シシャモの解剖をして、すぐに気がついたことがありました。
一般の人たちが目にする雑誌にこのことを書くのが妥当かどうかは悩ましいのですが、これもまた事実でしょうし、知らないで食べているのもな〜と思いチラッと書きました(笑)
シシャモの肝臓の部分にもありましたが、一般的に食べているカラフトシシャモの卵巣部分にもはっきりとわかる状態でついています。
この個体には4匹は入っていました。
アニサキスの仲間です。普通の人は、この耳石だって何も気にせず食べて、シャリシャリとした異質な食感に、一瞬だけ「ん???」と思うのですが、何度かシャリシャリと噛んでいるうちにあまり感じなくなって飲み込んでしまいそれでおしまいです。または、すでに酔っ払っていて、その食感にすら感性がはたらかない状態なのかもしれませんから・・・
そこに持ってきて、わざわざ腹腔を爪楊枝なんかで開いて、おいしい卵巣の表面についている、このアニサキスを爪楊枝の先でピックアップして「あ〜いたいた」などというと、「やめろこのボケ」といわれかねないのです(笑)
それでも気になる人は気になって・・・多分このエントリーにも「今度見てみます」というコメントの一つくらいつく勢いで、次にやってみたい人も出てきたりしそうなのです・・・
せっかくなのでちょっと染色して標本にしておきました。
お〜こうやってみるとなかなか立派です。すごい大きさ。これを知らずに随分食べたな・・・もちろんこれは食べませんでしたが、同時に購入した残りの11匹・・・サービスパックで2匹増量中だったから・・・に、同じように入っていたとしたら、およそ50匹くらいのこれを食べちゃったんだな〜なんて思ってしまいます。
で、当然顕微鏡で覗くことになります。内部はもっともっとおもしろい構造になっていて見えるのですが、写真がうまく撮れていませんでした。
さあ、今度シシャモを食べるときはどうしますか?
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鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米 (晋遊舎ブラック新書 3)
この本には何とかいているのでしょう・・・気になる・・・
#このエントリー「グルメ」にTBしたら叱られそう・・・
2009年1月31日土曜日
シシャモにもいた
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...