今日は東大付属の研究会。
昨日のうちに入っていたので、三鷹で仲間と飲み会。
遅い昼飯の時に、別な仲間から電話。
こっちに来てるの?と。
こういうの嬉しいよね。
さあ、研究会もまた夜も楽しみだ。
外は雪だけど。
2011年2月11日金曜日
2011年2月10日木曜日
看板につられて関之尾滝公園へ
ちょっと日にちが前後します。
都城や霧島道の駅に行った日。翌日の日程を考えると、この日のうちに高原町に入れないかと挑戦をしに行きました。
何本かの道路があるのですが、ことごとく閉鎖。都城を経由しなければ入れないようです。
しかし、時間的にも厳しく、さらに途中の道路も驚くほどの工事中。
やはり北海道との道路事情の違いを痛感します。
北海道だとナビのデフォルトの状態だと到着時間予定がどんどん短縮されて行くのですが、こちらではほとんど変わらないか、むしろ遅くなる位です。
日没も近づき、半ば諦めかけた頃、看板に「関之尾甌穴群」というのが出てきました。
それ程遠くはないので、朝の早起きの決心と共に、高原町は断念。こちらに向かうことにしました。
行ってみると駐車場にはたった一台の車。暗くなる前にと、急いで滝の方へ進みます。すると、その車のオーナーでしょう。ご夫婦ででかい三脚を持ってもどってきました。ちょっと滝に期待できるのかもしれませんね。
途中の道端にはこの様に複雑な植生が見られます。着生しているのはシダの仲間なのでしょうか?山に登る時、この様なものが木の枝についているのを見ることはありますが、一面これに覆われるのはすごいですね。
光が良くはないのですが滝自体はかなり大きなものでした。
幅40m、高さが18mだそうです。
シャッター速度を落とすとこんな感じ。
これはこれでまた雰囲気が出ます。
さて、滝は良いとして甌穴群。甌穴は、岩盤などが水流で動かされた小石などによって浸食され穴が空いたものです。長い年月と絶妙な条件ーー水流、水深、岩盤の硬さーーが必要だろうと思います。それがこの様に広がっているのです。
ところが、やはりここでも噴火の影響が出ています。
水がやたらと濁っているのです。入り口にあった看板の写真は綺麗な青い水が岩に絡みついて流れている様子。明らかに違いすぎます。
川べりを見てみるとやはりこうやって火山噴出物が溜まっています。
そしてやはり動物の足跡があるのです。
水かきがついた鳥、肉食動物のもの。犬なのかもしれませんけれど。
そんな事を見ながら進むと、石の上にはカワガラスがいました。
残念ながら暗すぎてうまくとれませんでした。いや、その前にレンズが短すぎです。
駐車場に戻る途中の林の中にはひときわ目立つ樹が。ヒメシャラです。
これを最初に知ったのは屋久島ででした。初めて屋久島に行った時、今はもういない永留さんが教えてくれたのです。
そんな事を思い出しながらその辺の火山灰を回収してホテルに戻りました。
ホテルの前の月は何とも言えない雰囲気。
中々綺麗でした。
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まさかのまた機内です。
雪まつり帰りの人がやたら多いです。
新燃岳・霧島をあとに
灰捨て場を見学後、付近でどう考えても灰ではない軽石を採取しました。
地元の方達は、こんな風に自衛しています。
随分角張った結晶ですからワイパーなども案外傷むだろうと思います。
明らかな違いが見て取れます。洗車するのも大変そうです。
このまま洗車せずに次に雨などが降ったときには大変なことになりそうなのです。
こびりつきますよね。
苗立てをしていると思われるこのハウス。
灰は一応落としているのですが、照度ががた落ちなのは明らかです。
このような被害が風向き次第でどの方向にも広がる可能性があるというのが恐ろしいことだと思います。
宮崎県は口蹄疫でもひどい被害を受けています。
こうやってストックしてある飼料についてもひどい状況です。
近づいてみるとこうです。
洗ってからビニルを剥がすのか、そのまま剥がすのかわかりませんが、手間になるか、ウシなどに良い影響がないのはハッキリしているだろうなと思います。
さて、それなりに見るべき所は見られましたから、福岡空港までもどります。
往路は都城まで足を伸ばしましたので、帰りは空振などで随分被害の出た高原から乗ることに。
表示板ではこのような情報が流れています。
このように、やはり風向き次第なのです。街の位置の関係が今回は大きいのですが多くが高原から都城の方に流れているということになりそうです。
駐車場で必死に軽石の上を歩いていたセキレイ。
ここにもいます。
今度は白線の上を歩いていました。
途中最後に霧島インターに。
残念ながらこの日は新燃岳を臨むことはできませんでした。
ということは、昨日のうちにいろいろと撮影できて良かったと言うことになります。
さて帰りの便に無事に搭乗できました。
帰りの便では窓外を観察することもできましたので、そのうちそのあたりを。
分水嶺のことなどを考えていました。
乗った位置の関係でしょうか。猛烈な風切り音でした。
翼のたわみなどを見ているうちに寝たり・・・です。
北海道に着くと気温は氷点下。
後ろの席や隣の席の人たちはどうやら雪祭り見学のようです。
氷点下のアナウンスを聞いて衝撃を受けていました。
じゃないと雪祭りなんか成立しないのですよね・・・(笑)
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今日も結局こんな時間・・・
ソーシャルツールってのが追加になりました。使ってみてください!
2011年2月9日水曜日
新燃岳の周辺をまわる
九州の滞在時間はほぼ一日半。
勤務があるからしかたがないのです。もったいないのですが・・・
もう、出発の日です。鹿児島県にいるのですが、二時過ぎの飛行機で北海道へ。
福岡空港から・・・それも直行便の関係で仕方がないのです。
でも、早めに移動したお陰で、こんな綺麗な太陽を見ることができました。
空気の状態でしょうか、やたらと赤く見えていました。
(が、写真じゃだめですね)
霧島ロイヤルホテルに宿泊しました。
素泊まりなのですが、ジャンケンで勝ったら朝食サービスというプラン。
チェックインの時点で惨敗し朝食抜き。
「すみません、空気読めなくて」とかいってましたが、「噴火が見える部屋」というオーダーには答えてくれていて嬉しかったです。
ここには、中継車が6台いました。拠点ですね、完全に、
何とか大きめの軽石を探すために高原町か御池方面に行きたい。
そちらに向かうには通行止めの道路を迂回しなければいけないのです。
でも、そのお陰で色々な物をみることができました。
ビニルハウス。
積もった灰を降ろしたあとがわかります。
これだけ積もっているのですね。
鳥たちも羽ばたいています。
しばらく走ると、こんな看板が・・・
これは向かうしかない・・・
この車もどうやら荷物は火山灰のようです。
坂道がしんどそうでした・・・
到着するとこんな感じの広場に次々と到着した車が灰を降ろしています。
この量です。もちろん街中の全て持ってきたら溢れるに決まっているのですが。
少しでもここに運んでしまわないと色々な問題になりそうな気がします。
プール。
これは大変そう。
でも昨日の露天風呂の底に少し灰がたまっていたよな・・・でも温泉とプールじゃ違いすぎですよね。
散水車が走り回っています。
ただ、なかなか根本的な対処にはなっていないなと思いました。
除去しなきゃだめなのでしょうね。
排水溝などが埋まりますよね。
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4時かよ・・・ねるか
2011年2月8日火曜日
霧島の道の駅からは近い
一度ホテルに入ると、部屋には網戸。それには施錠。
あかない・・・
で、廊下からは撮影可能ですが迷惑がる人もいるはず・・・
外を見ると山の近くに何か施設が。
いってみると霧島の道の駅。
まあかなり近づきましたが、ここの頂上でもやはり見え方は甘いだろうなという感じ。
大きな地図をもって降りてきた自衛官に聞いてみると「まあ、今はここが一番見えるんじゃないですか?」ということで、登ることに。
まずリフト乗り場まで500段の階段。
そしてリフト乗り場・・・の前にこれ。
モグラか。まあ、隣の山もいきなり大量の火山灰。
きっと多くの生物がひどい目にあっているはずです。
リフトは往復400円。
結構な数の人が上がっていました。
なんだか小学生の娘に「この前ホワイトバランスいじったら綺麗に写らなくなったんだよな」とか「あそこに登ったって木の枝が邪魔だから登っても意味がない」なんて話をやたらでかい声で話している親がいて「くだらない言い訳してないでさ~」とか複雑な心境だったりしました。
いつもあんな感じだったら疲れるだろうなと・・・
ここにはでかいレンズを持ってきている人、中判カメラに巨大カーボン三脚で狙っている人などもいましたが、あまり満足行くものは撮れなかったようです。
まあ、満足できない方がよいのです、本当は。
自分もしばらくインターバル撮影などで粘りましたがこんな感じ。
噴出物が2種類あるのわかりますよね。白と灰色。水蒸気と軽石などでしょう。
霧島の街を見るとこんな感じでかすんで見えます・・・
福岡に戻ってからもこんな風にしか見えませんでしたが、福岡の物は黄砂でも降灰でもなく、お隣の国からの汚染物質流入なのだそうです。中国です。
絶好調らしい中国ですが、そのあおりは偏西風にのって・・・ということですね。
まあ、ここもその昔日本がやってきたことなので複雑ですね・・・
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お~スーパーボールで集中できない
2011年2月7日月曜日
今は昔の噴火のあとを利用して・・・
防災ヘリなのか、山を上から観測していると思われるヘリが来ました。
かなりよく見えるのだろうなと思います。
まあ、もちろん今の時期ですから観光的要素はなしで観測です。
きっとピリピリした状況だろうと思います。
随分頻繁に噴煙・・・というかこれはもうあまり灰を含んでいないかな?
まあ、ゼロではないですから風下の街は一喜一憂というところでしょうか。
たとえばコンタクトレンズの人たちなどは悲惨ですよね。
自分はしたことがないのでわかりませんが。
でも、このすぐ近くではこうやって凝灰岩を切り出して利用しています。
火山がたくさんある日本ではこうやって、火山と共存してきた歴史がたくさんあるのですね。
そしてそれは今でも続いているのだということでしょう。
そんな気持ちにもなる採石場でした。
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さて、寝るかな・・・
雪は融けるからいいよねぇ(by都城ホウレンソウ農家のおばちゃん)
都城の悲惨な状況が少しわかったので、車を移動させます。
高速道路から見ると、畑の様子がひどかったので、それでも撮ろうかと適当に右折。
幹線道路は灰を除去していますし、みなさんの自宅前などはすっかり清掃され、灰の袋が積み上げられています。
ところが、小さな農道はそのまま。
車が走った部分は轍のようになっています。飛ばされるのですね。
降りて靴でちょっと灰の状況を・・・
こんな深さ。かなりです。
畑の中はこんな感じです。完全に刈り取った部分はもう火山灰だらけ。
これ、一度漉き込んでしまわないと無理ですね。
余計にステップが一つ増えることになるのでしょうか?そんな感じですね。
反対には何か草が生えています。いや、何かの作物?これだとまだ灰は目立たないのですが、そんなに甘くはないですよね。
しばらくこんな事をしていたら、後ろからクラクション。前に進んで途中で右折。
すると目の前にはこんな風景が
ホウレンソウです。これはもう悲惨な状況です。
おばちゃん達がいたので話を聞いてみました。
絶句という感じですね。
「どこから来たの?」
「北海道です」
「こっちの人と結婚してるのか?」
「え?」
「見に来たのか?」
「あ、まあ、ちょっと火山灰をとりに」
「向こうもたいへんでしょ、雪が多くて」
「そうですね、でもねぇ」
「雪はいいよね、融けるから」
「そうなんですよね」
というような話。
こんなかんじで、都城全体が灰色の世界になっています。
自分たちができることはなんでしょう。
少しくらい灰がかかってたって買えばいいんですよね。
自分たちが洗えばどうにでもなることです。
宮崎県の現状を考えると、そのくらいしてあげないと・・・
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今日はここまでかな?眠たいな、さすがに。
キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)
米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...