2011年2月10日木曜日

看板につられて関之尾滝公園へ

ちょっと日にちが前後します。
都城や霧島道の駅に行った日。翌日の日程を考えると、この日のうちに高原町に入れないかと挑戦をしに行きました。
何本かの道路があるのですが、ことごとく閉鎖。都城を経由しなければ入れないようです。
しかし、時間的にも厳しく、さらに途中の道路も驚くほどの工事中。
やはり北海道との道路事情の違いを痛感します。
北海道だとナビのデフォルトの状態だと到着時間予定がどんどん短縮されて行くのですが、こちらではほとんど変わらないか、むしろ遅くなる位です。
日没も近づき、半ば諦めかけた頃、看板に「関之尾甌穴群」というのが出てきました。
それ程遠くはないので、朝の早起きの決心と共に、高原町は断念。こちらに向かうことにしました。
行ってみると駐車場にはたった一台の車。暗くなる前にと、急いで滝の方へ進みます。すると、その車のオーナーでしょう。ご夫婦ででかい三脚を持ってもどってきました。ちょっと滝に期待できるのかもしれませんね。
途中の道端にはこの様に複雑な植生が見られます。着生しているのはシダの仲間なのでしょうか?山に登る時、この様なものが木の枝についているのを見ることはありますが、一面これに覆われるのはすごいですね。

光が良くはないのですが滝自体はかなり大きなものでした。
幅40m、高さが18mだそうです。

シャッター速度を落とすとこんな感じ。
これはこれでまた雰囲気が出ます。

さて、滝は良いとして甌穴群。甌穴は、岩盤などが水流で動かされた小石などによって浸食され穴が空いたものです。長い年月と絶妙な条件ーー水流、水深、岩盤の硬さーーが必要だろうと思います。それがこの様に広がっているのです。

ところが、やはりここでも噴火の影響が出ています。
水がやたらと濁っているのです。入り口にあった看板の写真は綺麗な青い水が岩に絡みついて流れている様子。明らかに違いすぎます。

川べりを見てみるとやはりこうやって火山噴出物が溜まっています。
そしてやはり動物の足跡があるのです。
水かきがついた鳥、肉食動物のもの。犬なのかもしれませんけれど。


そんな事を見ながら進むと、石の上にはカワガラスがいました。
残念ながら暗すぎてうまくとれませんでした。いや、その前にレンズが短すぎです。
駐車場に戻る途中の林の中にはひときわ目立つ樹が。ヒメシャラです。
これを最初に知ったのは屋久島ででした。初めて屋久島に行った時、今はもういない永留さんが教えてくれたのです。

そんな事を思い出しながらその辺の火山灰を回収してホテルに戻りました。
ホテルの前の月は何とも言えない雰囲気。
中々綺麗でした。

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まさかのまた機内です。
雪まつり帰りの人がやたら多いです。

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