円山動物園は北海道で最も大きな都市にあるにもかかわらず、入場者数はそこから電車で一時間ちょっと移動した、もはや全国区の旭山動物園に大きく離されています。
流石に焦るのでしょう、天下の上野動物園だって焦っている雰囲気がありありで、なんだかどこかの動物園で見たような展示が展開されていますから・・・
動物園で生き生きとした動物の姿を見るのは嬉しいですから、どんどん広まればよいと思っています。動物の負担にならないのであれば・・・
円山動物園も随分色々と工夫しています。
類人猿館にいた動物たちもバラバラに・・・ゴリラはレンタル、チンパンジーはチンパンジー舎に・・・という感じです。
チンパンジー舎は室内です。ガラス張り。ヒトに近いので、においもおそらく近いでしょうから、それは助かるかも。
鉄製のタワーに色々な遊び道具。チンパンジーにとっても楽しいのでしょうが、残念なのは床。コンクリートではないのでしょうが、それに近いような素材です。もちろんコーティングはしてありますが。土ならもっと良いのでしょうね。
そこで、昔残念なことが起こっています。
母チンパンジーが転落死したのです。
過去に怪我をしたこともあるチンパンジーで握力の問題もあったようですが、地面が別な素材であれば少しは違ったのではないかと思います。
不幸はこれだけで終わりません。
この母チンパンジーは赤ちゃんチンパンジーを抱えていたのです。
母チンパンジーがなくなってしまったので、飼育員が大切に育てました。
その結果がこれです。このこの名前がレディ。
こうやって掃除を開始するまでには、チンパンジー同志の世界が展開されていたのですが、まあよくちょっかいをかけられていてかわいそうな感じでした。
チンパンジーの世界に完全になじめるかどうかはなかなか大変なのかもしれません。
掃除がはじまると、ひとりぼっちだったこのチンパンジーに飼育係の方が優しく声をかけました。すると嬉しそうにこんなスタイルに。何となくもの悲しそうには見えるのですが、母親がわりと思っているのでしょうね。
このまま、すくすく育って、チンパンジーの仲間入りを果たして欲しいなと思いました。
気がついたら1時間も立ったまま見ていました。椅子があったら朝から晩まで見ていられそうです。可愛いんだよな・・・
ここにくわしく出ています。
進化の隣人 ヒトとチンパンジー (岩波新書)きっとこの本もおもしろそう。何か親近感を覚えてしまう理由が書かれているような気がします。
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2009年1月6日火曜日
頑張れレディ
2009年1月5日月曜日
レッサーパンダ→すりすり・・・
円山動物園には、新顔でレッサーパンダもいました。
これは風太君の立ち姿ですっかり人気者。
ここでも、出てくるなり黒山の人だかりでした。
まあ、とにかくかわいいのです。
建物の中で温々しているのが良いわけではないようで、戸を開けてもらったらすぐに出てきました。まあ、二頭とも本当にかわいらしいのです。
そして木の枝につけられたササを食べるために、長く太い尾でバランスを取りながら枝の上を歩きます。もちろん雪が積もっていますからスリップしたりして、そのたび「わー」という声に励まされていました。
手を使って、鋭い歯を見せながらササをおいしそうに食べています。
小猫熊と中国で呼ばれているのがよくわかるような動きなのです。
手をうまく使ってササをつかんでいます。
そして出てきてすぐに始めたのがこれ。
徹底してマーキングしまくっていました。色々なところにスリスリとやっているのです。これまた「かわい〜」と大評判。
まあ、糞尿をなすりつけているわけですが、姿はたしかに可愛いです(笑)
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みんなが知りたい動物園の疑問50 ペンギンの行進はどうやって教えるのか?レッサーパンダはなぜ2本足で立てるのか? (サイエンス・アイ新書 38)
どうして二本足で立てるのでしょうかね?
コモドオオトカゲ
札幌の円山動物園にコモドオオトカゲが新しく登場しました。
これは「日本で唯一」とここに紹介されています。
え?おかしいな・・・上野動物園で見たんですけど・・・ここに理由が書かれていました。なるほど、そういうことですね。
これはまだまだ大きくなるのでしょうが、キャプチャーに書かれていた内容ですっかり驚いてしまいました。
獲物を見つけると何十kmも、何日間もかけて追いかけるのだそうです。
そして件の円山動物園のサイトを見ると、毒はないが口内に大量の最近が生息していて、噛まれると傷からそれが体内に入り敗血症を起こして死んでしまうのだそうです。
数日間追いかけられて、最後にこれかよ・・・そんな気分です。
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で、このコモドオオトカゲのことはRikaTanという雑誌で今和泉忠明さんが書いてくださっています。是非読んでみてください。
RikaTan (理科の探検) 2009年 01月号 [雑誌]
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#そうそう・・・
爬虫類館には、もの凄い酔っぱらいのお客さんが来ていました。ワンカップのような物を手に持った3人組です。ろれつも足もうまくまわっていない感じ。
そしてこのオオトカゲに話かていました。もちろんガラス越しに・・・「おい、ほらやるから呑め・・・」とキャップ付きのワンカップを傾けて(笑)
それに答えるようにこのトカゲたちがガラス越しにはい上がってくるので酔っぱらいは超ご機嫌。
会話を聞いていると、そのうちの一人はやたらと動物にくわしかったです。変なの・・・。
その3人組は60歳くらいでしょうか。どうしてそんな年齢の方達が泥酔で動物園に来ているのかが謎でした。ひょっとしてそのくらいの年齢だと無料?
たくさんの人が来てくれるのは良いことでしょうが、あそこまで酔っ払ってまで来なくてもな〜。
次の日覚えているのかな、あのおっさん達。
蹴爪(けづめ)
や〜こんなにすごいとは思いませんでした・・・というか今まで気がついていませんでした。
飼っている人はあまり雄を飼っていないからなのでしょうか((笑))
雄のニワトリなどの足にはこんな立派な爪があります。
そういえばカモノハシにも蹴爪がありましたね。そこから毒を出すのだそうで・・・雄だけにあるというのはやはりこの蹴爪も敵と戦うための武器なのでしょうね。
調べてみると、カメにもあるのですね。今度じっくり見てみたいと思います。
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2009年1月4日日曜日
雪がつくりだす模様
雪がシンシンと降っているときには、ただ積もるだけなのですが、それに風がつくとそれがなかなか大変です。
風が雪を運んで、物にぶつかったり、物を避けたり・・・そんなことを繰り返して色々な模様を作っていきます。
こうなってしまうと、雪落としもやっかいですが、車を掘り出す作業もまたやっかいなのです。
でも、こうならないとまた冬としては物足りないな〜と感じてしまうのがおもしろいです
。
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パイナップル
パイナップルの実り方は、クイズ番組などで良く見られます。
これが木からぶら下がっていると思う人も多いようで・・・
まあ、この写真のようになります。
学校でもずっと育てているのですが、なかなかこうはなりません。
温度が必要なのでしょうね。
売られているパイナップルに種が入っていることがあります。
これを植えてみたいなと思っているのですが、やってみたことがある人はいるのかな〜?
このパイナップルの実のつくりは調べてみるとわかりますが、なかなか興味深いですよね。是非、種子を探してみて、どんな実のつくりになっているのかを考えてみてください。わからなくなりますから(笑)
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2009年1月3日土曜日
「品格」シリーズの本
「品格」というタイトルがついたら売れるのではないかという読みなのでしょう、やたらと「品格」のない「品格」というタイトルを持つ本が書店に並んでいます。
がっかりです。
1日に本屋に行ってちょっと目を引いた「品格」本を買ってしまいました。
マッド・アマノの「謝罪の品格」 (平凡社新書)
この本です。
あのマッド天野さんの著書で、まあ、日本人でいることが恥ずかしくなってきます。
あらゆる分野の「謝罪」が紹介されています。
そこには全く品格のかけらもありません。
おもしろかったです。
日本の今を映し出しているな〜と思います。
頭を下げているシーンのスクラップが12年間でスクラップブック6冊にもなったことで出版を考えたのだとか。
そして世の中が何の変化もしていないのを、実感させられます。
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是非お試しあれ・・・
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...