シャボン膜はある程度の厚さになると光の干渉によって様々な色を見せてくれます。
そして案外あっさり割れてしまうのですが、それはおそらく大気中にシャボン膜の水分がどんどん蒸発してしまうというのが大きな原因なのではないでしょうか。
そこで、水やお湯を入れたカップに半球状のシャボン膜を張ります。
すると、カップから水分がどんどん供給されますから、案外長持ちするので色々なことがわかってきます。
ファミリーフレッシュという今となっては「古典的」ともいえそうな洗剤を使って(最近の泡切れがよいのなどは逆にシャボン玉にはむきません)簡単に実験できます。
カップに水やお湯と洗剤を入れます。そこにストローで半球状のシャボン液を作るだけです。
綺麗に観察するににはLEDで後ろからてらしてあげると良いでしょう。
はじめは膜の厚さもあり、内部には湯気などが立ちこめているのがわかります。
うまくすると、このシャボン膜から湯気が外に出るのです。
発泡スチロールなどの容器に熱いお湯をはって洗剤を入れ実験すると随分よく見えました。
残念ながら今発泡スチロールのカップがなかったのでそこまでは写りませんでした。茶碗だとどんどん液温が冷えてうまくいかないようです。
是非発泡スチロールカップで挑戦してみて下さい。
対流は激しいのですが、そのうち湯気のツブが大きくなっていきます。
そして次第に湯気が見えなくなってくるのです。
どんどん内部の湯気がなくなっていくのと同時に、膜には綺麗な虹色があらわれてきます。
この色も刻々と変化して見事です。
やがてこの膜の色が青っぽくなり、割れてしまいます。
うまく撮影すればもっともっとうまく伝えられるのですが・・・でもこれって簡単にできるので、やってみるのが一番ですね。
今日もインドネタは無理なようです。
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昨日はこれ夜中に10人くらいのおっさん軍団であーでもないこーでもないといいながら眺めていました。面白かったです!