2010年1月20日水曜日

インドのその辺の小動物

多くの人があまり気にしないようなシーンに目がいってしまうのはどうしても仕方がないことのようで、今回もまた多くのインドの人に「あんた、何してんの?」的な目で見られましたが、いつものことなので良しということで・・・
まずはあまり見かけないネコ。

インドでよく見るのは、まず「イヌ」。今回は仕事をしているイヌ、飼われているイヌも見ましたが、それはあくまでも相当レアケース。まず、仕事をしているイヌはどうやら麻薬犬。ラブラドールレトリバーとシェパードでした。見たのは空港とホテル。泊まっていたホテルにイヌと低いところを見るような鏡を持った警官が出入りしていました。
他には、その辺から捕まえてきたようなイヌを飼っている人、明らかに高そうなイヌを飼っている人がごく少数いたことくらいです。それ以外は100%野良犬。驚く数です。
ところが、ほとんど見かけないのがネコ。なぜなのでしょう?わからないのですが、本当にネコは見かけません。
数少ないネコはこんな感じ。別にどって事ない、普通のネコでした。仕草も同じ。やっぱりネコ。
そして、気になるのがカラス。

どこでもカラスは嫌われ者で、ゴミあさりなどをしていました。まあ、日本のと違ってツートーンで若干小ぶりではありますが、声も似たような感じだし仕草はほぼ同じ。でもこれはヤシの木に飛んできて、なにかわかりませんがやっていました。何なのでしょうか?見ているとなかなか面白いのですが、それこそこいつらにカメラを向けていると「あんたこんなの珍しいの?そんなら自分らと一緒にとろうよ」見たいな視線を感じます、人間から。
その辺の葉には色々な物がついています。これはハチの巣。

これは随分目立ちますよね。なかなか面白かったですが、ハチはいなかったです。アシナガバチ系の巣ですよね。カマキリの卵とかもありましたが、残念ながらカマキリにはあえずじまいでした。こういうのに遭遇するにはやはり雨期なのでしょうか?でも、なかなか勇気がわきません・・・。
最後に定番のアリ。

何となく透明感のあるアリが、木の幹を大量に上ったり降りたり。せっかく写真を撮ろうと思ったのですが、木を揺らした人がいて、時間との関係でこんなのしか撮れませんでした。残念。その時に潰されたアリを運んでいるのかもしれませんね。
他にもたくさんありますが、とりあえずはここまでにしておきましょう。
糞の写真とかサルの写真とか変な物がたくさんあります(笑)
人気ブログランキングへ

2010年1月19日火曜日

新旧入り乱れるインド

バックウォーターの旅に出るため移動したアレッピーの街。
ムンバイからコーチンまでの飛行機がやっととれたので、お金はかかる物の時間的効率は大変よかったです。
ただ、コーチンからアレッピーまでのバスはもちろんローカルで、エアコンなしで激混みの、さらに窓もないというものです。

逆に「排気ガスの問題」などを考えなければ、車ってこんなに使い込むことができるんだよなと反省させられるような状態なのです。
今は乾期でしたから、雨には一度しか当たりませんでしたが、このブラインドのような物しかないインドのバスに雨期に乗るとどのような展開が待っているのかを容易に想像することはできません。
そして夕方の街の様子はこんな感じです。まあ、夕方なので激混みという状況ではありませんが、やはりそれなりの「活気」を感じ取れるような気がします。

整然さは一切なく、なんともいえない色々なものが入り交じった活気なのです。
不思議だなと思います。それこそ、「もうだめ・・・」となってしまう人はたくさんいるでしょう。雑然さ・騒音・ほこり・臭い・人・車・犬・ゴミ・・・そして視線です。
交通ルールは基本的には一切なし。大きな車、高級な車が最優先。クラクションは鳴らすためにある。自己主張するのが前に進むための唯一の方法。そんな感じで進む車の間を、「俺は、今、どうしてもここを渡りたいんだ」と言わんばかりに車道を横断する人。
そんなのが本当に入り乱れているのです。もちろん、自分らも、なれているのですぐにそのような歩行状況になり「インドモード」といいながら、「インド流交通ルール」を実践するしかないわけですが・・・。
でも、朝はこんな感じ。残っているのはほこり・臭い・犬・ゴミくらいです。

逆に「食べ物がない・・・」と焦っていました。お腹が減っているのですが、それらしき店はなく、途方に暮れてしまいました。
それでも、静かな時間帯もあるのだと言うことを認識して、ちょっとホッとする瞬間でもあります。そして、この路上のゴミも、もう少したつとこれを処理する人たちが現れ、木の枝を束ねたほうきのような物であつめて、少しは綺麗になるのです。
それをみて、「そうだよな、自分たちがゴミ捨てなきゃいいんだよな」と誰も思わないのかが不思議なくらい、綺麗になるのです。
それでもまた、だれもが驚くほど簡単に、そして驚くほど何でもポイポイすてるのです。エレファンタ島に向かった船では、赤ちゃんから紙おむつをはずしてそのままポイ。一瞬「は?」って思いましたが、インドの人にとっては、ここはインドの海なのだなと言うことです。つながってるんだぞ!全部って気分でしたし、赤ちゃんの時からこうやって育てられればそりゃ捨てるさな・・・とも思ってしまいました。
このアレッピーの街には、新しい風も感じました。

それはこんな感じのスーパーマーケットがあることです。
夜遅くまであいているのです。まあ、そんな時間にフラフラで歩いている場合ではないのですが、気になって入って買い物してきました。
客層はやはり・・・というような感じ。売っている物はごく普通。魚と肉だけはない感じでした。卵はなぜかアヒルとウズラのみ。なんだか面白いな〜とおもいましたが、日本と何も変わらないレジスターなのですが、買った商品はノートパソコンで打ち込むという妙な状況で、随分長い列ができていました。フルーツとボトルの水を買って、レジに並びお金を払いましたが、「おつりないから細かいのは良いわ」的な会計でした。え?ってかんじでしたがまあラッキー。そして年末年始セール的な抽選をやっていました。もうここに来ることもないでしょうから、ちかくの人に「これ、自分らいらないのですが使いますか?」といって渡すと大喜びされました(笑)
そして、気になるのはこの☆のつるしかた。結局インドで見た星はすべてこのようにぶら下げられていました。
これもまた文化の違いなのかもしれません。
人気ブログランキングへ
それでも、アレッピーはなんだか随分ホッとする街でした。
大都会ではないからなのかもしれません。
また行って、しばらくいても良いかも・・・と思うような街です。

この雪のおかげです・・・

昨日の朝の衝撃的な降雪量は、該当した地区の方でなければ全くイメージもわかないでしょう。
今朝は車を出す元気もなく・・・もちろん出るはずもなく、バスで出勤しました。
昨日の朝、車はこんな状況だったのです。

ほとんど風がなかったということもあるのですが、まあよくここまで積もりましたという感じです。
うっすらと見えているのはまだ良いとして、自分の車はその左側にある2台です。
みえますか?
覚悟を決め、下に降りて雪下ろしを始めましたが、その途中がこんな感じです。
50cmではすまないほどの降雪量です。
車にこれだけ乗ると、その重量で車高も下がります。
また、脇から入り込んだ雪でひどい状況になっています。
おまけに通路の雪は、丸一日以上放置でしたから、たとえ車が出たとしてもまったくその先すすむことができません。
頑張ったところでどうにもならず、スリップしたタイヤで完全な悪循環。
微動だにしない・・・という感じになってしまいました。
ガックリ。押しても引いても動きません。

人気ブログランキングへ

2010年1月18日月曜日

漁の名手、カワウ(ケララ州ハウスボートから)

南インドのケララ州、コーチンまで飛行機で移動し、そこからバスでアレッピーへ。
バスはローカルなので超激混み。ずっと先頭で立ちっぱなしでしたから体重を支えたりで肘の部分の皮がむけていました。状況わかりますか?
その日はそれで終了。翌日のハウスボートを予約して街をふらつきました。
珍しく宿はバスステーションで客引きが来てくれたホテルに決定。
疲れていたからかも(笑)ただ、ガイドブックにも出ている所で狙っていたというのもありました。
オーナーは昔大阪のインド料理の店にいたそうで、日本語もなかなか。
大変よくしていただきましたが、使用人は微妙でした。
次の日のハウスボートも彼の物をそのままチャーター。
色々な手間が一気に省けてよかったです。
ハウスボートの様子はまた後ほど・・・
川にはたくさんの鳥たちが生活しています。ハウスボートに乗り込んで出発前に撮影したシーンを紹介しておきましょう。
落ち着きなくあらわれたのはカワウの仲間でしょう。

ボートのすぐ前で潜っています。餌がいるのでしょうか?
尾が印象的です。

2010年1月17日日曜日

洗濯

日本での洗濯は、ハイテクの洗濯機でするのが当たり前になっています。
乾燥機があるのはもう当たり前に近づいてきているようです。
まあ、日本の季節なども関係あってなかなか乾きにくいというのはあるのかもしれません。
インドでもそれなりの階級の人たちは洗濯機で洗濯をしているのかもしれません。
しかし、いろいろと移動していると、洗濯をその辺の水場などでおこなっているのを目にします。

こうやって自分で洗濯をするのは、自分の事なのだから当たり前という感じもしますが、まだまだカースト制度のなごりがあるインドではそうでもないのかもしれません。
チェンナイで泊まっていたホテルの窓外にはクリーニング屋さんがあって、綺麗に洗濯した物に、ピシッとアイロンをかけてくれていました。
自分も持って行って洗濯してもらおうかとも思ったのですが、アイロンに不安を感じてやめたのです。電気アイロンではなく、何だか本体に火のついた炭を入れたアイロンなのです。
この洗濯の写真の川も、あまり水が綺麗には見えないのですが、まあ、都会の中を流れている川よりはずっと綺麗だとは思います。泳げと言われれば泳げないわけではないかもしれません。
ただ、ホテイアオイが流れているのを見てもわかるように、「そういう水質」ということです。
それでも、泡立っているようには見えない程度の洗剤で、バンバン叩き洗いして干している洗濯物は、それなりに綺麗になっているのですから、たたき洗いの効果はすごいのだなと思います。
「たたき洗い機能」がついてて、しかも「静音設計」という洗濯機があったら面白そうだと思いました。
この人たちみんなお風呂もここなんですよね・・・。

男の人も女の人も大人も子どももこんな感じでその辺でお風呂にはいっていました。
朝と夕方にそのシーンが多かったです。
そうそう、カースト制度なんかもうないでしょうと思っている人はこちらをどうぞ・・・
すごいビックリな写真です。

iTunes経由で

ハイチの地震被害があまりにもひどすぎる。
15年前に阪神淡路で大地震があって、その朝のTV画像を衝撃を持って見たのを覚えている。
そちらにも友人もいたし大変心配だった。
今回の地震がおこった国は、様々な事情で治安も安定せず、大変貧しい国。
そこにきて人口密度は日本と同じ。その首都周辺域での被害だから、本当に大変なことになっているのだと思う。
残念なのはあまりその悲惨さがこちらに伝わらないことで、日本政府の反応もなんだかあまりにも遅いような気がするのです。こちら
はじめの何日かが救出率を左右するはずなのに、どうなのでしょうか?確かに現地は混乱しているでしょうが、他の国の迅速さと比較するとなんだかなぁと思えます。
「じゃあ、お前は何をしたんだよ」ということになるのですが・・・
#チャーター機はJALなんですね。
昨日Amazon経由で募金ができると聞いたのですが、.comにログインしなければいけないのでできませんでした。.co.jpのアカウントだからなのでしょうか?
困ったなと思っていたら、今日、AppleからiTunes経由で募金できるという話があったので、早速ログインして募金をしておきました。

アメリカの赤十字経由での寄付になるようです。
写真がたくさんあがってきています。
こちらがアメリカの赤十字です。
自分もインドにいるときかなりの数のカに刺され、途中からAC付きの部屋にしましたが、それはマラリアやデング熱が心配だったからです。
ハイチもそのような病気の心配もあるはずです。
インフラが破壊されているでしょうから、様々な感染症も心配です。
日本からの医療団も、他の国の医療団も大変な状況、悪環境下での作業になると思いますが、是非一人でも多くの命を救って欲しいなと思います。
小沢氏もこう言うところに4億くらい寄付してたら誰も何も言わないのでしょうねぇ・・・
鳩山氏のお母様は、ここにいくらか寄付したのかなぁ・・・なんて考えていました。
人気ブログランキングへ

ムンバイのカフェ

インドではお酒を飲むことはあまり好まれていません。
トランなどで「ビールは?」と聞くと、「とんでもない」的な反応を返されたり、別な場所に案内されたりします。
この辺に随分詳しくインドの禁酒の歴史が書かれていて勉強になりました。
それでも、Kingfisherというおいしいインドビールがあったりなので、それなりにニーズはあるのです。「こっちにどうぞ」と連れていかれた場所では、お酒を飲んでいる人ももちろんいますから。
自分はお酒を飲まないわけではありませんが、毎日呑んでいるわけでもなく、飲み会がなければまったく必要としないタイプなので、2週間の期間呑まなくなって何の問題もないのですが、お酒が好きという人や晩酌が習慣になっているという人にとっては、きっと数日間であっても我慢するのは結構きついのかもしれません。
となると、あまり断るのも失礼ということで、常識的な時間であればつきあいました。昼には呑む気がしませんでしたから呑みませんでしたが・・・
ムンバイについて初日は、結構遅い時間で、ホテルを決めたあとには、普通のレストランなどもしまっていました。それでも、近くを探してみると、「どうしてここだけこんなに混んでるの?」というカフェが開いていました。そしてみんな随分気合いで呑んでいるのです。インドの人以外もたくさんいましたし・・・
Leopold Cafeという大変古くから(1871年からかな)やっている店です。
クリスマスだったというのもあったかもしれません。店内の装飾でもそんな感じでした。

(ピンぼけです)
 大変広いというわけではない店内にはたくさんのテーブルと椅子。そのほとピッチャーでビールを頼んでいました。もちろん自分も呑みましたが、このピッチャーは日本でもあればいいのになと思いました。結構量も入りますし、中には氷を入れたチューブが入っていてビールが冷えたままなのです。もちろんこのピッチャー自体はそれほど綺麗に洗浄されているようには思えず、過敏なほど現地の水などを飲まないようにしている自分たちが、この辺の詰めの甘さで良いのかよとか思いましたが、「アルコールで消毒してあるか」いいんだといううおよそ効き目のないその効果で満足していました(笑)
で、おつまみとして、そこで煎ったと思われるピーナツがついてきましたが、実においしかったです。

今見ても嬉しそうだな(笑)
後ろにかかっていたポスターはここのカフェの昔のカレンダーでした。
1800年代の物でした。きちんと撮影してくるべきでした。斜めからピンぼけの写真しかありませんでした。
それと横にあるポスターには、色々な有名人が。DavidBowieもでてたな・・・。
人気ブログランキングへ
結局ここのカフェには2回いきました(笑)

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...