冬の北インドは寒いです。
当然、城の中も寒かったです。
それでもコウモリが入ってきているので、まあそれなりの気温なのでしょう。
夏にきたらきっとこの効果がわかるのだろうというものがありました。
この階段の横にある、大理石を削った凸凹の板。
ここを水が流れるのだそうです。当然気化熱で周辺の気温は下がります。
打ち水をしたのと同じですね。
そして、かなりの距離を水が流れて、向こう側に落ちていきます。
この水は、巨大な地下のタンクに貯められ、水牛が回す井戸で上に組み上げられているそうです。
残念ながら写真が綺麗に撮れていませんでした、その井戸の様子。
4階立ての建物の上から下を見ているくらいの感じの深い井戸でした。
すごいもんだと思いましたが、もっと驚いたのがこれです。
この、水路の上にこんなものが。
天井の部分ですが、何かフックのようなものがあるのです。
フックには、ハンモックをかけて王妃がくつろいだのだそうです。
そして、4個のフックの真ん中にある丸いのは鏡です。
流れる水で気温を下げ、せせらぎの音を聞き、ハンモックに揺られて
その姿を鏡に映してみる・・・
優雅なものですね・・すごいすごい人気ブログランキングへ
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