酸化、還元の勉強の応用として「ドライアイスで二酸化炭素の還元」と「酸化鉄から鉄を取り出す」テルミット反応をやります。
ドライアイスは前回紹介しました。前Blog へどうぞ!
テルミット反応のためにアルミニウムの粉末を購入しましたので、早速やってみました。
室内でもできるのですが、諸般の事情で「外」でやりました。
アルミニウム粉末を1gと酸化鉄Ⅲを2.5g
よく混ぜて大小の濾紙を組み合わせ、三角架において準備OK。
導火線としてマグネシウムリボン。より点火しやすいように先端部分を少し細く切っていくつかに分けておくと便利です。
三角架の下には水を入れたビーカー。その底にはそれなりの厚みの砂をいれておきます。
十分離れていざ点火。普通のライターだと厳しいので、トーチバーナーで点火しました。
まず、マグネシウムリボンに火が付きます。白色の閃光が出ます。そのまま下に進んでいって、テルミットに火が付きます。すると猛烈な火花がでて一気に反応します。
できた鉄はボトンと下に落ちますが、1600度くらいですから、ビーカーに落ちてもしばらく赤いまま。そしてグツグツと沸騰します。
磁石を使って鉄を取りだして一同納得。
この反応は最高に面白いですが、検索すると火傷してる事例があるのでやる人は要注意ですね。いやその前にアルミ粉末買えないですがね。
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久しぶりにYoutubeに動画アップしてみた。