2009年2月1日日曜日

偶然のタイミングで・・・

普段、函館方面に行くときには駒ヶ岳がなかなか良い感じで見えているのですが、そこは1車線の国道で、しかも追い越し禁止ゾーンで、さらにバスやトラックなどが多い場所で、「お〜」とは思う物の、止めて撮影・・・とまでの決心がつかない場所です。
入ったことのある人ならわかるはずです。
しかし、この写真を撮ったときには、そんなの抜きで絶対に止まらなければというくらいの景色でした。

途中も大変な豪雨でしたが、丁度駒ヶ岳にかかる前の雲から雨が降り、そこに日が当たって虹をつくり・・・でも虹の足は海まで降りていない・・・まさに絶妙なタイミングでした。
本当はもっと早く公表したかった写真なのですが、ちょっとした関連でそれができませんでしたので、遅くなりましたがこちらの方でも・・・
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2009年1月31日土曜日

蘇~古代チーズ

飛鳥に「蘇」という食品が売られています。
これは古代のチーズといわれています。
どうしても食べたかったのですが、今回ついに食べることができました。
温めた豆乳の表面に張った膜をすくい取った物が湯葉ですが、牛乳の表面に張った膜を集めた物がこの「蘇」です。

8世紀には作られていたようです。それがまだ作られていて、それを食べられるのですから、ちょっと感動物でした。
チーズということになっていますが、食べた感じではまるで今流行の「生キャラメル」の甘みなしのもの。
箱を開けた時の雰囲気もそんな感じです。

昔は本当に超高級食品だったのでしょうね。
この店には、ヨーグルトの「酪」も売られていましたが、おそらくその辺の物と変わらないだろうと呑みませんでした。
本当は「蘇」をさらに熟成させた「醍醐」というのを食べてみたいのですがね・・・いずれにしても、この文化の伝承が凄いなと感動的です。
ちなみにこれらのタンパク質の膜がはる現象はラムスデン現象と呼ばれています。
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シシャモにもいた

シシャモの解剖をして、すぐに気がついたことがありました。
一般の人たちが目にする雑誌にこのことを書くのが妥当かどうかは悩ましいのですが、これもまた事実でしょうし、知らないで食べているのもな〜と思いチラッと書きました(笑)
シシャモの肝臓の部分にもありましたが、一般的に食べているカラフトシシャモの卵巣部分にもはっきりとわかる状態でついています。

この個体には4匹は入っていました。
アニサキスの仲間です。普通の人は、この耳石だって何も気にせず食べて、シャリシャリとした異質な食感に、一瞬だけ「ん???」と思うのですが、何度かシャリシャリと噛んでいるうちにあまり感じなくなって飲み込んでしまいそれでおしまいです。または、すでに酔っ払っていて、その食感にすら感性がはたらかない状態なのかもしれませんから・・・
そこに持ってきて、わざわざ腹腔を爪楊枝なんかで開いて、おいしい卵巣の表面についている、このアニサキスを爪楊枝の先でピックアップして「あ〜いたいた」などというと、「やめろこのボケ」といわれかねないのです(笑)
それでも気になる人は気になって・・・多分このエントリーにも「今度見てみます」というコメントの一つくらいつく勢いで、次にやってみたい人も出てきたりしそうなのです・・・
せっかくなのでちょっと染色して標本にしておきました。

お〜こうやってみるとなかなか立派です。すごい大きさ。これを知らずに随分食べたな・・・もちろんこれは食べませんでしたが、同時に購入した残りの11匹・・・サービスパックで2匹増量中だったから・・・に、同じように入っていたとしたら、およそ50匹くらいのこれを食べちゃったんだな〜なんて思ってしまいます。

で、当然顕微鏡で覗くことになります。内部はもっともっとおもしろい構造になっていて見えるのですが、写真がうまく撮れていませんでした。
さあ、今度シシャモを食べるときはどうしますか?
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鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米 (晋遊舎ブラック新書 3)
この本には何とかいているのでしょう・・・気になる・・・
#このエントリー「グルメ」にTBしたら叱られそう・・・

2009年1月30日金曜日

本物と偽物

日本固有種のキュウリウオ科の魚類「シシャモ」。
これは北海道の太平洋側に生息していて、その数も少ないことから、積極的に養殖されるようになりました。
それをカントリーサインに追加しているまちが、「シシャモ」で有名なむかわ町。
もともと鵡川町だったのですが、市町村合併で穂別町と合併したのでむかわ町に。
カントリーサインも、穂別町の首長竜と鵡川町のタンポポとシシャモが合体。
こんな感じになりました。

なんだか微妙なデザインになってしまいましたね。
そして、シシャモの特徴である脂ビレが書かれていないのが残念です。
そして「偽物」といわれて、正式名を名乗れと言われているのが「カラフトシシャモ」という「カペリン」です。
日本に輸入したから偽物扱いされていますが、別にそんな引け目を感じるような魚ではありません。元においしいし(笑)
これは北太平洋、大西洋に生息していますが、アイスランドのコインには、この「偽物扱いされている」カラフトシシャモが4匹も描かれているのです。
なにも偽物といわなくてもよいのですよね・・・別な種類ですでいいのです。

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2009年1月29日木曜日

昨日はシシャモを解剖

ちょっとある記事を書かなければいけないので、シシャモの解剖をしました。なかなかおもしろかったのですが、やはりはまるのは「耳石」とりです。

魚の頭を分解して内部を見てみると、脳が格納されている場所がわかります。
この部分を丁寧に爪楊枝などで分解していくと、中には当然脳があります。
そしてその横に耳石が格納されているのです。
取りだしたものが写真の右側。非常に小さいのですが、この魚体の大きさから行くとまあ、「普通」というところでしょうか?
大きな体のサケでも、実際にはこのくらいのサイズしかありません。
この耳石を顕微鏡で観察してみると、このように見えます。
年輪のような模様は成長のあとです。まさに年輪のように記録されるのです。
実際にこの縞模様を解析して成長の度合いなどを調査しています。

この耳石コレクションはかなりはまります。
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上賀茂神社

日本最古の神社です。
4月におこなわれる、賀茂曲水宴が有名です。
その会場がちょうどこの小川。
川に盃を流し、歌人が流れてくるまでに和歌を詠むという時間が止まったかのような伝統行事。

ここについたときにはみぞれのような雪でした。
しかし、それが絶妙な美しさを醸し出してくれていたようにも思います。
実際に見てみたいなとは思いました・・・やってみたいとは思いませんでしたしできませんが・・・
この神社、本名は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。
この立砂が印象的です。作るのは大変そうですね・・・

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2009年1月28日水曜日

凍てつく小川

朝の風景の続きです。小さな小さな川を渡ります。
その川にも、豊かな生態系が展開されています。
ホタルでさえいるくらいなのですから・・・
この季節はどうなっているのでしょうか?

やはり両サイドから氷が広がっている様子がわかります。
そして、川岸から雪の上を歩いて降りた足跡も見えました。人です(笑)
滑って落ちたようなあともありますから、ひょっとしたら子どもでしょうか?
まあ、そのまま落ちて流されるような川ではないから良いのですが、滑って水が入ってしまって冷たい思いをするのは、良い経験なのかもしれませんね。
手前を拡大して写してみるとこんな感じです。

何ともいえない不思議な形や模様がつくりだされています。
すごいですよね・・・
今日は随分温かくなっていますので、この模様は明朝また変化しているのではないでしょうか・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...