2010年2月13日土曜日

ついに目の前に野生のゾウ

追加料金を払ったからではないと思いますが、なんだか雰囲気は俄然強烈に。ほ乳類の雰囲気が増してきています。
まあ、拍子抜けするこんなのもいるのですが・・・これ家畜ですが自由にその辺歩き回っているのです。さすがインドです。これが道路脇の水たまりに3頭。まあ、いいですよね、楽しそうです。そしてなんだか、かつらのおじさんのような雰囲気が笑えます。

野生動物の中でガイドさん達が頻繁に紹介してくれていたのがこのブラックモンキー。なかなかこちら向きのものが撮影できませんでした。
随分大きなサルでした。

そしてついにジープに乗っている自分の鼻が・・・「ん?ゾウ臭い!!」ラメッシュさんも、同様の反応。これはちょっと前にここを通ったぞ!ということで色めきだったのです。
ここからはガイドさんの腕の見せ所。山に入っていくと、ジープのエンジンを止めて斜面の傾斜にまかせて静かにすすんだり・・・なるほど。
そして、ついに谷の中で「バキバキ」という音が聞こえたのです。
「静かに、絶対に声をださないように」と注意されました。が、守らない人がいるんだよなぁ。
間違いなく音がしている方に、なんと今までみれるたびに喜んでいたブラックモンキーが、まるでこっちに人がいるよと知らせるように、ぎゃーぎゃー言いながらゾウの方に降りていきました。ラメッシュさんがそれを{しーーー!!!}としかりつけていたのが何とも面白かったです。
そしてついに自分たちの見える範囲に野生のゾウが姿を現しました。でかい!そしてすごい。何がって・・・こちらのイメージが甘かった。なんだか暢気に草原にいるようなイメージしかなかったゾウが、タケなどをバリバリとなぎ倒し、餌を食べているのです。その勢いは本当にすごかったです。
シャッターおしまくりです。でも、声を出す人がいるんです・・・。
こちらに気づいたわけではないのでしょうが、なんと自分たちがいる方に向かってゾウがバリバリと急斜面を登りはじめました。
ラメッシュさんが、逃げろと指示を出してくれました。自分たちはダッシュで逃げたのですが、なんとそこでも「おー俺のことを押しつぶそうとしてるのか」とか言い出す始末。{しーーー!!!}と怒っておきましたが、それってさっきラメッシュさんがブラックモンキーにした注意と同じなんですけど・・・(笑)
50m程移動したところで再度観察。未だ見えています。
静かに観察しているからなのでしょうか、山の上から2頭のシカが降りてきていました。
そのシカは自分たちの存在に気づかなかったようでしたが、突然こちらに気づくと・・・いや、こちらも気づいていなかったのですが・・・本当に驚いた感じでゾウがいる方に向かってバサバサと走り去りました。ガックリ・・・
その音がゾウの方にさしかかり、ゾウも静かに。警戒しています。しばらく経過して、どうやらゾウは自分たちと反対の方に移動しはじめたようです。それでも、ついに自分の目で野生のゾウを見ることができました。
臭い、音、迫力は忘れません。
こいつらさえ来なきゃな・・・

人気ブログランキングへ

インドの山奥でまさかの・・・

南インドの森林の中をさまよい、3時間ほど経過したでしょうか。我々は判断を求められました。簡単に言えば、どうも今日はこのあたりでゾウを発見することができないようだ。なので、午後のオプションでさらに歩いてゾウを探すか、他の人たちとおなじように、湖でボートにのるか・・・ってそんなもん聞くまでもないじゃないですか・・・ということでゾウを探し続けることにしました。
 それにはジープでしばらく走るのでオプション料金がかかるということです。まあ、ここまで来て1000円とかけちっても仕方がありませんから、もちろん快諾。
ラメッシュさんも、より一層気合いが入った感じでした。
川のような場所を通過したときには、こんな風景が。

カエルはどこで見てもかわいいですね。なんだかホッとします。そしてここでも写真を何枚か・・・。がいけなかったのでしょう。ここを出たあとしばらくして「なんか、シャクトリムシみたいのが歩いてる」という話になって靴を見ると大量のヒルです。知らなかったらそのまま吸われるのでしょうが、知ってしまった以上徹底的に排除しました。1名以外は・・・。

そして、その流れの近くではこんな感じのコケが。でもこれ絶対にオンシーズンなら緑色だと思うのです。そこがちょっと残念。そして、やっぱり夏かな〜などと思ってしまうのです。

少し休憩した場所では、こんな感じでクマバチ系のハチが元気に餌を求めて飛び回っています。これだって、やっと見つけた1匹。オンシーズンならもっともっとブンブンいってても良いはずだなと思いました。
でも、オフシーズンなはずの今でもカはもういい加減にしてくれというくらいいるのです。デング熱やマラリアが正直心配になるほど刺されました。前回、冬の北インドの時には蚊取り線香なども持って行ったのですが、今回は慣れからか油断からか時間がなかったからなのか持って行かなかったのは大失敗だなと思いました。薬局にいっても虫さされの薬は売っていないし・・・虫除けはあったのですが。でもオートリキシャの運転手さん達は外で車に寝ているし、本当に路上で生活している人だってたくさんいるんだしな・・・などと思い直すようにして、罹患していないことを祈るばかりです(もちろんしてませんでしたが・・・)。

そして、ゾウの新鮮な糞が道路に落ちているところにすすむことができました。こりゃどう考えたって「いるな」という感じです。でも、このあたりの人にとっては生活道路なのです。それがちょっと驚き。まあ、野生動物があまり開発されていないところに出てくるというのは日本だってあるのですからなんの疑問もないはずなのですが、出てくるのがサルとかイノシシとかキツネではなくあのゾウですからねぇ。
人気ブログランキングへ
と、まだ引っ張るんだ・・・すみません。
で、せっかく引っ張り出した写真があったので、載せておきます。
耳の後ろの白い点、虎耳状斑・・・はっきり耳に見えています。白い斑点が・・・これを動物園じゃなくて見てみたいです。

#そうそう、あのときしっかりヒルをとらなかった人は、結局一人だけ吸血されてました。そして、それに気づかず、部屋に戻ってから血まみれの靴下で、さらに自分の強烈な体重で押しつぶされたぺったんこのヒルを人にぶつけてくるのでした。ヒルよりも、あの足の裏についていたという事実の方がちょっといやだったなぁ(笑)

2010年2月12日金曜日

ラメッシュさんと歩き回る

ラメッシュさんのガイドで山の中を歩き始めました。目的はトラなのですが、なかなかそれは難しいそうでゾウがほぼメインの目的。
それでも、暑い中、初めてのインドの山奥で歩き回るのは楽しすぎ。それなりのアップダウンも気持ち良い。
時間の経過も随分速く感じました。一時間ほど歩き回っても、なんだかあまりいそうな雰囲気ではありません。それでも、ラメッシュさんはさすがプロ。ちょっとしたものを発見しては、自分たちに見せてくれて、何も飽きさせることがないのです。
授業もこんな風に「飽きさせない工夫」を仕込まなければいけないのだなと、思いながら歩いていました。
そんな時、自分たちを興奮させたのがこれ。
ザトウムシの仲間ですが、その数が半端ではありません。2m位の場所に大量にいました。自分たちだけでそこを歩いていたらひょっとしたら見落とすだろうなという感じでした。ここで写真は20枚・・・光の加減などでどうもうまくいきませんでした。


そうそう、時間は前後しますが、こんなものも発見しました。
樹皮が剥がれた木の表面から樹液が噴き出したものでしょう。見事な量でした。透明で何だか大変甘そう。ちょっとさわってみると・・・ん?堅い。春雨が乾燥した感じ。やっぱりちょっと食べてみると・・・ん?味ない。春雨の乾燥した感じ。ってことで、ここは移動。(笑)

さらに山の中に。いや、山の奥に入っているのかはよくわかりません。ひょっとしたら周辺をさまよっているのかもしれないのですが、まったく方向感覚はなくなりました。確実にラメッシュさんのあとをついていくしかなくなりました。
途中にはゾウの糞などもあって、「いるんだな」というのはよくわかりました。しかし、なかなか見つかりません。まあ、簡単に「はい、あそこ」というのもまた興ざめなのでしょうし・・・。
で、かなり歩いたところで見つけたのはこれ。ラメッシュさんの話ではトラに食われたシカの骨だそうです。確かに大腿骨ですね。いるんだ〜やっぱり・・・。

人気ブログランキングへ
ほ乳類はまだか〜(笑)みなさんの応援が原動力。クリックお願いいたします。

2010年2月11日木曜日

動物保護区での昆虫類など

ペリヤール動物保護区で、ゾウやインドオオリスを見たのですが、その前にジーブを紹介しておきましょう。朝は真っ暗な時間帯だったので、写真は撮れずじまいでした。朝ご飯の時間帯に、レストハウスの近くの駐車場に集まっているジープ群です。
みんな幌車で、ディーゼルターボ。いい感じでした。三菱のかな?OEMで。でも、すごく走り込んでいるのはタイヤです。日本ではあり得ないくらいのツルツルモードです。
そしておよそグリップなんかしなそうなタイヤなのですが、まあよく走っていました。すばらしい!
自分は途中でお腹が空いたら食べようと思って、車内にフルーツ類をおいてあったのですが、それがもう食べられてしまっているのもすばらしいなと思いました。

レストハウスでは・・・当然カレーです。まあ、なかなかおいしかったです。良い感じ。そしてそのゲート付近にはこんな感じの綺麗な花が咲いていました。朝の寒空が嘘のように晴れ渡りましたから、真っ赤な花弁とのコントラストは強烈です。
綺麗ですね。

昼食をとって、ゾウを探しに森林の中に分け入ります。すごいなと思ったのは、やはりガイドさん。この地域専門のガイドさんでラメッシュさんといいた。もの凄くフランクで良い人でした。そして何よりその観察眼のすごさですね。驚かされます。
そしてすごい山の中なのですがサンダルなのにまたビックリ。
でも彼が探しているのはほ乳類ばっかりだったようです。
自分はコショウでも嬉しいくらいだったので、こんなのでももちろん大喜び。
暖かい地方なのでもの凄く美しい蝶に期待をしていましたが、まあ見た感じ的には、地味でも美しいですね。十分美しいです。

それにしても、期待に反してあまり昆虫類があまりいないのです。ちょっとがっかりなのですが、それがまた必死に探す原動力になっていたようにも思います。
実はある人からトンボの写真を撮ってきてくれと頼まれていたので結構本気で探していたのです。やっと見つけたのがこれ。トンボはどこにピントを合わせるかいつも迷うのですが、今回はうまく目に合っているようですね。なかなか美しいトンボです。

人気ブログランキングへ
次あたりには動物が出てくるかな・・・

2010年2月10日水曜日

再び青森へ

用事があって5名で青森に行ってきました。
この冬一番の悪天候の中、それも車で行かなければいけない状況でしたから、悲惨なことになりました。
ただ、フェリーは快適。ホワイトアウトの中で運転した疲れもあって、一瞬で眠ることができました。あっという間の4時間。

その後なぜかフェリーターミナルで明かすことになり、24時間営業の食堂のオバチャン達の元気な笑い声に悩まされながら、3時間。6時過ぎに移動を開始しました。
自分はその声に耐えきれず、ラスト一時間車に移動して眠りましたが、エンジンをかけなかったら本当に芯まで冷えた感じで、夕方風呂にはいるまで寒くてひどかったです。
仕事を終えて、帰りはまたフェリー。
フェリーターミナルの車が、昨日までの雪のひどさを物語ります。
この人、帰ってきたらがっかりでしょうね。

船内では大型トラックのおじさんに話しかけられ、なかなか面白かったです。
そんな関係で、ドライバーズルームで眠らせてもらえました。
本当にぐっすり眠れました。
世の中にはいい人がたくさんいますねぇ。
本当にそんな感じがする2日間でした。
疲れましたが良かったです。
さて、少し落ち着いたので、またインド報告の続きをはじめようと思います。
人気ブログランキングへ

2010年2月8日月曜日

ラッコの視線

動物園にいって動物を見ていると、どう考えても動物に見られている気分になることがあります。
見せてやっているんだという感じでいたり、何見てるんだよー的な雰囲気で見てきたりします。
前にいった浅虫の水族館での写真を見ていると、このラッコの視線が気になりました。まるで勝手気ままな動きをしているようだったのですが、偶々なのかもしれませんがちゃんとこちらを見ているのですね。
そこにいるイルカは、明らかにこちらを意識していて、水槽を下から見ることをできる場所に移動するとわざわざそこまで来て様子を見てくれているようです。まあ、それも思い過ごしなのかもしれないのですが・・・

あの気ままな動きのラッコがこんな視線で見ていたとは・・・ちょっと驚きでした。
確かに、この場所を定期的に通過するので、そこで写真を撮ろうと待っていると、突然通らなくなったりもしていたので、十分その気はあったのでしょうがね・・・
人気ブログランキングへ

2010年2月6日土曜日

トビvsカラス

よく、カラスがトビを追い回している様子を目にします。これ、いつも「トビはもう少し猛禽類のプライドを持って生きて欲しいな」とおもっているのですが、カラスの賢さというかしつこさがきっとトビも嫌なのでしょうね。
今回は1羽のカラスが2羽のトビを追い回しているのを見かけました。

ホント逆襲してやって欲しいです。
これはどこの国でも見られる物なのでしょうかね?
インドでもトビの仲間はそれなりに見かけたと思いますが、このシーンを見ることはありませんでした。インドのカラスは若干小型だからなのかもしれませんね。
鳴き声や生き様は同じ感じでしたが・・・
#青森県ですがひどい天気でした。おまけに体育館がもの凄く寒い。どうしてこんなに寒いのだろうという感じの寒さでした。怪我しないのだろうか。

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...