南インドの森林の中をさまよい、3時間ほど経過したでしょうか。我々は判断を求められました。簡単に言えば、どうも今日はこのあたりでゾウを発見することができないようだ。なので、午後のオプションでさらに歩いてゾウを探すか、他の人たちとおなじように、湖でボートにのるか・・・ってそんなもん聞くまでもないじゃないですか・・・ということでゾウを探し続けることにしました。
それにはジープでしばらく走るのでオプション料金がかかるということです。まあ、ここまで来て1000円とかけちっても仕方がありませんから、もちろん快諾。
ラメッシュさんも、より一層気合いが入った感じでした。
川のような場所を通過したときには、こんな風景が。
カエルはどこで見てもかわいいですね。なんだかホッとします。そしてここでも写真を何枚か・・・。がいけなかったのでしょう。ここを出たあとしばらくして「なんか、シャクトリムシみたいのが歩いてる」という話になって靴を見ると大量のヒルです。知らなかったらそのまま吸われるのでしょうが、知ってしまった以上徹底的に排除しました。1名以外は・・・。
そして、その流れの近くではこんな感じのコケが。でもこれ絶対にオンシーズンなら緑色だと思うのです。そこがちょっと残念。そして、やっぱり夏かな〜などと思ってしまうのです。
少し休憩した場所では、こんな感じでクマバチ系のハチが元気に餌を求めて飛び回っています。これだって、やっと見つけた1匹。オンシーズンならもっともっとブンブンいってても良いはずだなと思いました。
でも、オフシーズンなはずの今でもカはもういい加減にしてくれというくらいいるのです。デング熱やマラリアが正直心配になるほど刺されました。前回、冬の北インドの時には蚊取り線香なども持って行ったのですが、今回は慣れからか油断からか時間がなかったからなのか持って行かなかったのは大失敗だなと思いました。薬局にいっても虫さされの薬は売っていないし・・・虫除けはあったのですが。でもオートリキシャの運転手さん達は外で車に寝ているし、本当に路上で生活している人だってたくさんいるんだしな・・・などと思い直すようにして、罹患していないことを祈るばかりです(もちろんしてませんでしたが・・・)。
そして、ゾウの新鮮な糞が道路に落ちているところにすすむことができました。こりゃどう考えたって「いるな」という感じです。でも、このあたりの人にとっては生活道路なのです。それがちょっと驚き。まあ、野生動物があまり開発されていないところに出てくるというのは日本だってあるのですからなんの疑問もないはずなのですが、出てくるのがサルとかイノシシとかキツネではなくあのゾウですからねぇ。
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と、まだ引っ張るんだ・・・すみません。
で、せっかく引っ張り出した写真があったので、載せておきます。
耳の後ろの白い点、虎耳状斑・・・はっきり耳に見えています。白い斑点が・・・これを動物園じゃなくて見てみたいです。
#そうそう、あのときしっかりヒルをとらなかった人は、結局一人だけ吸血されてました。そして、それに気づかず、部屋に戻ってから血まみれの靴下で、さらに自分の強烈な体重で押しつぶされたぺったんこのヒルを人にぶつけてくるのでした。ヒルよりも、あの足の裏についていたという事実の方がちょっといやだったなぁ(笑)
2010年2月13日土曜日
インドの山奥でまさかの・・・
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...