン膜の水分がどんどん蒸発してしまうというのが大きな原因なのではないでしょうか。

そこで、水やお湯を入れたカップに半球状のシャボン膜を張ります。
すると、カップから水分がどんどん供給されますから、案外長持ちするので色々なことがわかってきます。

ファミリーフレッシュという今となっては「古典的」ともいえそうな洗剤を使って(最近の泡切れがよいのなどは逆にシャボン玉にはむきません)簡単に実験できます。

カップに水やお湯と洗剤を入れます。そこにストローで半球状のシャボン液を作るだけです。
綺麗に観察するににはLEDで後ろからてらしてあげると良いでしょう。

はじめは膜の厚さもあり、内部には湯気などが立ちこめているのがわかります。
うまくすると、このシャボン膜から湯気が外に出るのです。
発泡スチロールなどの容器に熱いお湯をはって洗剤を入れ実験すると随分よく見えました。
残念ながら今発泡スチロールのカップがなかったのでそこまでは写りませんでした。茶碗だとどんどん液温が冷えてうまくいかないようです。

是非発泡スチロールカップで挑戦してみて下さい。

対流は激しいのですが、そのうち湯気のツブが大きくなっていきます。
そして次第に湯気が見えなくなってくるのです。

どんどん内部の湯気がなくなっていくのと同時に、膜には綺麗な虹色があらわれてきます。
この色も刻々と変化して見事です。
やがてこの膜の色が青っぽくなり、割れてしまいます。

うまく撮影すればもっともっとうまく伝えられるのですが・・・でもこれって簡単にできるので、やってみるのが一番ですね。

今日もインドネタは無理なようです。
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昨日はこれ夜中に10人くらいのおっさん軍団であーでもないこーでもないといいながら眺めていました。面白かったです!

2010年1月31日日曜日

飲み屋にいってもコレクション

魚を食べるとき、もしそれに頭部が付いていた場合、その中には耳石が含まれています。これはなかなか面白くて、集め始めると確実にはまります。
種類によって全然違いますし、成長の度合いによってもちがいます。まるで木の年輪のように、毎日大きくなっていくからです。日輪といってそれを顕微鏡下で観察して色々な調査に使われているのです。
そんな耳石を集めてみるというのは、大変なことではありませんから、家庭でやるお勧め実験の一つです。
これにぴったりなケースが、売られていたので、集まったものを並べてみるとこんな感じで壮観です。
このケース、レンズ付きで結構高価(いくらか忘れましたが300円とかかな?)なのですが、100円ショップで購入した青い糊付きの布を土台に入れると本当に綺麗。

一度やり始めると、本当に癖になるのではないでしょうか。
ただ、問題になるのは「飲み屋さんで手に入れることが多い」ということです。ポケットの中から、ティッシュペーパーにくるまった耳石が出てきたりするのですが、あれこれなんだっけ?と無駄にしてしますのです(笑)
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今日は出先なのでインド写真はナシです・・・
HDDに入りきらないので、外付けのに保存してあるのです・・・写真。

2010年1月30日土曜日

バスで山越え

そういえば、バスに乗る前にバスステーションの脇にあった「おいしいビリヤニ」とかいてあった食堂に入りました。日本人なんか来たことないだろう食堂でした。
時間的にも結構混んでいましたが、テーブルをあけてくれて、思いっきり濡れた布(布巾とは言わない)で拭いてベチャベチャにしてくれました(ひえ~)。
ちょっとテンションが下がりかけましたが、これがこちらのやり方なのですから仕方なし。座ってビリヤニを頼みました。
フィッシュカレーを頼んだ人もいます。まあおいしそう。・・・そこまでは良かったのですが、なんと際限なく出てきます。「はい、ゆで卵」「フィッシュフライどう」「これは、サラダだよ」みたいな感じ。「??」って感じでいたのですが、次々持ってきますから「頼んでないよ、もういいわ」と断りました。
フッシュフライなどは一部いただきましたが、撤収してくれたものもあります。ゆで卵なんかなぜか食べてしまいましたけれど(笑)
で、地元の人たちにとっては高級な部類に入るビリヤニ。おいしかったです。ドライカレーのような感じなのです。

さて、その後バスに乗って3時間程揺られました。
インドでこんなシーンにぶつかるとは思わなかったような山の中です。恐ろしいほどの道幅をバスは激走。隣の人は「ほれ、すごい良い風景でしょ、写真とりな」とか言ってくるのですが、そしてその気持ちもわかるのですが、バスの速さ、揺れなどで思ったようには撮れないんです。まあ、本当に綺麗な景色だったのです。

やっぱりこうなるとレンタカーなんだわ・・・空港にレンタカー屋さんがあったしな。自分はかなり自信あるのですが、さすがにインドの街中は無理だと思います。こう言うところなら全然問題なくいけそうな気がします。そして色々見て歩きたいなと思いました。
地元の人たちが活用している道路。こんな深い山の中でもしっかり電気が来ています。
この道路、歩いてみたいです。かなり急です面白そうですよね。
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2010年1月29日金曜日

なぜか、よい眺望の席で・・・

ハウスボートの旅も終わり、アレッピーから今度はガイドブックに出ていない方面に入ります。インドの人たちは親切で、色々と教えてくれます。わからないのに頑張って教えてくれるので、困っちゃうこともあるのですが、悪気は何もないのです。
「PeriyarWisdlifeSanctuaryにいきたいんだけど、どうすればいいかな?」
と聞くと、
「まずはKottayamに行ってそこからKumillyだ。」
と。
で、こちらは、「じゃあどのバスに乗ればいいの?」となるわけです。
この時、やっぱりバスの関係者に聞かなければ偉い目に合います。実際今回の旅では、聞き間違えたのか、案内が間違えていたのか、全然違う方向に進んでしまったこともありました。往復3時間のロスです。まあ、チケット代160円ばかりをけちるから悪いんですけどね(自分じゃありませんよ、間違えたのもけちったのも)。
乗ったバスの中でも、見事な仕切り屋がいて、我々長距離乗客はなぜか猛烈に優先してくれます。はじめは「あ~これで何時間もたったままかよ」と絶望して写真を撮ったのですが、眺望が良い席だと言って、すでに座っている人を立たせて座らせてくれました(なにか怪しい予感(笑))。

バスで長時間立っているのはまるで筋力トレーニングです。もの凄い急発進急加速急カーブなわけです。上の写真でもわかるように、すべてが自由な交通状態。どこから人が出てくるかわかりませんし、車線も信号もお構いなしなのですから。ですから、今回座れたのは超ラッキーです。

バスは街中を過ぎて山間部に入っていきました。それでももの凄い速さ。激走です。
サスペンションもいっちゃってる感じなうえに、今回座らせてくれた席は最後尾。ひどい揺れです。どんなに頑張っても、これが限界のショットでした。
ゴムの木ですね。こうやってたくさんのゴムの木に樹液採取用のポットがついていました。ほら、これだって中を覗いてみたくなるでしょう・・・

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2010年1月28日木曜日

ハウスボート周辺の朝

尋常ではない日程でちょっと仕事をしていました。さすがに2日連続の4時過ぎは効き目満点で、今日はそろそろ寝なければと思っています(笑)
こうやって写真を見ていると、ハウスボートでの時間の流れ方は実にリッチで優雅だったのだと思います。
さて、朝ご飯の前に、本当は良いのかどうかわかりませんが、ボートから下りて、本当のインドのなもわからない普通の町並みを散歩してきました。ほとんどの人が未だ活動していません。喧噪の国というイメージだったのですがそんなことは一切なくごく静かな町です。
 裏小路は舗装もされていなく、そしてゴミも落ちていないのです。決して美しくはありませんが小綺麗にしているという感じでしょうか。庭にはバナナやヤシの木が茂っています。

それでも朝早くから動き出している何人かの人と挨拶を交わし、しばらく行くと、比較的大きめの通りにでてきました。これがその様子です。
オートリキシャが止まっています。中には誰もいませんでしたから、きっとこの運転手さんの家がその辺にあるのでしょう。
その横の看板はインド共産党のものなのだそうです。識字率なども高く、教育にも力を入れているケラーラ州には共産党の人が随分多いのだそうです。この旗などは随分色々なところで目にしました。

町はまったく店なども開いていませんでしたから、早々に引き上げてきました。
すると近くの電線にこんな鳥がとまっています。
ツバメのような違うような・・・こちらを見ていますね。

ボートに戻ってしばらくすると、さっきの鳥が水浴びなのでしょうか?
水面を何度も何度も叩くように飛んでいました。
餌を採っている風でもありません。
朝風呂なのでしょうか?

人もこうやって朝風呂のようです。
入浴の様子は見事です。服を着たまま水の中にドンと入り、長い黒髪をバサバサと洗い、このようにタオルを髪に巻き締めて絞るのです。
こうやって先ず朝風呂から一日がスタートとするのでしょうね。
なんだかうらやましい時間の流れです。

#さ、さすがに限界です。本当はアップルの新製品が気になっているのですが寝ることにしよう。
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2010年1月25日月曜日

ハウスボートで一泊

ハウスボートで一泊することになっています。
何となく夕方になり、夕食です。日本の夜と違うのは一気に真っ暗になることです。街中ではないので、日本でもそうか・・・
それでも、ここでは定期船・・・というかバス代わりのような船もあるので、暗い中を平気で走っています。時々ヘッドライトを点灯しているようでしたが、よくまあぶつからないでいけるなと思いました。

こちらは、この後苦しむことになります。それはすでに前日からはじまっていたのですが・・・。ビールです。一人4本は呑むだろうなどといって頼んだのですが無理。クルーにもあげたのですがひどい目にあいました(笑)

外は静かです。本当に静か。そしてこんな所にまで電気が来ているのに驚かされます。電気料金は、インフラにもかかるわけでしょうが、どのくらい払うのでしょうね?こう言うのも知りたいなと思います。
静かな水面、限られた光源で綺麗に風景が映し出されています。これも感動的です。
そんなことを考えていると、やっと来ました。こう言うのを待っていたのです。いるんじゃないか・・・でもちょっと普通すぎるかな(笑)

ちょろちょろと出てきては壁を歩く虫を食べてくれていました。クルーは我々が嫌がっていると思ったのでしょうが、「いやいや、写真撮りたいんだよ」といって変な顔をされました。こいつらは何匹もいたのですが、このハウスボート内で繁殖しているのかな・・・と思っていたら・・・
そうらしいです。

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2010年1月22日金曜日

こちらもお昼ご飯@ハウスボート

地元の人たちも昼食ということは自分たちも昼食です。船は大変穏やかに進んでいますから、その中で食べるのかと思いましたが、どうやら停泊するようです。停泊する予定だった場所は先客がいるようで、残念ながら再度移動開始しました。そこは水田のすぐ横で楽しみだったのでちょっと残念でした。
その後移動した場所は、一軒の家の横です。そこには手こぎのカヌーのようなものが止めてあって、小学校3年生くらいの少年が遊んでいました。

泳いだりカヌーに乗ったりで、その操り方は大変上手でした。自分たちの船が止まると、すぐに陸に上がってきて、「penちょうだい、何か甘いものちょうだい」と言いに来ました。まあ、すぐにあげてもしょうがないでしょうし、どうせここには1時間くらいは止まっているのでしょうから、あとでもあげられるだろうと言うことで知らん顔しておきました。
自分らの昼食は当然カレーです。抜群にうまかったのはこのフィッシュフライ。

感動的なおいしさでした。これを船内でつくって、揚げたての物を食べられるというのはすごいです。若いスタッフなのですが、途中で歌声を交えながら調理していたのですが作品がこれですもんね。すごいすごい〜!
さて件の男の子は諦めて、それでも水の中にもぐったりしながらこちらの興味を引いていておかしかったです。こちらはフィッシュフライの方に興味があったわけですが・・・。
で、その家のお姉ちゃん登場。でも、はにかみやさんで、こっちをちらちら見ながら絶妙な距離をウロウロする感じです。

そういう方が何かしてあげたくなるもので、持っていた三色ボールペンをあげました。喜んで家に入っていきました。その後はなぜか洗濯を命ぜられたようで、一生懸命洗濯をしていました。これはひょっとしたら洗濯するところを見せてくれたのかもしれません。少年はタイミングを逸したわけですが、残念ながらもうすっかり諦めていて、ずっと川で遊んでいました。それはまた別な意味でかわいらしかったです。今度来るときには、ダイソーとかでたくさんボールペンとかを持ってきてあげようと思いました。あと甘い物と・・・
さて、昼食も終わり、動き出しました。先ほどの少年よりもずっと大きい・・・ひょっとしたら高校生くらいでしょうか、おなじように飛び込み、こちらに向かって手をふって愛想を振りまきまくっていました。それこそ、別に物が欲しいわけではなく、見て欲しいという感じなのかもしれません。手をふりかえして、カメラを向けると大変喜んでくれていました。こんな感じです。

そして、しばらくすすんでいくと、「そうか・・・さっきの魚はこうやって捕ってるの?」というシーンにぶつかりました。

投網と棒で水面を叩く追い込み漁です。こうやって捕獲した魚をあまり優秀とはいえない流通経路で色々なところに出荷するのでしょうか?それとも「地産地消」の極みなのかもしれません。別な町で市場を通過しましたが、正直「うっ」という魚の臭いです。新鮮さがないというか熟成が進んだというか・・・まあ、それでも加熱すれば良い訳ですからね。生でたべる訳じゃないんだし・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...