2012年1月14日土曜日

マレーシア旅行12〜パームヤシ園

Labuk Bayは何とも象徴的な場所で、パームヤシ園の造成のためにマングローブを切ってしまった場所です。海岸までわずか150m。
実はそこでエビの養殖場をつくるという話もあったのですが中止になったのが幸いしているのです。
テングザルもわずか2群だけではありますが、生き残っていたため餌付けをしてみようと言う事になったのだそうです。
当然純粋な野生動物は警戒しますから、餌付けの成功までは5年もかかったそうです。
それで昨日の投稿のような状況が今は展開されているのです。
今回のように時間のない旅行者にとってはsukauまでいかないでテングザルを観察できるというのは嬉しい限りです。
そのLabukBayまでの途中は徹底してパームヤシ園です。

こんな感じでヤシ園の脇にはバナナもあるのですが、きっとこれは「雑草」でしょう。
当然いきなり大きくなる訳ではありませんから、こういう苗木の場所もあります。

こんな感じの木です。完全に収穫に適した木のサイズです。
これにこんな感じの実ができる訳です。

赤いのが一つ一つの果実ですね。

このくらいの大きさです。これを絞るわけです。

一カ所にどすんと山積みです。それをトラクターで回収してまわるんです。

トラクターはしっかり撮れませんでしたがこんな感じ。

このヤシの実からの油は、食用だけではなく洗剤などに加工されて私たちが大量消費しています。
現地の人ではないのです。
そう考えると、テングザルやオランウータンの今のような状況をつくっているのも自分たちだという事になるわけで、何とも複雑な心境です。
昨日調べていて、こんなところを見つけました。
油の搾りかすを利用しているので良いとは思いますが問題はその供給可能量です。
この会社でもこれほどの量を供給できる程ものすごく大量に出るのですね。
それだけ広大な土地を開発したという事です。
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マレーシア旅行11〜sukauは無理

さて、サンダカンは今日の夕方の飛行機。
朝起きてまだどうするか悩んでいます。
オランウータンはみた、熱帯雨林もみた。残るはテングザル。
一番有名のはsukauという村。でも時間が全く足りません。
でも、動物園でもみる事ができないテングザルの近くにいるんだから見に行くしかありません。
Labuk Bayだ。昨日の場所よりは遠いだろうけど、そこなら十分に時間がある。
決めたらバタバタ準備して、今日は500mmのレンズもカバンに入れてスタート。
チェックアウトをして・・・
ドアボーイが「今日はどちらへ?」というので「Labuk Bayに行こうかと思って、天気が心配なんですが」というと「今日は大丈夫でしょう、タクシーですよね、私が交渉してあげますよ」といって心強い事に交渉してくれました。
ま、おじいさんドラーバーで耳も不自由らしいのですが、RM150。いいところでしょう。片道30km以上ありますから。
ボーイさんに「ありがとう、今度来たらここに泊まるね」といってタクシーへ。
マレーシアの標識には90とか書いてます。みんなぶっ飛ばしてます。でもこのおじいさん安全運転。
間に合うかな。Labuk Bayはパームヤシのプランテーションを少し残してテングザルの保護区にしている所なのです。
そこで賛否両論の餌付けをしているのです。
まあ、道路が空いているのが幸いして間に合いそうです。
途中会話が一切なし・・・w

窓の外はずっとパームヤシです。これは別便で
10:20到着。給餌は10:30から。良かったです。
早速入る・・・前にまず猫w

ここの主みたいです。この猫。
観察棟は靴を脱ぎます。

観察棟の周りはシルバーリーフモンキーがたくさんいます。
棟の中にも・・・
さ、テングザルが山から下りてきました。
半自然。今回はこれでも十分。




この三頭はメスです。わかりますよね。

オスです。わかりますよね。真っ赤です。これぬいぐるみがあっておもしろかったです。

この群れのボスです。

天狗のような鼻だけではなく、ポッコリおなかも特徴です。
このテングザル、他のサルとの食物の競合を避けて、木の葉を食べて生活しているのだそうです。
ですから消化管が発達していて、こんなポッコリに。微生物と共生して彼らにセルロースの消化分解を
手伝ってもらっている訳です。
そしてこのように群れで生活しているので、それこそ「絆」が強く、動物園で孤立した生活をさせると、断食して死んでしまうのだとか。なので野生でみるしかないのです。
そう考えるとこの餌付けもなかなか難しかったのだろうと思います。

この子猿、めっちゃ足の裏痛そうでした。なんか途中で踏んづけてました。

あとこのタトゥーめっちゃ綺麗でした。
前日オランウータンの所でみた女の人の首に星のタトゥーがと思ったら、漢字で「女」ってかいてあって「そりゃそうでしょうよ」と思いましたw

さっきのチビザル、この猫にやたらと警戒モードでした。
やーまさか見られると思っていなかったので、ホントラッキーでした。
感動しました。
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マレーシア旅行10〜サンダカンで夕食

市場などを見終わりましたが、それほど大きな街ではない事はよくわかりました。
お昼が遅かったうえに、ビュッフェなので食いすぎ。せっかくサンダカンの街での夕食の意欲がわかないのですw
まあでも暑いのでビールでも。海辺・・・それものぞいたら汚いのは知っている海辺のビアバーにいきました。
先客は猫。そういえばインドやネパールは犬だらけだったのに、マレーシアは猫だらけだな。

猫に敬意を表してビールはTigerで


春巻き・・・うまかったです。不思議とこういう暑い所で食べると甘めのソースがしっくり

シーフードフライ。エビがでかい。でもこれはほんの序章でした。

FriedRice あ、すみません、十分食べてますね。
猫がたくさんいておもしろかったです。
エビのヒゲをあげて遊んでました。
「ニャーって言ったらやるぞ」というと「ニャー」というのです(笑)
日本語わかるんですね。
途中目の前をでかいネズミが通過。こういうのも嬉しくなります。
ボス猫のようなものが通過したら、自分の近くにいた真っ黒な猫が完璧に動けなくなったり・・・というのをみてるうちに疲れてきたので、帰る事にしました。
さすがに帰りはタクシーです。
ホテルに戻ってやる事がありますからね。
バーにいってワインを頼んで、ニューイヤーパーティー風なのをやっている中で年賀状書きです。
iPadで色々とチェックしながら必死で年賀状を書きました。その間ワイン三杯。
歌手風の人が違うテーブルのとなりにきましたが、明らかにボディーショップのボディーバターの匂いじゃんとか思ってました。つまみのピーナッツもなくなり、年賀状を完成させたのでチェック。
昼間レストランにいたお兄ちゃんがなんだかとんちんかんな会計。ワイン三杯でRM14。良いの?
まあ100しかないので払うとおつりが少ない。
そうだよね、間違ってるでしょ。レジにいたおばちゃんがカリカリしてました。
部屋に帰る時にレジの方にいくとおばちゃん文句を言われると思ったのか、バタバタ。
いやいやお願いがあるんだよ、俺は。
「すみません、買ってきたマンゴーの皮剥きたいんですけどナイフかしてもらえません?」とお願いしたらほっとした顔をして、「それはルームサービスで」だそうです。
ちょっとだけ「もっておいで、剥いてあげるから」に期待したのですがね・・・
部屋に戻って電話すると「ナイフは貸せませんがまな板なら」っていらねーよ。
手とひげ剃り用のカミソリで剥いて食いました。うまかったですw
朝も早かったんで爆睡です。
明日何しよう・・・天気はまた雷雨の予報
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マレーシア旅行9〜サンダカンの街に

昼食をとった後、暗くなる前に街に繰り出します。
今までの感じでこの国の安全性は十分わかりましたが、暗くなってからで無い方が良いに決まってますし、ホテルから街までは歩いていく気ですからなおさらです。
一般の人たちの生活の様子を見るには市場が良いのです。

ホテルを出てすぐの所にこれがありました。
見た目はすっかり彼岸花。でも白いタイプですね。その辺をみたのですが、赤いものはありませんでした。同じ仲間でしょうかね?

ホテルから街までは2キロ以上離れています。
ずっと下り坂。途中に浄水場もありました。
一般の方達がすんでいるアパートはこんな感じです。生活感がしっかり出ています。
何年くらい経っているのかな〜窓全開ですからエアコンなしでしょうね。
町営かなにかわかりませんが大きなグラウンドがありました。
バスケットコート、陸上トラックがありました。
色々な人が走ったりボールで遊んだりしています。

そんな中ですが、こうやってサギの仲間が遊んでいます。サギの仲間って、どうしてあんなにカメラのレンズに敏感なのでしょうね?すぐに飛び立ちます。
やっぱり排気ガスであまり綺麗ではない空気の中をしばらく歩いて街まで来ました。
上のアパートの写真でわかるように降りたらすぐに海です。

サンダカンの街はもうすぐ向こうがフィリピンです。
防波堤の下・・・見事な汚さでした。がっくりです。
飛行機からみたら綺麗な色だったのですがね。
どんどん暗くなってきました。スーパーマーケットの中や市場の様子をブラブラ観察。


果物が本当に山になって売られています。
色々と声がかかるのですが、まずはこれを購入。

でかいマンゴー3個でRM10。250円です。
お兄ちゃんに、これ頂戴ともらったのがdukuという果物。これがまあ美味しいのです。
「?」と戻ったのがこれです。

seadragon。今年の干支か?

こんなおばあちゃんが売ってたのですが、「食べるの?」と聞いたらそうだと言ってましたが本当にそうかはわかりません。だって3匹単位とかじゃたしにならないよね?
生乾きでちょっと臭かったです。
あと、家の様子からわかるように蚊取り線香の販売規模もすごく、でかい箱で売られていましたし、は虫類大好きの一人としては残念な、こんなものまで売られていました。
だめ〜こんなの使っちゃ!

さ、次夕食です。
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マレーシア旅行8〜一度ホテルへ

早朝に動き始めて、隣町に来て二カ所見学。
まさかのタイミングでオランウータンを観察できて本当にラッキーです。
同じようにラッキーだったのは雷雨の予報にも関わらず、天気がよくなってきた事です。

タクシーの運転手さんに頼んで、ホテルに戻りました。
途中にまともなレストランのようなものも見当たりませんでしたから、ホテルが一番です。
なんといっても分不相応な四つ星ですからねw
部屋からはこんな感じで鳥達が遊んでいるのが見えています。
部屋の窓下にもくるのですが、枝をもっています。
巣作りのシーズンなんですね。
窓下に来てきれいな声でさえずるのは、この目がまっ赤な鳥です。

ムクドリ系ですかね?
さらに気になるのがこれ。
ついさっきみてきたあの高い木、それをさらに超える高さでなければアンテナ塔としては機能しないのでこんな事になるのですね。近くでみたら随分高そうですね。

昼食は一階のレストランで取りました。時間がずれ込んでいるので、かなり空いています。
というか誰もいませんでした。
ビュッフェスタイルで、ラムカレーなどを食べましたが、一番おもしろかったのが、スウィーツに群がるショウジョウバエです。
彼らの性質を考えると、当然バナナケーキなどに群がります。全く寄せ付けていないのがマレーシアの郷土菓子。写真は撮ってきませんでしたが、ほとんど味のないお餅のような感じでした。
おもしろいな〜と思いました。
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2012年1月13日金曜日

マレーシア旅行7〜RainforestDiscoveryCenter

同じ地区にあるRainforestDiscovereyCenterによってもらいました。
まあ、ホテルに戻る途中と言えばそうなのですが、また時間を食う訳です。
申し訳ないのですがせっかくなので。
入り口はこんな感じ。熱帯雨林感が出ています。

植物の大きさがすごいんです。
出迎えはこのカナヘビ。やっぱり今回はは虫類なんだな。

ここは、高さ24mの所にキャノピーが付けられています。
なんだか恐ろしいイメージがあったのですがそうでもありません。
そこからみる熱帯雨林の様子はなかなか強烈。
なんだか植物の力強さを痛感させられます。


とにかくでかいのです。葉のでかさはとにかく驚くサイズ。
人との対比写真でわかるでしょうか?

これですでに24mの高さですから、すごいです。
落ちている木の実も見事に熱帯雨林。
ランブータンですね。

コンチュウをなんとか捉えられたのはまずこのトンボ。
合計3種類です。


あと手すりにたまるアリと何かの幼虫。

あと、クモです。アリグモの仲間かな?

これ、熱帯雨林の中を歩くと猛烈な写真数になりそうです。
血が騒ぎます。そしてきっと良いだけ吸われるのでしょうね、血。
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マレーシア旅行7〜オランウータン以外も

sepilokの自然林が残っているのは色々な事情があるようです。
ここでは、なりふり構わず徹底的に木を伐採する方式ではなく、巨大な商業木だけを切り出す方式で1957年まで実際に伐採も行われていたのだそうです。
でも、保護区の中でも高い木だな〜とは感じるもの、太い木だな〜というのは見当たりません。
上を見ると案外明るい林なのです。

それでも、実際に今はWWFなども入って保護活動をしているようですから、この環境が守られていくのでしょう。若い葉がこのようにどんどん出ているのがわかります。
出てすぐはこんなに赤い葉です。

こんな植物ばかりではなく、おもしろいものもあったのですが、なんせレンズがね・・・
それでも無理矢理こんな写真も撮ってみました。
発見して教えてくれた人がいるのです。すごい観察眼だと思いました。

おもしろい事に、一人が発見するとこんな風に次々こうやって観察者が増えるのです。
混んでるラーメン屋みたいもんですよね。

そういえば、ポンチョもって歩いているのに雨が降っていません。
予報は雷雨だったのにラッキーです。
そしてこれをみると雨季という事がよくわかります。

この後、預けていた荷物をとって、トイレを貸してもらって移動しました。
次は近くにある熱帯雨林を観察する場所です。
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このときもタクシーの運転手さんは待っていてくれてます。カッパえびせんあげたしなw

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...