2015年1月16日金曜日

アンベール城の内部〜鏡の間

アンベール城の内部です。これは染料でないのはわかると思います。なんと「鏡」です。

部屋中鏡だらけなのです。小さな鏡の組み合わせで作り出された模様の数々。

石を削ったり染料で描いたりも大変ですが、これまた大変。おそらく怪我はこれが一番多かったでしょうね。

計算し尽くされていると思うのですが、このサイズの違いってなんだろうか??というのは小さな問題ですよね。小さな問題です・・・多分。
城の部屋の内部から見る風景はこんな感じです。

外に見えているのは城の中にある「サフランガーデン」。サフランを作っているという話でした。当時からだったのかはわかりません。民衆たちはこんな風に見えたのでしょうね。今はみなさん写真撮影中です。あと、土産屋さんに追いかけられまくりです。

手前にあるのはフェンスですがなんと全て大理石製です。一枚の大理石を丁寧にくりぬいて行って作ったものです。ただ刳り抜いただけではなく、手に怪我をしないように全て丸く加工しています。すべすべ。
まあ、お見事です。で、これは猛烈な作業ですね。

アンベール城の内部〜クーリングシステムあり

冬の北インドは寒いです。

当然、城の中も寒かったです。

それでもコウモリが入ってきているので、まあそれなりの気温なのでしょう。

夏にきたらきっとこの効果がわかるのだろうというものがありました。

この階段の横にある、大理石を削った凸凹の板。

ここを水が流れるのだそうです。当然気化熱で周辺の気温は下がります。

打ち水をしたのと同じですね。

そして、かなりの距離を水が流れて、向こう側に落ちていきます。

この水は、巨大な地下のタンクに貯められ、水牛が回す井戸で上に組み上げられているそうです。

残念ながら写真が綺麗に撮れていませんでした、その井戸の様子。

4階立ての建物の上から下を見ているくらいの感じの深い井戸でした。

すごいもんだと思いましたが、もっと驚いたのがこれです。

この、水路の上にこんなものが。

天井の部分ですが、何かフックのようなものがあるのです。

フックには、ハンモックをかけて王妃がくつろいだのだそうです。

そして、4個のフックの真ん中にある丸いのは鏡です。

流れる水で気温を下げ、せせらぎの音を聞き、ハンモックに揺られて

その姿を鏡に映してみる・・・

優雅なものですね・・すごいすごい人気ブログランキングへ

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2015年1月15日木曜日

ラジャスタン パレス ホテル(ジャイプール)

ラジャスタンパレスホテル。ジャイプールでの宿泊先です。ニューデリーでは700円の宿でしたが、ここは3倍もします。当然豪華です(笑)。ジャイプールの建物の多くは赤っぽいです。赤砂岩だそうです。なかなか美しいです。ここのホテルも赤砂岩でオシャレです。

さりげなく、こんなパネルが置いてありました。これなかなか重たいですが、綺麗なレリーフになっていました。こういうのをはめ込んで建物の模様を作り出しているのですね。すごいものだと思います。手でコツコツと作り上げているのです。アーグラーでも、タージマハルを作った時の子孫なんだ(?ほんとか?)という人たちが、大理石細工の作業をしていましたが、正直めちゃくちゃ下手でめちゃくちゃ下手でした。そのうち上手になるんでしょうけどね・・・そんな建物の立て方がやっぱりインド。ネパールもそうでしたがすごいです。この足場・・・竹。

これに赤砂岩、貼り付けていくんですね。何で貼り付けているんですか?

朝食はこんな感じです。このうち、二つはパンとナンです。一つはスープ。二つはカレーです。しかし、このホテルの滞在時間は6時間。寝ただけです・・・。

2015年1月14日水曜日

バナナのデンプン粒の変化

遊んでる話(本人的には遊びではないのですが)ばかりだと思われるのもアレなんで。ちょっと実験の話を。バナナのデンプンの話です。バナナは、未熟な青いうちに収穫されます。ミバエの仲間が一緒に国内に入ることを防ぐためです。そして追熟されて国内で販売されるのです。青い状態とシュガースポットが出た状態では味が違います。好みは人それぞれでしょうが、甘みが増すのは完熟してからです。青い時のデンプンがどんどん分解されて糖に変わるのです。実際に顕微鏡で観察してみると、本当にデンプン量が少なくなってきているのがわかります。こんなに大きなデンプン粒がこんなに小さくなってしまいます

外部から何かを注入するわけではないので、原因は全て内部です。実際に実験で確認することもできます。そんなことを、記事にまとめておきました。もう原稿として送ってあるので、あとは校正をする感じです。バナナはなかなか面白いのです。安いし美味しいのでいいですよね。人気ブログランキングへ↑クリックで応援よろしくお願いいたします!

アーグラーからジャイプール〜濃霧で大変

タージマハルを見て満足したのですが、アグラ城などは車窓からチラッと。

濃霧で色々遅れているからです。

一つ遅れて理由は大理石の店に寄ったりしたからです。

この辺は大理石が有名で、色々と工芸品に加工して販売しているのです。

置物などいろいろなものに加工されています。値段もピンキリ。

自分は買いませんが若者たちが購入していました。

自分がいいなと思った価格なら別にいいよなと思うのです。

気になったのはこの電球。フィラメントの美しさが際立っています。

これを灯篭のようなものに入れてデモ用にしてました。

今日の目的地はアグラからさらに進んでジャイプール。

車で6時間ほどかかる距離なのです。

運転手さんに感謝です。

なぜなら、街の中の道路はこんな感じ。

この女性の運んでいる荷物の量は尋常じゃありませんね。

水牛の数も尋常ではありません。

そして、この車の密度はどうでしょう?

車間距離はもうマジックの世界。

i-Shightとか言ってますけど、これが機能している車だと、おそらく進まないのでは?

高速道路はこれまたとてつもない量の荷物を積んだトラックが走ります。

逆走、横断、動物なんでもあり。

そしてこの濃霧。

途中で夕食などによってもらい、無事にジャイプールに到着です。

着いたのはもう夜。なかなか良いホテルなのですが、滞在時間短すぎの予感。

まあ、仕方ない。

途中でデリー発ジャイプール行きのダブルデッカーの列車に追い越されましたが、

これも遅れてるんだろうな。とにかく濃霧だもんな。人気ブログランキングへ↑クリックで応援よろしくお願いいたします!

ちなみに、デリー発のアグラ→ジャイプールの2泊3日。

価格はホテル代入れるとこの時期5万とかなんですね。

そう考えると、今回の強行軍は激安です。

2015年1月13日火曜日

この日の夕食・・・一時間しか経っていないのに

昼頃メインバザールに到着して、雑踏の中を通った時、自分たちは確かに飢えていました。

ビスケットや揚げパンしか食べていなかったからです。

そんな時、目の前に現れたのはうまそうなグリルチキン。

こういう視線をインドの人たちは絶対に見逃しません。

「食べていって、スパイシーじゃなくておいしいよ」

という声かけが。

「いや、チェックインしてから来るわ。」

「絶対に来るか??」

「食べたいからね」

という展開でホテルにチェックイン、そして移動手段の手配をしました。

すべて終了して、メインバザールの市場も見て、満腹で帰ればいいものを

さっきのは昼ご飯だという食数のみのカウントで「夕食を食いに行こう!あの店でチキンだ」

ということになりました。

そうです、約束を守って行ったのです。

と・こ・ろ・が・「もうチキンがない」とか言い出すんです。

おまけにスピーカーから音がガンガン。

ちょっとうるさいなと思っていたら・・・

すると中からお兄さんがでてきて、さっきの客だと気付き「いいよどうぞ!」と店内二階へ。

音も小さくしますって・・・なんかすみません。

で、メニューを見てモモ発見。先ほどのかっこいい店では「モモなんて露店で頼めよな」

とか言われたので、この店で食べてやるとオーダー。

さらに、約束通りチキンもfullでオーダー。一羽です。

そしておきまりのkingfisherも。

するとお兄さん、「ん~わかった、買ってくるわ。じゃあ問題あるんで3階に上がってくれ」

ということに。そうなるんですよね、インドって。こそこそ飲まなきゃダメなのです。

3階に上がって待っていると、モモ、チキンが登場。

しばらくしてからお兄さんがニヤニヤしてポケットの中にkingfisherを仕込んで登場。

どこかで買ってきてくれたんですね。

ありがたいことです。

さっき買ったココナッツもつまみとしていただきました。

そして、先客としていた欧米系外国人も自分らのkingfisherみて「ビールあるじゃん」

となってオーダーしていました。

最後会計の時に、「俺はわざわざkingfisher買ってきたんだよ、あんたたちのために。偉いよね?」ときたので、若干多めにチップを置いて超満腹になってホテルに帰って寝たのです。

先ほどの会社の人との打ち合わせで、翌日のスタートはそれほど早い時間じゃなくなったのです。

なぜならどう考えても濃霧で、走るのが危険だからという理由でした。

この後、何度も「濃霧の恐ろしさ」を痛感するのです。

ついにタージマハルへ

デリーをでたのは9時ころ(だった気がする)。確かに霧。これは確かに電車も遅れるさな。本当は今日の6時の列車に乗るはずだったので、身体は楽。こんなスクールバスが走っています。おぼっちゃま、お嬢ちゃま仕様。


かと思えば、霧の高速に入っても夢のような風景日本でも逆行で問題が起こっていますが、濃霧の中の逆行あります。歩行者あります。ラクダの歩行あります。料金かかるのかな?


で、無事にアグラ着。Vinayの話だと、きっとまだ電車ついてないぞと。確かにそう思います。ラッキーです。でも、タージマハルのチケットセンター激混み。ところが、Vinayの友達がチケット購入、ファストパス状態。この列どんどん進んで、一気に入場。セキュリティーもいい感じでスルー。あ、自分はカバンの中チェック。これ、デフォルトなので気にしない。


入りました、タージマハルの敷地内。激混みです。お土産売りも頑張ってますがもちろんスルー。


なんということでしょう・・・紋の時点でめっちゃ綺麗です。門の天井が恐ろしく綺麗なのです。幾何学模様の極致という感じ。


すでにテンション上がりつつあります。ただし、ここは要注意。なぜならカメラマンが付いてきています。危険な香り・・・絶対に買わされる。

満面の笑みを浮かべる人もいます。そうなるよな・・・そうなるよ。
これをくぐると見えてきます。タージマハルが。ガイドのお姉さんが一生懸命話しています。このテンション続けばいいですが、写真の時点で崩壊するだろうなと思っていました。まあ、それでも一生懸命ガイドしてくれています。
霧がまだまだすごく、白いタージマハルは絶対に見にくい予感・・

ついにタージマハルだ。世界遺産。でもお墓です。あまりにも美しいのですが、入場前に靴にカバーをつけます。


以前来た時には、靴を預かる仕組みでした。映画スラムドッグムリオネアでは、靴盗んだりしたシーンがあったはず。うわー白い霧の中に白いタージマハル。

青空にタージマハルもいいでしょうがこれはこれでいいです。接近していきます。

視点がおかしいですが、ここもこんな形になっていました。

振り返ったらめっちゃ綺麗な門が・・・だんだん明るくなってきています。全体像はもうないです。それぞれのパーツはいろいろな宝石と大理石でできています。全て手作り。

膨大な量の岩石です。これは黒大理石を文字に切り抜いて埋め込んだもの。もうすごい技に絶句です。

王は、ヤムナー川の向こう岸にこの黒大理石で同じ形の墓を作ろうとしたのだそうです。もしできていたらものすごく美しいでしょうが、現実は厳しいですね。内部は、撮影禁止と書かれているものの、インドの人たちありえないほどの勢いで撮影していて驚きました。やはり世界遺産。説得力ありすぎます。前回はここでミツバチの巣などを発見したのですが、今回はそんな余裕ありませんでした。あと、写真屋さんとガイドさん。一枚100ルピーで買えと。撮らなくてよかった。「彼は写真撮りました、あなたは彼のために何ができますか?」とガイドさん。「別に頼んでないので」・・・とほほですね。人気ブログランキングへ

キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...