正体がスコットカメムシと判明したものを、水酸化ナトリウム、過酸化水素水で処理して透明標本にしました。
これで、普通の光学顕微鏡で観察しやすくなります。
透明標本の作成方法は簡単です。
1、昆虫類をとる。
2、水酸化ナトリウム水溶液(濃いもの)にいれ、数日放置。
3、水洗し、過酸化水素水(原液)にいれて漂白する。
4、水洗してエタノール(70%)内で保管する。
これだけ、自分がやる事はピンセットで移動させるだけですw
さて、そうやってできた透明標本は写真のような感じになります。
これは透明というよりは飴色です。
さて、早速複眼の部分をみてみましょう。
すると、こんな感じに見えるのです。
なかなか面白いですよね。複眼の様子がはっきり分かります。
このあと、いろいろな部分を観察して紹介していければと考えています。
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2011年4月21日木曜日
スコットカメムシ透明化
防波堤の上に
生徒達に、いろいろと観察すると気がつかなかったものが見えてくるという話を紹介しておきました。。
海岸沿いの堤防などに、鳥が吐き出したものがあるかもしれないぞという話です。
ペリットです。
実際にちょっと港沿いを歩いて見ると、こんなものがありました。
きっとウミネコやカモメの「作品」ですね。
これ、何の魚なのか調べたら面白そうだな。
こういうのも追求してみたいです。
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2011年4月20日水曜日
こちらでよく見る雲
こちらで生活をはじめ三週間。
言われていたほどの風ではなく・・・まあ、今のところですが、一安心。
十分半袖で生きていけます。
こんな雲をずいぶん目にします。
笠雲?それ系ですよね。
なかなか面白いなと思っているのですが、ゆっくり車を止めて撮影出来ずにいます。
じっくり攻めるとかなり面白いものがありそうです。
そしてこの日曜日。
近くの峠にいってみると、なんとこんなに雪です。
タイヤの溝、マッドタイヤなのでまだ3cmはあるのに、このつもり方ですからね。
恐るべし、北海道。
桜はまだまだ先の話です。
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泊原子力発電所
朝日新聞に、世論調査の結果がでていた。
原発の廃止、段階的廃止を希望する声は41%なんだそうだ。
何でこんなに少ないのかな?
この夏を乗り越えて、みんなで節電効果が体感できたらもっと率があがるのだろうか?
どうしてこんなに低いのかがわからずかなりびっくり。
できる出来ないの問題ではなく、福島県の状況を、自分に置き換えて考えたら、もっともっと率が高くても良いのではないかと思うのですが、どうなのでしょうな?
車で20分も走るとこんな風に泊原子力発電所が見えて来ます。
望遠でとったわけではなく、まさかの90mmマクロ。
この辺で調査したらどうなるのだろうか?
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2011年4月19日火曜日
2011年4月17日日曜日
全町民海岸清掃
今日はこの後全町民海岸清掃です。
初めての行事ですが、ちょっと楽しみ。
朝の海はこんな感じで、物凄く波が高かったのですが、まあ、こちらにしては当然という波の様子なのだとおもいます。
海岸に落ちている漂流物・・・特にプラスチック製品を回収するようですが、対象距離が10kmほどだと聞いています。
どのように対応するのかも含めて興味のあるところです。
カモメたちは、風を捉えるのが本当に上手ですね。
みていて感心させられます。
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2011年4月14日木曜日
カメムシ(正体がわかった!)
単純に昆虫を嫌う人がたくさんいますが、その中でも特段に嫌がられるのはカメムシではないでしょうか?
あの臭い・・・なかなか好きという人はいないように思います。
新任校の渡り廊下などにはまあ見事な数のカメムシがいます。
集団越冬した物が入ってくるのでしょうが、子どもらは別に慣れっこで、気にもとめていないようです。それはそれで結構なことですが、きっと種類すらわからないのではないかと思います。
臭いが独特で、じっくり観察とはなかなか行かないカメムシですが、昆虫の種類としてみてもなかなか面白い特徴があります。
半翅目ですから、甲虫と違ってこんな感じに羽根がはみ出してしまいます。
そのせいなのか、ひっくり返ってしまったものはなかなか起き上がれずに廊下に転がっています。
そして無惨にも踏みつぶされてしまっているのです。
これが「慣れっこ」の証なのかもしれませんね。
ちょっと図鑑がないので、なかなか調べられずにいるのですが、ツマジロカメムシでよいのでしょうか?もしそうだとしたら、北海道ではあまり見られないはずのカメムシなのですが・・・
どなたか詳しい方のコメントを待ちたいなと思います。
いろいろ教えてもらった結果、どうやらこのカメムシは「スコットカメムシ」という種類のカメムシだろうと言うことがわかりました。
ツマジロカメムシとは触角の模様が違うのです。気になっていたのが解決し安心しました。
これを元にして教科通信を作りました。
これからが楽しみです。
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