さて、サンダカンは今日の夕方の飛行機。
朝起きてまだどうするか悩んでいます。
オランウータンはみた、熱帯雨林もみた。残るはテングザル。
一番有名のはsukauという村。でも時間が全く足りません。
でも、動物園でもみる事ができないテングザルの近くにいるんだから見に行くしかありません。
Labuk Bayだ。昨日の場所よりは遠いだろうけど、そこなら十分に時間がある。
決めたらバタバタ準備して、今日は500mmのレンズもカバンに入れてスタート。
チェックアウトをして・・・
ドアボーイが「今日はどちらへ?」というので「Labuk Bayに行こうかと思って、天気が心配なんですが」というと「今日は大丈夫でしょう、タクシーですよね、私が交渉してあげますよ」といって心強い事に交渉してくれました。
ま、おじいさんドラーバーで耳も不自由らしいのですが、RM150。いいところでしょう。片道30km以上ありますから。
ボーイさんに「ありがとう、今度来たらここに泊まるね」といってタクシーへ。
マレーシアの標識には90とか書いてます。みんなぶっ飛ばしてます。でもこのおじいさん安全運転。
間に合うかな。Labuk Bayはパームヤシのプランテーションを少し残してテングザルの保護区にしている所なのです。
そこで賛否両論の餌付けをしているのです。
まあ、道路が空いているのが幸いして間に合いそうです。
途中会話が一切なし・・・w
窓の外はずっとパームヤシです。これは別便で
10:20到着。給餌は10:30から。良かったです。
早速入る・・・前にまず猫w
ここの主みたいです。この猫。
観察棟は靴を脱ぎます。
観察棟の周りはシルバーリーフモンキーがたくさんいます。
棟の中にも・・・
さ、テングザルが山から下りてきました。
半自然。今回はこれでも十分。
この三頭はメスです。わかりますよね。
オスです。わかりますよね。真っ赤です。これぬいぐるみがあっておもしろかったです。
この群れのボスです。
天狗のような鼻だけではなく、ポッコリおなかも特徴です。
このテングザル、他のサルとの食物の競合を避けて、木の葉を食べて生活しているのだそうです。
ですから消化管が発達していて、こんなポッコリに。微生物と共生して彼らにセルロースの消化分解を
手伝ってもらっている訳です。
そしてこのように群れで生活しているので、それこそ「絆」が強く、動物園で孤立した生活をさせると、断食して死んでしまうのだとか。なので野生でみるしかないのです。
そう考えるとこの餌付けもなかなか難しかったのだろうと思います。
この子猿、めっちゃ足の裏痛そうでした。なんか途中で踏んづけてました。
あとこのタトゥーめっちゃ綺麗でした。
前日オランウータンの所でみた女の人の首に星のタトゥーがと思ったら、漢字で「女」ってかいてあって「そりゃそうでしょうよ」と思いましたw
さっきのチビザル、この猫にやたらと警戒モードでした。
やーまさか見られると思っていなかったので、ホントラッキーでした。
感動しました。
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2012年1月14日土曜日
マレーシア旅行11〜sukauは無理
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