2009年8月25日火曜日

Perthから250km〜ピナクルズ

比較的変化の少ない道をずっと進んできました。
すると、「ピナクルズに到着です」となりました。
入り口にはゲートもあって、車から降りて歩くこともできますが、我々はとりあえず車で駐車スペースに。

広大な大地に謎の造形物が・・・
これはその昔、木の生えていたところに石灰分がついて残ったものだそうです。
つまり昔の原生林ということになりそうです。
大小様々で、これは夕陽の時刻にいたら猛烈に幻想的だろうなと思いました。

一つ一つの表面はこのように様々な模様が浮き出しています。
木の根のようにも見えます。
中にはコンチュウの巣の化石もあるのだとか。
滞在時間がそれほど長くなかったので、じっくり観察できず見つけられませんでした。
人の顔に見えるとか・・・いろいろとありますが、それよりもそれを見つけ出したかったです。

小さな茂みにはカンガルーの足跡としっぽの跡が残っています。
こちらの人には何ともない風景が、いちいち感動です。

ここには水が流れた跡です。砂なので、はっきり解ります。
深く掘れないのはやはり下が岩盤だからです。
この岩盤とピナクルはくっついているのかどうかも気になります。
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2009年8月24日月曜日

Perth〜ピナクルズへ出発

ピナクルズやシャークベイまでのツアーを探して、それに乗っかることにしました。
自分たちで運転していってももちろん良いのですが、はっきりしたのは「計画通りに進むはずがなかった」ということです。いつものことなのですが、行程が1000kmというレベルですから、その誤差は格段に大きくなったことだろうと思います(笑)
さて、朝の6:30に出発して郊外の道路をひた走ります。
平均すると110km/hという感じです。無料です。高速道路。となると日本だってできるよなと思いました。あんなに凄い距離の道路があるのですから・・・まあ橋などがないですから、メンテナンスの必要性は全然違ってくるのだろうとは思いますが、走っている車の質も違います。
もちろん、オーストラリアを日本の「距離による課金制」にすると、大問題になりそうです。
とてつもない課金になるでしょうから・・・

驚いたのは、このようなとてつもない大きなトラックも、激走しているのです。
感動的でした。Road Trainと書かれていましたが、まさにそんな感じです。
この巨大なトラクターのヘッドに乗ってみたいなと思いました。
この強固なグリルガードの必要性も解りました。
激走するこのRoad Trainの前には、飛びだしてくる物すべてがはねとばされるのでしょう。
簡単にストップできるはずもありませんから・・・

こんな標識がたくさんありました。
そして当然のように彼らの死体も数えられないほど転がっているのです。
骨が大好きな自分にとって、その横をただ走り去ってしまうのは大変残念でしたが、結局一度もそこにとまることはありませんでした。次に絶対に見に行こうと決心しました。
まあ、向こうの人にとってはこんなものは何の関係もないのでしょうね。慣れっこの風景なのだと思いました。野生のカンガルーの跳躍を何度も見ましたが、凄いです。
それでも逃げ切れないのですから、激走ぶりがわかると思います。
さて、しばらく走ると次に見えてきたのはこんな風景です。

広いオーストラリアですから、これは実に効果的なようです。さらに人口も少ないのでカバー率は相当高くなるようです。
地震も少ないこの国では、原子力発電所はとんでもないという雰囲気だそうです。
何か日本でも考え方を変えなければいけないよな・・・と思わされました。
街の灯りの量・・・店の営業時間も全然違いますし、自動販売機なんかほぼゼロです。
日本はどうでしょう?
資源もないこの国の生活ぶりがやはりおかしいのではないかなと思わされました。

さて、走行距離が長いのですが、途中にガソリンスタンドと併設されたストアなどがあります。
そこでとまったときに、気になったのがこれです。
細かな砂に穴が空いていて、そこから砂をかき出したようになっているのです。
「アリか」とあっさりすませてはいけません。
こんな風に接近して、そして独立している場合はかなりの確率でアリではありません。
掘ってみるとどうなると思いますか?
もちろんやってみました!

隕石〜西オーストラリア博物館

ここの博物館には随分多くの隕石が展示されていました。
外の大きなものは置きっぱなしです。
それでもどうしようもないわけです。重くて運べないからでしょう。
小さなものはこんな感じです。

表面のとけ方が見事です。
隕石の内部はこのような構造が見られるのです。

ウィドマンシュテッテン構造といいます金属ニッケルによってできているそうで、これは人工的につくりだすことができないので、隕石が本物かどうかを見分けるのに利用されます。
この不思議な名前は発見した人の名前といわれていますが、この人よりも前に発見した人がいるそうです。その人はトムソンという人だそうですから、この構造名も簡単になっていたでしょうね。
この辺のプライオリティーはなかなか難しいとおころで、理科の関係でも「オレが最初にやったんだ」と自己主張する人が随分いるのですが、ホントかよって言いたい気分になるのです。
大体そんなに自己主張しなかった先人達がきっと色々と考えたんだろうと思うんですよねぇ・・・
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オーストラリアは隕石を発見しやすいでしょうね。砂地だし平らだし・・・
GoogleEarthで隕石孔ツアーをするところがありました。これはなかなか凄いようです。
こちらです。

2009年8月23日日曜日

Perthの植物たち

perthの動物園の遊歩道にあった植物を少し載せておこうと思います。

何となく嬉しくなったのが、このスミレです。
なかなかかわいらしいのです。でも、日本のものよりもなんだか背が高いような気がします。
でもすぐにスミレと解るこの花の形はいいですね。
色調も涼しげ。大好きな花の一つです。

そして木生のシダから伸びてきた様子。なかなか雰囲気が出ています。

今回のメンバーは基本的に「特殊」なメンバーなので、シダを見ると無意識に葉の裏を手でめくっていました(笑)
そしてこうやって胞子嚢の写真を撮ってしまうのです。
この胞子嚢の付き方で色々と解るんですよね。
胞子持ってこれるとおもしろかったのですが・・・

さらにこれも外せません。不思議なもので、ここのBlogは基本的には自分で後ほど画像を検索するときに、キーワードで画像が出るのと、その時の情報をこうやって書き込んでおけば情報整理にも便利なのでやっているわけですが、何人かの方が見に来てくださっているので、その方達のBlogに出ている画像なんかを思い出しながら、この写真撮っていったら何か教えてもらえるかも・・・などと勝手な妄想をしながら撮影することもあるのです。
これなんかはきっと・・・と期待して公開しておこうと思います。
コケって、本当にきれいですよね・・・うまく写すのは難しいのですが・・・
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悔やまれる夜 at Perth

帰国してから考えると、色々と後悔することがあります。
昨日Wisdom96の例会がありましたが、その中に今回の参加者が4名。
色々と話をすると、こうした方が良かったね・・・なんというのがたくさん出てきました。
まあ、それが次のモチベーションにつながるので良しとしますが。
でも、これだけは大失敗。

動物園、博物館などを見たあと、ホテルに戻って食事にするか、そのままどこかに行くか迷ったのですが、「Welcome Drink」のチケットを使ってないので使ってしまおうという、提案がありました。
それを流せばすんだものを、なんだか行くことになって・・・
ビールだったのでまあそれは良しとしても、昼に散々食べたChipsしかなく、現地の若者達が案外へたっぴな技で競い合っているPoolBarで・・・
それなりに時間をつぶして、やっぱり本格的に食べようと外に出たときには店は閉まっているのです。Koreanのレストランは開いているといってみると、同じような考えの人たちで路上にまで長い列が。
そこでもまた「自由行動にしよう」という意見になって「もう今日は食べないわ」というグループと別れました。
何かないかと少しうろついてもあまりありません。ラーメン屋はあったのですが、微妙だよな・・・と思っていたら「食べない」グループの人が出てきて、なおさらテンションが下がります。しかしいくら探してもなく、歩き回ってお腹が減って・・・結局空いているのはまさかのマクドナルド・・・どこでも同じダブルチーズバーガーで終わってしまいました。
ガックリなPerth初日の夕食でした・・・(笑)
まあ、写真的には結構良い感じですけどね・・・
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2009年8月21日金曜日

西オーストラリア博物館

動物園を午前中で切り上げて、食事を取ったあと、西オーストラリア博物館に行ってきました。
食事は、こちらでは定番の「Fish & Chips」とかでしたが、その量はまさしく「猛烈」です。たまたま金曜日だったこともあり、昼過ぎには「打ち合わせ会議」というなの飲み会が各所で展開されていました。
翌日からのツアーで、「金曜日は週末の過ごし方」「月曜日は週末をどう過ごしたか」で会社などの話は持ちきりなのだそうです。何だかこの風景がそうなんだという納得をしました(笑)
そこから徒歩で博物館に向かいました。

博物館は入場無料。展示物は非常に興味深いものがありました。先住民の方達のものから野生動植物のものまで広範囲にわたっています。
今回生で見ることがかなわなかった、カモノハシの剥製の写真を撮りましたが、なんだか残念な感じが加速しています。

骨格はありませんでした。
さて、動物園でも実物を見ることができたハリモグラ。こちらは骨格もありました。


こちらではハリモグラの方が有名なのでしょうか?それとも人気者なのでしょうか?
ちょっと解りませんが、カモノハシの骨格が見られなかったのはかなり残念です。
そして気になるのがまるで袋骨のように見える骨。気になります・・・
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今日はWisdom96の定例会。最終更新かもしれません。応援よろしくお願いいたします。

2009年8月20日木曜日

PerthZoo〜ゾウとディンゴ

動物園の遊歩道を歩いていると、何とも「ゾウ臭い」という場所がありました。
しばらく歩いていると、路面に「糞」が落ちていました。理由はこれだとわかりましたが、なぜ?ということになりそうです。
すると、こんな光景が・・・

なんと、柵の外をゾウが歩いているんですね。これはちょっと驚きました。
巨大なゾウですから、これがご機嫌斜めになるということがないことを祈るばかりです。
こんな近くで見られるとちょっと感動的ですよね。でも、歩く速度が劇的に速かったです。
「ゾウは賢いので、飼育員は性格の良い人でないと大変なことになる」という話を以前聞きました。幅寄せしたりするそうです。となると、この2名の方達はいい人なのでしょうね。

少し歩くと、ディンゴがいました。ディンゴは見ての通りほとんど「イヌ」です。
このディンゴの存在が、貴重なフクロオオカミの絶滅につながったのだそうです。
ディンゴはイヌとも交雑できる種なのだそうで、ハイブリット化は加速しているようです。
一応、種として残るようにしていって欲しいですね。
色々と問題はあるようなのですが、それは後ほど・・・
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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...