2010年1月17日日曜日

洗濯

日本での洗濯は、ハイテクの洗濯機でするのが当たり前になっています。
乾燥機があるのはもう当たり前に近づいてきているようです。
まあ、日本の季節なども関係あってなかなか乾きにくいというのはあるのかもしれません。
インドでもそれなりの階級の人たちは洗濯機で洗濯をしているのかもしれません。
しかし、いろいろと移動していると、洗濯をその辺の水場などでおこなっているのを目にします。

こうやって自分で洗濯をするのは、自分の事なのだから当たり前という感じもしますが、まだまだカースト制度のなごりがあるインドではそうでもないのかもしれません。
チェンナイで泊まっていたホテルの窓外にはクリーニング屋さんがあって、綺麗に洗濯した物に、ピシッとアイロンをかけてくれていました。
自分も持って行って洗濯してもらおうかとも思ったのですが、アイロンに不安を感じてやめたのです。電気アイロンではなく、何だか本体に火のついた炭を入れたアイロンなのです。
この洗濯の写真の川も、あまり水が綺麗には見えないのですが、まあ、都会の中を流れている川よりはずっと綺麗だとは思います。泳げと言われれば泳げないわけではないかもしれません。
ただ、ホテイアオイが流れているのを見てもわかるように、「そういう水質」ということです。
それでも、泡立っているようには見えない程度の洗剤で、バンバン叩き洗いして干している洗濯物は、それなりに綺麗になっているのですから、たたき洗いの効果はすごいのだなと思います。
「たたき洗い機能」がついてて、しかも「静音設計」という洗濯機があったら面白そうだと思いました。
この人たちみんなお風呂もここなんですよね・・・。

男の人も女の人も大人も子どももこんな感じでその辺でお風呂にはいっていました。
朝と夕方にそのシーンが多かったです。
そうそう、カースト制度なんかもうないでしょうと思っている人はこちらをどうぞ・・・
すごいビックリな写真です。


ムンバイに、ドービー・ガートという場所があります。
ドービーとは「洗濯をするカースト」、ガートが場所という意味だそうです。
ここは人口が1000万人を超える大都市のムンバイ。
そのMahalaxmi駅のすぐ横です。そこに5000人もの人が働くムンバイ最大の洗濯場があるのです。
これがカースト制度のなごりでしょう。
ホテルなどから出されたと思われる同じ色、同じサイズの洗濯物から、個人で出されたと思われるものまで本当に各種洗濯物が、所狭しと干されています。もちろんその下ではたたき洗いで洗濯をしている人がいるのです。
水は、「え?これで洗って綺麗になるの?白い布?」と思ってしまうほどの色ですが、どのホテルのリネン類も一応白でした。大丈夫物なのですね。
しかし、ここは仕事場でもあり、ここの人たちの生活の場でもあります。
建物を見てもわかるように、かなり厳しい生活環境であることが容易に想像できます。
そして背景に見えている高層ビルが何ともインドを象徴しているような気がします。
その建物ができたとき、周辺に住んでいる貧しい路上生活者などは排除されるのでしょう。
なんだかな〜という気持ちになってしまいます。

クリアに写っていないのは、やはりインドの空気なのです。
排気ガス・・・ほこり・・・様々な浮遊物ですね。
人気ブログランキングへ

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...