2011年1月10日月曜日

ネパールの新聞記事

ネパールの新聞に出たという記事です。
実験教室のことはほとんど出ていないのですが、今回コーディネートしてくださった半田さんの事が書かれています。
こちらをフル動員。多分消えるので。
「a good Nepali language speaking Japanese teacher」というのがカッコイイですよね。
本当に凄いなと思いました
Teachers training concludes
By AStaff Reporter
Kathmandu, Dec. 29
A two-day science teachers training organised for the science teachers of the various schools of Sindhupalchowk district concluded today.
The science teachers of the various 50 schools located in the district had participated in the training provided by the seven Japanese science teachers Hiroyuki Aono, Yuichi Kambara, Megumi Kurosawa, Emiko Samaki, Professor Takeo Samaki, Naoko Hikami, and Itaru Hashimoto.
The two days training organised on December 28 and 29 was initiated and coordinated by Japanese teacher an ex-Japan Overseas Volunteer Yoshio Handa. With his initiation too, two training programmes on mathematics and health issues respectively for the high school teachers were also separately organised in Chautara of Sindhupalchowk district couple of years before.
Besides, being supporting hundreds of disabled people of the Sindhupalchowk village by giving various kinds of vocational training and extending financial assistance to handicapped people by selling their handmade products in Japan since two decades.
According to a good Nepali language speaking Japanese teacher Handa, a local NGO named Diyo Forum (of Sindhupalchowk) has been supporting locally to him in his volunteering work doing for the benefit of Nepali people.
Handa who had visited Nepal every year or twice since two decades is also helping in running a literacy programme in the Siindhupalchowk district since 1991.
“I started this literacy project aiming to upgrade the socio-culture lifestyle of the local village people after I experienced the unbelievable condition of the locals while I stayed in the Sindhupalchowk district for two years from 1991 to 1993 under the Japanese Overseas Volunteer programme,” informed Yoshio Handa.
Since then, he is taking initiative and playing a constructive role for providing needy financial to technical manpower and various other issues aiming to make literate and self dependent of the local villagers including disabled and students too.
“Aiming the poor, disabled people should be independent and should be able to take care of his/her family including providing good education for their children, I am helping them by providing different vocational technical knowhow and selling their handmade products in Japan,” Handa ssaid.
“I am getting cooperation from local Nepalese people in my volunteer works for that I am very much grateful for their invaluable assistance,” he said and added that “This has encouraged me to devote more in my volunteer work for the benefit of Nepali people.”
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2011年1月9日日曜日

研修二日目

二日目の日程の前に、トカルパ村の素晴らしい星空を見上げる事になりました。
大きくかけた月と金星です。

そして下界は曇りでしょう。
こんな雲が立ち込めています。
雲の上なんです、村が。
それで、後ほど大きな問題が起こったのですが。

この日はレンズやビー玉を使った光の実験から。
レンズが学校にないそうです。
RikaTanの委員会で分けてもらったビー玉で実像虚像を作る装置とレンズを持って行きましたから、その紹介です。

外で実際に太陽の実像を作り紙もやし。当然大喜びです。
中にはこんな人も。

注意したんですがね、最初に絶対に太陽を見ない事などは。
レンズの簡易的な作図がどうしても納得できないという人もいました。多くの人が説明を聞いて納得してくれたのですが、その方はなぜかこだわっていました。
便宜的な作図をやるのはやはりまずいなと思いました。
物質の境界で光は屈折すると言っているわけですからね。
もう一つは回折格子で光を分解する物。
この説明は困難を極めました。
こんな感じw

そして次はバナナからDNAの検出。
中性洗剤がないという事になり困ったのですが、シャンプーでやって見ました。
バッチリ成功。皆さん大喜びでした。

むしろ色が濃いジャンプーの方がわかりやすかったくらいです。
そして次は熱気球。
いつもやっていて失敗などは考えられなかったのですが、なぜかなかなか上がりません。
気圧の関係でしょうか?
現地の気圧は

低い!
いつもこんな感じなのですね。
高地トレーニングです、やっぱり。
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飛行機待ちの羽田空港です。
飛行機飛ぶのか?
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2011年1月8日土曜日

大きな反省と大きな歓迎

今回の参加メンバーは始めての組み合わせですが、基本形になっている仲間の中には、何とも不思議な関係があります。
今回のきっかけになったのがJICAでネパールに派遣されその後何年間もネパールに通い続けている高校教師半田さんと、日本の理科教育会では第一人者と言える法政大学の左巻さんがたまたまネパールのホテルで出会った事から始まります。
半田さんが驚かれていたのは、とにかくメンバーが自由に意見を言い合い修正していくという姿勢です。
先ほどの投稿のような問題点も当然がっちり言い合い修正できる所がすごいのです。
そうじゃなければ中々関係を維持できる物ではありませんからね。
そんな激論を子どもが覗いていたってお構いなし。

そうこうしているうちに日もくれて行きます。

昼のお店のかまどはこんな感じ。

燃料は薪。
この日の晩御飯は研修会をやった場所でという事です。
つまり、この薪のかまどから作り出される料理を食べることになります。
カトマンズに来て基本的なメニューがずっと同じでしたから、この日の夕食は大変刺激的。

ヤギ肉です。
完全に肉に飢えていた事がわかりました。
旨すぎ。ほぼ取り合い。そんな感じです。
いろいろな部位が入っていて、明らかに血管だろうというのもわかりました。まあ、それがまた美味しかったです。
実は村で飼育しているヤギは何か特別な時のための食用。一頭25000ルピーほどなのだそうです。
小学校教員の二ヶ月半分くらいの給料です。超高額食品という事になります。
もう一つがこのお酒。

ネパールの焼酎と言ったところでしょう。
この村はヒンズー教徒のためお酒を飲まないそうで、わざわざ隣の仏教徒の村から運んで来てくれた物です。
蒸留をし過ぎていて、アルコール度数は3%くらいでしょうか。
それでも、こうやって歓迎してくれる気持ちが嬉しかったです。
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さて、これもタイー成田の機内。
更新は東京から。応援よろしくお願いいたします。

いよいよ実験講座

今回の実験講座二日間で行われます。
問題はバラバラなところから集結した上に、学期末などで調整をしっかりできなかった事です。
実験道具すら揃えてきていない人がいて、バザールを一時間以上さまよい歩いたわけですから、大きな反省点です。
事前の打ち合わせで流れを確認しましたが、これがまた残念ながらうまく行ったとは言えません。

それぞれの担当がいるにもかかわらず、余りにも自己主張が強い人が数人いて、進行中に乗っ取ってしまうのです。
これはもし次回があるとしたら大きな反省点です。
日本でやったとしても問題外の展開でしょう。二年前にオーストラリアの高校で授業をさせてもらった時のシステム化された展開を自分はイメージしていたので正直ぶったまげたというのが正直な感想です。
勿論その日の夜に反省会をして大きく改善されましたが。
もう一点は、シナリオをしっかり考えてきていないので、「あれもやりたいこれもやりたい」とどんどん追加して行こうとする事です。
勿論、いくらでの追加はできるのですが、時間や本人の計画があるのですから、横から口出しはなしでしょうと思いました。当然これも反省で、翌日には改善されていますが。
あとは余りにも悲しくなる言語力。こればかりは反省会で言ったところでどうにもなりません。日本の英語教育どうこうというまえの状況で思わず赤面やら失笑やら。
自分は前任校で外国から来た生徒と三年間授業をしたというのが大きくプラスに働いたなと思います。
さて、一日目は静電気や大気圧などの実験。
自分はWisdom96の例会で紹介された簡易真空ポンプと真空放電装置を作成して観察してもらいました。
出来るだけ単純化された装置でという事で、中々よかったと思います。できる範囲を生徒に協力してもらってパッケージし送付してありましたから、不安は荷物が到着しているかどうかだけでした。
参加してくださった方たちの積極的な様子はこれで少しは伝わるでしょうかね?


休憩時間には多くの生徒たちがこんな感じで押し寄せます。

これも日本には見られない傾向かも知れません。
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機内での作業。アップはいつだろう?
もう少しこれに続けます。
お昼は学校のすぐ横にある店で参加者全員がとりました。きっと随分儲かったのではw

当然カレーですが、美味しかったです。
タイの空港ですが時間切れ。

2011年1月7日金曜日

学校へ

ちょっとだけ緊張しながら学校へ向かいます。
隣の家の屋根のしたにはこんなものが。

乾期には少しの水だって重要。
屋根に結露した水を回収しているのです。
何に使われたのかは知りませんが、お腹を壊す事もありませんでしたから別にいいです。主成分は間違いなく水なのでw

こんな風に屋根にも工夫がされています。
学校への道がこんな感じです。
木漏れ日が綺麗です。

学校に到着すると、こんな感じの歓迎ムード。また花輪です。恐縮です。

可愛い女の子も興味を持って覗いていました。

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さて、朝食を。とりあえずネパール最後の。

村の朝

それなりの時間に目が覚め、外にでました。
そこには、いきなりこれ。

家の子が嬉しそうに説明してくれました。
溺死させてその辺に捨てます。
カラスやロングテールという鳥が持って行くのだそうです。ここもうまく回っています。
小さな畑は冬で乾期のためあまり作物がないのですが、カリフラワーを収穫してくれました。あと五個位しかなかったと思うのですが。


でかいです。
畑にはこんな豆の花も咲いていました。実はほとんどなっていないのですが。

こんな感じのかまどで大量のご飯を炊いています。
燃料は炭。大切に使っているなと思いました。

家の外はこんな感じです。水牛が二頭とヤギが三頭。標準的な家庭のようです。

朝食を食べ終わったら、畑にあったさとうきびをココの家の人でに人が刈り取って食べさせてくれましたが、良いのか?
美味しかったです。子どもたちが取り合いをしていたんで何となく気まずかったですが。

甘いものは貴重なはずですから。
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長い道のり

ランクルで快調に—-とはいかないのがネパールの山路。走破性とは別な次元の問題があります。

こんな細い山路が続くのです。カーブはいちいち切り返さなければ曲がれません。凄まじい道です。それでも、これを村の人たちが作ったという話ですから驚愕です。
陽も暮れ、これ歩いてたら大変だよななんて思ってたら、全然甘かったです。
まさかのオチがありました。
もう少しで村というところで、こんな事になりました。

まず始めにこの大型トラックが「ファンベルト切れ」という事で止まっていたのです。もちろん追い越す事もできません。
仕方ないので小一時間待つ事に。
あとから聞いたところ、それを聞いた村の人たちは、一度私たちの荷物などを持つために下り始めてくれたのだそうです。
その間、やはりおかしな集団である私たちは、究極の暗闇に浮かぶオリオン座や冬の天の川を見て感動。至って平常心でした。
もう街の中で散々ネパールの人達の「修繕能力」を目に焼き付けたからです。

車に置いたカメラでこんな風に写ります。
三脚を持ってくるべきでした。
そうこうしているうちに本当にトラックが動き出しました。
凄すぎ。
ところが、写真のとおり次はミッショントラブル。ギアが入らないとかで、さらにここでも待たされます。まさかトラックを手動でジャッキアップするなんてなぁ。
最後の最後に「あと十分まったら、直るかどうかわかる」とか言って20分。
いよいよ歩く決断へ。
「あと20分位だと思う」という話で油断していました。
もう一度村人たちが上から駆けつけてくれました。それは本当にあっという間。
でも、大間違いでした。
まさに高地トレーニング。
歩いて一時間あまり。
やっと村へ到着です。ほとんど半日がかり。
すぐにそれぞれの家に分散して、ご飯食べろと促されました。
こんな盛りの良いカレー。
スプーンくれましたが当然手で食べました。

そして次にはヨーグルトを。家の水牛のミルクで作ったもの。
激ウマです。

そして「もう今日は疲れただろうから寝なさい」と言われ寝室へ。藁のベッド。
土の壁。でも、携帯を使いヤギが家の中。
異次元空間でしたが、あっという間に寝てしまいました。

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キッティンジャー大尉、人間の最高落下速度を記録(1960年8月16日)

米空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉が気球による最高高度31300mからパラシュート降下し、乗物によらない人間の最高速度988km/hを記録。 アメリカ空軍のパイロット、ジョゼフ・キッティンジャー大尉はガス気球を利用して単独大西洋温暖飛行に成功するなど、様々な功績を持っている。...