2017年1月22日日曜日

ニューデリーをうろつく〜インド旅行記録(2016-2017)

ドライバーから解放されて、自分たちの足で歩き回る日が来ました。
デリーの街をうろつきます。
そのためにはちょっとあまりにもお金がないので、換金に行ったのですが、これがまた悲惨でした。
とにかく、あらゆるATMが「No Cash」なのです。
コンノートプレース周辺では、「こいつ換金で困ってやがるな」とみると、まあ次から次といろんなMyFriendがやって来ます。
ここもだめかーと思って次に移動した瞬間に「どうした?換金か?」と来て、ちょっとのってみようかと思ったら「あそこにできるところがあると思うぞ、行ってみろ」となるんで店の近くまで行くと「ようこそ!換金ね!」と中から店員が出てくるんです。みんな圧倒的連携で嫌になります。
銀行に行ってもだめでしたが、ある換金所でやっとできました。

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そんなコンノートプレースも、結局こんな感じで工事しているところもありますから、なんだかホッとするといえばホッとします。悪い奴ばかりじゃないのです、インド中どこでも。

金を手に入れたので、メトロに乗って移動してみることにします。
そのためには、ニューデリー駅の向こう側に移動する必要があります。
自由に通過できるので、その途中に駅の様子も見ることができます。
今回、列車で移動することがありませんでしたので、リタイヤリングルームや外国人向けのチケットセンターなどをうろついてみました。

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ここを渡るのですが、線路も渡らなければいけませんでした。それでも全然平気です。
たくさんの人たちの日常なのです。
今回は線路周辺が石灰で消毒されていました。列車のトイレから線路が見えるんで、消毒は必要ですよね。

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それでも、強者はこうやって自主的にシャワーを浴びます。
このおじさん、いきなり線路に座って、何するのかなと思ったら、本当に風呂でした。

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羨ましいですね、自由すぎて。
でも、こうやってすぐ横を人が通るのですが、関係ないのですね。

そういえば、駅の目の前で、今にも死にそうなおじいさんが横たわっていました。
手の甲の皮がむけていて、そこにハエがたかっています。
それを払おうともしていないのです。そんなエネルギーも残っていないのかもという感じです。

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でも、どうしようもないですから駅を通過します。
なんだか懐かしい気がしましたが、看板にはメトロの方向が追加されています。

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いかにも遅そうな列車と、ちょっと早そうな電車がいました。
インドの鉄道網はすごいですが、距離があるんでオール電化は厳しいでしょうね。

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今度は電車乗って移動しようと決心を固めました。
あの一番劣悪な、窓も閉まらないSLクラスの移動はなかなか刺激的で面白いんです。
ちょっと今回は楽をしすぎた…

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駅を渡って見ると、こちらは少し静か。

ちなみに、先ほど見たおじいさんは、夜はいなくなっていました。
きっと街に出て、お金を求め歩いているのでしょう。
きっと手の甲を地面につけてそれで移動しているんで、あんなに傷があるんです。
強いな、ある意味。


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八百屋と肉屋と魚屋と(インド旅行記録2016-2017)

うろうろしていたので、結局メインバザールに行ったのはまた夜です。
危ないから路地などはやめたほうが良いというのは常識でしょうが、そんなところこそ面白いのです。
夜のメインバザール、一本中に入るとめちゃくちゃ面白い世界が待っています。

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大好きなジャックフルーツを発見しましたが、「これは調理用ね、生では無理」と言われ諦めました。時期を変えるか、場所を変えるかでこれを食べられるんです。今度は是非。
今回、ジャックフルーツを見たのはここだけでした。

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ココナッツを購入しました。2年前にも買ったのですが、割る時から楽しいのです。
この、おじさんは陽気で、いろいろ教えてくれました。
この品揃え、なかなか凄いですよね。
現地の人用のスパイスなどは、向かい側にあるおばさんの店で購入しました。
そのおばさんは写真NGということでした。あと、いい紅茶あるから匂い嗅いでみて、と言われたのですが、大切なのかしまい込んでしまったようで「明日きて」と言われる始末w。
めちゃ面白いおばちゃんでした。でも、いろいろおまけしてくれました。

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元気なのはどこの国でも魚屋さん。ピラニア売ってます。
なんか、「あいつの写真撮ってやって!」といわれて、お兄さんの写真は撮りましたが、なんだか本人は嫌そうだったので、公開しないことにします。
でも、チェキで撮ってあげたら喜んでました。

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で、魚屋さんの隣から出てきたこの兄弟。
もちろんチェキで撮ってあげました。
お母さんも出てきていたのですが、ちょうめん(焼きそばですね)を食べていけど何度も言われましたが、なぜかお断りしてしまいました。
どんな味だったんだろう・・・全開で手で食べてるやつを差し出してくるんで怯んだのが正直なところです。ダメだな、自分。甘いわ。

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かっこいいなと思うのは肉屋さんです。
これ、ヤギです。心臓の個数を数えると、つぶした数わかるんですが、20じゃきかない感じでした。売れているのもあるでしょうから、凄い数を毎日処理しているんですね。
この捌きの技は見とれてしまいます。

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でも、何度見てもこれは無理かな・・鶏を捌いているのですが、その下には鶏が。
可哀想という考えを持つのはいけないのかもしれませんが、複雑な心境にはなります。
でも、タンドリーチキンを食べたんですがね、何度も何度も。

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で、最終的にこれは絶対に飲みたくないなと思ったのがこのラムネ。
レモン果汁と横にあるきっと炭酸水素ナトリウムと、バケツかなんかに入れてある水で作るんでしょうね。
値段くらい確認してきたらよかったなと思うのと、自分でも作ってみようかなというところですかね。


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2017年1月20日金曜日

ジャイプルで料理教室(インド旅行記録2016-2017)

ガネーシャテンプルに登って、降りてくると、お土産やさんのおばさんだと思っていた人・・・いやこの人ヘナタトゥの人でもあるのですが・・・がなんと、外国人向けのクッキング教室をやっていると言うではありませんか!

これは当然飛びつきます。
インドの方の民家に入ってみたいですし、ましてや料理の作り方を教えてくれるんですから最高のチャンスがやってきました!

午後7時に行きますってことで、即決しました。

閑静な住宅街にありました。

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今日使う材料はこれです。
グリーンチリソースや、KADHI(豆の粉で作った揚げ物が入ったカレー)とROTIを作ります。

みんなで分業して、作業していくのは最高に楽しかったです。

ヨーグルトや各種スパイス、豆の粉の味などを確かめながら作業を進めます。
息子さん二人が写真撮影したり、娘さんがチャイをいれてくれたりでした。

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感動的だったのは、ROTI作りです。
小麦粉とご飯を「茹でた」時の汁をいれてこね、綿棒で伸ばして焼くのですが、この鍋の上で見事に膨らみます。
なぜ膨らむのかなんて考えながら、盛り上がりました。

豆の粉も、見た目は完全に「きな粉」です。
息子さん達にも教えてあげたのですが、実際に舐めてみると豆の生臭さがもろに。つまり炒っていないんですね。

それでも、この粉を水やヨーグルトを入れてこねて揚げます。出来上がるとめちゃくちゃ美味しかったです。でも、驚きは、それをカレーに投入するのです。そのカレーにも豆の粉を入れるのです。かなりのタンパク質が含まれているんですね。

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出来上がりました。
自分たちで作ったと言うのもありますが、美味しかったです。
今度ジャイプルに行ったら今度はパニールカレーを教えてもらいたいです。

ここが料理教室です!

ここにおいしそうな写真がたくさん上がっています。
マンジュさん、めちゃいい人でした!
息子さんも娘さんもいい人です。

旦那さん・・・いましたが、存在感ゼロです。
謎。

ちょっと驚いたのが、この配線です。

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どこもこんな感じなのでしょうかね?
220Vも来ていますので、なんだか心配になるのです。


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2017年1月18日水曜日

修理が多いアンペール城〜インド旅行記録(2016-2017)

アンペール城に行きました。
今回は曜日の関係なのでしょうか、めっちゃ混んでいて、駐車場に行くまででひどかったです。
ここは象のタクシーが有名ですが、それは午前中です。
向かいの駐車場から歩いて登りましたが、結構距離があるんだと実感しました。
そして気がついたことが一つ。それはあんなにクラクションを鳴らしまくり、少しでも隙間があったら異常なまでに前に出ようとし、そのせいでさらなる渋滞を招いているインドの人たちの様子とは全然違う速度感です。
なんでこんなにダラダラ歩いてるんだ?さっきまであんなに我先にって駐車場でも横入りしていたくせに、なんなのこのダラダラした歩き…ってものです。
妙な距離感で本当に追い越すのに追い越せない感じ。
そう考えると、日本人の朝のものすごい速度で歩いている方もまたおかしいことなんだということに気がつきます。
でもさ、邪魔なんだよね、そのダラダラした歩き。他の人が通る時によけるとか、譲るという概念はないんですよね。全て自分のリズムが正しいんでしょうね。イライラします。

そして城に着きました。
2年前にはガイドしてもらったので話が大体わかります。初めての人たちにそれなりに説明をするなどして、この圧倒的な観光地を満喫しました、変な写真ばかり撮って。

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昔住んでいたマハラジャは、こうやって隙間から覗いてたんでしょうね。
遠くの城郭がなかなか立派です。

そして今回はやたらと工事中でした。
前面に小さな鏡を貼り付けた部屋があるのですが、そこも立ち入り禁止でした。
残念でした、視点を変えればこんな感じの「修復の様子」が見られてまた感動な訳です。

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見ていると大変ゆっくりしたペースなので、いつ修繕できるのかな…と心配にはなりますけれど。

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そして、外ではこんな感じの修繕作業。何かあって、逆に足場とかで壊しやしないかと心配になるのは、いつもしっかりした足場などを見ているからなのでしょうが、たまに足場崩れてなんてニュースやってますから、そんな時は軽い竹とか木の方がダメージないのか・・とも思ったりです。
平行とか垂直とか対象という概念はこういうところには関係ないんですね。
全てがバランス・・・ですね。


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ガネーシャテンプル@ジャイプル(インド旅行記録2016−2017)

ジャイプルのガネーシャテンプルに連れて行ってもらいました。
着いた時はかなり良い天気で当然気温も高かったです。
駐車場でいきなりヘナトゥーをする三人がいましたが、そのテクニックにちょっと感動しました。
自分は頭にしようとも思いましたが、やめてよかったです。
絶対に入国審査で引っかかりましたよね…あ、そういえば今回引っかかりませんでしたw

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登り口にはこれがありました。何この汚い張り紙の剥がし方。許せない。

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下から見ると結構絶望的な高さのところにありました。
眺望は良さそうですが、空気がねぇ・・絶対にくっきり見えない予感しかしません。
そして、自分腰が痛い関係からか、足首も痛くて、引きずりながら歩いていたんでした。
一緒に行った人に「足大丈夫ですか?」と言われるレベルで。
無理だこれ…歩幅があいそうもない階段なんです、てっぺんまで。

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まあ、成り行きで登ることになって、ちょっと行って下を見るとこれ。
今、トリップアドバイザーで検索すると、どうやらこれもヒンズーの寺院らしいです。
ビルラ・マンディル寺院Birla Mandir Templeだそうです。
なんだか結構綺麗そうですが、「行く必要なし」という評価もあったんで良しとしましょう。

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登り始めると、すぐに分岐点。
左折するとちょっと楽なコースらしく、この2組の人たちが「行きはこのコースの方がいいよ」とオススメしてくれたんで、もちろんそちらを選択。だって、足痛いんだもん。

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ここもまたチェキ効果抜群でした。

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登り切ったのですが眺望は予想した通りで、くっきり鮮やかではありません。それでも水の宮殿(ジャルマハル)が見えていました。
18世紀にマハラジャが夏の避暑地として造らせた宮殿。。雨期と乾期ではガラリと印象が変わるそうです。自分は乾季にしか見たことがありません。
ここのすぐ前の駐車場、ネズミの数がすごいんですw
今回はいきませんでしたが。
そして、この湖は人造湖です。避暑用の・・・。

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寺の内部は撮影禁止です。
境内?ではこんな感じで工事をしていました。
このレンガ使うのかな?それとも壊した後なのか?

帰りはハードな方の階段で降りて行きます。
かなりの高さでしたが、境内にいぬがいたのは驚きです。
登ってきたのか、上に連れてこられたのか?
どうなんでしょうね?

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そして、帰り道はリスとインコに癒されました。
そして気づきました。足も腰も全然痛くないw


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2017年1月17日火曜日

ジャイプルの朝〜インド旅行記録(2016-2017)

ジャイプールに着いたのは夜。ちょっとウロウロしましたが、店も閉まっていたので、諦めて朝うろつくことにしました。
ジャイプルも色々問題のある人たちがいるのでと聞きますが、気をつけていればそれほど問題ではありません(し、そもそも、向こうから掛かってこられるような風貌ではないので安心です)。

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朝、ホテルの近くではチャイ屋さん。
めっちゃ入れ方などの説明をしてくれました。感動です。
そして、たったの10ルピー。さらに無料お代わり付き。めっちゃいい人でした。
でも、陶器ではなくプラスチック容器でした。

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道路を渡ったところでは、ドーナツのようなものを揚げて、販売準備をしています。
店の前をうろついてたら、「食べてみな!」って熱々のをくれました。
美味い!甘い!油!
そうですね・・・最も的確に表すとしたら、ミスタードーナツのフレンチクルーラーに砂糖コーティングする前、油に5分くらい沈めて引き上げてから砂糖をコーティングした感じでしょうか?いや待て、もっともっと甘いんです。
デリーでは、これにミツバチがたかっていましたからね。そういうレベルです。
でも、この黄色いシャツのお兄ちゃんもチェキで舞い上がってました!

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こちらはホテルの上から見た光景です。
この大根の量、1日で捌けるのでしょうかね?
サラダで、そのまま輪切りにしたのしか見たことないですが・・・でも甘くて美味しいのです。

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再び街の様子。トラクター・バス・タクシー・リキシャ。そしてロバ?
おまけにこのロバは持ち主いない?自動運転??
なんだろ・・・。

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ホテルの敷地にいた子ども。
チェキで写真撮ってあげましたが、やはり「写真いい??」って聞くとこんな感じで固まります。
面白いですね。
でも写真撮られるのは好きなインドの人たちです。

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街ではこんなものも売られています。
これ???ナニモン???DOREMONだそうです。受けすぎ!

あ、あとこれね・・・視力検査。

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2017年1月16日月曜日

インド旅行記録(2016-2017)11〜ランタンボール国立公園4

午前のサファリを終えて、朝食を取りに戻ります。
そして今回の旅で一番困った「換金」をし、午後のサファリの予約へ。
早く出ようという案もあったのですが、あれだけ多くの足跡を見ると、どうしても「トラが見たい」となるのです。

今度はエリア6に行きます。
ドライバーさんはかなり年配の方で、技もありそう。
ガイドさんが乗ってきましたが、午前の方と違いました。
ところが、国立公園のゲートで、ガイドさん交代。
午前のガイドさんになったのです。
「お、またよろしく」的な展開になってちょっと嬉しかったです。
「午後はやらないの?」って話でしたが、「よほどトラ見たいんだろうな」というのは空気でも伝わっています。

その証拠に、午前中と違って「シカ関係スルー」が多かったです。

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このゾーン6にもやはりトラの足跡がたくさんあります。
ワクワクしかしません。

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途中こんな感じでシカの仲間の骨盤が転がっています。
これ絶対トラが食べた跡だよな…となるわけです。

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もう少し進むと、こんな全身骨格が。
なんかミイラ化してる?
ハゲワシもいるからもっと綺麗になっていると思ったな…
(でも写真をよく見ると、縄が付いているのです。家畜??)
何れにしても肉食獣への期待が高まります。

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このゾーンもやはり池に行きました。
すると、でかいワニです。
いやもうトラじゃなくて、ワニでもいいから餌とっているところみたい!ってなります。

しばらく進むとまたシカです。
でもこのシカ、なんと他の動物の頭骨を舐めています。
カルシウム補充でしょうかね?

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ツノのためにカルシウムは必要でしょうが、これメスですよね。

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オスにはこんな立派な角があります。
絶対に肩こりになるレベルの重さでしょうね。

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木陰から覗くシカの様子も、写真的にはなかなかカッコよく写ります。

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別に角がないメスだとしても、こんな感じでいい雰囲気。
アカシアの仲間でしょう。めちゃくちゃ鋭いトゲがあるのですが、若い芽の部分を舌でこそげ取って食べています。
キリンなんかもそうですが、絶対に舌痛いだろうと思うのですが、関係ないのでしょうかね?

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こちらのインパラ(?)は、オス。
どうも用を足している途中に失礼しました。

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なんだか結局トラの足跡も午前中の方が圧倒的に多いです。
まずい流れです。


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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...