2010年3月31日水曜日

冬の林で見えるもの

真冬の林の中に入っていくと色々な物が見えてきます。
オンシーズンであれば、葉などに紛れてしまって見えないような世界が見えてくるのです。
樹皮についているコケ。もの凄く小さな固まりなのですが、この時期だと随分目立ちます。足場も安定しないので手ぶれしてしまいますが、こんな感じです。1円玉の面積くらいのコケ玉です。

冬芽は本当にこの時期にしか見ることができません。
このオオカメノキは先日も紹介しましたが、本当にかわいらしい形ですね。
クリオネにも見えるし、ウルトラマンにも見えるし・・・何に見えますか?

そして発見したのがこれ。

自己完結している感じです。伸ばした先には何もなく、結局自分に巻き付いて戻っていったのですね。これ、葉を伸ばすためにツルを伸ばしているのですが、最終的に自分に巻き付いたのであれば、本来の目的には適していないことになるのですが・・・難しいですね。自然の世界は・・・
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スピードでエネルギーは2乗倍に

オロフレ峠に行くとき、登別まで高速道路を使いました。
南に行くほど道路脇の雪もなくなります。
千歳より南は本当に雪の少ない地区なのです。
高速の流れはそれなりでした。で、流れに乗ってスイスイ進んでいると、第一通行帯に銀色のクラウン。ルームミラーは2段。二人乗っていますので、あっさり自分は第一通行帯に。TVのアンテナのような物もついているのでちょっと??って感じでしたが、かなりの確率でやめた方がよい雰囲気。
自分の前のベンツはそれを知らずに120km/h位で抜き去りました。
すると、前のシルバーのクラウンは、一気に加速。赤色灯を出して追跡・・・と思ったら、ベンツのおじさんは即ブレーキで、そのまま微妙な速度で巡航。すると、覆面パトカーは追跡をやめました。120位なら許してくれるのですね。
でも、このベンツのおじさん、携帯電話で話をしていたのですが・・・抜くとき。自分は「あ〜あ、抜いちゃダメなのに」と思って見ていたので。

そんなことをしているときに、そうだ、カメラ持ってたなということで撮影しておきました。この覆面パトカーは、この先の緑色の看板で外に出て行きました。
きっと、管轄外になりそうなのでベンツのおじさんを深追いしなかったのでしょう。
スピード違反には十分注意しましょう。北海道は、冬よりも夏の方がずっと大きな事故がが多いのです。やはりその原因はスピードでしょうね。エネルギーの増え方がひどいのです。
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2010年3月30日火曜日

今度はAppleStore

今朝メールを見たらAppleStoreからだった。
昨日、iMacいいな〜とか思って、かなりの時間見て、支払いシュミレーションもした。
そこにこんなメール。

アレ?ワンクリックしたっけ?払えないぞ・・・と思ってオーダーを確認しそうになりましたが、ちょっと待てよと思って、メールのヘッダーを確認するとこの有様。
危ないですね。
ここにもここにも詳しく出ています。
まったく腹立たしいですね。
みなさん、有名企業から(風)のメールには十分以上にご注意を!
AppleStoreにアクセスしたからこのメールが来たのだとしたら、かなりたちがわるいですね。
そんなこと、ないですよね・・・
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この時期なら見やすい

流水によって山が削られるという感覚は、授業をしていてもなかなか理解してもらえないことの一つです。そのようなことを見るチャンスがないのかもしれませんが、それはチャンスがないのではなく、そういう目で見ていないと言うことなのだろうと思います。

先日、キタキツネを撮影したのは、この谷の写真を撮影しようと思って車から降りたときの出来事でした。
今の時期はほとんどの樹が葉を落として草も枯れていますから、このような風景を見ることができます。案外深い谷に細い川が流れ、おそらくかなりの勢いで削られているのではないかと思います。時期を逃しましたから今すぐこの斜面を降りるのは無謀です。春にでも降りる機会があればなと思いましたが、なかなかハードそうです。沢を登っていくという方法が安全なのかもしれません。
[#PARTS|USER|19150#]
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2010年3月29日月曜日

たこまんま

ヤナギダコという種類のタコの卵巣がこの時期大変安価で売られます(北海道では)。
これは「たこまんま」と呼ばれているのですが、随分大きく、確かに加熱するとご飯粒のようになるのです。
卵巣膜に包まれている段階ではこんな感じ。テニスボールとソフトボールの間くらいの大きさで、けっこう大きいです。

一粒ずつに栄養分を送らなければいけませんから、全てつながっている必要があります。こうやって開いてみるとその様子がわかります。
そして、血管の部分が青っぽく写っているので、血液の色なのだろうと思います。

それぞれの粒にはこのような微妙なもようが付いています。
これを見ると、食欲が減退してしまう人もいるようですが、味的にはなかなかです。
2個で200円でした。お得です。

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2010年3月28日日曜日

逞しい北国の木々やコケ・シダ

先日登った同じ場所に再び登ったのには理由があります。
カメラのレンズです。
前回は標準レンズしか持っていなかったため、納得いくような写真が撮れなかったのです。
ところが今回は、朝からの曇り。なんとも不運な感じです。前日はめちゃくちゃ良い天気で、本当なら2時過ぎに登っているはずだったのですが、諸般の事情でそれがかなわなかったのです。
それでも、雪の中で植物たちはいつものように寒さに耐えている感じです。
世代交代を感じるようなものもありました。
まずはこれです。去年の残り。それでも、確実に新しく芽生える準備をしているようです。

カサカサと乾いた音を立てて風に揺られています。
そんな音が一番大きく聞こえるのです。
樹皮にはこんな感じ。
頑張っています。世代交代というよりは、新しい仲間をここから増やす感じでしょうか。


このシダの仲間は、春にはまた復活するのでしょうか?見に来なければいけないな・・・

2010年3月27日土曜日

毛がフサフサのキタキツネ

北海道で生活している人間にとってあまり珍しくはないキタキツネではありますが、ほとんど警戒心がなく、むしろ餌をねだりにやってきているのだろうかと思わされるような個体に出会いました。
オロフレ峠から洞爺方面に下りていく途中、写真を撮ろうとおもって車を降りたところ、ふと気がついたら一匹のキタキツネがこちらを見ているのです。
カメラを向けてもあまり動きません。
最近は疥癬というダニにやられた個体をよく見かけるのですが、これはフサフサの毛に覆われていて、極寒の北海道仕様という感じの綺麗なものでした。

それでも、道路に車が止まった途端にこちらにすり寄ってくるあたり、賢いというか情け無いというか、何ともいえない気持ちにさせられてしまいました。
こういう生活習慣は、個体として修得していく物なのでしょうか?それとも、成長の過程で親から教えられるものなのでしょうか?
いずれにしても、エキノコックスだ何だと北海道では好まれない傾向のあるこのキタキツネ。元気で生活していって欲しいなと思わざるをえませんでした。
そしてこの毛の動きでわかるように、頭が痛くなるほどの体感温度でした。風が強いのです・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...