2021年3月7日日曜日

岩塩を切る

 食塩はおそらくどこの家にでもあるはずです。普通に食卓塩として売られている物を良く見るとわかるのは、結晶の形が綺麗な立方体だと言うことです。

食塩の物質名は塩化ナトリウム。塩素とナトリウムがきっちり並んで綺麗な立方体を作り出すのです。

 最近は安価で岩塩が売られています。岩塩は地殻変動などで海水が陸上に閉じ込められて塩分濃度が上がって結晶化した物です。色々な形の物がありますが、基本的な成分はやっぱり塩化ナトリウムです。ミネラル分や硫黄分で色が香りがついている物はありますが・・・。

この結晶をうまくたたくと、劈開にそって見事に「割れ」ます。もう完全にハマる感じです。

手持ちの割と細かくなってしまっていた岩塩から、カッターナイフの刃を使って切り出してみましたが、もう時間の経過があっという間。

立方体も良いのですが、薄く切り出せるのもうれしいらしいです。

そしてこの薄く切り出した物は「計測器の窓」なんかに使われるって話あたりも「へー」ってなっていました。

身近な食塩でも十分楽しめます。通販で安い岩塩買ってしまいましたw。
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岩塩を切る

 食塩はおそらくどこの家にでもあるはずです。普通に食卓塩として売られている物を良く見るとわかるのは、結晶の形が綺麗な立方体だと言うことです。


食塩の物質名は塩化ナトリウム。塩素とナトリウムがきっちり並んで綺麗な立方体を作り出すのです。


 最近は安価で岩塩が売られています。岩塩は地殻変動などで海水が陸上に閉じ込められて塩分濃度が上がって結晶化した物です。色々な形の物がありますが、基本的な成分はやっぱり塩化ナトリウムです。ミネラル分や硫黄分で色が香りがついている物はありますが・・・。


この結晶をうまくたたくと、劈開にそって見事に「割れ」ます。もう完全にハマる感じです。


手持ちの割と細かくなってしまっていた岩塩から、カッターナイフの刃を使って切り出してみましたが、もう時間の経過があっという間。


立方体も良いのですが、薄く切り出せるのもうれしいらしいです。


そしてこの薄く切り出した物は「計測器の窓」なんかに使われるって話あたりも「へー」ってなっていました。



身近な食塩でも十分楽しめます。通販で安い岩塩買ってしまいましたw。

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2021年3月6日土曜日

ドライアイスの還元

 酸化銅を作って活性炭で還元すると綺麗な赤褐色の銅に戻る。まあ、教科書的ではっきり出るしこれはこれで良いのですが、黒い粉末に黒い粉末入れてですので、ちょっとアレなんです、アレ。

そこで、以前左巻さんに教えていただいたドライアイスを使った二酸化炭素の還元をやりました。これ、実際にうちの学校で左巻さんが教員向けの研修会でやったときに思いっきり火災報知器が鳴ったので、この学校で3回目を鳴らすわけにも行かず、氷点下6℃の中、外で実験することにしました。

ドライアイスを購入してきて、中心部に穴を開けます。今回はトーチバーナーを空だきしてその口を押しつけて開けました。あっという間に空きます。そこにマグネシウム粉末を投入します。今回はもう表面が酸化してしまった古い奴。

マグネシウムリボンの先端をはさみで切って表面積を大きくします。着火しやすいようにです。それをマグネシウム粉末に立てて、着火の準備です。

気温の関係もあるのか、今回はライターでは全く点火できませんでした。トーチバーナーです。横から火を当てます。

マグネシウム特有の閃光を出しながらリボンが燃えてやがてそれが粉末に引火します。そのタイミングで上からドライアイスを重ねるのです。

完全に間の空間は二酸化炭素雰囲気になります。

ちょっと幻想的。これ夜ならかなり美しいでしょうね。今度やってみようかな・・・

火が消えると、内部にはこんな感じで、白い酸化マグネシウム・そして二酸化炭素が還元されて出てきた真っ黒な炭素です。

白いドライアイス+銀色のマグネシウム→真っ黒の炭素と真っ白な酸化マグネシウム

こちらの方がインパクトが強烈ですよね。火災報知器にさえ注意すればこれはもう究極の実験といえそうです。ドライアイスは1kgで680円でした。1クラス1kgあれば十分です。

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ドライアイスの還元

 酸化銅を作って活性炭で還元すると綺麗な赤褐色の銅に戻る。まあ、教科書的ではっきり出るしこれはこれで良いのですが、黒い粉末に黒い粉末入れてですので、ちょっとアレなんです、アレ。


そこで、以前左巻さんに教えていただいたドライアイスを使った二酸化炭素の還元をやりました。これ、実際にうちの学校で左巻さんが教員向けの研修会でやったときに思いっきり火災報知器が鳴ったので、この学校で3回目を鳴らすわけにも行かず、氷点下6℃の中、外で実験することにしました。



ドライアイスを購入してきて、中心部に穴を開けます。今回はトーチバーナーを空だきしてその口を押しつけて開けました。あっという間に空きます。そこにマグネシウム粉末を投入します。今回はもう表面が酸化してしまった古い奴。



マグネシウムリボンの先端をはさみで切って表面積を大きくします。着火しやすいようにです。それをマグネシウム粉末に立てて、着火の準備です。



気温の関係もあるのか、今回はライターでは全く点火できませんでした。トーチバーナーです。横から火を当てます。



マグネシウム特有の閃光を出しながらリボンが燃えてやがてそれが粉末に引火します。そのタイミングで上からドライアイスを重ねるのです。

完全に間の空間は二酸化炭素雰囲気になります。



ちょっと幻想的。これ夜ならかなり美しいでしょうね。今度やってみようかな・・・


火が消えると、内部にはこんな感じで、白い酸化マグネシウム・そして二酸化炭素が還元されて出てきた真っ黒な炭素です。

白いドライアイス+銀色のマグネシウム→真っ黒の炭素と真っ白な酸化マグネシウム

こちらの方がインパクトが強烈ですよね。火災報知器にさえ注意すればこれはもう究極の実験といえそうです。ドライアイスは1kgで680円でした。1クラス1kgあれば十分です。


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2021年3月4日木曜日

テルミット反応(動画あり)

 

酸化、還元の勉強の応用として「ドライアイスで二酸化炭素の還元」と「酸化鉄から鉄を取り出す」テルミット反応をやります。
ドライアイスは前回紹介しました。前Blog へどうぞ!
テルミット反応のためにアルミニウムの粉末を購入しましたので、早速やってみました。
室内でもできるのですが、諸般の事情で「外」でやりました。
アルミニウム粉末を1gと酸化鉄Ⅲを2.5g

よく混ぜて大小の濾紙を組み合わせ、三角架において準備OK。
導火線としてマグネシウムリボン。より点火しやすいように先端部分を少し細く切っていくつかに分けておくと便利です。
三角架の下には水を入れたビーカー。その底にはそれなりの厚みの砂をいれておきます。
十分離れていざ点火。普通のライターだと厳しいので、トーチバーナーで点火しました。
まず、マグネシウムリボンに火が付きます。白色の閃光が出ます。そのまま下に進んでいって、テルミットに火が付きます。すると猛烈な火花がでて一気に反応します。

できた鉄はボトンと下に落ちますが、1600度くらいですから、ビーカーに落ちてもしばらく赤いまま。そしてグツグツと沸騰します。

磁石を使って鉄を取りだして一同納得。
この反応は最高に面白いですが、検索すると火傷してる事例があるのでやる人は要注意ですね。いやその前にアルミ粉末買えないですがね。

今日も更新できました。クリックで応援よろしくお願いします!
久しぶりにYoutubeに動画アップしてみた。

テルミット反応(動画あり)

 

酸化、還元の勉強の応用として「ドライアイスで二酸化炭素の還元」と「酸化鉄から鉄を取り出す」テルミット反応をやります。

ドライアイスは前回紹介しました。前Blog へどうぞ!

テルミット反応のためにアルミニウムの粉末を購入しましたので、早速やってみました。

室内でもできるのですが、諸般の事情で「外」でやりました。

アルミニウム粉末を1gと酸化鉄Ⅲを2.5g




よく混ぜて大小の濾紙を組み合わせ、三角架において準備OK。

導火線としてマグネシウムリボン。より点火しやすいように先端部分を少し細く切っていくつかに分けておくと便利です。

三角架の下には水を入れたビーカー。その底にはそれなりの厚みの砂をいれておきます。

十分離れていざ点火。普通のライターだと厳しいので、トーチバーナーで点火しました。

まず、マグネシウムリボンに火が付きます。白色の閃光が出ます。そのまま下に進んでいって、テルミットに火が付きます。すると猛烈な火花がでて一気に反応します。




できた鉄はボトンと下に落ちますが、1600度くらいですから、ビーカーに落ちてもしばらく赤いまま。そしてグツグツと沸騰します。

磁石を使って鉄を取りだして一同納得。
この反応は最高に面白いですが、検索すると火傷してる事例があるのでやる人は要注意ですね。いやその前にアルミ粉末買えないですがね。



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2021年3月3日水曜日

観天望気

 生物の行動や雲などの自然現象から天気を予想するのが観天望気(かんてんぼうき)です。

 例えば、「ツバメが低く飛ぶと雨」とか「山に笠雲がかかると雨や風が」的な感じで、経験則的にわかっていることをまとめて伝承してきた物が多いです。

 なるほどなって思うこともあって、でも「あーそういえば昨日こうだったよな」って気がつく、思い返すことも多いです。

  3/2の大雪・猛吹雪の前どうだったのかというと・・・猛烈な「飛行機雲日和」でした。

 観天望気的には飛行機雲が出てくるようになって他の項目よりはかなり新しいのですが、割と確実なんじゃないかなと思うのと、他の現象と比較して「目が行きやすい」ってのがあるかなと思います。

 そして、悪い癖で、飛行機雲を見つけるとFlightradar24ってアプリで、どこの会社の飛行機で出発地や目的地がどこでって調べてしまいます。そして、それを「あ、そういえばどの辺まで行ったかな」とか、もっと掘り下げて「そうか、元々こんな塗装だったんだね」みたいになってしまいます。

 ただ、今回の荒天は見事に飛行機雲が予告してくれていたのかも知れません。そのくらい通る飛行機全てが長い飛行機雲を引っ張っていましたので。ただし国際線だったのと、自分がみたのは全て貨物便でした。

 そうそう、DHLの飛行機飛んでましたが、「お?ワクチンかな?」って思ったりもしますが、個人的にDavidBowieのTシャツ買ったんで、これがはやく届いてくれないかなって思っていますw。

             

 前回、スペインからパックマンのシャツを購入したときには1週間かからなかったんで、けっこう思いっきり期待しています!できれば3月14日までに来てほしいものですわ・・・諸般の事情で。

DHLは最新式のBoeing777で、FedExは30年落ちのMD11って面白いなって思いました。燃費全然違うんじゃないでしょうかね?気になります。PolarのBoeing747は8年目の4発。綺麗な飛行機雲でした・・・写真ないなぁw

結局飛行機雲のからの観天望気じゃなくて謎の妄想になってしまう訳なんです。

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...