2011年7月10日日曜日

目をくらべる

来月号にちょっと書いたのですが、その写真をこちらでちら見せ。
目の解剖写真を二枚。


網膜があってレンズがあってというのは共通していますが、片方はレンズの厚みを調整できるのです。
レンズはクリスタリンというタンパク質です。
それを筋肉で引っぱり薄くしたり、緩めて厚くしたりということです。
その筋肉がレンズの向こうに見えています。
どちらかわかりますか?
一方はそんなことがありません。球形のレンズを前後させてピントを合わせるのです。
写真はイノシシとクロソイの眼球でした。
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山の中でついに発見

本州では珍しくないブナでしょうが、北海道では北限が黒松内町ということになっていて、その町では(ブナの・・・)というような命名が色々なところにあります。
ところが、隣町である寿都町にもブナ林があるのだという話を聞きました。で、寿都町の方が北といえば北なので、北限は寿都町であるという話。
ここでもそのように記述されていますね。
今日ちらっと入った山の中で残念ながら反射的に見つけてしまったのがこの何かの糞。
キツネにしては大きいな・・・と思ったのですが、なんだろう。

車から降りずに横着撮影。
で、この横にはブナの実が落ちているではありませんか。こりゃ運がいいぞ(笑)。
上を見上げればほれこの通り。
ブナだ。
今日はすぐに戻ってきましたが、この辺をうろつけばブナがあることはわかりました。
幼木も出ていたのでさてどうしよう・・・学校に植えるかな。

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人工林と天然林

今日ちょっとだけ車で走ってみたらこんなくっきり別れたところが。

天然林の方は明らかにうっそうとしていて色々な生物が生活できるなというのがよくわかります。
ところが人工林は確かに整理されていて管理などはしやすそうですが、どうもねぇという感じですね。
ここまではっきり比較できるところがあるので、できれば実際に入り込んでみたいのですが、道がない感じ。今度しっかり探します。
今日は小雨がぱらぱらと来ていましたし、ムシ対策がゼロだったもので・・・
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2011年7月8日金曜日

土の中から

花壇の整備作業をやっている中で、色々な生物が出てきます。
ミミズに始まりゴミムシの仲間、ヤスデなどの多足類、そしてこんなものです。
何かのさなぎだと思いますが、昨日の作業中はちょうどさなぎになったところという感じで、脱皮途中でした。なかなかおもしろい状態です。

片面はさなぎ、片面は幼虫の名残があるのです。もちろん幼虫の名残と言っても皮なのですが、実に見事に抜けている様子が分かります。
幼虫の中でこういうように再生産されたというのがすごいなと思います。
で、シャーレにキープしてもぞもぞしているのを見ていると、実に上手に脱皮しました。これ本来は土の中で行われるのでしょうが、シャーレ上でもばっちり。
出てきたさなぎはこんな感じです。この中で再々生産が行われているのですね。
冷静に考えると実にすごいことだなと思います、変態って。
不完全変態する昆虫もいますが、完全変態する昆虫とどういうところで別れてきたのだろうかと考えると気になってしかたありません。


出てきたさなぎはこんな感じです。ゴミムシですかね?ちょっとわかりませんがしばらく育てて様子を見ようと思います。育てると言っても放置するだけですがね。
そうそう、前回セミの抜け殻で気門の痕跡の話を紹介しました。
これだとより鮮明にわかりますので、紹介しておくことにしましょう。
気門から白い糸のようなものが出ているのがよくわかりますよね。

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2011年7月7日木曜日

これがウオノエだ!

いつか実物を見たいと思って確認はしていたのですが、昨日たまたまレンズの写真を撮らなければいけないのでクロソイを買ってきて、あまり何も考えずに眼球を外し、耳石を取るために頭を煮ました。
眼球を取ると脳の部分が外れやすくなるので、一緒に外した「タイのタイ」部分、人間でいえば肩甲骨の部分を取ろうとばらしはじめたところ、妙な物体が。
「何このエラ?」と思ってみるとなんとウオノエ。
それがまあでかいのです。生のまま取らなかったことを後悔しながら、爪楊枝と一緒に記念撮影。
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羽根が抜けるカラス

学校の敷地内で最近やたらと気になるのはキツネの糞とカラスの羽根。
ちょうど今が抜けはじめの時期なのでしょう。
鳥類ですから順に抜けて「飛べなくなる」ということはありません。
繁殖期が終了して甲状腺の活動が活発化して換羽が起こるのです。

それにしたって多すぎるよなと思ってはいたのですが、こんな状況です。
なら落ちてるよな・・・
これ、雨の後に出てきているミミズの回収でしょうかね?
写真の撮影前、キツネが横断していたのですが、カラスは全くおかまいなしです。
小屋の方にキツネ写ってないかな?
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ロウの融点など

ロウの融点や体積変化の実験の後、こんなものを作りました。
生徒どはまり。
水で冷やす過程で水とロウが混ざらないということも。
さらにロウの固体は沈むんだとか色々発見できたようです。
水が沈むことも。
そしてその水が沸騰してロウが飛び散ることもですw

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...