カトマンズにもどった翌日、次はチトワン国立公園へ向かいました。
世界自然遺産であるチトワンには、多くのホテルがあるのですが、今回泊まる事にしたのはHotelHermitageというホテルです。
カトマンズでエージェントを通して予約しましたが、1人$110。これで現地までのバス代金、二泊分の宿泊、それに現地でのアクティビティが含まれています。
今考えてもこれは爆発的破格。今度行った時にも是非と思いました。
現地までのバスはツーリストバス。乗っている時間は五時間です。
インでもネパールでもこのような移動時間はもう慣れてしまった感じです。
インドの場合、列車の旅も考えられはするのですが、ネパールには鉄道がない?のでバスで行くしかありません。
現地の人達が利用しているバスはもっともっと安いのでしょうが、昨日紹介した記事のようにとてつもない状態です。今回は結局一度も使いませんでした。
バス自体はまあそれなりに快適。客の一部というか一家族なのですが、はじめチケットも持っていなく車掌と言い合いになっていたのを除けばいたって普通のお客さん達。日本人も自分たち以外に二名乗っていました。
行程が長いので途中でティーブレイクがありました。
そこで見たのは現地の修学旅行バス。
トラルパ村でも修学旅行に行っている学年がありました。今がそういう時期なのかもしれません。
バスの中間では覗きませんでしたが、なんとも言えない雰囲気を醸し出すバスでした。荷物はヤッパリ屋根の上。
自分はここで軽く軽食をとり、このおじさんの店からオレンジを購入。こちらのオレンジはなかなか美味しく、滞在中何度も購入して食べました。まあ、店によって価格が色々。ふっかけているのでしょうね。このおじさんは価格こそ適正でしたが二個も腐ってました。ふざけてます。
こういう屋台的な場所はやはり混んでいる所に行かなければダメなのかもしれませんね。
バスもタクシーも結構いい加減で、ガソリンスタンドに簡単によっていました。
このたとえツーリストバスといえども例外ではありません。
ガソリンスタンドはなかなか面白く、ここのスタンドでは手でポンプを動かし給油。まあ、停電が多い国なので当然といえば当然かもしれません。
そうこうしているうちに、チトワン国立公園のバスステーションに到着しました。
といってもただの広場なのですが、そこにはたくさんのホテルの迎えが来ていました。
そのピックアップに乗せてもらってホテルまで行くのです。
自分達の迎えはインドのTATAのピックアップトラック。
自分は外の荷台部分に乗りました。他のホテルのピックアップはこんないつのかわからないようなのもありましたが、それもまたネパールでしょう。
ホテルの駐車場までは10分もかかったでしょうか?トカルパ村ともカトマンズの街とも違う雰囲気の村の中です。
駐車場からしばらく歩きホテルね。これがかなり快適。ただ、若干天気が良くなかったのですが。
自分達の担当はサンタさんという人。まあ、彼が本当に最高でした。チトワンの思い出が最高だったのは彼のおかげだと思います。
ホテルの生垣はポインセチア。日本ではクリスマスの時期しか見ないような気もしますが、こんな大きな木になるのですね。
他には菊がなぜかたくさんありました。
ホテルの前の川には本当に音も立てず現地の人達の丸木舟が。
でもこの川にはワニがいるのだそうです。明日見に行く事になっています。
川辺にはこんなヒルガオが咲いています。
曇天だったのがやはり残念ですが、そういえば村を降りる時に雲がでていたよなという事を思い出しました。
サンタさんはプールもあるんだから泳げよと言いますが、流石にこれは無理でしょう。夏だって同じだぞとはいってましたが本当なのかはわかりませんでした。でも、泳ぐ気はしませんでした。
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ヤッパリなぜか機内では仕事が進むな。
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2011年1月15日土曜日
世界遺産ーチトワン国立公園へ
2011年1月14日金曜日
カトマンズにもどる
トカルパ村での生活を終え、カトマンズに戻ります。
また、雑踏のなか。
交通ルールなどはほとんどあってないような感じですが、インドと比べるとウィンカーを出すなど比較的良い方なのかもしれません。
道路はネパール、中国、日本のものと別れはしますが、結局走るためのルールが問題なのだろうなと思いました。
日本製の道路は交通事故が多いのだそうです。それは絶対的な速度が高いことによるだろうなと思います。
勝手にどこでも渡るのですから、目測を誤れば事故に直結です。
また、整備の状態も決して良いとは言えませんから、それも事故の元になりそうです。
鶏を大量に積んだトラック。その横の中央分離帯を歩く女性。
こんなシーンがいろいろな所で見られます。
警察官もインドよりはずっと多く目にしました。そしてしっかり交通整理をしてくれています。まあ、それでも絶対的なトラフィック量が多いので自ずと限界も見えるのですが。
街に入ってくると、こんな感じです大きな袋を持った子どもが行き来します。
これの中身はゴミです。道端に捨てたゴミを一箇所に集める人がいて、それをこの様に回収している人がいるのです。
この作業が終わったしばらくの間は、どこの道路も綺麗なのですが、すぐに人はゴミを捨て出し、結局元の通りになってしまうわけです。
まあ、これが文化なのかもしれませんし、仕事を作っているのかもしれませんが、せめて観光地などはその習慣がなくならないものだろうかと思いました。
昨日紹介した一つ目の橋から二つ目の長い吊り橋に行くまでのわずか数百mの間の道は公衆トイレ状態です。
あのバスに長時間乗ることを考えると、当然何処かでようをたさざるを得ないのでしょうが、であればしっかりトイレを整備するなどの方法をなかなか考えられないというのは、この国の大きな問題なのかもしれません。
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今日は夕方の飛行機で大阪へ。
これしか更新できないかな?
仕事も溜まっていることだし・・・。
「あかつき」を叩いてどうする?
録画してあったNHKの「あかつき」関係の番組を見た。
「あかつき」担当の准教授が平身低頭という感じで謝罪するシーンからはじまっていて、ちょっと驚いた。
大変なプロジェクトだったよな〜と思って見ていて、最後には「このプロジェクトには250億円かかっていたのですが」的な話になって「6年後はうまくいきますかね」という展開。
そんなこと言ってどうするんだ?
うまく行くかどうかわかるわけないじゃないか?
その金額は確かに高いかもしれませんが、もっともっと無駄に使っているところはいくらでもあるでしょう。
クソの役にもたたない高速増殖炉もんじゅの維持費が一日5500万円という話がありました。
どういうことだよ?
北海道は悲惨な天気が続いています。
今年は「雪が少なく気温が高いでしょう」という長期予報でしたが、今日の積雪で、昨年度の三倍だそうです。つまり「大きく外れた」わけです。
長期予報と「あかつき」を同列にする時点でおかしいのは重々承知していますが、この「長期予報」にだって猛烈なお金をつぎ込んでデータ分析し出したものです。
それは「やっぱりあたんね〜よな」という程度で終わり、「あかつき」は袋だたき。
どうも解せないな。
「はやぶさ」がうまくいったからなおさら目立ってしまうのかもしれませんが、関係スタッフの人には気にしないで本当に頑張って欲しいなと思います。
今日は随分久しぶりに夕陽(とまでは行かないか)が見えていました。
このあとその番組を見たんで、やたらと気になっていました。
今朝30cmの除雪をし、帰ってきてから40cm程も積もった雪を除雪ですからなおさらです。
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おい!誰だよ!揺らしてるの!
ついに下山し川まできました。
しかし、こちら側のバス停からバスに乗るのではなく、川を渡った向こう側にタクシーを呼んであるのです。
先ず一本目の川を渡ると、なんだか面白そうなゲームをやっています。
ビリヤード風。これ、この先色々なところで見ることになりました。
流行ってるんでしょうね。
木の板に何か滑りそうな粉を撒いてオセロの駒のような白黒のものを滑らせていました。
さて、次は長い吊り橋です。
近くに来てみると、何とも危うい感じの吊り橋です。
狭い、揺れる、下が丸見え、縁の金網が壊れている、大きな荷物の人とすれ違う、高い・・・など様々な障害があります。怖い・・・。
まずは左巻さんがおっかなびっくり侵入。まあ、でかいので橋の狭さが引き立ちます(笑)
後発隊がどんどん渡りはじめます。
向こうからも来ますので、すれ違うのは本当に大変。
子ども達の遊び場になっているようです。
もちろん仕事で渡らなければいけない人もいるようですし、用事があって渡る人もいるようでしたが。
こんな感じです。
揺れて大変なのですが、ここからバスの方を振り返るとこんな感じ。
川の流れのすごさが伝わりました。
不思議なのは、水の上に行くと妙な安心感があるのです。
ここからなら落ちても何となく助かりそう・・・というような。
すると、「おい!誰だよ!揺らしてるの?」という大きな声。
左巻さんが完全にビビッているのです。
でも、自分たちだって怖いので揺らしてなんかいません。
自分は最後尾でしたから、振り返ると先ほどすれ違った女の子達が全力で揺すっていました(笑)
もうおかしくてしょうがなかったです。
「ナマステ〜」とかいってニコニコすれ違った瞬間でしたから。
渡りきって何となくほっとしてふと見ると先ほどの「犯人」。
最後まで手を振ってくれていました。
完全に遊んでましたね。
渡りきるとまた村とは違った風景が見えてきます。
道ばたでニワトリを捌いています。
おじさんは完全に肉が付いています。良いもの食べてるんだろうなと。
タクシーは現地の人にチャーターしてもらったので無事に来ていました。
ここからタクシー二台でまるでカーチェース。
面白かったですが空気が汚い。下は駄目だな。
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今日はこれしかできないかも。
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2011年1月13日木曜日
GoogleMap凄すぎる!
そういや、はじめトカルパにはsukuteというバス停から上がるという話だったのですが、降りた場所はそこよりもカトマンズよりのchehereというところだったんだ。
だから橋が見えなかったのかも・・・
と思って今確認したら・・・写ってる。
バスまで写ってます。
凄いぞ、やっぱり、GoogleMap
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河原のバス停に到着
カースト制のことなんかを考えて歩いているうちに、車の音もかなり接近してきているような気がします。それでも、まだ数百mはありそうなかんじです。標高にして。
道路脇を見てみるとこれがまた面白いのです。
石の下には土が残っていて、周囲は削り取られています。
雨の降り方なのでしょうが、これは面白いなと思いました。
面白くないですか?
道の角度によっては川が見えてきました。川の向こう側の段々畑の角度わかりますね?
これ何度だろう?もう崖に近いのです。
だから一段一段の幅が狭い。そこを二頭立てのウシで耕す技術ですよね。
まあ、この辺は手でやっている可能性も高いのですが。
いずれにしても猛烈な労力です。
さらに降りると「あ〜こりゃみえないわ」というものが。
GoogleMapで行く前に画像を見ていたのですが、川を渡る橋が見えず、密かにどうするんだろうとビビッテいたのですが、橋がありました。
吊り橋。長い吊り橋です。(まあ、これは面白すぎたんで、次の記事で(笑))
川の勢いはかなりのものです。ヒマラヤの雪がとけたものが水源ですから、十分わかります。
そして見た目は綺麗。
深さは猛烈ですね。これ、泳いで渡るのは無理だろうな。でもカヌーは絶対に面白そう。
家も見えてきました。
川沿いの家です。ここの畑は水も豊富でよさそう。
水田だろうか?その辺はこの時期はわかりませんでした。
近くでは、こんな綺麗な花もさいています。
標高が下がった分やはり気温が高いのかもしれません。
何の花かはわかりませんでした。
先ず一つめの橋を渡ります。
木の橋です。まあ低いし幅もそれなり。川の水量も問題なし。
渡ったところの川はこんな感じです。
見事な透明感。しかも冷たい。
でも、今までいた村の生活排水などが確実に流れ込んでいるでしょうから呑むのはやめておきました。
そして、バス停に到着です。
バス停といっても衝撃のバス停ですが。
続きは先ず
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ホントこれありなの?ってかんじです。
2011年1月12日水曜日
途中の生物やカースト問題
チョータラを超え、いろいろと見えてくるものがありました。
まず代表的なのが生物たち。
自分はもっともっと多くの種類の生物たちを見ることができると勝手に妄想していたのですが、そんなことがなかったのが大変残念です。
これは雨季にこなければいけないのだそうで、「フンコロガシをみたいんですが」という質問には「どうぞ雨季に来てください、いくらでもいますよ」ということで、その気になってしまうのです。
それでも、例えばくたびれた感じの蝶が道に止まっていたし
保護色全開のカマキリもいましたし
セイボウの仲間であろうと思われる蜂もいました。
花だってナス科?というような物も見られました。
それでも、とにかく降りることに必死な皆さんからどんどん離れて行くばかりなので、それなりに急がなければいけません。じっくり腰を据えて撮影できなかったのはちょっと残念です。
こんなことをしているうちに、前を行く人達とはこの位離れてしまっています。
かなり先に行っているのがわかるでしょうか?
そして面白いのはこの道路です。
車道がついているのはわかりますよね?
日本では貴重な片麻岩などの石をトレッドに合わせて敷き詰めてあります。
今の時期は大きな問題はないのでしょうが、雨季になると間違いなくこれがないと進めないのでしょう。
天然の舗装道路ということになりそうです。
車が入らないショートカット用の道、つまりもともと人間がつかっていた道はこんな路面です。
雨季になって、ここを猛烈な量の水が流れているのを考えると、日本人のバランス感覚ではきっと何度もこけることになるのだろうなということは、容易に予測できます。
フンコロガシを見たいという気持ちとのバランスをどう考えるかというのは難しい所です。
村にいる間はいつも青空でしたが、雲が出てきました。まあ、この雲だって見事に綺麗に見えるのです。
なんとなく近いのです。普通に日本で生活しているよりはずっとずっと近いのです。
下山したら天気が悪くなるのかもしれないなという気もします。
さて、家の様子が見えました。
ここではずいぶん古いミシンの修理をしていました。
これも日本じゃ見ない風景でしょう。すぐ買い替えなはず。
ミシンを使うような仕事の人達のカーストは低いのだそうです。
食肉業や鍛冶屋さん、そしてこのような縫製業の人達のカーストが低いというのはどの様なことでしょう。
実に生活密着型であるというのと、カーストの身分の関係を普通に考えるとわかりません。結局、カーストの高低というのは、上位カーストの人の勝手な論理でしょうから、馬鹿馬鹿しいことこの上ない話です。
それにしても、このミシンを直している人達の笑顔は底抜けに明るかったです。
昨日の夕方見せていただいた識字教室の村も低カーストの人達でしたが、本当に明るいのです。
生きる力を感じます。
しかし、このミシン。ここまで運ぶのも実に重たいだろうなと思いました。この辺が、低カーストのせいなのだろうとも思いました。
さて、眼下には川のようなものも見えてきました。
まだまだ下なのですが、他の音がないからなのでしょう、道路のクラクション、したに見えている学校からの声がすぐそこに聞こえるのです。
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さて、もうすぐ下におります。
ここからも衝撃シーンが。
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