2010年3月29日月曜日

たこまんま

ヤナギダコという種類のタコの卵巣がこの時期大変安価で売られます(北海道では)。
これは「たこまんま」と呼ばれているのですが、随分大きく、確かに加熱するとご飯粒のようになるのです。
卵巣膜に包まれている段階ではこんな感じ。テニスボールとソフトボールの間くらいの大きさで、けっこう大きいです。

一粒ずつに栄養分を送らなければいけませんから、全てつながっている必要があります。こうやって開いてみるとその様子がわかります。
そして、血管の部分が青っぽく写っているので、血液の色なのだろうと思います。

それぞれの粒にはこのような微妙なもようが付いています。
これを見ると、食欲が減退してしまう人もいるようですが、味的にはなかなかです。
2個で200円でした。お得です。

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2010年3月28日日曜日

逞しい北国の木々やコケ・シダ

先日登った同じ場所に再び登ったのには理由があります。
カメラのレンズです。
前回は標準レンズしか持っていなかったため、納得いくような写真が撮れなかったのです。
ところが今回は、朝からの曇り。なんとも不運な感じです。前日はめちゃくちゃ良い天気で、本当なら2時過ぎに登っているはずだったのですが、諸般の事情でそれがかなわなかったのです。
それでも、雪の中で植物たちはいつものように寒さに耐えている感じです。
世代交代を感じるようなものもありました。
まずはこれです。去年の残り。それでも、確実に新しく芽生える準備をしているようです。

カサカサと乾いた音を立てて風に揺られています。
そんな音が一番大きく聞こえるのです。
樹皮にはこんな感じ。
頑張っています。世代交代というよりは、新しい仲間をここから増やす感じでしょうか。


このシダの仲間は、春にはまた復活するのでしょうか?見に来なければいけないな・・・

2010年3月27日土曜日

毛がフサフサのキタキツネ

北海道で生活している人間にとってあまり珍しくはないキタキツネではありますが、ほとんど警戒心がなく、むしろ餌をねだりにやってきているのだろうかと思わされるような個体に出会いました。
オロフレ峠から洞爺方面に下りていく途中、写真を撮ろうとおもって車を降りたところ、ふと気がついたら一匹のキタキツネがこちらを見ているのです。
カメラを向けてもあまり動きません。
最近は疥癬というダニにやられた個体をよく見かけるのですが、これはフサフサの毛に覆われていて、極寒の北海道仕様という感じの綺麗なものでした。

それでも、道路に車が止まった途端にこちらにすり寄ってくるあたり、賢いというか情け無いというか、何ともいえない気持ちにさせられてしまいました。
こういう生活習慣は、個体として修得していく物なのでしょうか?それとも、成長の過程で親から教えられるものなのでしょうか?
いずれにしても、エキノコックスだ何だと北海道では好まれない傾向のあるこのキタキツネ。元気で生活していって欲しいなと思わざるをえませんでした。
そしてこの毛の動きでわかるように、頭が痛くなるほどの体感温度でした。風が強いのです・・・
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2010年3月26日金曜日

また朝は雪

どうもやっぱり今年の天気は変な気がしてきました。
昨日の夜も雪。昼は曇天で気温も上がっていませんでしたが、オロフレ峠にいって登ってきました。
[#PARTS|USER|19044#]
駐車場の時点で、氷点下2℃。誰もいませんでしたし、風の音しか聞こえないのです。それがなかなか良い感じで、写真を撮ったり寝ころんだりしていれば、あっという間に時間は過ぎますが、身体も確実に冷え込みます。
 さすがに冷え切って動き始めればまた汗ばんでくるのです。
無事に帰宅して、夜。また冷え込みが厳しくなってきて、空気中の水蒸気は白い霧になり雪も降っています。
街は動きを止めて静かになっています。音を立てずに降る雪だけです。
それを2色の光が照らし出しているのですが、色調が正反対に近いので、綺麗なグラデーションになっています。
昼の日差しはさすがにたくさんの雪を溶かすのですが、こう毎日降るとこまってしまいます。

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2010年3月23日火曜日

イカの解剖で感じたこと

「最後はやっぱり解剖が良い」ということで、最後の授業を考えなければいけないことになりました。まあ、やるべき事は終わったので、解剖の素材として何が良いのか・・・それを考えると「イカ」が適当かと思い、実習することにしました。
先週の例会では「ヘモシアニン」というイカの血液に含まれる色素をどうやって見せようかという話になりました。
その中で、エラの部分を過酸化水素水につけたり、酸素を入れた袋に入れて放置したりと色々やってみましたが、いずれの方法でもしっかり見えることがわかりました。
ただ、冷凍された物であれば、そのままでも見えますよという証拠写真がこちら。
ヘモシアニンの色は、タコでも冷凍のものだと非常にわかりやすいのです。
今の子どもは、イカを捌いたこともないようで、きゃーきゃー言いながらやっていましたし、その手つきは悲惨です。
さらに驚いたのは目があることに驚いたり、中にある背骨のような軟甲に驚いたりで、こちらの方が随分驚かされました。
まあ、どこかでこういう体験をしておかなければいけないのでしょうが、それが学校で、さらに理科の授業である必要はあるのだろうかという疑問を感じながらではありますが、「へ〜口ってここにあったんだ」とか「スミってどこに入ってるんですか?」とか聞いている子どもらを見ていると、これで良いのかもなと思ったりする複雑な感じでした。

ZOOLOGY COLORING BOO (HarperCollins Coloring Books (Not Childrens))この本はめちゃくちゃ良いですよ。愛用しております。
子ブタの解剖もこの本に詳しく出ています。
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最新理科授業完全マニュアル

最新中2理科授業完全マニュアル

学研から上記の本がでました。間に合うかどうか超キツイ日程になってしまいましたが、何とかみなさんの協力で完成にこぎ着けることができました。
最新中2理科授業完全マニュアルアマゾンはこちらから・・・
自分のところに実物が届いていないのでまだ見ておりませんが、きっと素晴らしい授業の一助になることと思います。
是非ご活用下さい!
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3日間の空の激変ぶり

金曜日の夕方、綺麗な彩雲がみえていました。
体育館でレクをしていたのですが、それが終了して、掃除も終了してホッとしたところで、「せんせーはやくー」というので覗きに行くとこれ。ダッシュで写真撮影ですが、ピーク時よりも色が出ていないです。
2階から撮影しましたが、それを覗いていた別な生徒が「何ですか?」と見に来て「あぁ彩雲ですか」と冷静な中学2年生でした。まあ、知っているというのがすごいです。

そして土曜日は天気予報的にもひどいという話。
風がすごくて、車を見てみるとがっかりする状態に。
黄砂です。
空を見てみると、こんな感じで、全く見通しがきいていません。
透明感ナシです。
この元である中国は悲惨な状態だろうなと思います。

そして、翌日。
車は綺麗になっていました。なぜなら・・・この時期にしては予想外の積雪。
20cmできかない程の雪ですが、隣の札幌市はないそうで・・・がっかりな展開です。
まあ、空は綺麗に透明感があり、地面は真っ白です。
除雪・・・とけるからいいや・・・でも車の前には40cmほど除雪された重たい雪がありました。もちろん突破しましたが、残念ながら綺麗にとけきれないで終わりました。
結局明日まで残るでしょうね。
春はまたまだ先です・・・北海道では・・・

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...